姫路市　「前の入居者の汚れが気になるので追いだき配管洗浄」

2017年6月2日

今年の2月賃貸に入居されたお客様から、
「入居当日にお風呂を沸かすと追いだき配管から黒い汚れがでてきました。
安心して入浴したいし、前の入居者の汚れも気になるので」と洗浄依頼がありました。

・築12年のハイツ。
・一人暮らし。
・入浴剤は使用せず、追い炊きもあまり使っていません。
・お湯は毎日入れ替えしています。

作業工程
1） 循環金具を分解し清掃します。
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2） 配管内部洗浄
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3） 作業場所の簡易清掃


配管の汚れは人数や入浴環境で違いますが、身体が入ると皮脂や汗、石鹸カスなどでお湯が汚れ、追いだきすることによって浴槽のお湯が循環され配管内に付着します。
また自動湯はりや追い焚きをしながら入浴剤を使う場合はさらに多くの汚れが付着しますので注意が必要です。

それから残り湯を翌日の入浴に利用するご家庭もありますが、一般家庭のお風呂の残り湯には、1mlあたり1,000～100万個の「菌」が存在すると言われています。
残り湯には「雑菌」や皮脂などの「汚れ」が多く含まれており、
この残り湯を追だきすると循環するので当然、追いだき配管には湯垢が蓄積されます。
配管だけではなく吐湯口にも汚れは溜まるので、お湯と共に流れ出て来る不潔なお湯を浴びてしまうことになるのです。

実際に白いふわふわした汚れや黒い汚れがでる場合は本格洗浄のサインです。
今回のお客様は入浴剤は使用せず、追い焚きもあまり使用しないそうですが、前の入居者の入浴環境まではわからないので、他人の汚れを浴びない為にも本格洗浄をお薦めいたします。

お客様からは汚れる原因がわかってよかったと喜んで頂けました。