着物クリーニングはどこがおすすめ?業者の選び方や保管・お手入れ方法を解説
更新日:

\ハウスクリーニング探すなら「おうちにプロ」/
ハウスクリーニングを依頼する着物は、基本的には1シーズンに1回を目安としたクリーニングが必要です。クリーニングをしなければ、汚れが定着してシミになるほか、虫害の原因になる可能性があるため注意しなければなりません。
しかし、「どこへクリーニングに出せばよいのかわからない」「クリーニング後はどのように保管すればよいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、着物クリーニングの必要性と具体的なサービス内容、実際にクリーニングを依頼できるおすすめの店舗を詳しく解説します。クリーニング後の保管方法やお手入れ方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
- この記事でわかること
-
- ・着物は少なくとも1シーズンに1回はクリーニングしてカビや変色、劣化を防ぐことが大切
- ・着物のクリーニングは、一般的なクリーニング店と着物専門のクリーニング店に依頼することが可能
- ・着物専門のクリーニング店はメニューが豊富な場合が多いため、大切な着物を預ける場合は専門店の利用がおすすめ
- ・着物のクリーニング業者を選ぶ際は、予算内に収まるところやメニューが豊富なところを選ぶとよい
- ・クリーニング後は風通しのよい場所に保管し、定期的に虫干しを行うことで清潔な状態の維持が可能
目次
- 【記事作成】おうちにプロ 編集部
- ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!
着物は1シーズンに1回のクリーニングがおすすめ
着物は一般的な洋服とは異なり、繊細な素材や染色技法が用いられているため、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に絹素材の着物は湿気や皮脂汚れに弱く、クリーニングせずにそのまま保管するとカビや変色の原因となります。
そのため、着用した回数やシーンにかかわらず、少なくとも1シーズンに1回はクリーニングに出すようにしましょう。
一度しか着用していない場合でも、着用時に空気中のホコリや微粒子汚れが繊維に付着していることがあるため、保管する前にクリーニングに出しておくと安心です。
頻繁に着ない着物は着用のたびにクリーニングに出すと安心
振袖や留袖、喪服着物など、礼装用として使用される着物は、普段着の着物とは違って着用頻度が極端に少ない場合がほとんどです。成人式や結婚式、法事などの特別な場面でしか着用しないため、次にいつ着るかわからないというケースが珍しくありません。
このような着物の場合、「1シーズンに1回はクリーニングに出す」といった一般的な目安ではなく、一度着用するごとにクリーニングに出すことがおすすめです。
着用したあとの着物には汗や皮脂、ホコリなどの目に見えづらい汚れが付着していることが多く、時間が経過することで生地の変色や黄ばみ、シミ、嫌な臭いの原因となり、最悪の場合はカビや虫食いの発生にもつながります。
特に礼装用の着物は長期保管となるケースが多いため、着用直後に汚れをしっかりと落とし、清潔な状態で収納することが生地の劣化やトラブル防止に直結します。
なかでも正絹の着物は非常にデリケートな素材のため、一度汚れが定着すると落とすことが難しくなり、変色や風合いの劣化が避けられません。そのため、着用後は速やかにクリーニングに出すことが、長く美しい状態を保つための秘訣です。
保管中によくある着物のトラブル事例
着物の保管中に起こりやすいトラブルとして代表的なものが、主に以下の3つです。
- カビの発生
- 虫害(虫食い)
- 黄変
いずれも不適切な保管方法やクリーニング不足が原因で発生することが多く、大切な着物を傷めてしまいます。
まず「カビの発生」は、保管中の湿気が大きな原因です。通気性の悪い場所や湿度の高い部屋で長期間保管すると、たとえ一度も着用していなくても、カビが発生して黒い斑点やカビ臭が付くおそれがあります。
