大阪市城東区 「お風呂を沸かすと汚れが出てくるのがわかる」

2017年5月15日

大阪市城東区に風呂釜配管洗浄に行ってきました。
「湯はりや追い焚きすると黒い汚れが出てきます。市販の洗浄剤を使ったが効果が無く、プロによる洗浄でスッキリ綺麗にしてもらいたい」とのご依頼です。

・築23年のマンション
・家族は4名。
・入浴剤は使用しています。
・お湯は毎日入れ替えてますが、防災の為に翌日までお湯を残しています。

確認の為に湯張りすると黒い汚れが出てきます。追い焚きしても同じ汚れが出ます。

循環金具を分解してみると、金具や配管の入口に汚れが付着しています。湯張りや追い焚き時に、吐水口から剥がれた汚れが出てくる状態ですね。

これは皮脂汚れや石鹸カス、雑菌やカビの繁殖、入浴剤の残留物などが原因です。
実はこの汚れ、バイオフィルムと呼ばれ、大腸菌やレジオネラ菌といった
命を脅かす病気を引き起こす危険な細菌が潜んでいます。
感染症予防の為にも定期的に清掃が必要な部分なんです。

では配管洗浄を開始します。
配管内に1種類目の洗浄剤を投入すると、すぐに反応があり、汚れが出てくるのがわかります。
2種類目も入れて洗浄を開始すると、泡とともに配管内の汚れと、大腸菌やレジオネラ属菌などの雑菌の死骸も出てきました。

お客様に洗浄結果を確認して頂き、翌日までお湯を残す場合の注意点を説明して作業終了しました。

市販の洗浄剤を試されて効果を実感できない場合はプロによる本格洗浄をお薦めします。