シンク下が臭いときの対処法!原因や賃貸物件の対応方法を紹介

「キッチンのシンク下が臭い」「シンク下から生ゴミやカビのような臭いがする」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

シンク下から嫌な臭いがする場合は、排水管が汚れていたりカビや雑菌が繁殖していたりするなど、何らかのトラブルが発生している可能性があります。また、気づかないうちにシンクから水漏れしている場合も、シンク下が腐食して嫌な臭いが発生します。

臭いを放置していると被害が拡大するおそれがあるため、早めの対処が大切です。そこで本記事では、キッチンのシンク下が臭い主な原因と対処法を詳しく解説します。

賃貸物件の場合の対処法や、シンク下の臭いを予防する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

こまめにシンク下も掃除するようにして、異変があればすぐに気づけるよう環境を整えておきましょう。
この記事でわかること
  • ・シンク下の臭いは、排水口や排水管に蓄積された汚れやカビの繁殖、水漏れや封水の減少などが原因
  • ・臭いを取り除くには、排水口や排水管の掃除、シンク下の拭き掃除などが有効
  • ・排水口や排水管の掃除には、重曹やクエン酸、塩素系漂白剤や液体パイプクリーナーがおすすめ
  • ・シンク下の掃除には、重曹の使用がおすすめ
  • ・臭いを予防するには、定期的な掃除と収納扉を開けて換気することが大切
  • ・自力で臭いが取り除けない場合は、プロによるキッチンクリーニングがおすすめ
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【記事作成】おうちにプロ 編集部
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キッチンのシンク下が臭い主な原因

通常、キッチンのシンク下は嫌な臭いが発生することはありません。しかし、何らかのトラブルが生じているときは、シンク下から臭いを感じることがあります。

シンク下が臭い場合、次のようなトラブルが発生しているため注意しましょう。

・排水管の汚れや隙間が空いているなどのトラブル
・カビや雑菌が繁殖している
・シンク下が密閉されて空気がこもっている
・封水が減少して臭いが逆流している
・水漏れしている

排水口・排水管の汚れや隙間が空いているなどのトラブル

キッチンの排水口や排水管は、調理の際に使用した油や調味料、食品の油や細かなかすなどが毎日のように流れてくる場所です。そのため非常に汚れやすく、定期的に掃除しなければ汚れは次々と蓄積されていきます。

排水管の中が汚れると下水のような臭いが発生するほか、放置し続けることで詰まりが発生するため、早めに対処しなければなりません。


排水口や排水管の中の油汚れや食材のかす、食品の汁などが腐敗すると嫌な臭いが発生します。

また、床下にある排水管とシンクの排水管がつながる接続部分に隙間が生じている場合も、異臭が発生することがあります。通常は防臭キャップと呼ばれる部品で蓋がされていますが、長年の使用によって劣化すると隙間が生じて異臭が漏れてしまうのです。

排水口や排水管をこまめに掃除しているにもかかわらず、嫌な臭いが発生する場合は、シンク下にある防臭キャップがきちんと取り付けられているかを確認しましょう。

劣化している場合やサイズが合っていない場合は交換が必要ですが、自分で行うのが難しい場合はプロの業者に依頼してみてくださいね。

カビや雑菌が繁殖している

シンク下は、排水管がある影響で湿度が高いうえに、常に収納扉が閉ざされているため湿気がこもりやすい環境です。また掃除される頻度もキッチンの中では比較的少ないため、ホコリやゴミなどが溜まりやすくなります。

湿度が高い環境で、餌となるホコリやゴミが多いため、カビや雑菌にとっては繁殖しやすく好ましい環境といえます。


カビや雑菌が繁殖すると、シンク下からカビ臭が発生します。

特にカビの場合は深く根を張って繁殖することがあり、場合によっては取り除くのが難しくなる可能性がある点に注意が必要です。また、カビの胞子を吸い込んでしまうと健康被害が生じるおそれもあるため、掃除する際はマスクを着用するのがおすすめです。

カビは水気のある場所にしか繁殖しないイメージがある方も多いかもしれませんが、湿度が高く餌となるものがあれば繁殖してしまいます。

シンク下が密閉されて空気がこもっている

下水やカビのような独特な臭いではなく、こもったような臭いがする場合は、換気不足によってシンク下に収納しているさまざまなものの臭いが混ざっている可能性があります

たとえば、シンク下に調味料や食材のストック、キッチンの掃除道具などを置いている方も多いでしょう。シンク下の収納扉は頻繁に開けることは少ないため、自然と空気がこもりやすくなります。


