洗濯機のカビ取り方法!掃除の注意点や落ちない時の対処法も紹介
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洗濯機クリーニングを依頼する洗濯機を長期間掃除しないで使っていると、黒や茶色をしたカビが衣類に付着することがあります。
洗濯槽にカビが生えている証拠です。衣類に付着したカビの胞子が舞い、大量に吸い込むと健康被害を引き起こす可能性があります。
しかし、「カビ取りしたいけどやり方がわからない」「カビ取りしたけれど、茶色いカスがなくならない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、洗濯機のカビ取り方法と注意点について解説します。洗濯機の掃除をしてもカビが取れない場合の対処法についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
- この記事でわかること
-
- ・洗濯機のカビ取りは、塩素系漂白剤か酸素系漂白剤のどちらかがおすすめ メーカーが推奨しているのは塩素系漂白剤です。薬剤を入れて運転するだけできれいになります。ただし、肌や衣類への刺激が強く、取り扱いに注意が必要です。酸素系漂白剤を使う場合は、剥がれたカビをネットですくって取り除きます。
- ・カビ予防には洗濯槽の掃除を月1回程度行う 塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を使って、月1回程度掃除すると、洗濯槽に生えたカビを除去できるだけでなく、発生予防にもなります。
- ・カビが取れない場合はプロの業者に依頼するのもおすすめ 業者に依頼すると、洗濯機を分解し、個人では取り除けない汚れまで洗浄してもらえます。カビ取りを行っても黒いや茶色っぽいカビが出てくる場合は、ぜひ検討してください。
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洗濯機にカビが発生する原因
カビは突然発生するわけではなく、カビの胞子が空気中に浮遊しています。洗濯槽にカビの胞子が付着し、「温度」「湿度」「栄養」の3つの条件がそろうと繁殖します。
ここからは、洗濯機にカビが発生する原因について、くわしく解説します。
【洗濯機にカビが発生する原因】
・湿気がこもりやすい
・皮脂汚れや洗剤の溶け残りが蓄積する
・カビ発生に適した湿度である
湿気がこもりやすい
カビは、60%以上の湿度で発生し、80%以上の湿度で活発になります。一般的な洗濯機は、洗濯槽と脱水槽の二重構造になっています。
以下の状態が続くと、洗濯槽内の湿度を上げる要因になります。
- 洗濯後すぐに干さずに入れっぱなしにしている
- 洗濯機の中を乾燥させずに蓋を閉めている
- 汚れた衣類を洗濯機に入れて放置している
一見濡れていなくても、一度着た衣類は外の湿気や汗を含んでいます。湿度が高い状態が続くと、洗濯槽の裏にカビが繁殖するため注意が必要です。
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皮脂汚れや洗剤の溶け残りが蓄積する
カビの原因となる栄養分は、タンパク質や炭水化物、油脂などです。汚れた衣類に付着した皮脂汚れや食べこぼし、衣類のホコリ、洗剤をエサとして繁殖します。
汚れや洗剤の溶け残りがある状態で洗濯をし続けると、洗濯機内に蓄積され、どんどんカビを発生しやすくなるでしょう。
カビ発生に適した温度である
カビは、5℃〜35℃程度で発生し、特に25℃前後で最も発生しやすいと言われています。
25℃前後は、人間にとっても快適な室温であるため、カビが発生しにくい室温にすることは困難です。
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洗濯機のカビ取りが必要な理由
洗濯機のカビ取りが必要な理由は、衣類にもカビがつき、健康被害の恐れがあるためです。それぞれについて解説します。
衣類にもカビがつくため
エステー株式会社が行った調査によると、洗濯機の中でカビが発生している場合、洗濯水にも含まれると報告されています。
この数は、泥水に含まれるカビの数と変わらないレベルとされています。
定期的に掃除しなければ、カビを含んだ水で洗濯物を洗い流すことになり、衣類にもカビがつく可能性が高いでしょう。
出典:エステー株式会社 くらしにプラス「湿気・カビ対策総まとめ発生原因から予防・除去方法まで徹底解説!」
健康被害の恐れがあるため
カビの胞子は、基本的には常に空気中に漂っているため、ごくわずかの量を吸い込んだだけなら問題ないとされています。
