排水溝の汚れをとる方法を教えて!

更新日:

お住いの中で、手間取ってしまう掃除場所が排水溝です。排水溝は、使う頻度が高いうえに、お住まいの中で複数箇所あります。入浴や食器洗いなど生活の中で生じてしまう排水を流す場所なので、こまめな手入れが必要です。

なぜなら、気を付けていても、生活排水を流しますので、少しずつ詰まりが生じてくるのです。その詰まりが蓄積され続けると、やがて水が流れなくなり、ある日、流した水があふれてしまう、と言う事態が起こってしまいます。

その様なことにならないために、普段から定期的なお手入れやすると安心して使うことができます。

排水溝の種類に合わせて対応しましょう

排水口は家中の様々な場所にあります。

それは、浴室であったり洗面所、キッチンなどです。最近では、一戸建ての場合ですと2階にもトイレを設けている物件も増えており、それと一緒に手洗い場所や洗面所を併設していることもあります。

ただ、排水溝は詰まると大変なことになるので、注意してお手入れをする必要がありますが、使用頻度が少ない場所であれば詰まりの心配は高くありません。

ですから、一番の大切なのは毎日使うようなキッチンの流し台や洗面所、浴室の洗い場と浴槽です。

ただ、これだけでも3~4カ所はありますので、きれいにしておこうとなると管理が必要です。

また、排水溝にはそれぞれの場所に合わせて取り付けられる、できるだけごみを取ってから排水を流してくれる、便利な道具が売られています。それは、ごみネットと呼ばれている透水性のネットをです。

お掃除の手順について

お掃除の手順についてですが、まずは、普段のお手入れと定期的なと大掃除とに分けられます。普段のお掃除は週に一回ぐらいでも大丈夫です。

中には家族が多いなど、排水溝の使用頻度が高い場合には、3~4日に一度の掃除がおすすめです。

また、夏の暑い時期では排水口のにおいなども出る可能性があるので、掃除の頻度を上げられるとベストです。

定期的な大掃除は、年末のように大掃除をするタイミングで一緒に行ってしまうと忘れずに済みます。仮に忘れてしまったとしても、排水溝のつまりは何年も蓄積されて、初めて詰まりが生じてしまうので、お住まいの状況に合わせて対応すると良いでしょう。

もしも新築などにお住まいの場合でしたら、数年は大掃除をしなくても大丈夫なケースがほとんどです。

洗剤を使って効率良く行いましょう

排水溝には、生活排水を流すため、どうしても汚れが付着しがちです。ですから、洗剤の活用が欠かせません。

洗剤の種類についてですが、排水溝がある場所に合わせて、使い分けましょう。

例えば、洗面所のように顔を洗ったあとの排水を流すような場所では、浴槽用の洗剤が有効です。浴槽用の洗剤には、人間の体から出るような脂分の汚れを落としてくれる成分が入っているからです。

また、キッチンの流し台では食事後の油汚れなどを流す可能性があるので、強い脂分を分解してくれる台所用洗剤が適しています。

定期的に行う大掃除では、排水溝の中に溜っているごみを除去しなければなりません。これを行わないと、いずれはごみが蓄積され詰まりの原因となります。

ですが、何も排水管を取り外して、ごみを取り除くという訳ではありません。ホームセンターやドラッグストアなどで排水溝に溜っているごみを分解してくれる洗剤が販売されています。それを使えば、排水溝にたまっているごみを溶かしてくれます。

使い方は、就寝前などに排水溝の入り口から洗剤を入れます。そして、翌日の朝はたくさん水を流して、完了です。

このようにして、普段の生活に取り入れてしまえば、排水溝のお手入れはスムーズです。

また、なるべくなら食器洗いの際には食事あとの汚れをふき取ってから食器洗いをすると排水溝の汚れも抑えられます。

そして、日々の掃除や定期的な水回りクリーニングで排水溝を清潔に保つことができるのです。

この記事を読んだ方におすすめ

※本ページの内容については、正確な情報を掲載するよう努力しておりますが、情報の完全性、無誤謬性について、当社はいかなる責任も負うものではありません。暮らしのアイディアとして、自己責任のもとでご利用いただけますようお願いいたします。