空気がこもることで、中にある調味料や掃除道具、ストックなどの臭いが混ざり合ってこもった臭いが発生するのです。

また保存状態が悪く、消費期限が過ぎているものは気づかないうちに腐敗しており、嫌な臭いを発生させていることがあります。

できる限り調味料などは密閉された容器に収納して、定期的にシンク下の収納扉を開けて換気するようにしましょう。

こまめに換気することで、カビや雑菌の繁殖も防げますよ。

封水が減少して臭いが逆流している

キッチンの排水口の中には、排水トラップが設置されています。排水トラップがあることで中に一定量の封水を溜めて、下水の嫌な臭いや害虫などの侵入を防いでいます。

しかし、封水が減少すると排水管の中の臭いが逆流し、シンクやシンク下から嫌な臭いが発生するため注意しましょう。


特に、長期間家を留守にしていたり、排水管が詰まり気味であったりする場合は封水が減少しやすくなります。

長期間家を留守にする際は、封水の蒸発防止剤を使用するのがおすすめです。何もしない場合に比べて封水が蒸発しづらくなるため、留守の間に封水が蒸発して嫌な臭いが発生したり、害虫が侵入したりする事態を防げます。

夏場も封水が蒸発しやすいため、こまめに水を補充するのがおすすめですよ。

水漏れしている

シンク下にある排水管から水漏れしている場合、気づかないうちにシンク下の木材を腐食させてしまい、嫌な臭いが発生することがあります。腐食した部分はカビも生えやすく、さらに嫌な臭いが生じる可能性があるため注意しましょう。


排水管の水漏れを防ぐパッキンは、10年程度経過すると劣化していきます。

劣化すると水漏れが生じやすくなるため、定期的なパッキンの交換を心がけましょう。

また、シンク下に木材が使用されていない場合でも、水漏れによって湿度が高まるとカビが繁殖しやすくなります。水漏れはシンク下を開けなければ気づきにくいため、こまめな掃除を心がけるとともに排水管もあわせてチェックして、少しでも異変があればすぐに対処しましょう。

腐食やカビの繁殖は止められないため、早めに気づいて対処することが大切ですよ。
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シンク下の掃除におすすめなアイテム

シンク下から嫌な臭いがする場合は、シンク下を掃除することで臭いを解消できる可能性があります。掃除する際は、次のような洗剤や掃除アイテムを使用するのがおすすめです。

・重曹
・クエン酸
・塩素系漂白剤
・液体パイプクリーナー

重曹

重曹はアルカリ性の性質があり、排水口の中に蓄積された油汚れや食品汚れなどの酸性の汚れに対して効果を発揮します。シンク下から下水の臭いがする場合や、詰まり気味な場合に有効な掃除アイテムです。


重曹の粉末を、排水口の周辺に振りかけて使用します。

軽い汚れであれば重曹のみでも効果が期待できますが、クエン酸を溶かした「クエン酸水」と併用して使用すると、さらに強力な効果を発揮して頑固な汚れも楽に落とせるでしょう。

また、少量の水と重曹を混ぜてペースト状にすると、「重曹ペースト」として掃除に活用することも可能です。頑固な汚れが付着している部分にペーストを貼り付けて放置すると、汚れが浮いて楽に落としやすくなります。

重曹は自宅内の幅広い場所の掃除に活用できるため、用意しておくと便利ですよ。

クエン酸

クエン酸は、酸性の性質を持つ掃除アイテムです。シンク下の臭いの対処に活用する際は、重曹と併用します。

シンクの排水口周辺に振りかけた重曹に、クエン酸を溶かしたクエン酸水をかけると泡が発生するため、泡によって頑固な汚れを浮かして楽に落とすことが可能です。


排水口に発生する水アカにも効果を発揮します。水アカは油汚れなどと結合しやすく、大きな汚れになることがあるため早めに取り除くようにしましょう。

また、クエン酸には抗菌作用があるとされており、雑菌の繁殖を防ぐ効果が期待できます。これにより、シンク下だけではなく排水口周辺の嫌な臭いも取り除きやすくなるでしょう。

