メイクブラシの洗い方は?タイミングや洗剤、頻度と注意点を解説
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ハウスクリーニングを依頼するメイクブラシは、日々の使用によって少しずつ汚れが蓄積されていきます。特にファンデーションやチークなどが残りやすいうえに、使い続けることで皮脂汚れも蓄積される点に注意が必要です。
使ったあとのお手入れが不十分な場合、思わぬ肌トラブルにつながるおそれもあるため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。しかし「メイクブラシの洗い方がわからない」「いつ洗えばいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、メイクブラシを洗うべきタイミングや洗い方、洗う際の注意点を詳しく解説します。メイクブラシの普段のお手入れ方法や、新しいものに交換するタイミングまで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- この記事でわかること
-
- ・メイクブラシを洗わなければ、ムラづきや肌トラブル、ケーキングなどが発生する可能性がある
- ・ブラシがチクチクするときや一部が固まっているときなどは、メイクブラシを洗うべきタイミング
- ・専用のクリーナーの使用が望ましいが、シャンプーやメイク落とし、ハンドソープで代用することも可能
- ・つけ置き洗いをしたり強い力でこすったりすると、ブラシを傷めるため注意が必要
- ・清潔に保つために、普段から使用後に筆先の汚れをティッシュペーパーで拭き取ることが大切
- ・洗っても毛先が広がったり肌あたりが悪くなったりする場合は、新しいブラシへの交換がおすすめ
目次
- 【記事作成】おうちにプロ 編集部
- ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!
メイクブラシを定期的に洗うべき理由
定期的にメイクブラシを洗うべき理由は、次の3つです。
・ムラづきを予防できる
・肌トラブルの予防につながる
・ケーキングを予防できる
ムラづきを予防できる
メイクブラシを定期的に洗うべき理由の一つが、ファンデーションやチークのムラづきを防げることです。
メイクブラシを使用するたびに、毛にはメイクの粉や油分、皮脂などが蓄積されていきます。汚れが付着した状態で使い続けると、粉の含みが悪くなって均一に色がのりづらくなり、ムラづきが発生するのです。
定期的にメイクブラシを洗って清潔な状態に保つことで、化粧品本来の発色や密着力が活かされて、ムラのない美しいメイクに仕上げられるようになります。
肌トラブルの予防につながる
メイクブラシは直接肌に触れるアイテムであるため、衛生面に配慮することが重要です。
メイクブラシを日常的に使用していると、皮脂や汗、古いメイクやホコリ、花粉などさまざまな汚れが蓄積されていきます。このような汚れが残ったままブラシを使い続けると、毛穴の詰まりや肌荒れ、ニキビなどの肌トラブルを引き起こすリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。
また、汚れが蓄積されたブラシは雑菌が繁殖している可能性もあり、目元や口元などのデリケートな部分に使うとさらなるトラブルを引き起こすことがあるかもしれません。
肌を健やかに保つためにも、メイクブラシは定期的に洗う習慣を身につけて、常に清潔な状態を保つことが大切です。
ケーキングを予防できる
ケーキングとは、ファンデーションやパウダーなどを使用中に表面が固くなってしまう現象のことです。メイクブラシに付着した皮脂や油分、スキンケア製品の成分などが、ファンデーションやパウダーに移ることで発生します。
ケーキングが起こるとファンデーションの表面が固くなり、ブラシやスポンジで取りにくくなります。結果的にメイクにムラが生じたり、肌に均一にのらなかったりするため注意しましょう。
ケーキングを防ぐためには、メイクブラシを清潔に保つことが重要です。使用後は、メイクブラシに付着した汚れをしっかり落としてから保管しましょう。
定期的なメイクブラシの洗浄を心がけることで、ケーキングを防いでメイクの仕上がりを美しく保てるようになるでしょう。
メイクブラシに付着しやすい汚れ
メイクブラシに付着しやすいのは、次のような汚れです。
