食洗機の臭いへの対処法!原因や掃除方法、予防法を紹介

食洗機は、ボタンひとつで大量の食器をまとめて洗ってくれる便利な電化製品です。食器を洗う手間や、洗剤の成分などによる手荒れの心配もないため、毎日のように使用している方も多いでしょう。

しかし、毎日使用していると「食洗機から嫌な臭いがする」と感じることもあるのではないでしょうか。食洗機の嫌な臭いは、内部に蓄積された汚れが原因となっている場合が多いため、定期的なお手入れが欠かせません

本記事では、食洗機が臭い原因と、臭い解消のための掃除方法を詳しく解説します。掃除に必要な洗剤や掃除アイテムも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

臭いを防ぐ方法も紹介しているので、掃除後は予防を徹底してみてくださいね。
この記事でわかること
  • ・食洗機は、不衛生な状態になると下水の臭いや腐乱臭などが発生する
  • ・庫内に汚れが蓄積されると嫌な臭いが発生するため、こまめなお手入れが大切
  • ・できるだけ毎回フィルターの汚れを取り除き、清潔な状態を保つことが重要
  • ・食器は必ず予洗いをして、食洗機に汚れを持ち込まない
  • ・臭いが落ちない場合は、プロの業者によるキッチンクリーニングの依頼がおすすめ
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

食洗機が臭い理由

食洗機から嫌な臭いがする場合、次のような理由が考えられます。

・汚れが蓄積されている
・雑菌やカビが繁殖している
・洗剤が溶け残っている
・排水ホースに汚れが溜まっている
・洗浄前の食器を長期間放置している
・買ったばかりで新品の臭いがする

汚れが蓄積されている

食洗機は、汚れた食器を洗うため使用するたびに汚れが蓄積されていきます。特に、内部に設置されている「残菜フィルター」には、食器に付着した食べかすなどが付着しやすいためこまめな掃除が必要です。


汚れが蓄積されていると、性能が低下する可能性もあります。できるだけ使用するたびにフィルターのゴミを取り除きましょう。

また、乾燥時に温風を通すための乾燥フィルターも、使用するたびに油汚れが付着していきます。乾燥フィルターに汚れが蓄積されると温風が通りづらくなり、食器をしっかりと乾燥させられなくなるため、残菜フィルターとあわせてこまめに掃除しましょう。

十分に乾燥できなくなると庫内に雑菌が繁殖して、嫌な臭いが発生する原因となります。また、残菜フィルターの汚れはひどい場合には生ゴミのような臭いがするため、衛生的にも問題があるといえます。

フィルターのゴミは簡単に取り除けるので、使用するたびにお手入れする習慣を身につけるのがおすすめですよ。

雑菌やカビが繁殖している

食べ残しが付着した食器をそのまま入れていたり、乾燥フィルターが目詰まりして十分に乾燥できない状態が続いていたりすると、庫内に雑菌やカビが繁殖しやすくなります。特に乾燥が不十分であれば湿気がこもり、カビが繁殖してしまうため注意しましょう。


カビが生えて庫内の素材の奥深くまで根を張ると、取り除きづらくなります。

また、使用して汚れている食器をすぐに洗わず、庫内に放置している場合も注意が必要です。汚れが付着した食器を長時間放置すると、汚れを餌として雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

「まだスペースに余裕がある」「まだ食器を使うから」といって、汚れた食器を長時間食洗機の中に放置するのは避けましょう。可能な限り、庫内に入れたらすぐに洗浄するのがおすすめです。

どうしてもすぐに食洗機をかけられない場合は、予洗いでしっかりと汚れを落としておきましょう。

洗剤が溶け残っている

食洗機で使用する洗剤には、粉末タイプやタブレットタイプ、ジェルタイプなどの種類があります。なかでも粉末タイプは溶け残りが発生しやすく、洗剤が溶け残ると庫内の汚れと結合して嫌な臭いを発生させることがあります。


