トイレを重曹できれいにする方法を教えて!

更新日:

お掃除に重曹を使う方、最近増えていますよね。 重曹は、自然の素材で環境や人体に優しいだけではなく、汚れ落ちも抜群です。

しかも、汚れの種類や使う場所によって様々な使い方ができ、使い勝手が良いのも人気の理由です。

そしてこれらの利点から、汚れが落ちにくい場所の掃除にも、重曹はよく使われます。汚れが気になるけど、汚れがなかなか落ちない場所の一つに、トイレがあります。

ではトイレ掃除で重曹を使う場合、どのような使いかたをすると、効率よく汚れを落とすことができるのでしょうか?

トイレ掃除には、重曹スプレーがあると便利

重曹には様々な使い方があると先ほども述べましたが、その場所によって、汚れを落としやすい使い方や、使い勝手の良い方法が異なります。

トイレ掃除の洗剤といえば、まず思い浮かべるのがスプレー型の洗剤ですね。

このことからもわかるように、トイレ掃除の際は、スプレー型の洗剤のほうが、掃除がしやすいことが多いのです。

トイレの掃除は、細かい隙間を掃除しなければならないこともあります。 そんなとき、スプレー式だと洗剤をすみまで行き渡らせやすいのです。

ですからトイレで重曹を使うときは、重曹スプレーを作ると大変使いやすく便利なのです。

重曹スプレーの作り方

まず、スプレー容器を用意します。
スプレー容器は100均にも売っており、手軽に購入することができます。

500mlのペットボトルにぬるま湯を入れます。そして、そこに15gの重曹を入れます。

ペットボトルのふたをして良く振り重曹を溶かしましょう。できたらスプレー容器に移し替えます。

これで重曹スプレーのできあがりです。

では次に、重曹スプレーを使ってトイレをぴかぴかにする方法をお伝えしましょう。

便器の外側の掃除の仕方

トイレを掃除するときのコツは、掃除をする箇所によって違います。 ではまず、トイレの便器の外側の掃除の仕方です。

便器のふたををふくときは、まずは重曹スプレーを、ふたの裏表にまんべんなく吹き付けます。

待つこと1分。その後は良く拭き取りましょう。
便座や便器の外側は、ただ吹き付けるだけではすぐにたれてきてしまいます。

その際は、トイレットペーパーを便器に貼り付けるようにしてスプレーをします。そしてトイレットペーパーごと1分放置します。

このようにすることで、汚れが浮き上がり落としやすくなるのです。

床の汚れには、直接スプレーをして汚れを拭き取ってください。
汚れが落ちない場合は、同じようにスプレーをしてからしばらく待つと良いでしょう。

重曹水は、最後にしっかりと水で拭き取ってくださいね

便器の中の掃除の仕方

便器の中の汚れで特に気になるのが、「黄ばみ」

この黄ばみをキレイにするためには、重曹スプレー+クエン酸スプレーを使うと完璧です。

重曹とクエン酸の成分が化学反応を起こすことで、洗浄力がより強力になるのです。

クエン酸スプレーは、水100mlに対して小さじ2杯のクエン酸で作ることができます。

黄ばみが気になる箇所に重曹スプレーとクエン酸スプレーを両方吹きかけ、しばらく置いておきます。このとき、換気には十分に注意してくださいね。

後は洗い流すだけで気になる黄ばみを落とすことができますよ。

洗剤が流れ落ちてしまう場所は、先ほどお伝えした便器の外側の掃除と同じ要領で、トイレットペーパーをうまく使い洗剤をとどめておくようにすると良いでしょう。

これで気になる黄ばみもスッキリキレイにできますが、あまりにも汚れがひどく落ちない場合は、トイレクリーニングの専門業者を利用することをおすすめします。

掃除以外にも使える

じつは、重曹が効果を発揮するのは、掃除の時だけではありません。
消臭にも効果的なのです。

トイレのにおいってなかなかとれないことも多いですよね。
また市販のトイレの消臭剤は、においがきつすぎて苦手という方もいますよね。

そんなときは、消臭剤代わりに重曹を粉のままトイレに置いてみてください。消臭パワーを発揮し、嫌なにおいを消してくれますよ。

良い香りをつけたい場合は、重曹の粉にアロマオイルや香水などをしみこませると、消臭をしながら良い香りも漂わせてくれます。

重曹には、トイレをぴかぴかにしてくれるだけではなく、消臭の効果もあるとは驚きですね。

重曹を上手に活用することで、トイレがキレイでさわやかな居心地の良い空間になりそうですね。

この記事を読んだ方におすすめ

※本ページの内容については、正確な情報を掲載するよう努力しておりますが、情報の完全性、無誤謬性について、当社はいかなる責任も負うものではありません。暮らしのアイディアとして、自己責任のもとでご利用いただけますようお願いいたします。