- ファンデーションやパウダーなどの化粧品成分
- 皮脂や汗
- ホコリや空気中のゴミ
- スキンケア製品の油分や成分 など
メイクブラシは肌に直接触れるため、使用するたびにさまざまな汚れが付着します。代表的なのが、ファンデーションやパウダーなどの化粧品成分です。
粉状のコスメはメイクブラシの毛に残りやすく、時間が経つと湿気と混ざって固まり、ブラシの質感や使い心地を悪くしてしまいます。
特に夏場やメイク直しの際は、肌に皮脂が多く含まれた状態で使用することが多いため、汚れが蓄積されやすくなります。さらに、メイクブラシの保管状態によっては空気中のホコリやゴミが毛先に付着することもあり、衛生的とはいえません。
見落としがちなのが、スキンケア製品に含まれる油分や保湿成分などです。下地や日焼け止めの上からメイクを重ねる場合、メイクブラシにも油分が移ってしまい汚れの原因になります。
メイクブラシを洗うべきタイミング
メイクブラシは、次のような状態になったときが洗うべきタイミングです。
・目に見えてわかるほど汚れが付着しているとき
・ブラシがチクチクするとき
・ブラシが一部固まっているとき
目に見えてわかるほど汚れが付着しているとき
目に見えてわかるほど汚れが付着しているメイクブラシは、すぐにでも洗った方が良いといえます。不衛生な状態で肌トラブルを引き起こす可能性があるため、汚れた状態のまま使い続けることはおすすめできません。
汚れを放置するとメイクのノリが悪くなったり、仕上がりがムラになったりするだけではなく、肌荒れや毛穴詰まりの原因にもなります。
特に敏感肌やニキビができやすい方は、メイクブラシの衛生状態を常に清潔に保つように心がけましょう。
ブラシがチクチクするとき
メイクブラシを使っていてチクチクしたり、ゴワゴワしたりする感触がある場合は、洗浄不足のサインである可能性があります。メイクブラシの毛に化粧品の油分や皮脂、汗などが付着すると、少しずつ束になってくっついてしまうためです。
肌にやさしい状態でメイクブラシを使い続けるためにも、チクチクした感触がある場合は洗浄や保湿を含めたお手入れを行うことが大切です。
特に天然毛のブラシは繊細なので、丁寧なケアを行いましょう。
ブラシが一部固まっているとき
メイクブラシの毛が一部固まっているときも、洗うべきタイミングです。ファンデーションやパウダーなどを使用すると、ブラシの根元に汚れが溜まりやすくなり、乾燥とともに固まってしまうことがあります。
清潔なブラシは基本的に柔らかさがあるため、違いはすぐに感じられるでしょう。
また、固まりができている部分はお手入れがしづらいため雑菌の温床になりやすく、肌トラブルを引き起こすリスクも高くなるおそれがあります。
毛先は柔らかくても、ブラシの中心部が固まっていることもあるため、定期的にブラシ全体をチェックしましょう。
メイクブラシを洗う際に使用できる洗剤
メイクブラシを洗う際は、専用のクリーナーを使用するのが理想です。さまざまな種類の専用クリーナーが販売されていますが、速乾性のあるスプレータイプのものであれば、手軽にお手入れが行えます。
しかし、クリーナーが用意できない場合は、次のような洗剤でも代用可能です。
・シャンプー
・メイク落とし
・ハンドソープ
シャンプー
シャンプーは毛髪用に作られているため、洗浄力と同時に保湿力も備えており、メイクブラシの毛を傷めにくい特徴があります。特に、アミノ酸系のシャンプーやベビーシャンプーなどの低刺激・弱酸性の製品を使用すると、ダメージを与えにくいでしょう。
ある程度洗ったら泡が出なくなるまでしっかりとすすぎ、水気を絞って乾燥させます。
注意点として、ブラシの根元に水分が入りすぎないようにしましょう。根本が濡れすぎると、接着剤が劣化して毛が抜けやすくなる可能性があります。強くこすったりせず、やさしく洗うことで毛の広がりや傷みを防ぐことが可能です。
メイク落とし
メイクブラシの汚れには、ファンデーションやアイシャドウなどの油性成分が多く含まれるため、メイク落としも有効な洗剤です。
洗ったあとはぬるま湯でしっかりとすすいで、乾いたタオルなどで水分を拭き取ってから自然乾燥させましょう。洗浄後に油分が残ると雑菌が繁殖しやすくなるため、念入りなすすぎが必要です。
メイク落としは汚れを落とすのに有効ですが、洗浄力が強すぎることがあるため、ほかの洗剤を使っても汚れが落とせない場合などにおすすめです。使用する際も、可能な限り薄めて洗うようにしましょう。
ハンドソープ
