キッチンの排水口掃除のやり方!使用する洗剤やおすすめの掃除頻度を紹介

キッチンの排水口は、調理に使った油や調味料、食材のかすなどが流れてくるため、ほかの排水口よりも汚れやすい環境です。特に毎日料理をする場合は、汚れが少しずつ蓄積されていきます。

汚れを放置すると、排水口の詰まりが生じたり嫌な臭いが発生したりするため、定期的な掃除が欠かせません。しかし「どのように掃除したら良いかわからない」「どれくらいの頻度で掃除したら良いの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、キッチンの排水口掃除のやり方と、必要な洗剤・掃除アイテムを詳しく紹介します。詰まった場合の解消方法やおすすめの掃除頻度も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

できるだけ掃除の手間を減らすために、排水口をきれいに保つためのポイントも紹介していますよ。
この記事でわかること
  • 排水口は毎日のようにさまざまな汚れが流れ込むので、キッチンの中でも特に汚れやすい場所

  • 重曹やクエン酸、塩素系漂白剤などを使って掃除すると自分でもきれいにすることが可能

  • できるだけ毎日掃除するのが理想で、少なくとも週に3回程度は掃除することが大切

  • 掃除せずに排水口の汚れを放置すると、嫌な臭いがしたり詰まりが生じたりしやすくなる

  • 水切りネットを使用し、油は流さないようにすると排水口の汚れは防止可能

  • 汚れが落とせない場合は、キッチンクリーニングの依頼がおすすめ
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【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

キッチンの排水口に付着しやすい汚れ

キッチンの排水口は、油や食品のかすなどが流れてくるため、洗面所や浴室などの排水口に比べて汚れやすい環境です。掃除しなければぬめりや汚れなどが蓄積され、ひどい場合には詰まりや悪臭が発生することもあります。

キッチンの排水口に付着しやすい主な汚れは、次の4つです。

・油汚れ
・食品汚れ
・水アカ
・カビ

油汚れ

油汚れは、調理の際に使用する油や、食材から出た油などが原因の汚れです。付着してすぐの頃はヌルヌルとした感触がありますが、冷えて固まるとドロドロになり、ほかの汚れやゴミなどを吸着してより大きな汚れとなってしまいます。

油は水に溶けづらいため、シンクや排水口をサッと水洗いするだけでは落とせない点に注意が必要です。


油汚れは酸性の性質を持つため、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使用すると落としやすくなります。

付着してすぐの頃であれば、スポンジやキッチンペーパーなどを使って簡単に拭き掃除をすることが可能です。しかし、掃除をせずに放置すると冷えて固まり頑固な汚れとなって、簡単には落とせなくなるため早めに対処を行いましょう。

特に、油を使用した鍋やフライパンを洗ったり、食器に油がついたままシンクに汚れを流してしまったりすると、油汚れが発生しやすくなるので気をつけなければなりません。

可能な限り、食器などの油は拭き取ってから水で流すのがおすすめです。油汚れが蓄積されると、嫌な臭いが発生しやすくなりますよ。

食品汚れ

食品汚れは、食材のかすや調味料などが原因の汚れです。たとえば、調理で発生した食材の細かなかすや、食品の汁などをそのまま排水口に流していると、食品汚れが蓄積されていきます。

特に食材の大きなかすなどを流していると、排水口の中で詰まりが発生しやすいため注意しましょう。


食品汚れは、油汚れと同じく酸性の性質を持っている場合が多いです。そのため、アルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダなどが効果を発揮します。

食品汚れを放置すると、雑菌が繁殖して嫌な臭いが発生しやすくなります。また、害虫が餌を求めて排水口に寄り付きやすくなるため、衛生的な環境を保つためにも食品汚れはすぐに取り除くようにしましょう。

付着してすぐであればサッと拭き取れる場合が多いですが、長時間放置すると固まって落としづらくなります。

排水口の中は視認性が悪く、汚れを見落としやすいです。特に大きな食材のかすを誤って流してしまうと取り出しづらいため、シンクに食材のかすが落ちた際は早めに取り除きましょう。

水アカ

水アカは、水道水に含まれるカルシウムやミネラル成分などによって発生する汚れです。水滴が冷えて蒸発すると、ミネラル成分だけが残ってザラザラとした白い汚れとなってしまいます。