「虫害(虫食い)」は、タンス内に潜んでいたり着用時に付着したりした害虫が原因となります。特に、ウールや絹など天然繊維の着物は虫にとって栄養源となりやすく、繊維が食い破られて穴が空くことがあります。虫害を防ぐためには、防虫剤の使用や適切な換気が重要です。
次に「黄変」は、皮脂や汗などの汚れが酸化して黄ばみに変わる現象です。なかでも襟元や袖口は汗や皮脂が付きやすく、洗わずに保管すると時間の経過とともに変色します。一度黄変が発生すると除去が難しくなるため、着用後のクリーニングが欠かせません。
着物のクリーニングサービスとは
着物には、特殊な素材や繊細な染色技術が用いられているため、通常のクリーニングではなく専門の着物クリーニングサービスを利用する必要があります。
着物のクリーニングサービスは着物に特化しており、繊維を傷めたり風合いを損ねたりすることなく、きれいな状態に仕上げることが可能です。
着物のクリーニングは汚れを落とすだけではなく、色や風合いの維持、光沢感の復元なども目的としてあげられます。また、長期保管の前にクリーニングをすることで、カビや虫害、黄変といったさまざまなトラブルの予防も可能です。
自宅での洗濯や普通のドライクリーニングでは、着物の縮みや色落ち、型崩れの原因になるため避けましょう。
着物のクリーニングで受けられる主なサービス内容は、次のとおりです。
・丸洗い
・洗い張り
・シミ抜き
・汗抜き
・カビ取り
・撥水加工
丸洗い
丸洗いとは、着物全体を解かずに洗浄する方法で、着物クリーニングの中でも一般的なサービスです。専用のクリーニング溶剤を使用して、着物に付着した汗と皮脂汚れやホコリ、排気ガスなどの汚染物質をきれいに落とします。
ただし、汗染みや深く定着したシミ、カビなどは丸洗いだけでは落としきれないことがあるため、シミ抜きや汗抜きなどのサービスと併用するとより効果的です。最近では、防カビ加工や防虫加工をセットにしたプランもあり、長期保管の際にも安心して利用できるでしょう。
なお、刺繍や金彩などの特殊加工がある着物は丸洗いできない場合があるため、事前にクリーニング業者と相談することが大切です。
洗い張り
洗い張りは、着物を一度ほどいて反物の状態にしてから生地を洗う伝統的な方法です。古くなった着物やシミ・黄変がひどい場合、丸洗いだけでは落としきれない汚れを徹底的に除去できるため、特にデリケートな着物のメンテナンスに適しています。
作業には手間と時間がかかり、高度な技術が必要となります。そのため、すべてのクリーニング業者で洗い張りのサービスを提供しているわけではない点に注意しましょう。
洗い張りを請け負っている場合でも、熟練の職人が在籍しているか、洗い張りの実績がきちんとあるかを確認することが大切です。
シミ抜き
シミ抜きは、なるべく着物の生地を傷めずにシミや汚れを薬剤で除去する方法です。飲み物や食べ物のシミ、墨や化粧品の跡などさまざまな種類のシミに対応しています。
着物のシミは時間が経つほど落ちにくくなるため、シミがついた場合はなるべく早くシミ抜きを依頼するようにしましょう。着物のシミ抜きは高度な技術が必要となるため、自己判断で強い薬剤を使ってシミを落とそうとすると、生地の色落ちや傷みを引き起こすおそれがあります。
なお、シミの種類や範囲によっては完全に除去できない場合もあるため、事前にどの程度シミを落とせるかを確認することも大切です。
汗抜き
汗抜きは、着物に付着した汗や皮脂などを、専用の薬剤を使って除去するクリーニング方法です。
特に夏場や長時間の着用後に付着する汗や皮脂は、放置すると生地の黄変やカビの原因となります。嫌な臭いが発生する原因にもなるため、たくさん汗をかいたあとは汗抜きを依頼しましょう。
専用の機材や薬剤を使用して、着物を傷めずに丁寧に洗い流すため、着物の色や質感を損なう心配もほとんどありません。汗が残ることによる虫害の発生やカビの温床となるリスクも減らせるため、大切な着物を長く美しく保つためには汗抜きが欠かせないといえます。
頻繁に着ない着物であっても、一度の着用ごとに汗抜きを施しておくと保管時のトラブルを防げるのでおすすめです。