ハンドソープは洗浄力と殺菌作用を備えているため、メイクブラシの日常的なお手入れに向いています。固形の石鹸よりも液体の泡ハンドソープが使いやすく、すすぎもしやすいので便利です。
ファンデーションやパウダーなどの汚れが溶けてきたら、泡が出なくなるまでしっかりとすすぎます。特に殺菌成分やアルコールが多く含まれているハンドソープは、毛に残ると肌への刺激になるおそれがあるため、しっかりすすぐことが大切です。
なお、ハンドソープは天然毛に対してはやや刺激が強く、繰り返し使用すると毛がパサついたり広がったりする可能性があります。そのため、天然毛のメイクブラシにはハンドソープの使用は避けて、専用のクリーナーを使うのがおすすめです。
メイクブラシの洗い方
メイクブラシを洗う際の基本的な手順は、次のとおりです。
1、洗剤をぬるま湯に溶かす
2、メイクブラシをぬるま湯に浸けて振り洗いをする
3、水気をやさしく絞る
4、水分を十分に拭き取る
5、筆先を整える
6、日陰で乾燥させる
1、洗剤をぬるま湯に溶かす
まずは、洗剤をぬるま湯に溶かして洗浄液を作りましょう。洗剤は、専用のクリーナーやシャンプー、メイク落としやハンドソープなどから選んでみてください。
また、お湯の温度は40度以下のぬるま湯を使用します。お湯が熱すぎると、ブラシが傷んだり接着部分が剥がれたりするおそれがあるため注意が必要です。
洗剤はぬるま湯によく混ぜて、泡立てる必要はありませんが、液が均一になるように軽くかき混ぜておくのがポイントです。
2、メイクブラシをぬるま湯に浸けて振り洗いをする
次に、洗剤を溶かしたぬるま湯に、ブラシの毛先を浸けて軽く振るように洗います。ブラシの根元までしっかりとぬるま湯に浸かるようにしながら、左右や上下に軽く振ると汚れが溶け出します。
毛先をやさしく動かしながら、ファンデーションや皮脂汚れなどを浮かせるようなイメージで行います。
洗浄液が濁ってきたら、必要に応じて新しく作り直すのもおすすめです。ブラシの種類や汚れ具合によっては、数回繰り返して振り洗いが必要な場合もあります。
3、水気をやさしく絞る
洗浄したブラシは十分にすすいで、毛先を指で軽く挟むようにしてやさしく水気を絞ります。強くひねったり、根元を無理に引っ張ったりすると毛が抜ける原因になるため避けましょう。
特に天然毛のメイクブラシは繊細なため、やさしく扱うようにしましょう。絞り方が不十分な場合、内部に湿気が残って雑菌やカビが繁殖する可能性があるので気をつけなければなりません。
4、水分を十分に拭き取る
水気を絞ったあとは、清潔なタオルやキッチンペーパーなどを使って、ブラシの水分をしっかりと拭き取ります。毛の流れに逆らわないように、毛先を軽く押さえるようにして水分を吸収させるのが傷めにくいコツです。
タオルに強く押し付けたりゴシゴシとこすったりすると、ブラシの形状が崩れるおそれがあるため、やさしく包み込むように拭き取りましょう。
5、筆先を整える
拭き取りが終わったら、指を使ってブラシの筆先を整えます。筆先を整えなければ、乾燥後に毛が広がったり不揃いになったりするため注意しましょう。
整える際は、ブラシのタイプに応じて扇状や円形など元の形状に戻すことを意識しましょう。
6、日陰で乾燥させる
筆先を整えたら、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。直射日光に当てると、毛の劣化や変色、接着剤の劣化による毛抜けなどが生じる可能性があるため避けましょう。
ブラシは乾いたタオルの上に寝かせたり、毛先を少し浮かせるように段差を作ったりすると、通気性がよくなり効率よく乾かせます。
完全に乾くまでは半日から1日程度かかることもあるため、メイクブラシを長時間使用しなくてもよい日に洗うのがおすすめです。
メイクブラシを洗う際の注意点
メイクブラシを洗う際は、次のような点に注意しましょう。
・つけ置き洗いはしないようにする
・強い力で洗わないようにする
・必ず日陰で乾燥させる
・洗剤を直接ブラシにつけないようにする
つけ置き洗いはしないようにする
メイクブラシを洗う際は、つけ置き洗いを避けましょう。長時間水に浸けた状態にすると、筆の根本にある接着剤が剥がれやすくなり、ブラシの毛が抜けるおそれがあります。
また、木製の柄が使用されているメイクブラシは、膨張やひび割れなどのダメージも発生しやすくなります。
特に高級なブラシや繊細な素材が使われているブラシなどは、取り扱いに十分注意が必要です。