カビが繁殖して頑固なカビとなる前に、できるだけ早く取り除くことが大切です。
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洗濯機のカビ取りに使う洗剤
洗濯機のカビ取りは、酸素系漂白剤、もしくは塩素系漂白剤を使用します。どちらも洗濯槽クリーナーとして販売されており、分量を測らずに使える商品も多いため便利です。
塩素系漂白剤 | 酸素系漂白剤 | |
---|---|---|
主成分 | 次亜塩素酸ナトリウム | 過炭酸ナトリウム |
汚れの落ち方 | カビを分解する | カビを剥がして落とす |
洗浄力 | 強め | 塩素系より弱め |
衣類や肌への刺激 | 強め | 弱め |
掃除の注意点 | ・付着すると衣類の色落ちや肌荒れを起こす ・酸性洗剤と混ぜると危険 |
・浮いてきたカビを自分で取り除く必要がある |
洗濯機への対応 | 縦型・ドラム式の両方に対応していることが多い | ドラム式では使用できない場合がある |
メリット | ・手間がかからない ・洗浄力が高い |
・肌や衣類への刺激は少ない 取り除いた汚れを目で確認できる |
デメリット | 取り扱いに注意が必要 | 手間がかかる |
重曹で洗濯機のカビを取るには、効果が緩やかです。取りきれない可能性があるため、あまりおすすめしません。
また、水に溶けにくく、洗濯槽に残ってしまうと故障の原因になります。
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塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は、殺菌効果が高いため、カビ取りに適しています。パナソニックや日立など、洗濯機メーカーが推奨しているのも塩素系漂白剤です。
ただし、衣服の色落ちや肌荒れを起こす可能性があるため、飛び散らないよう注意が必要です。
また、酢やクエン酸など、酸性の洗剤と混ぜると塩素ガスが発生して危険なため、決してしてはいけません。
酸素系漂白剤
酸素系漂白剤は、過炭酸ナトリウムを主成分とする洗剤です。40℃〜50℃程度のお湯に反応して発泡し、カビを剥がす効果が期待できます。
ただし、剥がれたカビは洗濯槽の中にとどまるため、自分で取り除かなければきれいにはなりません。
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洗濯機のカビ取り方法
塩素系漂白剤を使う方法
洗濯機のカビ取りを始める前に、ゴム手袋とマスク、ゴーグルを装着しましょう。塩素やカビを吸い込むのを防ぐために、必ず換気してください。
以下の手順に沿って進めます。
①洗濯槽の高水位まで水を溜める
②塩素系漂白剤を入れる
③「洗い」モードで3分程度運転する
④一度止めて、3時間程度つけ置きする
⑤通常通り、「すすぎ」と「脱水」を行う
⑥塩素の臭いがなくなるまで、「洗い」「すすぎ」「脱水」を繰り返す
塩素系漂白剤は、商品によって濃度が異なるため、パッケージの記載を参考に量をはかります。市販の洗濯槽クリーナーを使う場合は、パッケージに書かれている手順に沿って投入しましょう。
汚れがひどい場合は、3時間以上つけておくのがおすすめです。ただし、あまり長くしすぎると故障の原因になるため、24時間以内にしておきましょう。
酸素系漂白剤を使う方法
酸素系漂白剤を使う場合も、基本的にマスクやゴム手袋、ゴーグルをして作業に取り掛かりましょう。
主成分は同じなので、酸素系の洗濯槽クリーナーや過炭酸ナトリウム、オキシクリーンでも問題ありません。洗濯機のカビ取りを行う手順は以下のとおりです。
①洗濯槽に40℃〜50℃程度のお湯を溜める。ドラム式洗濯機の場合は蓋から溢れない程度までが目安
②10Lに対して100g程度の酸素系漂白剤を入れる。洗濯槽クリーナーの場合は全量入れる
③かき混ぜた後、3〜4時間程度放置する
④3分程度「洗い」モードで運転する
⑤一時停止し、ネットや網で浮いてきた汚れを取り除く
⑥「すすぎ」「脱水」を行う
⑦「洗い」モードで給水し、3分程度回ったら再び汚れを取り除く
⑧汚れが浮き出てこなくなるまで、6.と7.を繰り返す
⑨脱水をして終了
酸素系漂白剤の効果を高めるために、お湯は40℃〜50℃程度に設定します。火傷しないよう注意しましょう。
汚れが出てこなくなるまで、繰り返し洗濯機を回して汚れを取り除きます。
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洗濯機のカビ予防に必要な掃除の頻度
塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を使った洗濯槽クリーニングを1か月に1回程度行うと、洗濯槽内のカビが取れるだけでなく、予防にもなります。
基本的に洗濯機のカビを予防するには、汚れやゴミを残さず、洗濯槽内を乾燥させることが大切です。
糸くずネットは洗濯が終わると毎回取り除きましょう。ドラム式洗濯機の場合は、排水フィルターを1週間に1回程度掃除します。
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洗濯機のカビ取りに注意したいポイント
洗濯機のカビ取りを行う際の注意点は、以下のとおりです。それぞれの注意点について、くわしく解説します。
・取り扱い説明書を確認する
・塩素系漂白剤と酸性洗剤を同時に使わない
・掃除を始める前に換気する
・目や口、鼻を保護する
・自分で分解洗浄しない
取り扱い説明書を確認する
ドラム式洗濯機の場合、メーカーが酸素系漂白剤や重曹の使用を禁止している場合があります。
重曹は溶け残る可能性が高く、排水経路が詰まる可能性があります。
縦型洗濯機の場合でも、作業に取り掛かる前に取扱説明書を確認しましょう。
参考:日立の家電品「槽洗浄コースで、酸素系(非塩素系)の漂白剤が使用できないのはなぜですか?」
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塩素系漂白剤と酸性洗剤を同時に使わない
塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると薬剤の成分が反応し、塩素ガスが発生して危険です。
最悪の場合、に関わる恐れもあります。酸性洗剤にあたるのは、クエン酸やお酢などです。
掃除を始める前に換気する
カビ取りの際には、カビの胞子が空気中に放出されます。
また、塩素系漂白剤は刺激臭があり、吸い込むと気分が悪くなることがあります。
カビ取りを始める前に近くの窓を開け、換気扇を回しておきましょう。
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目や口、鼻を保護する
カビ取りを行う際、洗剤から体を守るために、ゴム手袋とマスク、ゴーグルを装着しましょう。特に、塩素性漂白剤は、直接触れると肌荒れの原因になります。
また、カビ取りの際にはカビの胞子が空気中を舞います。吸い込むのを防ぐためにもマスクを装着しましょう。
自分で分解洗浄しない
自分で分解して洗浄するのはメーカーからも推奨されていません。
洗濯機は部品やネジが多く、素人が洗濯機を分解すると元に戻せなくなったり、故障したりするリスクが高いといえます。
また、電気と水を扱う家電であるため、漏電や火災のリスクもあり危険です。
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洗濯機のカビを予防する7つの方法
洗濯機のカビ取りを簡単にするためには、普段から繁殖しないよう心がけることが大切です。具体的には、以下のような方法があります。
・洗濯機の中を乾燥させる
・洗濯物を入れっぱなしにしない
・洗剤は適正量を使う
・すすぎを1回にしない
・ぬるま湯を使う
・洗濯機に入れる衣類の量は7割程度にする
・お風呂の残り湯をすすぎに使わない
洗濯機の中を乾燥させる
洗濯機の中は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。
ただし、ドラム式洗濯機は安全性の観点から、蓋を閉めておくようメーカーが推奨しています。扉が低い位置にあり、子どもやペットが中に入ってしまうと危険なためです。
ドラム式洗濯機の場合は、乾燥運転を行ってから閉めておくのがおすすめです。
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洗濯物を入れっぱなしにしない
洗濯前後に関わらず、洗濯物を入れっぱなしにするのはやめましょう。
汚れた衣類は、外の湿気や汗によって湿気を含んでいます。皮脂汚れも付着しているため、カビの発生を促進しかねません。
洗濯後は、濡れた衣類をすぐに干すことで、洗濯機に湿気をこもらせないことが大切です。洗濯物にカビが繁殖すると、室内にもカビの胞子が舞います。
洗剤は適正量を使う
洗剤の溶け残りもカビの発生原因の一つです。
残った洗剤が洗濯機のすみずみに蓄積されていくと、カビの栄養分となるでしょう。
また、洗剤の減るスピードが早くなり、頻回に買い足さなければなりません。洗剤が水に残るため、すすぎ時間が長くなって水や電気代も無駄になる可能性があります。