排水口以外に、シンク全体や蛇口などのステンレス部分に発生しやすい点が特徴です。


水アカはアルカリ性の性質があります。そのため、酸性の性質を持つクエン酸のような洗剤が有効です。

たとえ洗剤を使ってシンクや排水口を掃除しても、水滴が残っていれば蒸発する際に水アカが発生しやすくなります。

水アカが付着してすぐであれば簡単に落とすことは可能ですが、放置すると固くなって落としづらくなる点に注意しましょう。また、水アカは油汚れや食品汚れなどと結合しやすく、より強固な汚れになりやすいため、白いザラザラとした汚れを見つけたら早めに掃除することが大切です。

水アカは、クエン酸を活用すれば楽に落とせますよ。

カビ

常に水にさらされているキッチンの排水口は、黒っぽい見た目をした黒カビが繁殖しやすい環境です。黒カビを放置していると、奥深くまで根を張って取り除きづらくなるため、早めに対処しなければなりません。


カビを根本から落としたい場合は、塩素系漂白剤が有効です。

塩素系漂白剤を使用すれば、深く根を張った黒カビもきれいに落とせる可能性があります。塩素系漂白剤を吹きかけるだけで良いため、手間もかかりません。

排水口の中は湿気がこもりやすく、油汚れや食品汚れなどカビの餌となる汚れも多いため、放置していると大量に繁殖するおそれがあります。少しでもカビが繁殖しているのを見つけたら、すぐに塩素系漂白剤で対処しましょう。

黒カビは、キッチンや浴室などのゴムパッキン部分にも繁殖しやすいため、塩素系漂白剤を1つ用意しておくとほかの場所の掃除にも活用できますよ。
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排水口掃除に便利な洗剤・アイテム

キッチンの排水口を掃除する際は、次のような洗剤や掃除アイテムを用意しておくと便利です。効率的に掃除を進めたい場合は、汚れの種類に合わせて洗剤を用意してみましょう。

・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・クエン酸
・塩素系漂白剤
・スポンジやブラシ

重曹

重曹は、アルカリ性の性質を持つ掃除アイテムです。キッチンの排水口に付着しやすい、油汚れや食品汚れなどに対して特に効果を発揮します。

使用方法はとても簡単で、重曹の粉末を排水口周辺に振りかけるだけです。シンクやコンロなど、ほかの場所の油汚れや食品汚れなども落としたい場合は、水に溶かして「重曹水」として使用します。


排水口掃除に使用する際は、クエン酸と同時に使用するとさらに強力な洗浄効果が期待できます。

また、少量の水に混ぜてペースト状にすると「重曹ペースト」としても活用が可能です。重曹ペーストを使用すると、頑固な汚れを浮かせて落としやすくなります。

また、軽度のカビであれば重曹ペーストで落とせる可能性もあり、幅広い汚れに対して使用できる万能な掃除アイテムといえるでしょう。

排水口以外の場所も掃除できるため、1つ用意しておくと便利ですよ。排水口掃除のついでに、キッチンのほかの場所も掃除すると良いでしょう。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダは、重曹と同じくアルカリ性の性質を持つ掃除アイテムです。酸性の性質がある油汚れや食品汚れなどに対して効果を発揮します。


汚れの種類の見極めが難しい、排水口のぬめりに対して特に効果が期待できます。

セスキ炭酸ソーダを使用する際は、水に溶かして「セスキ炭酸ソーダ水」を作り、スプレーボトルに入れましょう。汚れが気になる箇所にスプレーすれば、重点的に気になる部分を掃除することが可能です。

汚れが落としづらい場合は、水ではなくぬるま湯に溶かすのがおすすめです。ぬるま湯に溶かすことでpH値が高まり、さらに強力な洗浄効果が期待できます。

ただし、pH値が高いセスキ炭酸ソーダ水に長時間触れていると肌荒れの原因になる可能性があるため、手袋を着用して掃除しましょう。

スプレー後は、すぐにこすり洗いをせずにしばらく放置しておくと、汚れが浮いてくるため掃除しやすくなりますよ。

クエン酸

クエン酸は酸性の性質があり、水アカのようなアルカリ性の汚れに効果を発揮する掃除アイテムです。排水口に白いザラザラとした水アカが付着している場合は、クエン酸を溶かした水を流し込んで掃除を行います。

