スリッパの洗い方・洗濯の方法【臭いニオイも落とす】

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スリッパは、足が蒸れることや足の汚れが移ることで雑菌が繁殖して、黒ずんだ汚れがついたり、足の嫌なニオイが染みついてしまうことがあります。

汗をかきやすい夏場は当然ながら、床が冷たく防寒のためにスリッパが欠かせない冬でも、スリッパには汚れが溜まっていってしまいます。

スリッパには様々な種類がありますが「洗濯表示」のタグを見て、バケツのようなマークがついていれば洗濯ができるタイプとなります。

※洗濯できないスリッパは、スリッパの中に厚紙が使われていることが多く、水に濡らすと紙が溶けてしまうので注意してください。

【記事作成】おうちにプロ 編集部
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洗う前のスリッパ

今回は、ふわふわ・もこもこしているタイプで、一見洗いづらそうなスリッパを使って、洗ってみたいと思います。

表は一見汚れていないように見えますが、実はスリッパの中からとても臭いニオイが発生していて、裏面も黒ずみや髪の毛やホコリがたくさんついています...。

スリッパの洗濯に使う道具

  • 粘着テープ(コロコロ)
  • ウタマロクリーナー(中性洗剤)
  • 使い終わった歯ブラシ

ウタマロクリーナーはドラッグストアなどで売っていて家中の掃除に使える便利な洗剤です。私は香りが好きなので愛用していますが、持っていない方は中性洗剤であれば他のものを代用しても大丈夫です。

スリッパの洗い方

1粘着テープでホコリや髪の毛等を取る

表はもちろん、足が直接接する中の部分もコロコロしましょう。

裏面は髪の毛やホコリなど家の床のゴミがくっついているので、念入りにコロコロしてください。

こんなに汚れていました...。

2水洗いする

粘着テープでホコリを取り除いたら、スリッパを水洗いしましょう。スリッパの形が崩れてしまわないように優しく洗いましょう。

水洗いすることで粘着テープで取り除けなかった細かいホコリを流すことができます。

3ウタマロクリーナーを吹きかけて歯ブラシで洗う

ウタマロクリーナーをスリッパ全体に吹きかけましょう。特にスリッパの内側は足の汚れや雑菌が溜まりやすいので内部までしっかり洗剤を入れていきましょう。

洗剤が全体にかかったら、使い古しの歯ブラシを使って、スリッパの外側、内側、底面を優しくこすって洗います。

4つけ置き洗い(15~30分程度)

こすり洗いが終わったら、すぐに洗剤を流さず、洗面ボウルの栓を閉めて、少しだけ水を入れてつけ置き洗いをします。

15~30分程度、つけ置きすることで、ニオイの原因となる雑菌を殺菌し、染みついてしまったニオイや汚れを浮かせることができます。

5水で洗剤を洗い流す

つけ置き洗いが終わったら、洗剤を水でしっかり洗い流しましょう。洗剤が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなってしまうため、軽く押しながら、洗剤のヌメリががなくなるまで洗い流すことが重要です。

6ネットに入れて洗濯機で軽く脱水する

今回はふわふわもこもこのスリッパで水をかなり吸っていたため、洗濯ネットに入れて3分程度軽く洗濯機で脱水しました。

洗濯ネットに入れないで脱水をすると、スリッパの形が崩れたり壊れてしまう可能性があるので、必ず洗濯ネットに入れて、1~3分程度軽めに回す程度にしておきましょう。

7日陰で乾かす

脱水したスリッパの形を手で整えて、日陰や風通しのいい室内で乾かしましょう。日向で干すと急な乾燥によってスリッパの形が崩れてしまうので、時間をかけて乾かすことがポイントです。

8スリッパの洗濯完了

スリッパの中から匂っていた嫌な臭いもなくなり、とてもキレイになりました。定期的に洗うことで、毎日使うスリッパを清潔に保つことができます。

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