【場所別】ユニットバスを掃除する方法!黄ばみやカビの原因、掃除頻度も解説

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ユニットバスは、浴室の各パーツが一体化されたバスルームのことです。工場で製造されたパーツを現場で組み立てる「ユニット工法」を採用していることから、ユニットバスと呼ばれます。

浴室だけのものや洗面所、トイレが一体になっているものなどさまざまな種類があり、パーツが増えるほど掃除の手間がかかりやすいといえます。そのため「ユニットバスを効率的に掃除する方法が知りたい」「掃除するコツはあるの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、場所別にユニットバスの掃除方法を詳しく解説します。効率的に掃除するために揃えた方がよいアイテムやコツも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

コツさえ押さえておけば、誰でも簡単に掃除できるようになりますよ。
この記事でわかること
  • ユニットバスは構造上汚れが溜まりやすく、定期的な掃除が欠かせない

  • ・洗剤とブラシやスポンジがあれば、誰でも簡単に掃除できる

  • ・基本的にはブラシやスポンジによるこすり洗いで、頑固な汚れには洗剤を溶かした水へのつけ置き洗いが有効

  • ・可能であれば毎日や2〜3日に1回、少なくとも週に1回の掃除頻度がおすすめ

  • ・汚れが落ちない場合は浴室クリーニングへの依頼がおすすめ

  • ・浴室クリーニングは12,000~19,000円程度の料金で依頼可能
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【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

ユニットバスの主な種類

ユニットバスには大きく3つの種類があります。

・1点ユニットバス
・2点ユニットバス
・3点ユニットバス

1点ユニットバス

1点ユニットバスは、洗面所やトイレなどがなく浴室だけで構成されているタイプです。基本的には浴槽と洗い場だけがあり、よくある浴室の構造です。


洗面所やトイレなどがついていないためシンプルな構成で、掃除もしやすい点がメリットといえます。

空間を広く使えるほか、洗面所やトイレにカビが生える心配もありません。また、メーカーによっては浴室内にスピーカーや打たせ湯を設置するなどさまざまなオプションが展開されている場合もあります。

オプションも活用して、お風呂の時間を楽しみたい方に向いている浴室のタイプといえますね。シンプルな構成なので忙しいときもサッと掃除できます。

2点ユニットバス

2点ユニットバスは、浴室に洗面台が設置されているタイプです。浴室と洗面所が一つにまとめられているため、居住スペースを確保しやすいメリットがあります。


掃除をひとまとめにできる点も大きな特徴で、浴室を掃除したあとにそのままシャワーで洗面所を洗うことも可能です。

ただし、入浴後は浴室内全体が濡れているため洗面所を使いたい場合に服が濡れやすい点がデメリットといえます。2点ユニットバスは、一人暮らし向けの賃貸マンションやアパートなどで多く採用されています。

一人暮らしの方にとっては、まとめて掃除できるうえに居住スペースも広くなるためメリットが大きいといえますね。

3点ユニットバス

3点ユニットバスは、浴室・洗面所・トイレが一つにまとまっているタイプです。ホテルや賃貸マンション・アパートなどでよく見られる構成です。


水回りが一つにまとまっているため居住スペースを確保しやすく、3つをまとめて掃除できる点が大きなメリットといえます。

ただし一つにまとまっている分、来客時などは誰か1人しか洗面所やトイレ、浴室を使えない点に注意が必要です。

3点ユニットバスにはシャワーカーテンが設置されている場合が多く、入浴中にトイレやトイレットペーパー、壁や床などが濡れてしまうのを防げます。

シャワーカーテンがある分掃除する箇所が増えますが、簡単にお手入れできるので負担は少ないといえますよ。
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ユニットバスが汚れる原因

ユニットバスは基本的に毎日使用する場所であるため、汚れが溜まりやすい傾向にあります。汚れの原因には次のようなものがあげられます。

・皮脂汚れ
・水アカ
・石鹸カス
・カビ
・髪の毛

皮脂汚れ

ユニットバスでは毎日のように体や顔などを洗うため、皮脂汚れが壁や床、浴槽などに飛びやすい環境です。

シャワーですぐに洗い流せばきれいに落とせますが、目には見えづらいためどこに皮脂汚れがあるのか気づかず、そのまま放置してしまい取れにくくなるおそれがあります。


皮脂汚れが長時間放置されると、ヌメリに変化していきます。

雑菌やカビがユニットバス内に存在していると、放置された皮脂汚れを餌にして繁殖してしまう可能性もあるため、できる限りすぐに掃除することが大切です。

また、皮脂汚れは嫌な臭いを発生させる原因になることもあります。

ユニットバスは体の汚れを落とす場所なので、皮脂汚れがついてしまうのは仕方がないといえます。頻繁に床や壁、浴槽などをシャワーで流すなどの対策が必要ですね。

水アカ

水アカとは、カルシウムやマグネシウムなどを含んだ水道水の水滴が放置されることで発生する汚れです。主に水回りに発生しやすく、ユニットバス以外にキッチンでも見られることがあります。


