大掃除の一般的な順番・流れ

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まずはごみを捨てる、不要なものを整理する

大掃除する前に、まずはいらないもの、不要なものを整理します。

いらないものがある状態で掃除をしても、物が邪魔で掃除がうまくできなかったり、捨ててしまうものまであちこち動かして余計な労力を消費してしまうためです。

まずは断捨離に従っていらないものを選別し、ごみに捨ててしまいましょう。とはいっても今の今まで一緒に生活してきた物たち。簡単には捨てられないのはわかります、いつか使うんじゃないかといった気持ちが出てくるのもわかります。

しかし捨てましょう。特にとっておいて1年以上たっているものは不必要である可能性が高いです。

余計なものが身の回りにあるとしがらみも増えますし、クリアな思考ができなくなります。思い切って捨てましょう。

その際コツがあるのですが、惜しい気持ちがどうしても残ってしまい、捨てがたいという人はそのものの写真を撮りましょう。思い出は写真で残せます。

物がなくなってしまっても、写真という思い出は残せます。写真を撮って、モノはごみ箱に捨ててしまいましょう。

物を整理して収納する

不要物を捨てることができたら、次にやることは物の整理整頓、収納です。うまく収納することで収納場所を有効活用し、物が散乱することを防ぎます。

手紙や本、書類等が私はうまく収納できない方だったのですがとっておきの方法があります。電子データとして保存してしまうのです。

いつ使うかわからないけど、重要なことが書いてある書類や懐かしの手紙等、私は踏ん切りがつくなら写真に撮ったり、スキャナーで読み取ったりして電子データとして保存し、実物の書類は捨ててしまいます。

意外に書類や手紙はかさばるので、この方法でだいぶ収納スペースを作ることに成功しました。

その他、機械類の取り扱い説明書は手元に置いておきたいものですが、今や企業のホームページ内を検索すれば説明書がダウンロードしてみることができるので、説明書を読む機会が少なく、保証が切れた説明書類は捨ててしまいます。

また卒業アルバムや卒業文集等の類も捨てにくいものですが、踏ん切りがつくなら電子データ化してしまったほうがいいでしょう。

整理整頓の基本ですが、種類ごとに分別して収納します。工具類、文房具類は机の引き出しに、本類は本棚に、服は衣装棚に、といった具合で、種類ごとに収納していきます。

こうして収納することで、いざというときにもどこに何があるのかわからない、探し物があるんだけれどもいったいどこにしまったかわからない、物をひっくり返して探すこともなくなります。

いよいよ掃除を始める

物を捨て、物をしまったらいよいよ掃除に入っていきます。
基本的には、高いところから低いところへと掃除していきます。

ほこりが出ますので、床をしっかり掃除して上の方を掃除したらほこりが出て床がまた汚れてしまう二度手間をしないためです。

また掃除前には換気をよくするか、マスクをすることをお勧めします。ほこりを吸い込むとかなりの確率で体調を崩すからです。

天井もすす払いの要領で軽くはたくと、意外にも汚れがあるものです。天井→壁→床の順番で掃除していきます。

この際、物の上をふく場合は雑巾等を使うとすぐに真っ黒になってしまうので、いらなくなったTシャツやタオル等を有効利用しましょう。

どうせ汚くなってすぐ捨ててしまうものですから、捨てようと思っていた布きれで十分です。こういうところで捨てるものを有効利用しましょう。

汚れが強いところは洗浄剤やエタノールスプレー等を使ってきれいにします。掃除するうえで重要なのが、いつもは掃除しないところはどこかと考えながら掃除することです。

いつものルーチンワークでさっと拭く箇所はそんなに汚れませんが、一番汚れているのは普段まったく拭かないところです。

ちょっとした段差、扉を開けたその裏、たくさんあるはずです。そういうところを探しながら拭くことで、掃除の効果が上がっていきます。

自分では中々できないと思う方は、ハウスクリーニングなど専門業者の手を借りながら、進めてみることも一つの手段です。

きれいになった部屋を楽しむ

さて、大掃除をしてせっかくきれいになった部屋なので、高尚な気分で過ごしましょう。

まるでホテルに泊まった時のようなわくわく感に包まれることでしょう。こういう掃除してよかった、気持ちいいなという気持ちを味わうことも掃除のモチベーションを上げるための重要なことであると思います。

すっきりした部屋にいると思考もすっきりしてきます。
心もきれいになった気がします。掃除とは部屋をきれいにするばかりではなく、掃除した人の心も磨く行為なのです。

掃除をする人を馬鹿にしたり、掃除自体を嫌がる人がいますが、それは自分磨きを怠っているということにほかなりません。

きれいな環境はウイルスや雑菌の繁殖を抑えるので健康面でもメリットがあります。

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