粉末タイプの洗剤は湿気を吸いやすく、保存する環境が悪いと湿気を吸って塊となり、溶け残りやすくなる点に気をつけなければなりません。

洗剤と汚れが結合した塊は、雑菌やカビの餌になりやすく、繁殖の原因となります。溶け残りを防ぐために、洗剤は入れすぎることなく規定量を使用しましょう。

また、特に粉末の洗剤を使用する際は、湿気を吸い込まないように保存環境にも気を配ることが大切です。

洗剤を大量に入れても洗浄力がアップするわけではないため、規定量を守ってくださいね。

排水ホースに汚れが溜まっている

食器の洗浄中に洗い落とした汚れは、大きな汚れであれば途中で残菜フィルターに引っかかりますが、細かな汚れは排水口から排水ホースに流されていきます。

掃除不足によって排水ホースに汚れが蓄積されていくと詰まりの原因になるほか、ホース内で雑菌が繁殖してドブのような臭いがすることもあります


ほかにも、排水口の中にある排水トラップの封水が減少している場合も、ドブのような臭いが漂うことがある点に注意が必要です。

封水は、排水ホースの中の嫌な臭いの逆流や、害虫の侵入などを防ぐ蓋のような役割を果たしています。しかし、長期間使用しなかったり家を空けていたりすると、封水が蒸発して正常に機能しなくなってしまうのです。

これにより排水ホース内の臭いが逆流し、食洗機自体が嫌な臭いを発生させるようになります。

乾燥の際にも封水が蒸発してしまうことがあるので、ドブ臭い場合は水を注いでみるのがおすすめですよ。

買ったばかりで新品の臭いがする

買ったばかりの食洗機は、独特の臭いがあります。「プラスチック臭」と形容されることが多く、新品の製品に多く見られる現象です。


新品の食洗機からプラスチック臭やゴム臭がするのは、異常ではありません。臭いによって健康被害が生じるおそれもないため、通常どおり問題なく使用できます。

新品独特の臭いは、食洗機を使い続けることで少しずつ薄まっていきます。特に対処も必要ないため、気にせず使用しましょう。

どうしても気になる場合は、酸素系漂白剤などで掃除すると独特な臭いを消せる場合がありますよ。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機は定期的なお手入れが大切

食洗機は、使用するたびに食器に付着していたさまざまな汚れが付着していきます。食洗機自体の汚れは人の手で取り除く必要があるため、定期的なお手入れを心がけましょう。


掃除を怠ると、食洗機の中の汚れが食器に付着してしまい、洗ってもきれいにできない可能性があります。

また、庫内に汚れがない方が食洗機も十分な洗浄効果を発揮することが可能です。こまめに掃除を行うことで性能の低下を防げるため、食洗機の寿命を延ばすことにもつながるでしょう。

できるだけ使用するたびに汚れを取り除き、本格的な掃除は月に1回程度は行うのが理想ですよ。

毎日のお手入れ方法

食洗機は、使用するたびに毎日掃除しましょう。毎日行うお手入れは基本的に次のものだけで良いため、忙しい合間でもサッと済ませやすいでしょう。

・残菜フィルターの汚れを取り除く
・庫内を十分に乾燥させる

まず、使用後は残菜フィルターに細かな汚れが付着しているため、取り外して水洗いしましょう。大きな汚れをそのまま流すとシンクの排水口の汚れにつながるため、ティッシュなどで取り除いてから掃除します。


古い歯ブラシなどを使えば、網目の細かなゴミも取り除くことが可能です。

また、食洗機の使用後は庫内を十分に乾燥させましょう。カビや雑菌は湿度が高く汚れが付着している場所で繁殖しやすいため、乾燥させて繁殖しづらい環境を整えることが大切です。

食洗機の乾燥機能はしっかりと活用するほか、使用後はドアを開けて自然乾燥させるようにしましょう。

毎日のこまめなお手入れで、嫌な臭いの発生を防げるようになりますよ。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機の掃除に必要な洗剤・掃除アイテム