ただし、同じ酸性の性質がある油汚れや食品汚れなどに対しては効果が期待できないため、注意が必要です。


抗菌作用があるとされており、排水口掃除に使用すると雑菌の繁殖や嫌な臭いの抑制につながる可能性があります。

油汚れや食品汚れには不向きなクエン酸ですが、重曹と混ぜて使用すると重曹の働きを助けて、強力な洗浄効果が期待できます。そのため、頑固な油汚れや食品汚れには、重曹とクエン酸を併用すると良いでしょう。

なお、クエン酸と塩素系の洗剤が混ざると化学反応によって有毒ガスが発生するため、絶対に併用してはいけません。

排水口の掃除は、汚れに応じた洗剤の使い分けが重要ですよ。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、強力なアルカリ性の性質を持つ掃除アイテムです。

重曹やセスキ炭酸ソーダよりもアルカリ性が強く、強力な殺菌力を持ちます。そのため、深く根を張った黒カビに対しても高い効果を発揮する点が大きな魅力です。


黒カビのほか、ぬめりや食品汚れ、油汚れなどもまとめてきれいにできます。

しかし、洗浄力が強力な分、素手で触ると肌荒れするおそれがあるため、必ず手袋を着用しましょう。ツンとした刺激臭もあるので、必ず換気をしたうえでマスクを着用するのもおすすめです。

また、塩素系漂白剤は絶対にクエン酸のような酸性の洗剤と使用しないようにしましょう。混ざることで発生する有毒ガスを吸い込むと、健康被害が生じる可能性があります。

どちらの洗剤も使いたい場合は、必ず日を分けて掃除してくださいね。たとえある程度時間が経っていても、成分が残っている可能性があるため同日の使用は避けましょう。

スポンジやブラシ

排水口に付着した頑固な汚れは、洗剤を使うだけでは落とせない場合が多いです。その際に、スポンジやブラシなどがあればこすり洗いが行えるため、頑固な汚れも落としやすくなります


ブラシは、古い歯ブラシのような小さなブラシを用意しておくと、ゴミ受けの網目などの細かな部分も掃除しやすいです。

また、通常のスポンジでこすり洗いをしても汚れが落とせない場合は、メラミンスポンジの使用も検討してみてください。メラミンスポンジはメラミンフォームからできており、きめ細かい網目で汚れをしっかりと落とす効果が期待できます。

ただし、強くこすりすぎると排水口を傷めてしまう可能性があるため、やさしく掃除することを心がけましょう。

スポンジやブラシが排水口に流されてしまうと詰まりの原因になるため、誤って流さないように気をつけてくださいね。
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キッチンの排水口を掃除する方法

ここからは、次の掃除アイテムごとにキッチンの排水口を掃除する方法を詳しく見ていきましょう。

・重曹やクエン酸を使った掃除方法
・セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法
・塩素系漂白剤を使った掃除方法

重曹やクエン酸を使った掃除方法

重曹やクエン酸を使用すると、油汚れや食品汚れなど幅広い汚れを落としやすくなります。具体的な掃除手順は次のとおりです。

  • ①スポンジやブラシで排水口周辺を掃除する
  • ②1カップ分の重曹を排水口全体に振りかける
  • ③1カップ分のお湯にクエン酸小さじ2杯分を溶かしてクエン酸水を作る
  • ④振りかけた重曹にクエン酸水をまんべんなくかける
  • ⑤発泡するので30分程度放置する
  • ⑥放置後、よく洗い流す

まず、スポンジやブラシを使って排水口周辺の汚れを簡単に取り除きましょう。特にゴミやホコリが溜まっていると掃除の妨げとなるため、事前に取り除いておくことが大切です。


そのあと、排水口周辺に振りかけた重曹にクエン酸水をかけますが、この際に泡が発生します。この泡は油汚れや食品汚れなどを取り除く働きがあり、無害なため30分程度放置しましょう。

放置後は、成分を排水口に残さないためによく洗い流してください。また、掃除後は水滴をしっかりと拭き取ると、水アカの発生を防げます。

セスキ炭酸ソーダを使った掃除方法

排水口周りのぬめりを掃除したい場合は、セスキ炭酸ソーダを活用してみてください。掃除手順は次のとおりです。

  • ①水300mlに対して、セスキ炭酸ソーダを小さじ1杯程度入れて混ぜる
  • ②セスキ炭酸ソーダ水をスプレーボトルに入れる
  • ③ぬめりが気になる箇所にスプレーして、スポンジやブラシでこすり洗いをする
  • ④掃除箇所を水でよく洗い流す

