畳を掃除する方法を教えて!
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畳の張替えを依頼する家に和室がないと言うケースも増えており、ふと畳の掃除をしようとしてもやり方がわからないと言う人も多くなっています。
畳は日本の風土に根差したもので、非常に防虫性等が高くなっていますが、掃除をしなければカビやダニが繁殖してしまう可能性もあります。
畳みには寿命があるため、長持ちさせるためにも年に一回は畳干しを行うなど、きちんとお手入れをすることが重要です。
掃除をすればそれだけ畳が呼吸をしやすくなり、快適に過ごせるようになるのです。
基本的なお手入れは乾拭きから
畳みの掃除の基本は雑巾を使った乾拭きとなります。掃除機でも掃除は出来ますが、どうしても取り切れない部分が出てくるからです。
まず、掃除機を使って、表面のほこりを吸い取ります。この時、畳の目に沿って掃除機を動かすことが重要です。畳の目を無視すると、傷や痛みの原因となります。
ほこりを吸い取ったら、今度は雑巾で乾拭きをしていきます。この場合も畳の目に沿って雑巾をかけていくのが大切です。
濡れ雑巾を使わないのは、畳が水気を吸い込んでしまい、光沢が失われてしまうからです。
ただし、色あせがどうしても気になる部分がある場合は、お湯を硬く絞った雑巾で拭いてから、1%程度のお酢を混ぜたぬるま湯を含ませて拭くと、若干ながら色味が戻ると言われています。
この場合も吹き終わったら水気をしっかりとふき取り、風通しを良くして乾燥させることが重要です。
畳を直射日光に当てると色落ちの玄以になるばかりか、痛みを早めてしまうため、なるべく直射日光に当てないようにすることも大切です。
年に一度は畳干しを行う
畳の手入れで大切な作業に畳干しがあります。畳干しは年一回ほど行うのが理想で、数年間使った畳をひっくり返して使えば表と裏で数年持つように作られています。
両面が荒れて来たら表面だけを張り替えて使える、非常にエコな敷物なのです。畳干しはドライバーなどの先のとがった物を畳みの隙間に入れて持ち上げ、一枚一枚干していきます。
この際、畳がどこにどういった状態で置いてあったか紙などに書いて張り付けておくと戻すときに便利です。位置を間違えると微妙にずれて、納まりが悪くなることがあります。
畳を干す際は布団たたきなどで中のほこりをはたいて落としておくとダニなどの繁殖を抑えることができます。
アパートなどで畳を干すスペースがない場合は、畳の下に秋ペットボトルなどを入れて隙間を空けるだけでも変わってきます。
エアコンがあれば送風モードにし、数時間置いたら畳干しは終わりです。元の位置に畳を戻し、表面の色あせが激しい場合は表と裏を返し戻します。
カビが生えた時の対処方法は
長期間畳干しをしていない場合や、液体をこぼして長い間放置していた場合は畳にもカビが生えてしまう場合があります。
特にカーペットなど敷物を強いてしまうと、畳の吸湿性が災いしてカビの原因となってしまいます。
カーペットなどの敷物はなるべく避け、コタツの敷布団などもシーズンにあわせて出し入れするのが畳を長持ちさせるコツです。
実際にカビが生えているのを見つけた場合は、まずはしっかりと乾燥させます。エアコンの除湿だけでなく、ドライヤーで乾かすと言う方法もあります。
この乾燥を怠ってしまうと、跡が残ってしまうため注意が必要です。乾燥させたら、掃除機を畳みの目に沿って往復させ少しずつ吸い取っていきます。
掃除機でも取れないほどのしつこいカビに関しては、消毒用のアルコールや漂白剤を使って落としていきます。
雑巾にアルコールや漂白剤をしみこませ、カビを根元からふき取っていきます。漂白剤やアルコールが残ると今度は色落ちの原因になるため、掃除が終わったら固く絞った雑巾で畳を拭いていきます。
拭きあがったらしっかりと乾燥させて、カビの掃除は終わりです。
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