水滴を長時間放置すると水分は飛びますが、水分中に含まれる成分はそのまま残ってしまうことが水アカが発生する仕組みです。

長時間放置すると固さが増していくため、掃除しても落としづらくなってしまいます。そのため、白い汚れが発生しているのを見つけたら、すぐに対処することが大切です。

水アカはアルカリ性の性質を持ち、酸性を含む洗剤でなければきれいに落とすことは難しいです。同じアルカリ性の洗剤では落とせないので注意してくださいね。
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石鹸カス

体や顔を洗う際は、石鹸やシャンプー、ボディーソープなどを使用します。これらの洗剤を使用する際は、十分に洗い流さなければ残った成分が石鹸カスとして蓄積されてしまう点に注意しましょう。


水アカと同じく、長時間放置するとどんどん固くなってしまうため落とすことが難しくなります。

また、皮脂汚れや水道水に含まれる成分と結びつくとより強固になるので早めの対処が肝心です。皮脂汚れのように床や壁などに飛ぶこともあり、見えない場所でカビや雑菌の餌にされる可能性もあるため注意しなければなりません。

なかでも床や排水口などは石鹸カスが溜まりやすいですよ。

カビ

カビは、ユニットバスで最もよく見られる汚れの一つです。ユニットバスは、水を多く使用する場所であることと湿気がこもりやすいことから、カビが発生しやすい環境といえます。


パーツが増えるとよりカビが生える箇所も増えてしまいます。なかでも3点ユニットバスには洗面所やトイレ、シャワーカーテンなどがあるため特に注意が必要です。

カビは発生すると目に見えるため汚れている場所を特定しやすいですが、こすり落とすことは困難です。

かといって、放置し続けるとカビの胞子を吸い込んで健康に悪影響を及ぼすおそれもあるため、迅速な対応が必要不可欠といえます。

カビは頑固な汚れですが、カビ取り剤などを使用すれば楽に落とせますよ。

髪の毛

洗髪をすると髪の毛が抜けてしまい、床や壁、排水口などに付着します。特に排水口には流れた髪の毛が溜まりやすく、適切に掃除しなければ詰まりの原因になる場合もあります。


排水口に溜まった髪の毛やそのほかの汚れを放置していると、嫌な臭いが発生する点にも注意しましょう。

特にヘドロの汚れや髪の毛が絡み合うと詰まりやすいですが、万が一詰まった場合はパイプユニッシュなどの洗浄剤を使用すると汚れを溶かして詰まりを解消できます。

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ユニットバスの掃除に必要なアイテム

ユニットバスを掃除する前には、次のアイテムを揃えておきましょう。

・ブラシ
・スポンジ
・浴室用洗剤
・水切りワイパー
・重曹
・クエン酸
・塩素系漂白剤

ブラシ

ブラシは、主に浴室内の床や壁などを掃除するために使用します。ブラシを使ってこすり洗いをすることでこびりついた汚れを効率的に落とせるので、積極的に活用しましょう。


3点ユニットバスの場合は、トイレを掃除するためのブラシも用意する必要があります。

大きなブラシが1つあると効率的に掃除できますが、洗面所の細かい部分を掃除したい場合などは古い歯ブラシがあると便利です。ブラシが小さいため、隙間に入れ込んでこすり洗いすることもできます。

スポンジよりも強くこすり洗いができるので、頑固な汚れにも効果を発揮しますよ。

スポンジ

スポンジは、浴槽や壁・床のほか、洗面所など幅広い場所に使用できるアイテムです。一つ用意しておくとさまざまな場所で応用できるため揃えておきましょう。


特にメラミン樹脂で製造されているメラニンスポンジは、繊維が細かいためこびりついた汚れも効率的に落とせるようになります。

しかし、メラニンスポンジが汚れをこすり落とす力は強力であるため、コーティングされた浴槽や樹脂製のパーツなどには使用できない可能性もあります。

万が一使用できない場合に備えて、柔らかいスポンジも併せて用意しておくとよいでしょう。

柄があるスポンジも用意しておくと、天井や壁の高い部分なども掃除しやすくなりますよ。
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水切りワイパー