ただし、同じ性質を持つ油汚れや食品汚れなどに対しては、クエン酸単体では効果が期待できないため、必ず重曹と併用してくださいね。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は、強力なアルカリ性の性質を持つ掃除アイテムです。殺菌力が強く、深く根を張ったカビを根本から除去する効果が期待できます


塩素系漂白剤を使用すると、カビ以外に油汚れや食品汚れ、ぬめりなどさまざまな汚れも落とせるでしょう。

ただし、洗浄力が強力な分、取り扱いには注意が必要です。皮膚に触れると肌荒れのおそれがあるため、使用時は長袖や手袋を着用しましょう。ツンとした刺激臭があるため、必ず換気をしたうえでマスクを着用するのがおすすめです。

また、クエン酸のような酸性の洗剤と混ざると有毒ガスが発生して健康被害が生じる可能性があるので、絶対に併用してはいけません。塩素系漂白剤と酸性の洗剤を使いたい場合は、それぞれの使用する日を分けるようにしましょう。

十分に洗い流した場合でも、排水口や排水管に成分が残っている可能性があるため、同日中に使用するのは避けてくださいね

液体パイプクリーナー

液体パイプクリーナーは、排水管に詰まりが生じている場合におすすめです。排水管に直接流し込むことで蓄積された汚れやゴミなどを溶かし、トラブルを解決します。


粉末タイプのパイプクリーナーもありますが、扱いが難しい危険な成分が含まれていることもあるため、個人で使用する場合は液体パイプクリーナーを選びましょう。

液体パイプクリーナーは、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで簡単に手に入れられます。強力な効果を発揮する分、扱いには注意が必要なので、パッケージに記載された注意事項や使用方法は必ず厳守して、慎重に使用しましょう。

重曹やクエン酸で汚れが取り除けなかった場合は、液体パイプクリーナーの使用がおすすめですよ。
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キッチンのシンク下が臭い場合の対処法

ここからは、次のケースごとにシンク下が臭い場合の対処法を詳しく解説します。原因を見極めたうえで対処を行ってみてください。

・排水口・排水管が汚れている場合
・カビ臭い場合
・こもった臭いがする場合
・排水管の臭いが逆流している場合
・水漏れによる臭いの場合

排水口・排水管が汚れている場合

排水口や排水管が汚れている場合は、重曹やクエン酸、液体パイプクリーナーなどで対処しましょう。まず、排水溝は重曹とクエン酸を使って次の手順で掃除します。

  • スポンジやブラシで排水口周辺を掃除する
  • 1カップ分の重曹を排水口全体に振りかける
  • 1カップ分のお湯にクエン酸小さじ2杯分を溶かしてクエン酸水を作る
  • 振りかけた重曹にクエン酸水をまんべんなくかける
  • 発泡するので30分程度放置する
  • 放置後、よく洗い流す

まずは排水口周辺のゴミを取り除いたうえで、重曹とクエン酸で掃除を始めます。クエン酸水を重曹にかけると発泡しますが、発生する泡は無害なので手に触れたり吸い込んだりして健康被害が生じる心配はありません。

次に排水管を液体パイプクリーナーで掃除しますが、クエン酸の成分と混ざると有毒ガスが発生する可能性が高いため、絶対に同日中に使用することは避けましょう


安全のために、可能であれば数日程度は空けてから液体パイプクリーナーで掃除をすることをおすすめします。

液体パイプクリーナーは、取り扱いに気をつけながら次の手順で使用しましょう。

  • 窓を開けたり換気扇をつけたりして換気する
  • 排水口から直接液体パイプクリーナーを流し込む
  • 規定の時間どおり放置する
  • 水で十分に洗い流す

手や腕に液体パイプクリーナーがつくことを防ぐため、長袖やマスクを着用しておくと安心です。排水管の中に溜まった頑固な汚れも、液体パイプクリーナーによって溶けて流れていくとシンク下の臭いも解消されるでしょう。