清潔に保とうとして、反対に寿命を縮めてしまわないよう、つけ置き洗いは避けて短時間かつ適切な方法で洗いましょう。
強い力で洗わないようにする
メイクブラシの毛は繊細なため、強くこすったり力任せに洗ったりすると、毛先が傷んだり抜けてしまったりするリスクがあります。特に天然毛のブラシは摩擦に弱いため、丁寧に扱いましょう。
ブラシの毛は毎日肌に触れるものだからこそ、清潔さと同時に毛質を維持することが大切です。長く愛用するためにも、力加減には十分注意してやさしく扱うことを心がけてみてください。
必ず日陰で乾燥させる
洗ったあとのメイクブラシは、必ず直射日光の当たらない場所で陰干ししましょう。直射日光が当たると、紫外線や熱によって毛の乾燥や変色、劣化が早まり、ブラシの寿命を縮めることがあります。
メイクブラシを立てて乾かすと毛に重力がかかり、型崩れの原因になるため避けた方が良いでしょう。タオルの上に並べて、毛先が浮くように段差を作っておくと通気性が良くなり、効率的に乾かせます。
洗剤を直接ブラシにつけないようにする
メイクブラシを洗う際に、洗剤をそのまま毛先に直接つけるのは避けましょう。洗剤を直接ブラシに塗布すると、成分が強すぎて毛にダメージを与えたり、洗い残しが発生しやすくなったりします。
特に敏感肌の方は、洗剤の成分がブラシに残っていると肌荒れを引き起こす可能性があるため注意が必要です。
洗浄液の中で振り洗いすることで、毛先にやさしく効率的に汚れを落とせます。
早く済ませようと直接洗剤をかけてしまうと、ブラシを傷めてしまうリスクが高いため、手間を惜しまずに正しい手順を守ることが大切です。
メイクブラシの普段のお手入れ方法
洗剤を使ってメイクブラシを洗うのは、汚れが目立ってきたタイミングのみでも問題ありません。普段のお手入れは、次のように行いましょう。
- 1、使用後に筆先の汚れをティッシュペーパーで拭き取る
- 2、筆先を整えて収納する
メイクブラシを使用したあとは、筆先についているファンデーションやパウダーなどの汚れを拭き取りましょう。強くこすって拭き取るのではなく、ティッシュペーパーの上でやさしく円を描くようにこすり、汚れを落とすのがポイントです。
汚れが落ちたら、毛先が広がらないように指で筆先を整えます。きれいに形を整えてから収納しましょう。
メイクブラシを交換するタイミング
メイクブラシは、洗っていても汚れが落ちなくなったり毛先が揃わなくなったりすることがあります。特に次のような状態は、新しいものに交換すべきタイミングです。
- 毛先が広がる
- 毛先が固まっている
- 肌あたりが悪い
- 全体的に傷んでいる など
上記のような状態でメイクブラシを使い続けると、メイクのノリが悪くなるうえに肌への刺激も強くなるため、肌荒れを引き起こす可能性があります。そのため、少しでも異変を感じたら早めに交換するのがおすすめです。
メイクブラシを洗う頻度の目安
メイクブラシは、月に1〜2回程度を目安に洗うのがおすすめです。特に夏場は汗をかきやすく、メイクブラシが汚れるうえに雑菌やカビが繁殖しやすいため、洗う頻度を増やすと良いでしょう。
また、使用後にティッシュペーパーの上で毛先の汚れを落とす簡単なお手入れは、できる限り毎日行いましょう。毎日のお手入れを欠かさずに行うことで、洗う頻度も減らせます。
メイクスポンジの洗い方
メイクブラシと同じく、使用頻度が高いメイクスポンジも定期的なお手入れが必要です。特に使い捨てではないスポンジを使用している場合は、週に1回程度は洗うようにしましょう。
メイクスポンジの洗浄には、中性洗剤を使用します。メイクブラシの場合と同じく、ぬるま湯を用意して中性洗剤を数滴滴らし、次の手順で洗いましょう。
- 1、洗浄液の中にメイクスポンジを浸して、軽く押し洗いする
- 2、汚れで濁ってきたらきれいなぬるま湯または水に変えて、さらに押し洗いする
- 3、汚れが落ちたら十分にすすぐ
- 4、水気を拭き取り、風通しの良い場所で陰干しする
メイクスポンジの汚れは、押し洗いすることできれいに落とせます。何度か押し洗いすると汚れでぬるま湯が濁ってくるため、新しいものに入れ替えましょう。
汚れが落ちたら、洗剤の成分が残らないように流水で十分にすすぎましょう。そのあとはタオルやキッチンペーパーなどで水気を拭き取って、風通しの良い場所で陰干しして乾燥させます。
メイクブラシの洗い方に関するよくある質問
メイクブラシは食器用の中性洗剤で洗える?
