フロアコーティングの種類

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フロアコーティングをすれば、綺麗な状態が維持され、お掃除も楽になり、いいことが沢山あります。お友達が来た時にも、急な来客があったときにも、自信を持って招くことが出来るでしょう。

しかし、いざフロアコーティングを行おうとしたときに悩むことがあります。

それは…種類があり過ぎて、なにを選べばいいか分からない、という点です。 今回は、そんなお悩みを解消すべく、各種類の特徴やメリットデメリットも含めご紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。

コーティングの種類

まず、コーティングの種類は2種類に分けられます。
まずは、大きく分けた2種類のメリット・デメリットからご説明します。

水性系(UV・水性のシリコン・水性のウレタン)

メリット…有機溶剤が入っていないので安心です。お子様やペットがいる家庭では、こちらの方が良いかもしれません。

デメリット…耐久性が低く、目安として5年ほどになります。 ※UVは、一部油性のものもあります

油性系(油性のシリコン・油性のウレタン・ガラス)

メリット…耐久性は10年以上と、大変長持ちします。30年も持つようなものもあります。

デメリット…有機溶剤が入っているものあります。
しかし、最近は安全面も向上し、入っていないものが主流です。購入時に確認することが大切です。

各塗料のメリット・デメリット

では、さっそく各塗料の特徴と、メリット・デメリットを見ていきましょう。

UVコーティング

特殊樹脂を紫外線照射で瞬時に焼き付けて塗装します。
光沢が強く、薬品への耐性が強いです。

【メリット】
・乾燥時間は短いため、急ぎの時におすすめです
・耐摩耗性に優れ、さらに、耐水性・耐薬品性にも強いです

【デメリット】
・特殊な機材を使用して施工するため価格が高くなります
・塗り直しが出来ません

シリコンコーティング

シリコン樹脂を用いた塗装です。
耐水・耐薬品性能に優れているため、汚れなど落とすのも簡単なのでお掃除が楽になります。 水性と油性があり、油性の方が耐久性は高いです。

【メリット】
・柔軟性があるため、フローリング素材への密着度が高いです
・塗り直しも可能です
・耐水・耐薬品性能が高く、水や薬品に強いです
・滑りにくいので安心です

【デメリット】
・施工価格は少し高めです
・乾燥するまで数日必要なため、すぐには使用できません

ウレタンコーティング

ウレタン樹脂塗料を用いた塗装です。
厚みのある仕上がりで、温もりのある光沢が特徴です。

【メリット】
・耐摩耗性に優れ、さらに、耐水性・耐薬品性にも強いです
・厚みのある仕上がり、柔らかいツヤ感が出ます
・価格は比較的安く出来ます

【デメリット】
・密着がすこし弱くなります
・乾燥するまで数日必要なため、すぐには使用できません
・耐久年数が短いです

【メモ】
・水性…再施工は簡単ですが、除光液やペットのアンモニアに弱い塗料です
・油性…再施工が難しくなります

ガラスコーティング

最先端のナノコンポジット技術で施工する、ハードコーティングです。

【メリット】
・耐屈曲性に優れているため、フローリングの膨張や収縮に強く、クッションフロアもおすすめです
・ツヤの有無を選択可能です
・酸化の影響を受けにくいため、紫外線の遮断にも有効です
・耐薬品性も高くなります

【デメリット】
・施工は少し高価になります

選ぶのに迷ったら

各塗料のメリット・デメリットについて、理解していただけたかと思います。 選ぶのに迷う、という方は、価格なのか、耐久性なのか、機能なのか、ツヤ感なのかを改めて考えてみてください。

また、ここで紹介したもの以外の塗料もどんどん開発されています。 今回紹介した塗料でも、いまいちぴんと来ない、という方もいると思います。 そういう時は、フロアコーティングのサンプルを取り寄せましょう。

会社によっても、取り扱っている商品に違いがあり、出来ることなどが変わってきます。そこで、いろいろとフロアコーティングの知識を自分から積極的に取り入れていくこともおすすめです。

ここまで、いろいろとフロアコーティングの種類についてお話ししましたが、いかがだったでしょうか。フロアコーティングをしっかりとして、いつまでも綺麗な状態を是非、維持して下さい

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