食洗機の掃除には、次のような洗剤や掃除アイテムを揃えておくと便利です。

・クエン酸
・食洗機用の洗剤
・酸素系漂白剤(オキシクリーン)

クエン酸

クエン酸は、酸性の性質を持つ掃除アイテムです。食洗機に付着した水アカやぬめりなどを落とす効果が期待できます


基本的には、食洗機用の洗剤と同じように粉末を庫内に入れて使用します。汚れた部分を重点的に掃除したい場合は、水に溶かして「クエン酸水」として活用するのが一般的です。

クエン酸水を使用する場合は、スプレーボトルに入れると気になる箇所に直接噴射でき、汚れた部分を重点的に掃除できます。クエン酸には抗菌作用があるとされており、雑菌の繁殖を抑えたり嫌な臭いを防いだりする効果も期待できるでしょう。

ただし、塩素系漂白剤などと混ざると有毒ガスが発生する点に注意が必要です。食洗機の掃除に塩素系漂白剤を使うことは基本的にありませんが、キッチンのシンクなどを洗う際に混ざり合ったりしないように気をつけましょう。

食洗機とキッチンのほかの場所を洗う際は、クエン酸と塩素系漂白剤の同時使用は絶対に避けてくださいね。

一部メーカーではクエン酸が使用できない場合がある

食洗機の掃除に有効なクエン酸ですが、一部のメーカーでは使用できないことがあります。たとえば、庫内に金属部品が多く使われているタイプは、クエン酸によってサビが発生しやすいため、メーカーによって使用が禁止されていることが多いです。


取扱説明書にも使用できる洗剤の種類の記載があるため、掃除前に必ず確認しましょう。

万が一使用方法を守らずに食洗機が故障した場合、補償の対象にならない可能性があるため注意が必要です。

食洗機用の洗剤

最近では、さまざまなメーカーから食洗機の洗浄専門の洗剤が販売されています。食洗機の洗浄に特化しているため、庫内に付着した頑固な汚れも十分に洗い落とす効果が期待できます。


油汚れや水アカ、ぬめりなど幅広い汚れを一度に落とすはたらきが期待できる洗剤もあり、効率的な掃除が可能です。

使用方法は製品ごとに異なるため、取扱説明書を必ず確認しましょう。掃除後は、しっかりと庫内の水分を乾燥させて、雑菌やカビの繁殖を防いでください。

洗剤を入れるだけで良いので、手前をかけたくない方におすすめですよ。

酸素系漂白剤(オキシクリーン)

酸素系漂白剤は、強力なアルカリ性の性質を持つ洗剤です。オキシクリーンなどの製品が該当します。アルカリ性の洗剤の中でもpH値が高いため、こびりついた油汚れや食品汚れ、ぬめりなどに対して効果が期待できます


酸素系漂白剤を使うと大量の泡が発生し、泡によって汚れを浮かす仕組みです。

基本的に汚れを溶かす性質は持ち合わせていないため、掃除後はフィルターに付着した汚れを取り除く必要があります。また、泡によって汚れが落ちていない部分は、スポンジなどで軽くこすり洗いをしましょう。

比較的安全性が高く、塩素系漂白剤のようにツンとした刺激臭がない点もメリットの一つです。

軽い汚れの付着であれば、こすり洗いをしなくても汚れを落とせることがありますよ。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機の臭い対策に重曹の使用はNG

重曹はアルカリ性の性質があり、食洗機に付着しやすい食品汚れや油汚れなどに対して効果を発揮します。しかし、基本的に食洗機の掃除に重曹を使用するのは避けた方が良いでしょう。