水切りワイパーは、ユニットバス内の水気を切るために使用します。掃除後に水滴がたくさん残っていると水アカが発生しやすくなるほか、湿気も溜まってしまい雑菌やカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。

タオルでも水滴を拭き取れますが、水切りワイパーの方が面積が広い分効率的に拭き取ることが可能です。

入浴後も、水切りワイパーで水滴を除去すればカビの発生を防げますよ。

浴室用洗剤

ブラシやスポンジだけでこすり洗いをしても、こびりついた汚れはきれいには落とせません。そのため、浴室用洗剤を必ず用意しておきましょう。


中性洗剤があれば、スポンジやブラシにつけて幅広い汚れを落とせます。

中性洗剤では効果が期待できない汚れは、あとで紹介する重曹やクエン酸などほかの性質を持つ洗剤を用意しておけば対処できます。

アルカリ性や酸性などの洗剤は、一部の素材と相性が悪く変色や傷みのリスクがありますが、中性洗剤であれば問題なく使用可能です。

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重曹

重曹はアルカリ性の性質があり、特に皮脂汚れのような酸性の性質があるものに対して効果を発揮します。中性洗剤では頑固な皮脂汚れは落としづらいですが、重曹であれば簡単に落とせる点がメリットです。


消臭効果も期待できるため、悪臭でお悩みの方にも向いています。

しかし、素材によっては相性が悪いものもあるため、必ず取扱説明書を読んだうえで使用できる場所を確認しておきましょう。

クエン酸

クエン酸は酸性の洗剤で、水アカや石鹸カスのようなアルカリ性の汚れに対して効果的です。中性洗剤で落とせない場合は、クエン酸を活用しましょう。

ただし、クエン酸は塩素系漂白剤と絶対に併用してはいけません。有毒なガスが発生するため人体に悪影響があります。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は強い洗浄力があり、ほかの洗剤では落とせない頑固な汚れに対しても効果が期待できます。特に黒カビに対して効果的で、カビを溶かして洗い流すことが可能です。

ただし、強力であるがゆえにユニットバスの素材を傷める可能性もあるため、取扱説明書を確認して使用できる場所を把握しておきましょう。


先述したとおり、酸性の洗剤とは絶対に併用してはいけません。酸性の洗剤を使った日は、念のため塩素系漂白剤を使用しない方がよいでしょう。

安全に使用するためにも、取扱説明書に酸性の洗剤以外に併用が禁止されているものの記載があれば、一緒に使わないようにしてください。

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【場所別】ユニットバスの掃除方法

ここからは、場所別に掃除方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

・壁や床
・浴槽
・鏡
・トイレ
・洗面台
・シャワーカーテン

壁や床

壁や床には、皮脂汚れや水アカ、石鹸カスなどさまざまな汚れがついています。

もし見た目や色から汚れの種類が判別できる場合は、重曹やクエン酸などを使い分けながら掃除しましょう。わからない場合は、ひとまず中性洗剤で掃除するのがおすすめです。

具体的な掃除手順は次のとおりです。

  • 1、掃除する部分をシャワーで濡らす
  • 2、洗剤をかける
  • 3、ブラシやスポンジでこすり洗いをしてからシャワーで流す

こすり洗いをする際は、まずは柔らかいスポンジから試してみるとよいでしょう。頑固でなかなか落ちない場合は、メラミンスポンジやブラシに切り替えて掃除ます。

クエン酸を使用する場合は、スプレーボトルにクエン酸を溶かした水を入れて噴射するように使うと掃除しやすいためおすすめです。重曹も溶かしてから使用するとより使いやすく、十分な効果も発揮できます。

