トイレの換気扇は定期的に掃除しよう!カバーの外し方と掃除の方法を写真付きで紹介!
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トイレクリーニングを依頼するトイレを使った後にニオイがなかなか取れない・・・そんな体験をしたら疑いたいのはトイレの換気扇の状態です。トイレの換気扇はトイレ内の臭いを取り除くためにトイレを使うときには運転状態にしている家庭が多いと思いますが、実は定期的に掃除をしないとホコリが換気口を塞ぎ、運転効率が落ちてしまいます。天井に付いているタイプも多く、つい掃除を見逃しがちな箇所ですが、この記事を見たらぜひ掃除をしてみましょう。
トイレの換気扇の掃除はそこまで難しくなく、蓋を外してフィルターに付いたホコリを掃除機で吸い込んだら、洗剤を混ぜたお湯にしばらく浸けておくだけであっという間にきれいになります。
また、定期的な掃除をかんたんに済ませるために「ホコリとりフィルター」を貼っておくこともオススメします。写真付きでトイレの換気扇の掃除の手順を紹介していきますので最後までぜひ読んでみてください。
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トイレの換気扇にホコリが溜まるのはなぜ?
トイレはドアが付いていて密閉された空間なのになぜホコリが溜まってしまうのでしょうか。その原因はトイレットペーパーにあります。トイレットペーパーをカットした部分からは実は小さな粉塵が発生しており、これが換気扇の働きによってフィルターに吸い込まれていくとホコリが蓄積されていきます。
また、トイレを使う時にズボン等の衣服を脱ぎ着すると、実はここからもホコリが漂ってくるのです。衣服の繊維はホコリが最も付着しやすい、あるいは繊維そのものがホコリの原因になると言われています。ホコリそのものを防ぐことはとてもむずかしいので、定期的に掃除をするしかありません。
トイレのホコリを放置しておくとどうなる?
ではトイレのホコリを掃除せずに放置しておくとどの様な影響が出るのかというと、次の3つのことが考えられます。
①換気扇が故障し、トイレのニオイを取り除けなくなってしまう
長期間換気扇を掃除しなかった場合、ホコリはべっとりとした汚れに変わっていき、最悪の場合換気扇が回らなくなってしまう恐れがあります。そうするとトイレのニオイを取り除く働きがなくなってしまい、用を足した後のトイレはとても臭くなってしまいます。衛生環境の面からもとても悪い状態ですので、換気扇が故障するほどの問題になってしまった場合には自分で掃除せずにプロの業者を呼びましょう。
②効率的に換気ができなくなり、電気代の上昇につながる
故障までとはいかずとも、ホコリが溜まってしまうと換気扇の回転や吸引力に影響を及ぼす恐れがあります。100%の力で換気することができなくなってしまうと、トイレのニオイを取り除くのにかかる時間や電気代の上昇につながることが考えられます。時間がかかる上に電気代も上がってしまっては大変ですので、1ヶ月に1度ぐらいは様子を見て掃除するようにしましょう。
③床に溜まったホコリがベタついた汚れになり、シミになってしまう
ホコリは換気扇を通って外に排出されるか、あるいはフィルターにキャッチされますが換気されずに床にホコリが残った場合、段々とベタついた汚れに変わっていきます。トイレ内は水や尿なども跳ねて床に付着していきますので、床も適切な頻度で掃除をしなければシミの汚れになってしまったり、あるいはカビが生えてしまうこともあります。
カビが発生してしまうと、菌糸と呼ばれる根っこを伸ばして成長していき、目には見えない胞子を出して、新しいカビを発生させていきます。換気の効率が悪くなってしまうと、元々水気があって湿度の高いトイレは絶好の繁殖場所になってしまいます。換気扇は空気を入れ替えて湿度を下げ、カビの発生を予防する効果もあるため、天井の換気扇の掃除と床の掃除は常に意識する必要があります。
トイレの換気扇の掃除の頻度はどれくらいが良いか
トイレの換気扇は比較的掃除がしやすく設計されており、プロペラの付いていないタイプの場合は月に1回、少なくとも半年に1回ほど掃除をすると良いでしょう。
プロペラが付いているタイプの場合は掃除をするのが大変だと思いますので、年に1回プロの業者にしっかり掃除をしてもらうのも手です。
トイレは一見ドアによってある程度閉ざされた空間だと思われがちですが、ホコリが溜まりやすく、放置しておくと悪影響が出ることがわかったと思います。同居する家族がいる場合に風邪を引いてしまっていると、トイレで咳をした時に出たウィルスがうまく換気されずにトイレ内を漂ってしまい、エアロゾル感染してしまう、ということも考えられます。
1日に何度も使う場所だからこそ、掃除は絶対に必要です。それでは、実際にどの様な手順で掃除をすれば良いか、詳しく解説していきます。
トイレの換気扇の掃除の手順を解説!
