エアコン温度センサー不調で、交換対応

2023年8月22日

エアコンが冷えないとお問い合わせが多い年です。やはり猛暑によりエアコンフル稼働しているとカビ汚れなども気になりますね。
そんなとき、多くのお客様は、ホームセンターなどで販売している「エアコン洗浄スプレー缶」を購入して、これで自分で掃除しようと考えられるのでしょうね。

しかし、エアコン洗浄スプレー剤とは、フィルター部分のアルミフィンに直接噴射して、芳香剤のようないい香りを部屋に撒き散らす感じなので、匂いで綺麗になったなと勘違いされる方が多いことも事実です!

では、自分で市販のスプレー缶を使用してみても、肝心なシロッコファンという風を送風する部分は掃除出来ません。

さらに、スプレー剤によって、ドレンパンを詰まらせてしまい水漏れを発生させるトラブルも多くなっています。

今回はお客様より問い合わせをいただいた内容ですと、「自分でスプレー缶のエアコン掃除をしたところ、エアコンが冷えなくなってしまいました」とのこと。
では、スプレー缶を使用する前は、冷房で冷えてたのか確認したところ、全く問題なく冷えてましたとの事でした。

訪問して迅速に現場対応してみたところ、まずは冷媒ガス抜けを疑いましたが、ガス量は問題なしでした。
となると、疑いは基盤故障か、あとは温度センサーサーミスタ故障

まずはサーミスタを確認したところ「あっこれだ原因は!」となりました

サーミスタ銅管が腐食してしまっており、変色。原因としては、エアコンスプレー缶の薬剤が付着してしまい、アルカリ性で変色したのかというところです。
基盤側にスプレー缶を噴射して基盤にも付着しておりましたので、エアコン分解クリーニングで、しっかり洗剤とカビを洗い流すことで、対応。

最後に、サーミスタ銅管交換をして、起動確認完了となりました

お困りの際にはお気軽にお問い合わせください
神奈川ハウスクリーニングセンター
技術責任者、芳村尚輝

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