重曹は水に溶け残りやすく、溶け残った粉末が詰まって故障などのトラブルに発展するおそれがあるためです。


実際に、多くのメーカーは重曹の使用を推奨していません。

ただし、なかには重曹洗浄の専用コースが備わった食洗機もあります。元から重曹の使用を想定した食洗機であれば、問題なく重曹を使用できるでしょう。

基本的には取扱説明書を確認して、推奨されていない場合は使用を避けるのがおすすめですよ。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機が臭い場合の掃除方法

ここからは、次の洗剤を使った掃除方法を詳しく解説します。どれも大幅な手間がかからないものばかりなので、汚れ具合などに応じて使い分けてみてくださいね。

・クエン酸を使った掃除方法
・食洗機用の洗剤を使った掃除方法
・酸素系漂白剤を使った掃除方法

クエン酸を使った掃除方法

クエン酸は、粉末としてそのまま使用するほか、水に溶かしてクエン酸水として使用します。掃除の手順は次のとおりです。

  • まずはフィルターの汚れを取り除く
  • 洗剤の投入口にクエン酸を粉末のまま入れる(大さじ2~3杯程度)
  • 食器入れないまま、通常どおりの洗いコースで運転する
  • 運転後、汚れが残っている部分にはクエン酸水をスプレーする
  • 吹きかけた箇所を、スポンジや古い歯ブラシなどでこすり洗いをする
  • 掃除した箇所を軽く水洗いして、乾いた布で水分を拭き取る

基本的には、クエン酸の粉末をそのまま洗剤の投入口に入れて、通常どおり洗いコースで運転すれば問題ありません。ボタン操作だけで掃除が完了できるため、手間がかからない点がメリットです。


運転後も汚れが残っている場合にのみ、クエン酸スプレーを使って掃除しましょう。

クエン酸水は、水200mlとクエン酸大さじ1杯程度を溶かして混ぜると完成します。スプレーボトルに入れて、汚れが気になる箇所に直接噴射しましょう。

クエン酸水によって汚れが浮いて落としやすくなるため、軽くこすり洗いをするだけで落とせるでしょう。掃除後は、雑菌やカビの繁殖を防ぐためにしっかりと乾燥させることが大切です。

クエン酸が使用できない食洗機では、食洗機用の洗剤や酸素系漂白剤などを使用してみてくださいね。

食洗機用の洗剤を使った掃除方法

食洗機用の洗剤は、食洗機の洗浄に特化しているため、あらゆる汚れに対して効果が期待できます。次の手順で掃除を行ってみてください。

  • フィルターの汚れを取り除く
  • 洗剤の投入口に規定量の食洗機用洗剤を入れる
  • 食器入れないまま、通常どおりの洗いコースで運転する
  • ドアを開けて、水分が残っていたら乾いた布で拭き取る

食洗機に洗浄専用のコースが備わっていれば、洗いコースではなく洗浄コースを選択しましょう。基本的な手順は食器を洗う際と変わらないため、大きな負担なく掃除できます。


もし汚れが落ちていない場合は、クエン酸水や食器用の中性洗剤などを使って気になる部分だけこすり洗いしましょう。

ただし、洗剤の成分によっては混ぜると有毒ガスが発生するおそれがあります。必ずそれぞれの取扱説明書を確認して、併用が禁止されているものは同時に使わないようにしましょう。

不安な場合は、水だけを含んだスポンジで軽くこすり洗いをするだけでも問題ありません。食洗機用の洗剤によって汚れは落としやすくなっているため、スポンジのみで汚れを落とせる可能性があります。

ほとんどの汚れは、食洗機用の洗剤だけで落とせることが多いですよ。

酸素系漂白剤を使った掃除方法

酸素系漂白剤を使用する場合は、次の手順で掃除を行いましょう。

  • フィルターの汚れを取り除く
  • 大さじ1杯程度の酸素系漂白剤の粉末を、洗剤の投入口に入れる
  • 食器入れないまま、通常どおりの洗いコースで運転する
  • ドアを開けて、水分が残っていたら乾いた布で拭き取る

