おすすめの洗濯機を紹介!縦型やドラム式、選び方のポイント

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「洗濯機を買いたいけど、おすすめがわからない」「縦型とドラム式はどちらがいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

洗濯機には、縦型やドラム式、二槽式などさまざまな種類があります。洗濯できる容量や搭載されている機能なども異なるため、どのように選んだらよいかわからない方も多いでしょう。

そこで、本記事ではおすすめの洗濯機を紹介します。最新のトレンドや選び方から設置する際の確認ポイントまで詳しく紹介しているので、洗濯機の購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

縦型とドラム式はどちらを選べばよいのかについても解説していますよ。
この記事でわかること
  • ・洗濯機は、必要な機能や予算、設置スペースの広さなどから選ぶことが大切

  • ・一般的に、設置スペースが狭い場合や費用を抑えたい場合は縦型洗濯機がおすすめ

  • ・乾燥機能などの最新の機能を使いこなしたい場合はドラム式洗濯機がおすすめ

  • ・洗濯機を選ぶ際は、必要な容量や機能、搬入経路や設置スペースの広さを必ず確認する

  • ・自分で設置するのが不安な場合は、無理せず業者に設置を依頼することが大切
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【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

洗濯機の種類とトレンド

洗濯機にはさまざまな種類があり、家族構成や必要とする機能などによっても選ぶべき洗濯機は異なります。主な洗濯機の種類は次のとおりです。

・縦型洗濯機
・ドラム式洗濯機
・二槽式洗濯機

ここからは、それぞれの洗濯機の特徴を詳しく解説します。また、最新のトレンドやおすすめに合わせて購入したいという方に向けて、最近の洗濯機のトレンドについても紹介します。

縦型洗濯機

縦型洗濯機は、その名のとおり洗濯槽が縦に設置されているタイプの洗濯機です。多くの家庭で購入されており、バリエーションも豊富といえます。

縦型洗濯機の主な特徴は、次のとおりです。

・洗浄力が高い
・サイズが豊富
・価格が比較的リーズナブル

まず、縦型洗濯機は洗浄力の高さが魅力です。洗濯槽の回転によって衣類同士がこすり合って汚れを落とすため、泥汚れなどの固形の汚れに対して特に効果を発揮します。


豊富な水量でしっかりと洗剤を泡立ててからこすり洗いをするため、洗浄力が高くなっています。

また、縦型洗濯機はサイズの種類が豊富にあるため、家族構成に合わせて最適なサイズを選びやすい点がメリットです。たとえば、一人暮らしに適している5kgから、家族が多い場合におすすめな12kgまで、豊富なサイズから洗濯機の種類を選べます。

ドラム式の場合はサイズが小さめの洗濯機があまりないため、一人暮らしなどの場合は縦型洗濯機であれば最適なサイズを選びやすいですよ。

リーズナブルな価格も魅力で、5kgは2〜3万円程度、6~7kgであれば7〜9万円程度、8kg以上は10万円以上が相場です。一方で、ドラム式の場合は約13~30万円が相場と、やや価格が高い傾向があります。

リーズナブルで洗浄力が高い洗濯機を探している場合は、縦型洗濯機がおすすめといえるでしょう。

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機は、洗濯槽が横向きや斜め向きに設置されているタイプの洗濯機です。縦型と比べて洗濯物が出し入れしやすく、本体のサイズも縦型より比較的コンパクトなため、本体上部の空間に棚を設置して物を置けるという利点もあります。

ドラム式洗濯機の主な特徴は、次のとおりです。

・節水できる
・衣類が傷みにくい
・皮脂汚れに強い
・乾燥機能が優れている

ドラム式洗濯機は、縦型と比べて節水できる点が魅力です。洗濯槽が横または斜め向きについているため、大量の水を使わなくても洗濯できます。


縦型と同じ量の洗濯物をまわす時でも、ドラム式の方が少ない水量で洗濯できるため節水になります。

水量が少ない分、使用する洗剤の濃度が高くなり洗浄力も向上するため、特に皮脂汚れに強い点がメリットです。

また、ドラム式洗濯機は衣類同士をこすり合わせる縦型洗濯機と違い、衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」を行います。そのため衣類同士の摩擦が少なく、衣類が傷んでしまうのを防ぐことが可能です。

