フロアコーティングのメリットとデメリット

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床の掃除に手間がかかるなと思ったことありますよね。掃除機でザッと吸い取るだけでも面倒なのに、フローリングの床をピカピカに磨くなんて本当に大変です。

ツルツルのフローリングは綺麗だけれど、忙しい主婦には何度も綺麗に磨くなんて無理ですよね。

そんな時に便利なのが、フロアコーティングなのです。フローリングに1回行えば、なんと10年間は、ツルツルでピカピカの気持ちよい床が実現します。

そんな魔法かもしれないフロアコーティングとは、どういったものなのでしょうか。また、デメリットはあるのでしょうか。

フロアコーティングとは何?

フローリング床に耐久性のあるコーティング剤を塗装して、傷や汚れから保護するためのものです。

通常、コーティング業者に塗装をお願いして終了するまでに10時間程度の時間が必要になります。朝に開始すると、夕方までかかると理解してください。

しかし、一度、行ってしまえば、汚れや磨耗、傷に強く、フローリング自体の耐久性を大幅にアップさせます。

また、床をピカピカにするのはワックスが必要と認識されている方が多いと思いがちですが、ワックスが半年に1度程度の塗り直し頻度なのに対して、フロアコーティングは10年間の長持ち加工が施されています。

また、塗った後の掃除も簡単なのです。住んでいれば、何かの拍子で物を落としたり、イスを引きずったりすることも多々あります。

しかし、傷も付かないで、掃除もサッと拭くだけでOKなのです。なかなか掃除できない忙しい主婦にとっては、嬉しい存在なのです。

コーティング剤の種類で選ぶオリジナルの家

フロアコーティングには、主に4種類のコーティング剤があります。ガラス、UV、シリコン、ウレタンです。それぞれに耐久年度が異なり、特徴があります。

まず、ガラスコーティングです。硬度が高く、安全性があります。ツヤの有無を選べるので、部屋のスタイルに合わせたコーティングが可能です。

UVコーティングは、特殊樹脂を焼きつけて加工します。乾燥の手間が必要なく、磨耗に優れた効果を発揮します。

シリコンコーティングは、シリコン樹脂を使用しています。滑りにくくペットや幼児、お年寄りにも優しい加工であることが特徴です。耐久年数は、ガラスやUVに比べて劣りますが、価格の手頃さからも人気があります。

ウレタンコーティングは、ウレタン樹脂を用いて加工しています。乾燥に時間がかかりますが、低価格でありながら磨耗に強いのが特徴です。

種類豊富なフロアコーティングなら、家族のタイプに合ったコーティング剤を選べます。ペットとの生活を大事にしたい、キッチンなど油汚れが心配など困っている部分に合わせたあなただけのオリジナルの家になります。

フロアコーティングのメリットとデメリット

家に住むということは、知らず知らずの内に汚してしまうということです。例えば、スリッパで床を歩くだけでも、毎日なら確実に床に小さな傷ができてしまいます。荷物を床に置いたり、子供が走ったり、おもちゃで遊んだりしてしまいます。

小さな傷はいつの間にかどんどん大きくなり、黒ずんでしまいます。一度、黒ずんでしまったら、取り除くにはクレンジング剤などの洗剤が必要になります。

素人が、床に付いた傷を取ろうと思ったら、ゴシゴシ擦ってしまい、別の傷を作ってしまう可能性も。

しかし、フロアコーティングは違います。一度行っておくと、何年も掃除は楽々で済んでしまいます。掃除時間の短縮、これが最大のメリットです。イライラから開放されるなんて、こんな嬉しいことはありません。

デメリットとして、心配なのは、価格の問題です。決して、安いという訳ではありません。

しかし、長い年月を考えると必要な出費かもしれません。将来、何十時間とかかる掃除の時間を節約して、必要なフロアコーティングにあてるということなのです。

また、施工時間がかかるというのもデメリットの1つです。しかし、大掃除の苦労に比べれば大した時間ではないのかもしれませんね。フロアコーティングなら、長い時間住み続ける家族を大事にする家が出来上がるかもしれませんね。

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