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すすぎを1回にしない
すすぎを1回だけで済ますと、汚れや洗剤が十分に洗い流されない可能性があります。
注水すすぎは水を多く使うため、節水にはなりませんが、汚れは落ちやすくなります。
ぬるま湯を使う
夏場は洗濯機に給水される水がぬるくなっていることも多いですが、冬場の冷たい水が給水されると、洗濯洗剤は溶けにくくなります。粉洗剤を使っている場合も溶け残りしやすいです。
事前に、洗面器やバケツに40℃程度のお湯と洗剤を入れて溶かしてから洗濯機に入れると、洗剤の溶け残りは防げるでしょう。
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洗濯機に入れる衣類の量は7割程度にする
ドラム式の場合、上から下に衣類を叩きつけて汚れを落とします。縦型の場合は水流の発生によって汚れが落ちる仕組みです。
洗濯物に汚れが残っているまますすぐと、洗濯槽にも汚れが残りやすいでしょう。
また、乾燥運転した場合にも、衣類が多いと乾きにくく、衣類や洗濯機に湿気が残りやすくなります。
お風呂の残り湯をすすぎに使わない
お風呂の残り湯は洗濯に使用しても問題ありませんが、以下のような条件があります。
- 洗濯機の「洗い」モードのみで使う
- 入浴が終わったらすぐに洗濯に再利用する
- 入浴剤を使う場合は、洗濯に再利用しても問題ないかパッケージを確認する
- 頭や体を洗ってからお風呂に浸かる
- タオルやおもちゃはお風呂のお湯に入れない
お風呂の残り湯は、一晩おくと雑菌の量が数千倍になるとの報告もあります。残り湯を再利用する際は、できるだけ汚さないようにすること、早めに使用することがポイントです。
また、入浴剤の入ったお湯を使用しても問題ないことがほとんどですが、なかには使用が推奨されないものもあります。
参考:株式会社衛生微生物研究センター「お風呂の残り湯はは使ってもよい?」
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洗濯機の掃除をしてもカビが取れない場合の対処法
洗濯槽を掃除しても、黒や茶色のカビが出続けることがあります。再度、洗浄しても取れない場合や、違う方法を試したい場合におすすめの方法について解説します。
メーカー純正の洗濯槽クリーナーを使う
メーカー純正の洗濯槽クリーナーは、高濃度の塩素系漂白剤で作られています。
料金は少し高めなので、カビ取りをしても取りきれない場合に使用するとよいでしょう。
参考:Panasonic「洗濯槽の除菌、黒カビ除去に。[塩素系]洗濯槽クリーナーはココが違う」
業者に分解洗浄してもらう
自分で洗濯槽のカビ取りを行っても汚れがなくならない場合は、プロに依頼するのも一つの方法です。
洗濯槽の汚れがどのようにきれいになったかを外側から目で見て実感できるのもメリットです。
洗濯機の機種やクリーニング業者によっては、分解洗浄に対応していない場合があります。
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業者に洗濯機のカビ取りを依頼した場合の料金
洗濯機クリーニングの料金は、縦型かドラム式かによって異なります。
業者によって、作業範囲も異なります。防カビコーティングや排水溝の掃除など、追加で対応してもらいたいことがある方は確認しておきましょう。
機種や汚れの程度によっても、追加料金が発生する場合があります。
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洗濯機のカビ取りを依頼する業者の選び方
洗濯機クリーニングは、業者によって料金設定や対応、保証の有無などが異なります。業者に依頼する際は以下のポイントをチェックしましょう。
・損害賠償保険に入っている
・自宅の洗濯機に対応している
・料金設定が明確である
・口コミや評判が良い
・問い合わせた際の対応が良い
損害賠償保険は、作業中に故障した場合に補償が受けられるものです。補償の有無だけでなく、適用となる条件や金額についても確認しておきましょう。
また、口コミや評判は、書かれていることがすべて真実とは限りませんが、判断材料のひとつになります。料金設定がわかりやすく、問い合わせた際の対応が良いなど、信頼できるかどうかも業者を選ぶポイントです。
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洗濯機のカビ取りに関するよくある質問
洗濯機のカビ取りにはどの洗剤が効果的?