汚れをより落としやすくするために、シャワーは40度前後のぬるま湯を使うとよいですよ。

浴槽

浴槽には、水アカや皮脂汚れがついている場合が多いです。汚れ具合に応じて洗剤を使い分けながら掃除してみましょう。

基本的な掃除方法は壁や床の場合と同じです。

  • 1、浴槽をシャワーで濡らす
  • 2、洗剤をかける
  • 3、ブラシやスポンジでこすり洗いをしてからシャワーで流す

こすり洗いのほかに、重曹を活用したつけ置き洗いもおすすめです。浴槽に溜めたお湯の中に重曹を溶かすだけなので、簡単に掃除できます。

  • 1、入浴後の残り湯を残しておく
  • 2、残り湯に重曹を入れて溶かす
  • 3、一晩放置したあとにお湯を流して、スポンジでこすり洗いをしたあとにシャワーで流す

重曹でつけ置き洗いをすることで、浴槽につきやすい皮脂汚れをはじめとするさまざまな汚れを簡単に落とせるようになります。特に掃除する時間が確保できない方は、入浴後に重曹を溶かすだけで綺麗になるため積極的に活用してみてください。

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鏡は特に水アカで汚れやすい場所です。同じくアルカリ性の石鹸カスもつきやすいため、クエン酸を使って掃除しましょう。

クエン酸を溶かした水を鏡にかけるだけで汚れが浮かんでくるため、洗い流すだけで掃除が完了します。吹きかけるだけでは汚れが落ちない場合は、次の手順でクエン酸水を使ってパックして汚れを落としてみてください。

  • 1、クエン酸を溶かした水をスプレーボトルに入れて鏡に噴射する
  • 2、キッチンペーパーとラップを被せて鏡をパックする
  • 3、1時間〜半日程度放置したあとにパックを剥がして、シャワーで洗い流す
  • 4、水切りワイパーもしくはタオルで水滴を拭き取る

パックによってクエン酸の成分を汚れに染み込ませることで、頑固な汚れを落とす効果が期待できます。


鏡自体に撥水やくもり止めの加工が施されている場合、酸性の成分で落ちてしまう可能性があります。

また、鏡に金属部品が使われている場合も錆びるおそれがあるため、クエン酸の使用は控えましょう。中性洗剤で様子を見ながら掃除してみてください。

トイレ

3点ユニットバスにはトイレがあり、浴室内の湿気によって便器が結露してカビが生えてしまうことがあります。トイレを使用することで発生する汚れのほかに、カビが生えていないかもチェックして掃除を進めましょう。

掃除方法は以下のとおりです。

  • 1、トイレ用の洗剤を便器にかける
  • 2、トイレ用のブラシでこすり洗いをして、洗剤を流す

また、シャワーを使ってトイレを丸洗いすることも可能です。ただし、シャワーを使用する際はトイレットペーパーを濡らさないよう避難させておきましょう。

シャワーを使った場合は、カビ対策のために必ず水滴を拭き取るようにしてくださいね。
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洗面台

洗面台は、水アカのほかに歯磨き粉や化粧品などの汚れが付着しやすい場所です。あらゆる汚れを一度に掃除するために、中性洗剤を使用して次のように掃除しましょう。

  • 1、まず排水口の汚れを取り除いておく
  • 2、洗剤をかける
  • 3、スポンジやブラシでこすり洗いをする
  • 4、洗剤と汚れを洗い流す

洗面所を掃除する際は周りに水が飛びやすいため、最後に必ず拭き取るようにしましょう。

シャワーカーテン

3点ユニットバスにはシャワーカーテンをつけるのが一般的で、カーテンの内側は皮脂汚れや石鹸カス、水アカなどが付着しています。また湿気によってカビも生えやすいため、定期的なお手入れが欠かせません。


基本的には、中性洗剤やクエン酸水、重曹水などを吹きかけることで汚れを浮かして洗い流すことが可能です。

洗剤を吹きかけるだけで汚れを落とせない場合は、取り外してお湯を溜めた浴槽の中に浸けて、つけ置き洗いをするのがおすすめです。一般的な汚れであればクエン酸や重曹でつけ置き洗いをして、カビが生えている場合は塩素系漂白剤を溶かしてつけ置きします。

クエン酸を使ったあとに塩素系漂白剤は絶対に使用してはいけないため、まずは汚れ具合やカビが生えているかを確認して、最適な洗剤を選びましょう。
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ユニットバスのおすすめの掃除頻度

ユニットバスの掃除頻度は、場所によって異なります。具体的な頻度についてはこちらを参考にしてみてください。

  • 浴槽:毎日もしくは2〜3日に1回程度
  • 床・壁・洗面台・トイレ・鏡など:1週間に1回程度
  • 天井・シャワーカーテンなど:1ヶ月に1回程度
  • 4、洗剤と汚れを洗い流す