カビ取り
着物を長期間保管していると、収納場所の湿度や気温、空気の流れの悪さなどによってカビが発生してしまうことがあります。特に湿度の高い日本の気候では、たとえ使用後に着物を十分乾かしたつもりでも、目には見えない湿気が着物の繊維に残っていることがあるため注意が必要です。
カビが発生すると、表面に白や黒などの点々が浮き出るほか、生地の奥深くまで菌糸が侵入していることも少なくありません。この状態では、自宅でのお手入れや通常のクリーニングでは対処が難しく、専用のカビ取りが必要になります。
多くの業者では、防カビ加工もセットで施してもらえる場合が多いため、再発防止効果も期待できます。カビを放置すると、生地の劣化や穴あきが生じてしまい、高価な着物でも着用できなくなってしまうリスクがあるため、早めの対処が大切です。
また、カビが生えた着物をほかの着物と一緒に保管すると、カビが移ってしまうおそれがあるので、カビが生えた着物は分けて保管するようにしましょう。
撥水加工
着物は水分や油分に非常に弱い素材が多く使われており、わずかな雨や食べこぼしでもシミになりやすいといえます。そのため、外出時や食事会などでの着用が多い場合は、撥水加工を施しておくと安心です。
撥水加工とは、生地の表面に特殊なコーティングを施すことで水滴や油分を弾き、繊維の内部への浸透を防ぐ処理のことです。
撥水加工は一度施すと効果が長期間持続し、次回着用時にも安心して使用できます。なお、加工によって生地の風合いや色合いが損なわれることはほとんどなく、見た目を劣化させずに機能性だけを高められる点もメリットです。
加工済みの着物であれば、軽い汚れや水滴もすぐに拭き取るだけで対処できるため、お手入れの手間も減らせます。
着物のクリーニングを依頼できるおすすめ店舗
着物のクリーニングは、依頼する店舗によって仕上がりが大きく異なる場合があります。そのため、どこに依頼するかを見極めて大切な着物を預けるようにしましょう。着物のクリーニングは、以下のような店舗で依頼できます。
一般的なクリーニング店
一般的なクリーニング店でも、着物のクリーニングを受け付けている場合があります。大手チェーン店などでは、洋服だけではなく和装品のクリーニングメニューを用意していることもあり、日常的に利用している店舗でそのまま着物を依頼できる点が魅力です。
また、近所に店舗がある場合は持ち込みや引き取りが簡単で、利便性が高いこともメリットのひとつです。料金も比較的リーズナブルなことが多く、急な用事や手軽にクリーニングしたい場合に適しています。
また、着物専用の加工や特殊なシミ抜きといったサービスには対応していない場合もあります。たとえば、汗抜き加工や撥水加工、カビ取りといった繊細な作業は外注となるケースもあり、その分時間がかかったり料金が高くなったりする可能性もあるでしょう。
ほかにも、正絹のような高級素材の着物は扱いを断られる場合もあるため、預けられるかどうかを事前に店頭や電話で確認することが大切です。
着物専門のクリーニング店
着物専門のクリーニング店は、着物に特化した技術と知識を持つプロがクリーニングを行うため、大切な着物を安心して任せることができます。
振袖や訪問着、留袖、喪服といったフォーマルな着物や、正絹・紬・縮緬といったデリケートな素材の着物も、丁寧に仕上げてもらえる点が大きな魅力です。
保管中のカビや黄変、虫食い対策として、防虫加工や撥水加工などのオプションサービスを提供している店舗もあります。また、仕上がり後のたたみ方や専用のたとう紙の使用といった配慮も行ってもらえるため、クリーニング後に長期保管する際にも適しています。
料金は一般的なクリーニング店と比べると高くなることが多いですが、その分仕上がりや生地への配慮は丁寧なので、特別な一着や高価な着物の場合には専門店の利用がおすすめです。専門店であれば、着物の価値を損なわず、次回も気持ちよく着られる状態に整えてもらえます。
着物のクリーニング業者を選ぶ際のポイント
着物のクリーニング業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