塩素系漂白剤がおすすめです。理由として以下の3つがあります。
・カビを分解する力があり、酸素系漂白剤よりも洗浄力が高いとされている
・カビを分解して落とすため、酸素系漂白剤のように汚れを取り除く手間がかからない
・洗濯機メーカーが推奨しており、ドラム式洗濯機でも使用できる
ただし、塩素系漂白剤は刺激臭が強く、肌荒れや衣類の色落ちが起こりやすいデメリットがあります。刺激の少ない洗剤を使いたい方は酸素系漂白剤を検討しましょう。
重曹でも洗濯機のカビ取りは可能?
重曹は、カビを除去する効果がありますが、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤に比べると効果はマイルドです。洗濯機は一般的に二層構造となっており、見えない場所に汚れやカビが蓄積しています。重曹ではカビを落としきれない可能性が高いため、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤のどちらかをおすすめします。
メーカー純正の洗濯槽クリーナーは何が違う?
メーカー純正の洗濯槽クリーナーは、市販のものよりも塩素の濃度が高いとされています。濃度が高いほど、カビ取りの効果も期待できるためおすすめです。市販の洗濯槽クリーナーでカビが取りきれず、汚れが浮いてくるようなら一度試してみるとよいでしょう。
洗濯機のカビ取りの際に、洗濯物も一緒に入れていい?
塩素系漂白剤は、衣類が色落ちしたり傷んだりします。酸素系漂白剤の場合、衣類への刺激は少ないですが、浮いてきたカビが衣類に付着します。洗濯物のカビ取りの際に衣類を入れるのはやめましょう。
洗濯機の掃除をすると、黒いカビや汚れが出るようになった。どうすればいい?
酸素系漂白剤の洗濯槽クリーナーを使用した場合は、自分で取り除き、出なくなるまで「洗い」「汚れの除去」「すすぎ」「脱水」を繰り返す必要があります。塩素系漂白剤はカビを分解するため基本的には取り除く必要はありませんが、汚れが出た場合は取り除いた上ですすぎを行いましょう。なくならない場合は、メーカー純正の洗濯槽クリーナーを試してみてください。それでも改善しない場合は、業者に分解洗浄を依頼するのがおすすめです。
洗濯槽クリーナーの縦型洗濯機用とドラム式洗濯機用は、何が違うの?
容量に違いがあります。ドラム式洗濯機は水量が少ないため、洗剤の量も少なめに調整されています。
洗濯槽のカビ取りを行う際に、お風呂の残り湯を使っても良い?
基本的には問題ありませんが、入浴剤の溶けた残り湯は避けましょう。入浴剤の成分が変化することがあるためです。お風呂の残り湯には皮脂汚れや雑菌が含まれているため、洗剤でカビ取りを行ったあとの「すすぎ」には、新しい水を使いましょう。
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【まとめ】洗濯機のカビ取りが難しい場合はプロへの依頼もおすすめ
洗濯機は、湿気や皮脂汚れが多く、カビが発生しやすい環境です。カビを放置すると、衣類にカビが付着し、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患を引き起こす可能性があります。
カビ取りは、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤のどちらかを使用し、1か月に1回程度行うのがおすすめです。
ドラム式洗濯機の機種によっては酸素系漂白剤が使えない場合もあるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。
業者に依頼すると分解して洗浄し、個人では取りきれない汚れまできれいにしてもらえます。
手間をかけることなく、カビを取り除いて清潔に洗濯できるようになるため、自分で掃除してもカビがなくならない場合は検討するとよいでしょう。
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