基本的に、浴槽は毎日掃除するのが理想です。湯船に浸かることで皮脂汚れがつきやすいため、こまめな掃除を心がけてみてください。

床・壁、洗面所などは最低でも1週間に1回程度は掃除しましょう。幅広い汚れが溜まっていくため、掃除までの間隔が空くほど汚れが蓄積されて落としづらくなります。

上記の目安よりも早く汚れが目立ってきたら、その時点で掃除するようにしてくださいね。

ユニットバスの汚れを抑える方法

汚れを抑えて掃除を楽にするために、普段から次のことを心がけてみてください。

・入浴後は全体をお湯で流す
・必ず換気する
・排水口ネットを活用する
・できるだけ水気を拭き取る

入浴後は全体をお湯で流す

入浴してすぐは、皮脂汚れや石鹸カスなどが浴槽や床、壁などに付着しています。汚れてすぐの場合はお湯で簡単に洗い流せるため、汚れが固まる前にお湯で流してしまいましょう。

入浴してユニットバスから出る際に、シャワーで全体を流しておけば手間がかかりません。

ただし、お湯で流すだけで終わってしまうと、お湯の蒸気が浴室内に溜まってカビが生えてしまうおそれがあります。そのため、お湯で流したあとに再度冷水で流しておくと温度も下がり、カビの繁殖も防げます。

シャワーで洗い流すと、カビだけではなくヌメリの防止にもつながりますよ。

必ず換気する

入浴後にシャワーで全体を流したあとは、窓を開けたり換気扇をつけたりして必ず換気しましょう。換気することで湿気がこもるのを防ぎ、カビの繁殖を予防できます。

換気すると同時に、シャワーカーテンも乾きやすくなるように広げておきましょう。
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排水口ネットを取り付ける

排水口に汚れやゴミが溜まっていると、詰まりが発生することがあります。汚れやゴミを簡単に取り除いて詰まりを防ぐためにも、排水口ネットを取り付けておくのがおすすめです。


排水口ネットを取り付ければ、ゴミが溜まったら取り替えるだけでよいため掃除の頻度を減らせます。

ヘアキャッチャーだけでは堰き止めるのが難しい細かなゴミもキャッチできるようになるので、ぜひ活用してみてください。

できるだけ水気を拭き取る

入浴後はできるだけ水気を拭き取るようにして、水滴を残さないように心がけましょう。水滴が残っていると、水アカやカビの発生につながります。


タオルや水切りワイパーを活用して水気を拭き取ってみてください。水切りワイパーをであれば面積も広く、効率的に拭き取れます。

ただし全体を拭き取るには時間がかかるため、毎日行うのは現実的ではない場合があります。このような場合でも、換気は忘れずに行って自然乾燥ができる環境を整えてみてください。

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ユニットバスの掃除はプロの業者への依頼がおすすめ

忙しくて掃除の時間が確保できない方や、掃除したけれど汚れが落とせなかったという方には、浴室クリーニングの依頼をおすすめします。


掃除に特化したプロの業者が、汚れの種類や度合いに応じて適した洗剤とアイテムを使って洗浄するため、幅広い汚れを落としてもらえます。

カビが繁殖している場合でも、強力な洗剤を使ってカビの根本からしっかりと除去する効果が期待できる点が特徴です。すべての作業を任せられるため、忙しい方や自身で掃除したくない方などにおすすめといえます。

浴室クリーニングの一般的な料金相場は12,000~19,000円程度で、汚れ具合やユニットバスの広さなどで前後する可能性があります。業者によってはカビのコーティングなどがオプションで選択できるため、必要に応じてオプションも選んでみるとよいでしょう。

クリーニング中は自宅で自由に過ごせるため、自身の時間を有効活用できますよ。一度きれいにしてもらえば、今後の掃除も楽になるでしょう。

浴室クリーニング業者を選ぶ際のポイント

浴室クリーニング業者は全国にたくさんあるため、選び方がわからない方も多いのではないでしょうか。迷った場合は次のポイントを確認してみてください。

  • 料金プランがわかりやすいか
  • 過去の実績は豊富か
  • 損害賠償補償に加入しているか

まずは料金プランを確認しましょう。明確な料金が記載されていても、オプションや手数料などの有無で最終的な合計額が異なる可能性があるため、依頼する前に見積もりを取ることが大切です。