・料金が予算に収まるところを選ぶ
・選べるメニューが豊富な業者を選ぶ
・返却までの期間から選ぶ
・対応が丁寧な業者を選ぶ
料金が予算に収まるところを選ぶ
着物のクリーニングは専門的な技術と手間がかかるため、料金が高めになる傾向があります。そのため、業者ごとのクリーニング料金を確認して、自分の予算に合った業者を選ぶことが大切です。
特に、振袖や留袖などの礼装用着物は、クリーニング費用が高額になりがちなので注意が必要です。複数の業者を比較検討して、各業者で見積もりを取ることで無理のない範囲で利用できるクリーニング業者を見つけやすくなります。
また、定期的にキャンペーンや割引を実施している業者もあるため、お得な情報も見逃さずにチェックするとよいでしょう。ただし、料金が安すぎる場合は技術や仕上がりに不安が残ることもあるため、価格だけにとらわれずに品質とのバランスを考慮することが大切です。
選べるメニューが豊富な業者を選ぶ
着物のクリーニング業者を選ぶ際は、提供しているサービスメニューの充実度も重視したいポイントです。
着物は素材やデザイン、付着する汚れの種類が多岐にわたるため、シンプルな丸洗いだけではなく、部分的なシミ抜きや汗抜き、撥水加工や保管サービスなどの多彩なオプションがあると便利です。
また、着物の洗い張りや仕立て直しサービスを提供している業者もあり、メニューが豊富な業者はクリーニング以外のメンテナンスも一括して依頼できる点が魅力です。
複数のメニューが用意されていると、着物の状態や希望に合わせて最適なプランを選べるため、結果的に満足度の高い仕上がりが期待できます。メニュー内容は業者のホームページやカタログなどで確認できるため、事前にチェックして比較検討しましょう。
返却までの期間から選ぶ
着物は季節ものやイベント用に使うケースが多いため、必要なタイミングに間に合うかどうかが大切なポイントです。業者によって仕上がりまでの日数は大きく異なり、早ければ数日程度、長ければ数週間程度かかる場合もあります。
急ぎの場合は、即日仕上げや短期間で対応可能な業者を選ぶとよいでしょう。
なお、返却までに時間がかかる業者は、丁寧な手作業や素材に配慮したクリーニングを行っているケースが多い傾向があります。そのため、仕上がりの質を重視するのであれば、多少時間がかかっても信頼できる業者を選ぶのも一つの手です。
クリーニング期間の目安は各業者のホームページや問い合わせなどで確認できるため、利用前に必ず把握しておきましょう。
対応が丁寧な業者を選ぶ
着物は高価で大切な衣類のため、クリーニングを任せる業者の対応の丁寧さも大切なポイントです。問い合わせ時のレスポンスの速さや、スタッフの知識の豊富さ、礼儀正しさなどは信頼感につながります。
着物の特性やクリーニング方法に関して質問した際に、わかりやすく丁寧に説明してくれるかどうかも重要な基準です。
さらに、発送から返却までの進捗状況をこまめに連絡してくれる業者も安心感があるといえます。Googleマップや各種SNSなどから、口コミやレビューでスタッフの対応や評判をチェックするのもよいでしょう。
万が一、仕上がりに問題があった場合のクレーム対応や返品・再クリーニングの制度が整っているかも確認するとより安心です。
着物クリーニング後の保管やお手入れ方法
着物をクリーニングに出したあとは、以下のような方法で保管やお手入れを行いましょう。
・風通しがよい場所に保管する
・定期的に虫干しを行う
・桐たんすの中で保管する
・汚れが付着したらすぐに応急処置をする
風通しがよい場所に保管する
着物を長期間きれいな状態に保つためには、風通しのよい場所での保管が非常に大切です。湿気がこもる場所に置くと、カビや臭いの原因となるだけではなく、生地を傷めてしまう可能性があります。
衣装用の防虫剤や除湿剤を併用することで、さらに着物の劣化を防げます。ただし、防虫剤の種類によっては着物に悪影響を与える場合もあるため、着物用のものを選んでみてください。
ビニール袋や密閉容器に入れて保管すると通気性が悪くなり、湿気がこもりやすくなるため避けましょう。