排水口が汚れていない場合は、排水管の掃除のみを行っても問題ありませんよ。汚れ具合に応じて対処法を調整してみてくださいね。

カビ臭い場合

カビ臭い場合は、シンク下でカビが繁殖している可能性があります。塩素系漂白剤をスーパーやドラッグストアなどで購入して、次の手順で対処しましょう。

  • 窓を開けたり換気扇をつけたりして換気する
  • シンク下の収納物をすべて取り出す
  • 雑巾などに塩素系漂白剤をつけて、シンク下全体を拭き掃除する
  • 別の雑巾などで掃除した箇所を水拭きする
  • 最後に乾拭きをして乾燥させる

作業する際は、手に塩素系漂白剤がつくことを防ぐために必ずゴム手袋を着用しましょう。シンク下の収納物は掃除の邪魔になるため、あらかじめすべて取り出しておきます。


掃除後は、塩素系漂白剤の成分が残らないようにしっかりと水拭きしましょう。

また、水拭き後に水分が残っていると再びカビが繁殖するおそれがあるため、乾拭きをして乾燥させることが大切です。

こもった臭いがする場合

こもった臭いがする場合は、シンク下の収納物の臭いが混ざり合っている可能性があります。そのため、まずは収納物をすべて取り出したうえで扉を開けて換気しましょう


調味料などの臭いが強いものは、密閉できる容器に移し替えることをおすすめします。

換気しても臭いが取れない場合は、シンク下全体を重曹を使って次の手順で掃除しましょう。

  • シンク下に重曹を振りかける
  • 一晩放置する
  • 重曹を乾いた雑巾などで拭き取る
  • 残った重曹は掃除機などで吸い取る
  • 除菌スプレーやアルコールスプレーなどを振りかける
  • 収納扉を開けたまましっかり乾燥させる

ほかにも、水100mlに対して重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作り、スプレーボトルに入れてシンク下全体に吹きかけて掃除する方法もおすすめです。

重曹は消臭効果が期待できるため、こもった臭いも取り除きやすくなるでしょう。

重曹水を吹きかけた場合は、濡れた雑巾などで拭き掃除をして、しっかり乾燥させてくださいね。

排水管の臭いが逆流している場合

排水管から下水の臭いが逆流していると考えられる場合は、封水が蒸発している可能性があります。そのため、水を直接注いで封水の量を増やしましょう


封水がしっかりと機能すると、フタの役割を果たして臭いの逆流を防いでくれます。

たとえば、家を長期間空けていたときに嫌な臭いがする場合は、封水の減少が原因の可能性が高いです。その場合は封水を継ぎ足して、解消されなければ液体パイプクリーナーなどを使って排水管を掃除しましょう。

水漏れによる臭いの場合

水漏れの場合は、水漏れの原因となっている箇所を修理しましょう。水漏れを放置するとシンク下の腐敗が進んでより異臭を放つようになるほか、カビも繁殖しやすくなります。

また、マンションやアパートであれば階下の天井まで水漏れが進み、損害賠償を求められるリスクもあるため注意しましょう。

水漏れ箇所の特定や修理は難しいため、プロの業者に依頼するのがおすすめですよ。
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賃貸物件でシンク下が臭い場合の対処法

賃貸物件でシンク下が臭い場合は、まずは大家や管理会社に相談しましょう。特に引っ越してすぐに異臭がする場合は、元から排水管に汚れが溜まっていたり水漏れしていたりするおそれがあるため、大家や管理会社に対応の義務があります。


ただし、掃除を怠ったことで排水管に汚れが溜まり臭いが発生している場合などは、自己責任として対応してもらえないこともあるため注意が必要です。

また、長期間家を空けていた場合は封水が減少しているだけの可能性も高いため、まずは水を注いで様子を見てみてください。

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シンク下の臭いを予防する方法

シンク下の臭いを予防するには、次のような方法がおすすめです。

・定期的に掃除・換気をする
・消臭剤を置く

定期的に掃除・換気をする

シンク下は、定期的に掃除や換気を行いましょう。普段シンク下を掃除する習慣がない方は、少なくとも月に1回程度は様子を見て掃除することを心がけてみてください。


掃除の際は、除菌スプレーやアルコールスプレー、重曹水などを使用するのがおすすめです。

また、シンク下以外に排水口や排水管の掃除も忘れずに行いましょう。排水口や排水管に汚れが溜まると、シンク下が臭くなる可能性があります。

汚れを溜めないためにも、排水口には油やゴミなどを直接流さないことが大切です。調理器具や食器などについた油やゴミは、シンクに流す前にキッチンペーパーで拭き取るようにしましょう。