まずは、セスキ炭酸ソーダ水を作りましょう。基本的には水を使用しますが、ぬめりの汚れ具合がひどい場合はぬるま湯に溶かすとさらに高い洗浄力が期待できます

スプレーボトルに入れることで、ぬめりが気になる箇所に直接吹きかけて重点的に掃除することが可能です。スプレー後は、数分程度放置すると汚れが浮きやすくなるため、より掃除がしやすくなるでしょう。

重曹やクエン酸が用意できない場合は、セスキ炭酸ソーダを代用して掃除するのもおすすめですよ。

塩素系漂白剤を使った掃除方法

排水口周辺の黒カビが気になる場合は、塩素系漂白剤を使用しましょう。最近では、スーパーやドラッグストアなどでスプレータイプの塩素系漂白剤が販売されているため、購入して使用してみてください。

塩素系漂白剤を使った掃除方法は、次のとおりです。

  • ①スポンジやブラシで排水口周辺を掃除する
  • ②蓋やゴミ受けなど、黒カビが生えている部分に塩素系漂白剤をスプレーする
  • ③規定の時間どおり放置したあと、成分が残らないようにしっかりと洗い流す

まずは、スポンジやブラシで排水口周辺のゴミを取り除きましょう。そのあとに塩素系漂白剤をスプレーします。製品ごとに放置する時間は異なる可能性があるため、購入した塩素系漂白剤の取扱説明書をしっかりと確認しましょう。

なお、重曹とクエン酸を使用したあと、絶対に塩素系漂白剤を続けて使用してはいけません。十分に洗い流したつもりでも成分が残っている可能性があり、万が一混ざり合うと有毒ガスが発生して人体に悪影響を及ぼします。

油汚れや食品汚れ、カビを掃除する場合は、必ず日を分けましょう。同日中に掃除してはいけません。
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キッチンの排水口が詰まった場合の解消方法

万が一キッチンの排水口が詰まった際は、次の方法で対処してみてください。

排水トラップを確認する
お湯とタオルを使用する
ラバーカップを使用する

排水トラップを確認する

まずは排水トラップに汚れやゴミなどが蓄積されていないかを確認しましょう。

排水トラップとは、排水口の中にある筒状の部品のことです。中にゴミカゴや封水などがあり、排水管から嫌な臭いが逆流することを防いでいます。


構造上、汚れやゴミなどが溜まりやすくなっている点に注意しましょう。排水トラップにある汚れやゴミなどを取り除けば、詰まりが解消される可能性があります。

排水トラップにゴミがたまらないようにするには、ゴミ受けをしっかりと掃除してゴミが排水管に流れていかないようにすることが大切です。ゴミ受けの網目までしっかりと掃除して、清潔な状態を保ちましょう。

お湯とタオルを使用する

排水トラップを掃除しても詰まりが解消されない場合は、お湯とタオルを使用した対処法がおすすめです。50度程度のお湯とタオル、ゴム手袋を用意して、次の手順で作業を行ってみてください。

  • ①排水トラップを外して、中にタオルを詰める
  • ②シンクにお湯を溜める
  • ③お湯がある程度溜まったら、タオルを一気に引き抜く

まずは排水トラップを取り外して、中にタオルを詰めます。ある程度の大きさがないと流されるおそれがあるため、古いフェイスタオルなどを使用するのが最適です。


シンクに溜めるお湯は、熱くても60度以下にしましょう。60度以上のお湯を一気に流すと、排水管を傷める可能性があります。

お湯を溜めたら、火傷に注意しながらタオルを一気に引き抜きます。お湯が一気に流れることで、詰まりの原因である汚れやゴミなどが一気に流れていき、詰まりが解消されるでしょう。

「少し水が流れにくいな」と感じたら、すぐに対処することが大切ですよ。

ラバーカップを使用する

お湯とタオルのほかに、ラバーカップを使用するのもおすすめです。

ラバーカップとは、棒の先端に半球形のカップがついたゴム製のアイテムです。トイレで使用するイメージがある方も多いかもしれませんがキッチンの排水口の詰まりにも効果が期待できます


