2017年3月22日
エアコンクリーニングには、エアコンにも環境にも優しい、エコクリーナー(Kirei)をメインで使用。仕上げには、抗菌剤配合のエアコン専用消臭・除菌剤(イレーサー・プロ)を、エアコン内部にスプレーいたします。
また、現場での判断になりますが、臭い・汚れ(カビ・油・ヤニなど)がキツイ場合には、熱交換器(アルミフィン)には、強力アルミフィンクリーナー(リンダ シルバーN プラス)を、ドレンパン・吹き出し口(シロッコファン)には、カビ取り洗剤(リンダ Newカビクリーナー)を、吹き出し口(シロッコファン)には、厨房用洗浄剤(ニイタカ ニューケミクール)、その後、超強力中性マルチクリーナー(エコ フォース エヌ)を追加で使用します。
当店では、高圧洗浄(すすぎ作業)後の“汚れの拭き取り”作業は、行わないように努めております。
「汚れを拭き取る必要がある」ということは、「手の届かない箇所は汚れが落ちていない」ということだからです。
エアコンの嫌な臭いの原因は、手の届かない“目視できない”内部の汚れがメインです。表面の見える部分がキレイでも、洗浄後のバケツの汚水が真っ黒でも、洗浄不足で内部に汚れが残っていると、臭い戻りの原因になってしまいます。
<イラスト参照>
①②⑥の箇所には、カビ取り洗剤を使用します。
※②③④⑥は、専用機材「曲がる洗浄ガン」を使用することで、洗浄可能となります。(残念ながら、⑤に対しては直接の洗浄は不可となります。)
結露水の受け皿であるドレンパンは、カビやスライム・水垢などの汚れが特に溜まりやすい場所です。吹き出し口・ルーバー・シロッコファンにカビ汚れなどが付着していれば、ドレンパンも確実に汚れています。しかし、ドレンパンを外さない、通常の壁掛けスタンダードでのエアコン洗浄では、ドレンパン奥の汚れまでは取り除くことができません。
当店でも以前は、エアコン用洗剤のみで洗浄を行い、落とし切れなかった汚れ(ドレンパン入口・吹き出し口など)は届く範囲で、タオルで拭き取る作業をしていました。
また、過度に汚れているエアコンなどは、臭いが取り切れないこともあるため、お客様に了承を得てから作業を行っておりました。
<ドレンパンの洗浄方法>
ドレンパンの汚れを完全に除去するには、ドレンパンも分解するしかありません。しかし機種によっては、壁掛けのままでは外せないこともあります。これではサービスの均一化は望めませんし、ドレンパンの分解には作業時間もかかってしまいます。
また、⑤ドレンパン(背面)は壁掛けのままでは外すことができません。エアコンを壁から降ろす“完全分解”が必須となりますが、より作業時間がかかることになります。
※かかる作業時間は、価格に加算することになりますので、お客様への負担増となってしまいます。
以上の理由から、当店では“洗浄剤の力”のみで、汚れが落とせるように、汚れ具合によっては、強い洗浄剤を使用しております。
ドレンパン・ドレンホースのキツイ汚れには、しっかりと泡成分でカビ汚れに定着し、じっくりと奥まで浸透できる、カビ取り洗剤での洗浄が有効になります。
また、壁掛けのままでは洗浄が難しい“基盤付近のドレンパンの汚れ”も、しっかりと丁寧に養生することで、カビ取り洗剤で洗浄することが可能となります。
当店は、大量のお湯を使用し、徹底した高圧洗浄(すすぎ作業)をします。エアコン内部に、洗剤成分が残ることはありませんので、ご安心ください。
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