脱水の時にも、縦型と比べて衣類が絡み合いにくいというメリットもありますよ。

ドラム式洗濯機の大きな魅力は、乾燥機能が優れていることです。雨の日や花粉などが気になる方は、ドラム式洗濯機の乾燥機能を使用すれば、洗濯物を取り出して干す作業を行わずとも効率よく洗濯物を乾かすことが可能です。

節水で光熱費を抑えたい方や、乾燥機能で家事の手間や時間を削減したい方にはドラム式洗濯機をおすすめします。

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二槽式洗濯機

二槽式洗濯機とは、洗濯槽と脱水槽が分かれているタイプの洗濯機です。縦型やドラム式は洗濯と脱水を一つの洗濯槽で行いますが、二槽式洗濯機はそれぞれ分かれているため洗濯後に脱水槽へ洗濯物を移す必要があります。

二槽式洗濯機の主な特徴は次のとおりです。

・洗浄力が高い
・脱水機能が優れている
・カビが発生しづらい

二槽式洗濯機は縦型やドラム式に比べて洗濯槽が小さめですが、その分モーターの力がダイレクトに伝わりやすいため、洗剤をしっかりと泡立てて衣類同士をこすり洗いすることが可能です。そのため、高い洗浄力を発揮します。

また、脱水槽も脱水することだけを目的とした槽なので、しっかりと高速回転して衣類の水分を飛ばせます。雨の日や梅雨などの湿気が多い日でも、しっかりと衣類を乾かして生乾き臭の発生を予防することが可能です。


脱水が足りない場合でも、タイマーで脱水時間を調整すれば干す時間を減らせる点がメリットです。

ほかにも、二槽式洗濯機は縦型と違って洗濯槽が二重ではないため内部が乾きやすく、カビが発生しづらい環境です。構造もシンプルなので手入れがしやすく、サッと掃除できる点も魅力といえます。

昔の洗濯機と思われがちな二槽式ですが、洗浄力の強さや手入れのしやすさから、今でも使用している家庭は多いですよ。

最近の洗濯機のトレンド

最近の洗濯機は、時短や家事の負担の軽減を目的にさまざまな機能が搭載されています。たとえば、乾燥機能や洗剤や柔軟剤の自動投入機能などがあげられます。

乾燥機能は、特にドラム式洗濯機が優れている点が特徴です。機能性が高いものであれば、洗濯物を干さずに完全に乾かすことが可能です。


洗濯物を干す手間をなくせるうえに、洗濯物に花粉や汚れなどが付着するのも防げます。

また、縦型やドラム式ともに洗剤や柔軟剤の自動投入機能を備えたモデルが増えています。あらかじめ洗剤や柔軟剤を洗濯機に投入しておけば、起動するたびに軽量せず自動投入してもらえるため、手間がかかりません。

ほかにも、スマホと連携してアプリから起動できるものもあるなど、利便性を高められるさまざまな機能を搭載した洗濯機が増えています。
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縦型洗濯機とドラム式洗濯機はどちらがおすすめ?

縦型洗濯機とドラム式洗濯機のどちらを選べばよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで、それぞれの特徴を表にまとめました。

縦型洗濯機 ドラム式洗濯機
洗濯方法 もみ洗い たたき洗い
効果的な汚れ 固形汚れ・泥汚れ 皮脂汚れ
容量の目安 5kg〜12kg程度 10kg〜12kg程度
価格 比較的安い 高め
必要な設置スペース 小さい 大きい
節水効果 低い 高い

それぞれ洗濯方法に違いがあり、効果的な汚れも異なりますが、どちらも洗浄力に大きな違いはないといえます。洗浄力を重視するのであれば、落としたい汚れの種類で選ぶとよいでしょう。


一方で節水効果には大きな違いがあり、縦型は豊富な水量を使うため節水向きではなく、ドラム式は少ない水量で洗えるので節水効果は高い点が特徴です。

一般的に価格にも差がある場合が多いため、コストを抑えたい方は縦型を、コストをかけてもよく乾燥機能を使いたい方はドラム式を選ぶことをおすすめします。

必要な機能がどちらの洗濯機に揃っているかを確認してみると選びやすいですよ。
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洗濯機を選ぶポイント