こまめに収納扉を開けっぱなしにして換気するだけでも、臭いがこもることを防げますよ。

消臭剤を置く

丁寧に掃除をしても、長年の使用によってこびりついた臭いは、なかなか落ちない可能性があります。臭いが落ちない場合や予防したい場合は、消臭剤をシンク下に設置しましょう

最近では除菌タイプの消臭剤も販売されており、雑菌の繁殖の抑制も期待できます。スプレータイプの消臭剤は収納物を取り出して吹きかける必要があるため、手間をかけたくない方は置き型の消臭剤の使用がおすすめです。

置き型は定期的に消臭剤を交換するだけで良いため、手間がかかりませんよ。
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シンク下の臭いが消えない場合はキッチンクリーニングの依頼がおすすめ

本記事で紹介した対処法を試しても、シンク下の臭いが消えないとお悩みの方もいるのではないでしょうか。自力で臭いが落とせなかった場合は、プロの業者によるキッチンクリーニングを依頼するのがおすすめです。

プロの業者であれば、シンク下のニオイの原因をすぐに見極めて、適切な対処を行うことが可能です。


クリーニングの際は、市販されている洗剤よりも強力なプロ仕様のものを使うため、より強力な効果が期待できます。

また、シンク下以外にもキッチン全体をすみずみまできれいにしてもらえる点が大きな魅力です。たとえば、シンク下の臭いの原因になりやすい排水口や排水管のほか、コンロ周辺や天板(トップコート)、壁や床など幅広い箇所をプロの手で綺麗にしてもらえます。

クリーニング中は基本的に在宅している必要がありますが、立ち会う必要はないため何をして過ごしても問題ありません。仕事や育児、家事や趣味などに自分の時間を充てられるため、時間を有効活用することも可能です。

さらにキッチン全体の掃除をすべて代行してもらえるので、掃除の手間も一切かかりません。一度プロの手できれいにしてもらえれば、あとは簡単なお手入れできれいな状態を維持しやすいため、1年に1度の大掃除として活用するのがおすすめです。

特に、長年にわたって蓄積された汚れは自力で落とせないことが多いので、プロの業者に任せるときれいに落とせますよ。

キッチンクリーニングにかかる時間

キッチンクリーニングにかかる時間は業者によって異なりますが、一般的には3〜4時間程度で完了します。作業時間の目安は基本プランの場合で、一般的な基本プランでは次のような場所を掃除してもらえます。

・コンロ
・天板(トッププレート)
・調理台と壁
・シンク
・排水口 など

基本的に、ほとんどの業者ではシンク下の掃除はオプション扱いとなる場合が多いです。オプションを選択する場合は、上に挙げた時間に加えて追加したオプション分の作業時間がかかる点に注意しましょう。

汚れ具合によっても変わりますが、シンク下であれば30分〜1時間程度の時間が追加でかかることが多いでしょう。

キッチンクリーニングの料金相場

キッチンクリーニングは、基本プランであれば12,000~20,000円程度で依頼できます。コンロや天板、シンクや排水口などであればこの費用相場内で依頼できるでしょう。


シンク下をオプションで追加する場合は、現地調査後に見積もり額を提示する業者が多いです。

また、上記の金額はあくまでも相場です。キッチンクリーニングにかかる料金は業者ごとに設定が大きく異なるため、必ず事前に見積もりを依頼しましょう

自宅周辺エリアでの料金相場を把握するために、1社だけではなく複数の業者で相見積もりを取るのがおすすめです。相見積もりの際に、料金のほかサービス内容や接客態度なども比較し、より信頼できる業者を選びましょう。

明確に金額を提示してくれる業者は、信頼できるといえますよ。
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キッチンクリーニング業者の選び方

初めてキッチンクリーニング業者を利用する方は、次のような選び方で信頼できる業者を見つけてみてください。

・実績から選ぶ
・料金相場と大幅な相違がない業者を選ぶ
・損害賠償保険に加入している業者を選ぶ
・口コミや評判の良さから選ぶ

実績から選ぶ

実績が豊富な業者は、過去にさまざまなケースのクリーニングに対応しており、一般的に技術力も高いといえます。希望や要望などにも柔軟に対応してもらいやすいでしょう。


業者の過去の実績は、ホームページやSNSなどで掲載されています。

技術力はビフォーアフター写真からも判断できるため、実績とあわせて掲載されていないかを確認してみてください。

料金相場と大幅な相違がない業者を選ぶ

料金相場と大幅な相違がない業者を選ぶことも大切なポイントです。相場から大きくかけ離れた料金を請求する業者を利用すると、金銭的なトラブルが発生するおそれがあるため注意しなければなりません。


