エアコンのフィルターを掃除する方法を教えて!

更新日:

冷暖房が効きやすくなるだけでなく、電気代の節約につながるのがエアコンのフィルター掃除です。

ですが、普段手が届かない所だからこそ、掃除も後回しにしがちです。フィルターの掃除を怠ってしまうと嫌なにおいの原因や、ハウスダストなどのアレルギーの原因になってしまうこともあります。

取り外して掃除することも簡単にできるように最初から設計されているため、定期的に取り外してお手入れをしておくと、快適に使うことができるのです。

フィルター掃除はほこりが飛び散りやすいので注意

エアコンのフィルター掃除はほこりが飛び散りやすい事に注意が必要です。特につけ外しの時は注意が必要で、部屋を汚したくない場合はビニールシートで周辺に張っておくと汚れを防ぐことができます。

壁も隠すようにしておくと、より完璧です。ほこりがついた部分を擦っててしまうと壁の汚れの原因にもなってしまいます。

そして、フィルターを外す前に外装のお手入れをしておくのもポイントです。表面と奥の汚れを掃除機を使って吸っておくとほこりが舞うのを防ぐことができます。この際にパネル部分も拭いておくのもポイントです。

カバーはエアコンの左右にロック解除用のボタンがついていることが多く、そのまま外せるタイプと、上に稼働させてフィルターだけを取り出せるタイプがあるので、無理に力を入れて壊さないように注意してください。

ほこりを吸う際は表面から吸っていくのがポイント

カバーを外した後は、フィルターを掃除していきます。ほこりが酷い場合はこの時点で軽く掃除機をかけて表面のホコリをとっておく方法もあります。

あまり力を入れて押し付けるとフィルターが破損する恐れがあるため、軽く撫でる程度にしておくのがコツです。

表面のほこりが取れたら、ゆっくりと慎重にフィルターを外していきます。フィルターは繊細な部品のため、力のかけ方を間違えると壊れてしまう可能性もあります。フィルターを外したら、表面のほこりを掃除機で吸って綺麗にします。

注意したいのは、裏面からほこりを吸おうとすると、隙間にほこりが詰まってしまう可能性があることです。

取り切れないホコリは別途洗って取っていくため、汚れの激しい表面だけほこりを吸っておくのが重要です。

裏面の汚れはシャワーで水洗いをしていく

エアコンのフィルターはほとんどがプラスチックでできており、水洗いもできるようになっています。裏面についた汚れはシャワーなどで水をかけて落としていきます。

この場合はシャワーを勢いよく裏面から当てるのがコツです。掃除機で取り切れなかったほこりを、水圧の力を使って押し出すことができるからです。

この時にまだほこりが詰まっているようであれば、洗剤や歯ブラシ、タオルなどを使って落としていく形になります。

洗剤は台所の中性洗剤を使い、少し薄め使うのがポイントです。あまり濃すぎるとフィルターを痛めてしまう原因になります。

後は歯ブラシなどをつかって目詰まりの激しい所を優しく洗っていきます。ほこりが取れたら洗剤が残らないようによくすすいで、乾燥させるのも大切です。

水気を早く取りたい場合は、軽くタオルで叩いてあげると乾きやすくなります。 後は陰干しをしておいて、本体の清掃の続きに戻ります。

フィルターを戻す前に中身もチェック

フィルターをしっかり乾燥させたらエアコンに戻して掃除は終了ですが、戻す前にも吹き出し口など、清掃できるところを清掃しておくと、ホコリの付着を防止することができます。

フィルターの奥のファンなどは専門業者でなければ清掃できませんが、フィルターを外した際の吹き出し口周りなどを清掃することはできます。

感電や誤動作を防止するために、電源コンセントを抜いていることを確認し、表面の汚れなどを取っていきます。動きづらい所を無理に動かそうとすると故障の原因になるため、力を入れずに表面だけの掃除にとどめるのも方法です。

フィルターを戻したら、周辺に張っていたビニールを外し、送風モードでしばらく動かしておけばフィルターの水気も完全に切れ、快適にエアコンを使えるようになります。

フィルター以外のエアコン内部が汚れている場合は、プロの業者にエアコンクリーニングを依頼することも検討するといいでしょう。

この記事を読んだ方におすすめ

※本ページの内容については、正確な情報を掲載するよう努力しておりますが、情報の完全性、無誤謬性について、当社はいかなる責任も負うものではありません。暮らしのアイディアとして、自己責任のもとでご利用いただけますようお願いいたします。