トイレの換気扇の掃除はとてもかんたんです。近年の住宅ではフィルターが付いているタイプが多く、溜まったホコリをお湯ですすいできれいにすることができます。また、トイレの換気扇と同じタイプの換気扇が洗面所にもついている事があるため、一緒に掃除をするのがおすすめです。気になるカバーの外し方も写真付きで紹介していきます。
1トイレの換気扇の掃除のためにマスクと手袋、洗剤を用意する
トイレの換気扇には多くのホコリが付着しており、誤ってたくさん吸い込んでしまうとアレルギー症状などの健康被害を引き起こす恐れがあります。そのため、掃除の前には必ずマスクや手袋を装着し、可能であれば目をガードするゴーグルもつけましょう。天井についている事も多く、上からホコリが降ってくる可能性があるためです。天井にビニール袋をつけて作業するのも良いでしょう。
また、フィルターを掃除するときには中性洗剤、または弱アルカリ性の洗剤を使いましょう。ウイルスが付着している場合もあるため、除菌ができるタイプが好ましいと考えられます。
2換気扇のスイッチをOFFにして、安全な足場に乗ってカバーを外そう
掃除の下準備ができたらいよいよ掃除に取り掛かります。まずは換気扇のスイッチをOFFにしておきましょう。プロペラタイプの場合は手を怪我してしまう恐れがあり、そうでなくてもホコリが常に換気されている状態で舞ってしまうので、止めておくのが良いです。
トイレの換気扇は高い位置に備わっていることが多く、トイレ自体が狭いとついつい便座に足をかけてしまおうと思われるかもしれませんが、絶対にやめてください。最悪の場合便座が破損し、落下した時に怪我をする可能性があります。足元が動きにくい椅子や脚立を必ず使いましょう。脚立を使う場合でも正しい使い方を覚えておくと事故の予防に繋がります。
脚立の間違った使い方
脚立にまたがるようにして登る
脚立が後方に倒れてしまった場合に、体が無防備な状態で背中から落下してしまうため危険です
脚立の天板に立つ、座る
最も危ない脚立の使い方で、バランスが取りにくく、倒れたときも大変危険です。
脚立の正しい使い方
壁に向かって脚立の登る部分を立て、天板やはしごの側面に両スネなどの体の一部分を当てる
脚立が壁に向かうことによって後ろへの転倒の危険性が少なくなり、またスネを当てることでバランスも取りやすくなります。
カバーは大抵の場合、爪で引っ掛けるタイプになっていますので隙間に指を入れて外しましょう。
3フィルターを取り外してまずは掃除機でホコリを吸い取る
カバーを外した先にはフィルターがホコリをキャッチしています。フィルターを外したら掃除機でホコリを吸い取りましょう。注意したい点としては天井にフィルターが付いた状態で天井に向かって掃除で吸い取ろうとしないようにしましょう。バランスを崩してしまったり、自分にホコリが降りかかる可能性があるからです。
4カバーとフィルターをお湯に洗剤を混ぜて浸す
汚れがひどい場合は、バケツやお風呂の桶にお湯を張り、中性洗剤や弱アルカリ性の洗剤を混ぜて泡立たせておきます。そこにカバーとフィルターを入れてすすぎ洗いをした上で、5~10分ほど浸しておきます。大抵の場合、この掃除の方法で汚れが落ちるはずです。
汚れが落ちにくい時には歯ブラシなどのフィルターを傷つけにくい優しいブラシでこすり洗いをしましょう。
5フィルターをよく乾燥させて元に戻す
カバーとフィルターがきれいになったら、カバーは雑巾などで拭き、フィルターについてはベランダや窓辺、または浴室乾燥などを使ってよく乾かしましょう。乾いていない状態でフィルターをもとに戻してしまうと、カビの原因や換気の効率が悪くなってしまうので注意しましょう。
以上でトイレの換気扇の掃除は完了です。
トイレの換気扇の掃除を手軽にする方法