メイクブラシの洗浄に、食器用の中性洗剤を使用できます。多くのメイクブラシの取扱説明書には、専用のクリーナーもしくは中性の洗剤を使用するように記載されています。中性洗剤は油汚れを落としやすいため、油分を含んだ化粧品を頻繁に使う場合や皮脂などで汚れている場合に有効です。しかし、ブラシの種類によっては使用できない場合があるため、取扱説明書を確認しましょう。使用後はしっかりとすすぎ、洗剤の成分が残らないように注意が必要です。
無水エタノールはメイクブラシの洗浄に使える?
無水エタノールは、メイクブラシの洗浄に使えます。油汚れに対して特に効果が期待できるため、化粧品の油分や皮脂などの汚れを溶かして落とせます。ただし、無水エタノールをメイクブラシが吸いすぎると傷む原因になるため、適量を使いましょう。目安としては、カップに入れたメイクブラシの筆が浸かる程度の量です。無水エタノールに浸したまま、筆を振り洗いしましょう。汚れが浮かんで液が濁ってきたら、新しい無水エタノールに入れ替えます。液が濁らなくなるまで繰り返し洗い、最後に水分を拭き取ってから陰干しします。水分の拭き取りは、毛先を整えながら行うようにしましょう。
洗剤なしでメイクブラシを洗ってもきれいになる?
洗剤なしでメイクブラシを洗うこともできますが、洗剤を使用する場合に比べて汚れ落ちの効果は期待できない可能性が高いです。特にファンデーションや皮脂汚れなどの油分を含むものは、水洗いのみでは落としきれないでしょう。見た目はきれいになっても、内部に汚れが溜まっているおそれがあるため、メイクブラシを洗う際は洗剤を使うのがおすすめです。専用のクリーナーがない場合でも、シャンプーやハンドソープ、メイク落としなどで代用できます。洗剤を使って定期的に洗うことで、清潔な状態を保ってメイクのノリを良くして、肌トラブルの予防にもつながります。
【まとめ】メイクブラシは定期的なお手入れが大切
メイクブラシは、使い続けることでファンデーションやパウダーの汚れ、汗や皮脂汚れなどが付着しやすくなります。汚れた状態で使い続けると、ムラづきが発生したり肌トラブルが生じたりするおそれがあるため、月に1〜2回程度は洗うようにしましょう。
洗う際は、専用のクリーナーを使うのがおすすめです。クリーナーが手元にない場合は、シャンプーやメイク落とし、ハンドソープなどで代用できます。洗剤を使って洗うことで、内部に溜まった汚れまできれいに溶かして落とせるようになります。
洗剤を使ったメンテナンスも大切ですが、毎日の使用後にティッシュペーパーの上で汚れを落とすお手入れも重要です。使用したあとに毎回お手入れすることで、きれいな状態を保てるようになります。
※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
※記事内で紹介している商品の代金やサービスの代価等の額は一例であり、実際の金額とは異なる場合がございます。
※記事の内容は、記事の執筆ないし更新時点のものであり、現在の情報と異なる場合がございます。
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