隙間がないようにラバーカップを排水口に密着させ、一気に引き抜きましょう。

ラバーカップ以外に、ワイヤーブラシを活用して汚れをかき出す方法もあります。排水管の奥に汚れが詰まっていると考えられる場合は、ワイヤーブラシの活用も検討してみてください。

詰まりが解消されない場合は、複数の方法を試してみるのがおすすめですよ。
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キッチンの排水口掃除のおすすめ頻度

キッチンの排水口は、少なくとも週に3回程度は掃除するのがおすすめです。可能であれば毎日掃除をして、常に清潔な状態を保ちましょう。


特に毎日料理する場合は、排水口にさまざまな汚れが流れてきます。少しでも汚れがあることを確認したら掃除をして、汚れの蓄積を防ぎましょう。

排水口は簡単に詰まってしまうため、こまめに掃除することでトラブルを防げます。「晩ごはんの食器を洗ったあとに排水口も掃除する」「入浴する前に排水口を掃除する」など、自分の中でルーティンを作って習慣化すると掃除しやすくなります。

排水口のみを掃除する場合は手間がかからないので、すぐに掃除を終えられますよ。
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キッチンの排水口の清潔さを保つポイント

排水口の清潔さを保つために、次のことを行ってみてください。

・水切りネットを使用する
・溜まったゴミは毎日捨てる
・油を流さないようにする

水切りネットを使用する

排水口のゴミ受けには、水切りネットを取り付けましょう。水切りネットをつけることで、細かなゴミや汚れが隙間から流れていくことを防げます

また、ゴミ受け自体にも汚れが付着しづらくなるでしょう。ただし、水切りネット自体が汚れてくるため、できるだけ毎日交換するのがおすすめです。

交換しないまま使用し続けると、雑菌が繁殖してぬめりが生じたり、さまざまな汚れが蓄積されたりするおそれがありますよ。

溜まったゴミは毎日捨てる

ゴミ受けにゴミが溜まっている場合は、毎日必ず捨てましょう。ゴミを放置し続けると汚れがこびりついてしまうほか、嫌な臭いの原因にもなります


特に夏場は、害虫も寄り付きやすくなるため注意が必要です。

たとえ細かなゴミでも、目に見えるものであれば必ず取り除きましょう。毎日ゴミを捨てるついでに、排水口を掃除すると清潔な状態を保ちやすくなります。

油を流さないようにする

フライパンや鍋、食器についた油は、できるだけ排水口に流さないようにしましょう。万が一流してしまい油が冷えて固まると、頑固な油汚れとなって取り除きづらくなります


排水口に流す前に、キッチンペーパーで油を拭き取るのがおすすめです。

また、油がついていた調理器具や食器などを洗う際は、水ではなくお湯で洗いましょう。お湯であれば油も流しやすく、排水口に汚れとして蓄積されることも防げる可能性があります。

油を流さないようにするだけで、汚れの付着具合が大きく変わることもありますよ。
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汚れが落ちない場合はキッチンクリーニングの依頼がおすすめ

本記事で紹介した掃除方法を実践すると、ほとんどの汚れはきれいに落とすことが可能です。しかし、長年掃除していなかったり汚れが蓄積されていたりする場合は、なかなか落とせないケースもあるでしょう。

自分で掃除しても排水口の汚れが落ちない場合は、プロの業者によるキッチンクリーニングの依頼がおすすめです。


長年の経験と技術力により、洗剤や掃除アイテムなどを使い分けて、自力では落とせない汚れもきれいに落としてもらえます。

キッチンクリーニングを依頼すれば、排水口以外にもキッチン全体をくまなく掃除してもらえます。特に汚れが溜まりやすいコンロ周辺や換気扇なども、プロの手によってきれいにしてもらえば衛生的な環境を保ちやすくなる点が大きなメリットです。

また、クリーニング中は在宅していれば何をしていても問題がないため、仕事や育児、趣味などで自分の時間を有効活用できます。特に忙しく掃除の時間を確保できない方は、キッチンクリーニングの依頼を検討してみると良いでしょう。