使用する酸素系漂白剤の量は、15g程度です。ただし、製品によって規定量が定められていることがあるため、取扱説明書を確認しましょう。


入れすぎると泡が大量に発生して、故障につながるおそれがあるため注意が必要です。泡が食洗機から溢れて、キッチン全体が汚れてしまう可能性もあります。

心配な場合は、大さじ1杯よりも少量で試してみると良いでしょう。もし酸素系漂白剤のみで汚れが落ちなかった場合は、食器用の中性洗剤を少量含ませたスポンジで、軽くこすり洗いをしましょう。

併用が禁止されている場合は、水だけを含ませたスポンジの使用で問題ありません。酸素系漂白剤で汚れが落としやすくなっているため、軽いこすり洗いだけで汚れを落とせるでしょう。

いずれの場合も、最後は食洗機内の水気を拭き取ることを忘れないようにしましょう。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機の嫌な臭いを防ぐ方法

食洗機の掃除によって汚れを取り除くことができれば、嫌な臭いも解消されるでしょう。しかし、掃除後もこれまでと同じような使い方をしていると、再び嫌な臭いが発生する可能性があります。

嫌な臭いを防ぐために、次のような予防法を試してみてください。

・あらかじめ予洗いして汚れを落とす
・洗剤を入れすぎない
・ゴミは毎回取り除く
・しばらく使用しないときは水を注いでおく

あらかじめ予洗いして汚れを落とす

食洗機に使用済みの食器を入れる際は、必ず予洗いを行いましょう。特に、目に見える大きさの食べ残しやごはん粒などが残っていたら、必ず取り除きましょう


大きなゴミは残菜フィルターに蓄積されやすく、嫌な臭いの原因となります。

予洗いは、キッチンのシンクで食器を水洗いして目に見える汚れを落とすだけの簡単な作業です。油汚れが付着していて落としづらい場合は、ティッシュやキッチンペーパーなどで拭き取るようにしましょう。

そして、予洗いした食器はいつまでも食洗機の中に放置せず、すぐに運転して綺麗にすることが大切です。汚れた食器を放置していると、庫内で雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

予洗いした食器を入れたまま食洗機のドアを閉めると、湿気がこもってより雑菌やカビが繁殖するので、絶対に避けましょう。

洗剤を入れすぎない

食洗機で使用する洗剤は、絶対に規定量を守りましょう。特に粉末タイプを使用している場合は、溶け残ってダマになりやすく、フィルターの詰まりやほかの汚れの付着の原因にもなります。


洗剤を多く入れたからといって、より食器をきれいにできるというわけではありません。

食洗機の使用に慣れてくると、大体の目分量を測って洗剤を入れてしまいがちですが、規定より多く入れている可能性もあるためきちんと測ることが大切です。

洗剤を入れる際も、投入口からはみ出ないようにして、庫内に直接振りかけるタイプの場合は食器の裏などに洗剤がかからないようにしましょう。食器のくぼんだ部分などに洗剤が入り込むと、溶け残りの原因となります。

規定量を守っていれば、食器の汚れを十分きれいにできますよ。

ゴミは毎回取り除く

食洗機を使用すると、食器の汚れが残菜フィルターに蓄積されていきます。汚れを取り除かなくても運転はできますが、汚れが蓄積されていくと雑菌が繁殖して嫌な臭いが発生しやすいため、毎回の運転後に取り除くようにしましょう

ゴミが溜まっていなくても、毎回の使用後にフィルターを取り外してサッと水洗いするのがおすすめです。

毎回の掃除を行うか行わないかで、嫌な臭いの発生確率が変わりますよ。

しばらく使用しないときは水を注いでおく

食洗機の排水口にある封水が蒸発すると、排水ホースから下水の臭いが逆流することがあります。そのため、食洗機をしばらく使用しない場合や長期間自宅を空ける場合などは、あらかじめ水を多めに注いでおきましょう


