フローリングのワックスがけの方法

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住まいは毎日使い続ける場所なので、掃除が欠かせませんよね。
掃除と考えると、何か大変のことのように思えますが、一般の人でも十分にを手入れをして、住まいをきれいに保ち続けることができます。

では、どの場所の掃除を優先すればよいのかということですが、やはり毎日足を踏み入れることになるフローリングです。

フローリングは、玄関を入ってすぐの廊下であったり、お住まいによっては、キッチンや洗面所といった水回りに使われている場合もあります。

いずれにしましても、一番、生活で足を踏み入れる部分であり、また汚れやすい場所とも言えます。

フローリングの正しいお掃除方法について

フローリングは、住まいの建築する時に、日本従来の和風住宅であれば床の上に畳をしきつめますが、代わりに板材を敷き詰め、これが完成するとフローリングの床が出来上がります。

畳でもそうですが必ずお手入れというのが必要になります。ただ、畳よりもお手入れが簡単なため、現在の住宅では取り入れられる素材です。

従来の畳の場合では、お手入れがの雑巾などで汚れをからぶきするなど、場所によっては湿気がたまりやすいこともあり、1年に何度かは畳をあげて乾燥させるといった作業が必要になります。

しかし、フローリングの場合にはそういったお手入れが不要です。すでにしっかりと固定されているので、はがして乾かすといった作業も不要です。

普段のお手入れとしては、掃除機をかけることや、モップなのでからぶきをします。定期的なメンテナンスでは、ワックスがけです。ワックスがけをすることで汚れがつきにくくなり、フローリングが良い状態で保たれます。

持っていると役に立つ道具について

フローリングのお掃除をする際に持っていると役立つ道具があります。そして、ホームセンターなどへ行けば、様々な種類の道具が揃います。

または最近では通販でもこだわりの良い道具が手に入るので、のぞいてみると面白いかもしれません。

具体的にあると便利な道具というのは、モップやワックスシートなどです。モップの便利なところというのは立ったままの状態で歩きながらを掃除ができるという点です。

最近の道具では、モップの部分が取り換えることができて、そこへ市販のワックスシートなどを取り付ければ手軽にワックスをかけることもできます。

ワックスがけは、一か月に一回を目安にかけておくとフローリングの傷や汚れの防止となって、きれいに保つことができます。やはりフローリングは傷などが目立ちやすいという傾向があります。ですから、簡単でもかまいませんので、市販の道具などを使って定期的にワックスがけをしておくと良いでしょう。

フローリングの素材に合わせてお掃除をしましょう

フローリングのお手入れについては、こまめに汚れをふき取っておくことと定期的なワックスがけでメンテナンスをすることですが、ここで押さえておきたいことがあります。

それは使われているフローリングの材質です。一般的に使われている住まいでは、マンションの場合ではクッションフロアが主流、一戸建てではシート張りと言う素材です。

余談ですが、マンションでクッションフロアが主流というのは下の階へ進んでいる人への生活音などの振動を防ぐ効果があるからです。

または、シート張りという素材についてですが、一昔前までは素材の開発もそれほど進んではいなかったので天然の木を用いたフローリングでしたが、様々な研究開発が進み、より本物に近い見栄えで、手入れがしやすい素材というのがつくられました。それがシート張りのフローリングです。

現在では共働き世帯なども多く、より手入れのしやすい素材を用いて住宅が建てられています。シート張りと言うのは、そういった手入れがしやすい素材として現在の住宅で主流になっています。

しかし、反対に、天然木のぬくもりや本物の質感を大切にする人は、従来のフローリングを希望する人もいます。

ただし、やはり従来型のフローリングというのは、ワックスも一般的に販売されているタイプが使えないことも多くあります。

ですから、フローリングの素材が何であるかを理解してからお手入れをする必要があります。

もしも、天然木のフローリングの場合には、専用の天然素材で作られたワックスなどがありますので、そういったものを使うトラブルもなく行き届いたお掃除や手入れできます。

フローリングのワックスがけで迷った場合は、ハウスクリーニング業者など、専門の技術や知識をもった人に依頼することをおすすめします。

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