一度プロの手できれいになれば、自分で掃除する際も楽になりますよ。1年に1度の大掃除として活用するのがおすすめです。

キッチンクリーニングの料金相場

キッチンクリーニングの料金相場は、12,000~20,000円程度です。料金の範囲内で、ガスコンロや調理台、壁やシンクなど幅広い場所を掃除してもらえます。


換気扇や魚焼きグリル、食洗機などはオプション扱いとなる業者が多く、その場合別途費用がかかります。

たとえば、換気扇の場合は7,000円~12,500円程度の追加費用がかかることが多いです。

ただし、業者ごとに料金設定は大きく異なるため、必ず見積もりを依頼しましょう。自宅エリア周辺の料金相場を把握するためにも、1社だけではなく複数の業者で相見積もりを依頼するのがおすすめです。

料金やサービス内容、接客態度などを比較して、自分に合ったところを選びましょう。
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【初心者向け】キッチンクリーニング業者の選び方

初めてキッチンクリーニング業者を利用する場合は、次の選び方がおすすめです。

・実績の豊富さから選ぶ
・料金相場と大きくかけ離れていない業者を選ぶ
・損害賠償保険に加入している業者を選ぶ
・口コミや評判の良さから選ぶ

実績の豊富さは、重要な選定ポイントです。実績が豊富であればさまざまなケースに対応しており、一般的に技術力も高いといえます。あわせて料金が相場と大きくかけ離れていないかも確認しましょう。


たとえば、相場よりあまりにも安い業者は技術力が低い可能性があるほか、万が一悪質な業者にあたれば高額な追加費用を請求されるおそれがあります。

キッチンクリーニングはプロが行いますが、人の手による作業のため万が一の事故やトラブルが発生しないとはいい切れません。万が一に備えて損害賠償保険に加入している業者を選べば、トラブルが起きた際も補償が受けられるため安心して任せられます。

依頼したい業者が見つかったら口コミもチェックして、実際の利用者の声をもとに依頼するかを判断してみてくださいね。
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キッチンの排水口掃除に関するよくある質問

Q

キッチンの排水口掃除は毎日した方が良い?

A

排水口掃除は、できるだけ毎日行うのがおすすめです。特に毎日キッチンで料理をする場合は、さまざまな汚れが排水口に流れるため汚れが蓄積されやすくなります。排水口のみの掃除であれば手間がかからないため、できるだけ毎日掃除しましょう。毎日の掃除には、食器用の中性洗剤を使用すると軽度の汚れであれば落としやすくなる可能性があります。食器を洗ったあとは排水口を掃除するなど、習慣を身につけると掃除しやすいでしょう。



Q

排水口を触らないで掃除する方法はある?

A

排水口をできる限り触らないで掃除したい場合は、重曹とクエン酸を使用しましょう。はじめに排水口周辺のゴミを取り除く必要がありますが、泡の力によって汚れが浮いてくるため、スポンジやブラシなどでこすらなくてもお湯で洗い流すだけできれいにできる可能性があります。ただし、掃除をしておらず頑固な汚れが蓄積されている場合は、排水口を触らないで掃除することは難しいです。頑固な汚れは、スポンジやブラシでこすり洗いをしましょう。



Q

キッチンの排水口はどこまで掃除したら良い?

A

排水口の掃除は、排水管の手前付近までが目安です。手前付近までは洗剤や掃除アイテムを活用すれば掃除できます。しかし、それより奥まで掃除すると排水管を傷めてしまう可能性があるため、無理に掃除することはおすすめできません。排水管の奥まで掃除したい場合は、業者へ依頼しましょう。



キッチンの排水口掃除は定期的に行おう

キッチンは、油汚れや食品汚れなどさまざまな汚れが流れ込んでくる場所です。定期的に掃除しなければ汚れが蓄積され、悪臭が発生したり詰まりが生じるおそれがあるため、できるだけ毎日掃除するようにしましょう

少なくとも、週に3回程度は掃除するのが理想です。重曹やクエン酸、塩素系漂白剤などを使用すれば簡単に掃除できます。

自力で掃除しても落とせない汚れは、キッチンクリーニング業者に任せましょう。プロの業者であれば専用の薬剤を使い、頑固な汚れもきれいに落としてもらえます。

比較サイトの「おうちにプロ」では、地域ごとのおすすめ業者を紹介しているので、ぜひ活用してみてくださいね。

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