水を入れても蒸発することがありますが、その場合は帰宅後に水を注げば封水がきちんと機能します。

自宅にいながら食洗機を使用しない場合は、定期的に水を注ぐようにしましょう。注ぐ量は、コップ1杯程度で問題ありません。

近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

臭いが落ちない場合はキッチンクリーニングの依頼がおすすめ

本記事で紹介した掃除方法を試してみても、食洗機の嫌な臭いが落ちないこともあるでしょう。臭いを解消できないときは、プロの業者によるキッチンクリーニングの依頼がおすすめです。

市販されていない強力な洗剤を使い、汚れの種類ごとに最適な掃除方法できれいにしてもらえるため、嫌な臭いをしっかりと消臭してもらえます。


食洗機だけではなく、キッチン全体をまとめてきれいにしてもらえる点が魅力です。掃除をすべて代行してもらえるため、自分で洗剤を用意して掃除する手間が一切かかりません。

ただし、多くの業者では食洗機のクリーニングは有料のオプション扱いとなることが多いです。食洗機のクリーニング単体で依頼できる業者もありますが、基本的には基本プランの範囲内+食洗機となり、別途料金が必要な点に気をつけましょう。

オプション扱いとなりますが、キッチン全体をきれいにしてもらえるため衛生的な環境を維持しやすい点がメリットです。食洗機だけをきれいにしても、キッチンが汚れていれば嫌な臭いは発生しやすいため、一度にまとめてきれいにしてもらった方が良いでしょう。

キッチン全体を自分で掃除するには手間と時間がかかりますが、業者を利用すればすべての作業を代行してもらえるため、自分の時間を有効活用することが可能です。

プロによるクリーニングで汚れをきれいに落とせれば、臭いの根本の問題を解決できますよ。

キッチンクリーニングにかかる時間

一般的に、キッチンクリーニングにかかる時間はキッチン全体で3〜4時間程度とされています。食洗機のクリーニングをオプションで依頼する場合は、追加で30分〜1時間程度の時間がかかる点に留意しましょう。


食洗機以外に、換気扇や魚焼きグリルなどのオプション箇所をフルで依頼する場合は、半日以上の時間がかかります。

なお、キッチンクリーニング中は依頼者は在宅している必要があります。そのため、まとまった時間を確保できる休日などに依頼するのがおすすめです。

在宅していれば何をして過ごしても問題ないため、仕事や育児、ほかの家事や趣味などをしながら過ごして、時間を有効活用しましょう。

作業時間は業者によって異なるため、事前に問い合わせておくのが良いですよ。

キッチンクリーニングの料金相場

キッチンクリーニングの料金相場は、基本プランで12,000円~20,000円程度です。オプションの掃除箇所を追加する場合、左記の金額にオプション料金が追加されます。


食洗機のクリーニングを追加する場合は、7,500円〜11,000円程度の追加料金がかかります。

ただし、これらの金額はあくまでも目安です。業者ごとに料金設定は大きく異なるため、依頼前に必ず見積もりを依頼して正確な料金を確認しましょう。

近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

キッチンクリーニング業者を選ぶ際のポイント

初めてキッチンクリーニングを利用する場合は、次のポイントを踏まえながら業者を選んでみてください。

・実績が豊富か
・適正な料金設定か
・損害賠償保険に加入しているか
・口コミや評判が良いか

まずは実績が豊富であるかを確認しましょう。一般的に、実績が豊富であれば柔軟な対応が期待でき、技術力も高いといえます。また、料金は相場と大きくかけ離れていない業者を選ぶことが大切です。

料金が極端に安かったり高かったりする業者は、あとから金銭的なトラブルに発展する可能性があります。たとえば、あまりにも料金が安ければ技術力が低い可能性があるほか、悪質な業者に当たれば作業完了後に高額な追加費用を請求されることもあるため、注意が必要です。


必ず複数の業者で見積もりを取って、適正な料金設定で信頼できる業者を選びましょう。

また、損害賠償保険に加入している業者を選ぶと、万が一の事故や機器の故障などのトラブルがあった際も補償が受けられるため、問題をスムーズに解決できます。

依頼したい業者が見つかったら利用者の口コミを確認して、評判をチェックしてみてくださいね。一般的に、良い評価が多ければ、信頼できる業者といえますよ。
近所で安くて優良な
キッチンクリーニング業者を探す

食洗機の臭いに関するよくある質問

Q

食洗機が下水臭い場合は何が原因?