料金相場から大きくかけ離れている業者は、サービスのクオリティに問題があったり不要なオプションをつけられたりする可能性もあるため、できるだけ避けた方がよいでしょう。


複数の業者で見積もりを依頼して、近隣エリアでの適正価格を調べてみてください。

また浴室クリーニングはプロが対応しますが、人の手によって作業するため不慮の事故でユニットバスの一部が破損したり故障したりするおそれがあります。その際にトラブルになることなく補償してもらうために、損害賠償補償に加入しているかを確認しましょう。

損害賠償補償の加入業者であれば、スムーズに問題を解決できるでしょう。

ほかにも、過去の実績を確認してください。実績が豊富な方がさまざまな案件に対応しており、柔軟な対応が期待できますよ。
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ユニットバスの掃除によくある質問

Q

ユニットバスのエプロンの中は掃除できる?

A

浴槽の側面にあるエプロンは、自身で取り外して掃除することが可能です。ただし、重量があるため取り外す際には気をつけましょう。基本的にはエプロンにある取手部分に手をかけて、持ち上げながら手前に引くと取り外せますが、メーカーによって異なるため取扱説明書を確認してみてください。取り外したあとは、中性洗剤を使いながら汚れを取り除いていきます。掃除後はカビ予防のためにしっかり乾燥させてからエプロンを取り付けましょう。なお、「外さないでください」と記載のあるエプロンは自身で掃除できません。



Q

ユニットバスにカビが生えている場合の掃除の仕方は?

A

カビが生えている部分に塩素系漂白剤をかけて掃除してみてください。吹きかけるだけでは落とせない場合は、ラップやキッチンペーパーなどでパックして30分程度放置するのがおすすめです。重曹やクエン酸でもカビに対してある程度の効果は期待できますが、根をはったカビに対しては効果が見込めないこともあります。塩素系漂白剤であればカビの根本から落とせるため、上手に活用しましょう。



Q

ユニットバスの黄ばみを掃除するやり方は?

A

黄ばみは、長年使用していることによる経年劣化や汚れの蓄積などが原因として考えられます。経年劣化であれば掃除しても効果が見込めませんが、汚れの場合は、クエン酸や重曹などの洗剤を使ってこすり洗いをすると落とせる可能性があります。頑固な汚れには、柔らかいスポンジではなくブラシを使用しましょう。



Q

ユニットバスの掃除のコツはある?

A

掃除する際は、上から下へ向かって掃除するのがポイントです。上から掃除していけば万が一床などに天井を掃除した際の汚れが溜まっていても最終的にまとめて掃除できるため、効率よくきれいにできます。また、ユニットバスのパーツによってはデリケートな素材でできていることもあるので、強くこすりすぎないようにしましょう。また、毎日の入浴後にシャワーで全体を洗い流したり換気を徹底したりすると、汚れが溜まりづらくなって掃除が楽になるでしょう。



Q

ユニットバスの掃除が大変なときはどうしたらいい?

A

掃除に手間がかかって大変な場合は、浴室クリーニングを依頼するのがおすすめです。プロによる技術でユニットバス全体を徹底的にきれいにしてもらえるため、クリーニング後も清潔な状態を保ちやすくなります。また、クリーニングに立ち会う必要はなくすべての作業をお任せできるため、家事や育児、仕事に集中できる点が大きなメリットです。

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【まとめ】ユニットバスは定期的な掃除を心がけよう

ユニットバスは構造上湿気が溜まるうえに、常に水分にさらされる場所であるため汚れが付着しやすく、カビも繁殖しやすい環境です。そのため、定期的に掃除しなければどんどん汚れが蓄積され不衛生な環境になってしまいます。

中性洗剤やクエン酸、重曹や塩素系漂白剤などを用意すれば、あとはブラシやスポンジでこすり洗いするだけで簡単にきれいにできます。頑固な汚れにはつけ置き洗いを行うなど、工夫しながら掃除してみてください。

掃除の時間が確保できない場合や手間がかかる場合は、浴室クリーニングを依頼しましょう。プロの業者が汚れごとに適した洗剤を使い分けて掃除するため、短時間で浴室をきれいにすることが可能です。

業者に依頼すれば自身で掃除アイテムを揃える必要がなく、収納スペースが限られている場合でも安心です。また、年に1回の大掃除を兼ねて浴室クリーニングを依頼するのもおすすめですよ。

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