洗濯機を選ぶ際のポイントは、次のとおりです。

・必要な容量から選ぶ
・必要な機能から選ぶ
・設置スペースの広さから選ぶ
・静音性で選ぶ
・洗濯槽の深さで選ぶ
・メーカーで選ぶ

必要な容量から選ぶ

洗濯機は、家族の人数や洗濯物の量に合わせて必要な容量から選びましょう。洗濯物の一般的な量は、「人数×1.6kg」が目安です。


たとえば、一人暮らしで2日に1回の頻度で洗濯する場合は、最低でも3.2kgの洗濯物をまわせる容量が必要です。

ほかにも、2人〜3人家族であれば5kg〜7kg程度、4人〜5人家族は7kg〜10kg程度の洗濯機を選ぶようにしましょう。6人以上であれば、容量が10kg以上の洗濯機を選ぶ必要があります。

洗濯物は詰め込むよりも少し余裕がある方が洗浄力が高まるため、少し大きめの容量を選ぶのもおすすめですよ。

必要な機能から選ぶ

必要な機能に応じて洗濯機を選ぶのもおすすめです。洗濯機に備わっている主な機能は、次のとおりです。

  • 乾燥機能
  • 温水洗浄機能
  • 洗剤・柔軟剤自動投入機能
  • フィルター自動掃除機能
  • 除菌・消臭機能
  • AI機能
  • スマホ連動機能

乾燥機能

乾燥機能は、縦型とドラム式のどちらにも備わっている機能です。乾燥方式は、主に次の3つがあります。

  • ヒートポンプ式
  • ヒーター式
  • ヒートリサイクル式

ヒートポンプ式は、湿気を含んだ空気を除湿して洗濯機の外に排出したうえで、温風で洗濯物を乾かします。ヒートポンプを使って効率よく乾燥できるため、省エネ性が高い点が魅力です。

ヒーター式は、洗濯機に備わったヒーターで空気を温めて洗濯物を乾かす方式です。消費電力はやや高くなりがちですが、洗濯物をカラッと乾かせる点がメリットといえます。

ヒートリサイクル式は、洗濯機の運転中に発生する熱を利用して温風を発生させ、洗濯物を乾かす方式です。

テキスト
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温水洗浄機能

温水洗浄機能が備わった洗濯機であれば、温水で洗濯することが可能です。温水を使うことで汚れを落とす効果が高まり、頑固な固形汚れや皮脂汚れ、油汚れなどが落としやすくなります。


雑菌が繁殖することで発生する嫌な臭いを抑える効果も期待できます。

また、冬場に粉洗剤を使うと溶け残りが発生する場合がありますが、温水であれば冬場でも溶け残りが発生することはありません。

温水の温度は30度や40度などモデルによって異なるため、理想とする水温で洗える洗濯機を選ぶとよいでしょう。

洗剤・柔軟剤自動投入機能

洗剤・柔軟剤自動投入機能があれば、あらかじめ洗剤や柔軟剤をセットしておくと、洗濯時に自動で適切な量を投入してもらえます。洗濯のたびに軽量して投入するという手間が省けるため、時短につながります。

セットした洗剤や柔軟剤の量が減ると新たに補充しなければなりませんが、毎回洗剤や柔軟剤を軽量する手間を削減できるのは大きなメリットです。

洗剤や柔軟剤を入れすぎてしまったり、投入する量が少なすぎて洗浄力を発揮できないといった事態を防げますよ。
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フィルター自動掃除機能

洗濯機には、ホコリや汚れを堰き止めるフィルターが設置されています。フィルターが汚れていると洗濯物の汚れや生乾き臭の発生などにつながるため、定期的なお手入れが欠かせません。

しかし、毎回手入れするのが面倒だと感じる方も多いでしょう。そのような場合は、フィルター自動掃除機能が備わった洗濯機を選ぶのがおすすめです。


フィルター自動掃除機能があれば、フィルターに溜まったホコリや汚れは自動で掃除されるため、1週間に1回程度の頻度でダストボックスに溜まったゴミを捨てるだけで済みます。

掃除の手間が削減され、洗濯機の性能も維持できる便利な機能です。

除菌・消臭機能

洗濯機によっては、UVランプやイオン、銀イオンを含んだ水などを使って衣類を除菌・消臭できる機能が備わっています。また、これらの機能を活用して洗濯槽のカビを予防することも可能です。