トイレの換気扇の掃除をもっとかんたんにする方法があるのでこちらも紹介しておきます。それは、カバーに貼るだけでホコリを取れる「ホコリとりフィルター」という商品を使用するだけです。
こちらの商品はカバーに合わせてフィルターを貼り付けるだけで、換気扇が吸い込むホコリをキャッチすることができます。これをつけておくと、カバーを外さないと見えなかったフィルターのホコリの様子を、カバーを外さなくても見ることができ、掃除のタイミングを可視化することができます。
また、抗カビと抗菌加工もしてあるため、カビの予防にも繋がります。何より掃除をする時にフィルターを剥がすだけでもホコリが取れてしまうのが良いです。
トイレと洗面所、それぞれにおいて、1年ほどフィルターを貼ったカバーとそうでないカバーを比較してみると、内側のフィルターのホコリに驚くほど差が出ることがわかります。
なお、ホコリが溜まりやすいのはトイレよりも洗面所のほうが多い印象です。洗面所はお風呂の脱衣所とセットであることが多く、洗濯機を備えている家庭が一般的ですので、衣服の脱衣や洗濯機の使用でホコリがたくさん舞っていきます。水回りを多く使用する洗面所の換気はカビの予防にとても役に立ちますので、トイレと同様に定期的に掃除を心がけましょう。
【まとめ】トイレの換気扇の掃除はかんたん!天井についている場合は足場に気をつけよう。
トイレの換気扇の掃除はプロペラが付いていないタイプだと、掃除機でホコリを吸って、フィルターをお湯と洗剤で浸けておくだけできれいになるため、とてもかんたんに済みます。
注意
換気扇が天井についている場合に脚立などを使用する際は転倒して怪我をしないように十分気をつけましょう。
改めて手順のおさらいです
①トイレの換気扇の掃除に必要な道具はマスク、手袋、中性洗剤または弱アルカリ性洗剤。
②換気扇のスイッチをOFFにしてから掃除を始める。脚立が倒れないよう壁に向かって登る向きを立たせる。
③カバーを外してフィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取る。
④中性洗剤または弱アルカリ性洗剤をお湯に混ぜ、泡立たせてからフィルターをすすぎ洗いする。5〜10分ほど浸けたままにする。
⑤風通しの良い場所や浴室乾燥機などを使ってフィルターをよく乾かしてからもとに戻す。
⑥掃除をさらにかんたんにするためにはホコリとりフィルターを使用する。
換気扇の掃除のついでにトイレの大掃除をするなら、まとめてプロに頼むのもアリ
トイレの換気扇の掃除はとてもかんたんなことをお伝えしてきましたが、一方でプロペラタイプの換気扇の掃除の場合はプロペラを外して掃除をする必要があり、ひと手間かかります。
また、トイレの便器の掃除も定期的に掃除をしておかないと、水垢や黄ばみ、黒ずみ汚れなどが溜まってしまいとても不衛生です。毎日使うトイレだからこそ徹底した掃除が必要になりますが、怠っていると頑固な汚れになってとても大変です。
そんなときにはプロのクリーニング業者に依頼するのも手段の一つです。トイレの便器の掃除から換気扇の掃除まで、まとめて依頼すれば気持ちよくトイレを使える環境がかんたんに手に入ります。
「おうちにプロ」ではそんなプロのクリーニング業者を口コミと価格で比較してネットで予約できるサービスです。豊富なクチコミ件数から選ぶことができるので、信頼できる業者を探すのにも苦労しないでしょう。
トイレ掃除以外にもお風呂やキッチン、換気扇の掃除など、手間のかかる水回りの掃除をセットで依頼することも可能なので、ぜひ一度お試しください。
※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
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