たとえば、料金があまりにも安い場合は悪質な業者である可能性もあり、作業完了後に高額な追加費用を請求される可能性も否定できません。

ただし、すべての格安業者が悪質というわけではないため、見積もり時に「追加費用が発生する可能性はあるか」「追加費用はどのような場合に発生するか」などをしっかりと確認しておくと安心です。

あらかじめ予算を決めておくと、予算に合った業者を選びやすくなりますよ。

損害賠償保険に加入している業者を選ぶ

キッチンクリーニングはプロの業者によって行われますが、人の手で作業を行うため不慮の事故やキッチンの器具の故障・破損がないとは言い切れません。

万が一事故や故障などが発生した場合、損害賠償保険に未加入の業者であれば、修理費用の負担の有無で問題解決まで時間がかかる可能性があります


損害賠償保険に加入している業者の場合、故障や破損などのトラブルがあった際も補償してもらえるため、スムーズに問題を解決できます。

損害賠償保険の加入有無は、ホームページやSNSなどに記載されているため、依頼前にチェックしましょう。記載が見当たらない場合は、見積もりの際に直接業者に問い合わせてみることをおすすめします。

口コミや評判の良さから選ぶ

依頼したい業者が見つかったら、GoogleマップやSNSなどから業者の口コミをチェックしましょう。一般的に評価が高ければ信頼できる業者であり、悪い評価が目立つ場合は悪質な業者である可能性があります。

利用者の声によって、ホームページやSNSなどからはわからない実際のクオリティや対応品質などが判断できます。

客観的に判断するために、良い口コミと悪い口コミのどちらかに偏らずに、まんべんなくチェックしてみてくださいね。
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シンク下の臭いに関するよくある質問

Q

オキシクリーンはシンク下の臭いに効果がある?

A

シンク下の臭いが排水口や排水管の汚れによるものの場合、オキシクリーンは有効です。オキシクリーンにはアルカリ性の性質があり、排水口や排水管に溜まりやすい油汚れや食品汚れなどを落とす効果が期待できます。また、水に溶けると自然界に元からある成分に分解されるため、環境にもやさしい点が魅力です。



Q

シンク下が急に臭いのはなぜ?

A

シンクしたが急に臭くなった場合、排水口や排水管の汚れの蓄積、水漏れなどが考えられます。特に水漏れは気づかないうちに発生していて、いつの間にか被害が拡大していることがあるので、定期的にシンク下を開けて異変がないかをチェックしましょう。また、しばらく家を空けていて帰宅した際に急に臭いと感じる場合は、封水が減少している可能性があります。まずは水を注ぎ、様子を見てみてください。



Q

引越し先のシンク下が臭い場合の対処法は?

A

引越し先のシンク下が臭う場合、排水口や排水管の汚れ、カビの繁殖や水漏れなどが原因として考えられます。賃貸物件であれば、大家や管理会社に対処してもらえないかを相談しましょう。持ち家の場合は、本記事で紹介した方法で掃除をして対処してみてください。臭いを取り除けない場合は、キッチンクリーニングの依頼がおすすめです。



シンク下の臭いは定期的な掃除で予防しよう

キッチンのシンク下の臭いは、排水口や排水管に蓄積された汚れやカビの繁殖、水漏れや封水の減少などが原因としてあげられます。原因を見極めて掃除や水漏れの修理などを行い、早めに対処しましょう

排水口や排水管の掃除には重曹やクエン酸、塩素系漂白剤や液体パイプクリーナーが有効です。シンク下を直接掃除する場合は、重曹を活用しましょう。

自力で対処しても臭いが消えない場合は、プロによるキッチンクリーニングを依頼するのがおすすめです。比較サイトの「おうちにプロ」では、各地域ごとのおすすめ業者を料金とサービス内容、口コミとあわせて紹介しているため、ぜひ活用してみてください。

シンク下は定期的に掃除して、臭いを予防してくださいね。

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