A

食洗機から下水のような臭いがする場合は、排水口や排水ホースに汚れが溜まっていたり、封水が蒸発していたりする可能性があります。蓄積された汚れはクエン酸や食洗機用の洗剤などを使って、徹底的に取り除きましょう。もし封水の減少が原因の場合は、コップ1杯程度の水を注げば解決します。



Q

食洗機が臭いときにハイターは使える?

A

ハイターは洗浄力が強く、そのまま食洗機に使うのは避けた方が良いでしょう。使用する場合は、柔らかい布などに薄めたハイターを部分的に染み込ませて、軽くこすり洗いするのがおすすめです。使用後は庫内に成分が残らないよう、しっかりと水拭きしましょう。



Q

食洗機が魚臭いのはなぜ?

A

食洗機が魚臭い場合、庫内に魚を使った料理の汚れが溜まっていたり、排水口や排水ホースの汚れが異臭を発生させていたりする可能性があります。まずは残菜フィルターを掃除して、臭いが取り除けないかを確認しましょう。臭いが消えない場合は、クエン酸や食洗機用の洗剤などを活用して、徹底的に掃除してみてください。



Q

新品の食洗機が臭いのはなぜ?

A

新品の食洗機は、素材の匂いが強く残りやすいためプラスチック臭やゴム臭などを感じる場合があります。しかし人体に悪影響はなく、使用していくうちに自然と消えていくため、気にせずに食洗機を使用しましょう。



食洗機の臭いは定期的な掃除で予防しよう

食洗機は、汚れを放置していると下水の臭いや腐敗臭など、さまざまな臭いが発生することがあります。これらの臭いは、定期的に食洗機を掃除することで取り除くことが可能です。

可能であれば使用するたびにフィルターの汚れを取り除き、清潔な状態を保ちましょう。また、食器は必ず予洗いをして、庫内に汚れを持ち込まないことが大切です。

自分で掃除しても臭いが消えない場合は、キッチンクリーニングを利用しましょう。業者選びに迷った際は、各地域ごとにおすすめの業者を紹介している「おうちにプロ」を活用して、予算や希望に合った業者を見つけてみてください。

キッチン全体がきれいになれば、臭いも気にならなくなりますよ。

↓↓自分の住んでいる地域でキッチンクリーニング業者を探す↓↓

地域 都道府県
北海道 北海道
東北 青森県 岩手県 宮城県
秋田県 山形県 福島県
関東 茨城県 栃木県 群馬県
埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部 新潟県 富山県 石川県
福井県 山梨県 長野県
岐阜県 静岡県 愛知県
近畿 三重県 滋賀県 京都府
大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国 鳥取県 島根県 岡山県
広島県 山口県
四国 徳島県 香川県 愛媛県
高知県
九州・沖縄 福岡県 佐賀県 長崎県
熊本県 大分県 宮崎県
鹿児島県 沖縄県

※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
※記事内で紹介している商品の代金やサービスの代価等の額は一例であり、実際の金額とは異なる場合がございます。
※記事の内容は、記事の執筆ないし更新時点のものであり、現在の情報と異なる場合がございます。

カテゴリ別の記事

  • ※本ページの内容については、正確な情報を掲載するよう努力しておりますが、情報の完全性、無誤謬性について、当社はいかなる責任も負うものではありません。暮らしのアイディアとして、自己責任のもとでご利用いただけますようお願いいたします。