定期的に虫干しを行う
着物の保管で特に重要なのが、定期的な虫干しです。虫干しとは、湿気や害虫から着物を守るために、風通しのよい日陰で着物を広げて干す作業を指します。
少なくとも年に1回、できれば空気が乾燥しやすい10~15時頃に行うのがおすすめです。
直射日光に当てると色あせや生地の傷みの原因になるため、必ず日陰で行いましょう。
虫干しの際は、着物を保管場所から取り出して、風通しのよい場所で広げて干します。1〜2時間程度でも十分ですが、湿気が少ない晴天の日に行うようにしてください。
桐たんすの中で保管する
着物を保管する場所として、昔から重宝されてきたのが桐たんすです。桐材は調湿性に優れており、湿気を吸収・放出しながら適度な環境を維持してくれます。これにより、カビの発生や虫害のリスクを軽減できます。
着物専用の桐たんすは、引き出しや内部に仕切りがあるため、着物を平らに重ねて収納しやすいのも特徴です。桐たんす自体を直射日光の当たらない涼しい場所に置き、定期的に換気を行うとさらに快適な保管環境となるでしょう。
防虫剤を使用する際は着物専用のものを使用し、取り替えも忘れずに行いましょう。
汚れが付着したらすぐに応急処置をする
着物に汚れが付いた場合、時間が経つほど落ちにくくなるため、速やかな応急処置が必要です。まずは汚れの種類を見極めることが大切ですが、一般的な水性の汚れであれば、清潔な白い布やガーゼで軽く叩き、できるだけ早く汚れを吸い取ります。
油性の汚れや頑固なシミの場合は、自宅での処理は避けて、専門のクリーニング店に相談することをおすすめします。
応急処置の際は、洗剤や漂白剤は使わず、水またはぬるま湯を使うのが安全です。また、濡らした部分は速やかに乾かして、カビの発生を防ぐために風通しのよい場所に置きましょう。
着物のクリーニングに関するよくある質問
着物は着用するたびにクリーニングした方がよい?
着用するたびに必ずクリーニングに出す必要はありません。基本的には、1シーズンに1回は出すことをおすすめします。しかし、普段から着用する機会が少ない着物は、清潔に長期保管するために着用するたびにクリーニングに出すとよいでしょう。ほかにも、着用中に汚れが付着した場合や大量に汗をかいた場合などは、すぐにクリーニングに出すのが望ましいです。
着物は自宅で洗ってもよい?
着物は、素材によっては自宅で洗えることもあります。ポリエステルや木綿の素材は自宅で洗える場合が多いですが、洗濯表示で「水洗い不可」と表記されているものは、自宅で洗ってはいけません。たとえ自宅で洗えるものでも、自分で洗うのが不安な場合は専門のクリーニング業者に任せるようにしましょう。
着物の帯もクリーニングに出した方がよい?
着物の帯は、目立つ汚れがなければクリーニングに出す必要はありません。使用後は陰干しをして湿気を取り除いて、専用のブラシを使ってホコリなどの汚れを取り除いてから保管しましょう。なお、帯は自宅では洗濯できないため、汚れた場合は着物と一緒にクリーニングに出してください。
【まとめ】着物は定期的なクリーニングで清潔な状態を保とう
着物は、基本的に1シーズンに1回はクリーニングに出す必要があります。クリーニングせずにそのまま保管すると、カビや変色の原因となるため注意しなければなりません。
一般的なクリーニング店でも着物のクリーニングに対応していることがありますが、可能であれば着物専門のクリーニング店に任せるのがおすすめです。専門業者であれば、基本的な丸洗いのほか洗い張りや汗抜き、カビ取りや撥水加工などさまざまなメニューに対応しています。
クリーニング後は風通しがよい場所に保管して、定期的に虫干しを行いメンテナンスを実施しましょう。
※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
※記事内で紹介している商品の代金やサービスの代価等の額は一例であり、実際の金額とは異なる場合がございます。
※記事の内容は、記事の執筆ないし更新時点のものであり、現在の情報と異なる場合がございます。
\ハウスクリーニング探すなら「おうちにプロ」/
ハウスクリーニングを依頼する