ほかにも、花粉に対して効果を発揮する機能を備えたモデルもあります。

洗濯に必須の機能ではありませんが、必要に応じて除菌・消臭機能を備えた洗濯機を選んでみるとよいでしょう。

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AI機能

新型の洗濯機には、AIを搭載したモデルが多いです。洗濯物の量や汚れ具合などからAIが判断して、最適な設定で洗濯を行うことが可能です。

ボタンを押すだけで最適な設定になるため、手間がかからない点が魅力といえます。

AIによって水や洗剤を無駄にせず、効率的に運転できるようになりますよ。

スマホ連動機能

最新の洗濯機は、スマホと連動できるモデルが多いです。スマホ連動機能によって、外出先からでもアプリで洗濯機を稼働できるようになります。


また、アプリをとおして外出先から洗濯の状況を確認することも可能です。

運転が終了したことを通知する機能もあるため、洗濯物の取り出し忘れを防げます。

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設置スペースの広さから選ぶ

洗濯機は洗浄力や機能性の高さが重要ですが、設置スペースの広さも必ず確認しておきたいポイントです。いくら機能が優れていても、自宅に搬入や設置ができなければ購入する意味がありません。


洗濯機の寸法は事前に必ず確認して、自宅に搬入経路や設置スペースは確保できるかをチェックしましょう。

まず、搬入経路については+10cm以上あれば問題なく搬入できるといえます。マンションの場合は、エレベーター内にも搬入できるかを確認しましょう。

また、防水パンの上に洗濯機を設置する場合は、防水パンのサイズと洗濯機のサイズが適合しているかを確認しなければなりません。特にドラム式はサイズが大きいため、設置スペースを確保できない場合は縦型を選ぶなどの対応が必要です。

静音性で選ぶ

静音性が高い洗濯機であれば、騒音トラブルをあらかじめ防止できます。特にマンションなどの集合住宅に住んでいる場合は、静音性が高いモデルを選びましょう。


一般的に、運転音が45dB(デシベル)以下であれば静音性が高いといえます。

インバーターが設置されている洗濯機は、運転音を抑えられる傾向があります。

なお、洗濯機の運転音は脱水時が最も大きいといわれているため、脱水中の運転音の大きさを確認しておくとよいでしょう。

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洗濯槽の深さで選ぶ

縦型洗濯機を選ぶ場合は、洗濯槽の深さも確認しておきたいポイントです。特に身長が低い方の場合は、洗濯槽が深ければ深いほど洗濯物が取り出しづらくなります。


例として、洗濯機の高さが90cm前後であれば問題なく洗濯物を取り出せるでしょう。

一方で、ドラム式の場合は前面に取り出し口があるため洗濯槽の深さを気にする必要はありません。取り出しやすい洗濯機を選びたい場合は、ドラム式も検討しましょう。

メーカーから選ぶ

洗濯機のメーカーにこだわりがある場合は、メーカーから選ぶのもおすすめです。主な洗濯機のメーカーは次のとおりです。

  • パナソニック
  • 日立
  • シャープ
  • 東芝

パナソニック

パナソニックは、洗剤を効率よく泡立てて洗濯する「スゴ落ち泡洗浄」が特徴的な機能です。しっかりと洗剤を泡立てるため、繊維の奥まで洗剤の成分を浸透させて汚れを落とせます。

また、通常の洗剤や柔軟剤だけではなく、おしゃれ着用洗剤や漂白剤も自動投入できる「トリプル自動投入機能」が備わったモデルもあり、洗濯を効率的に行えるよう工夫されています。

立体的な水流で洗濯する「ビッグウェーブ洗浄」も魅力的な特徴ですよ。

日立

日立は、大量のシャワーの水量で洗濯する「ナイアガラビート洗浄」が特徴的です。こびりついた汚れにも効果を発揮する洗浄力が期待できます。

ほかにも、洗濯物のシワを減らせる「シワ低減洗濯」や「洗濯槽自動おそうじ」、スマホアプリとの連携機能などを活用すればより効率的な洗濯が可能です。

シャープ

シャープは、「マイクロ高圧洗浄」や「穴なしサイクロン洗浄」など、特徴的な洗浄方法を備えています。穴がない洗濯槽も特徴で、節水効果やカビの予防などが期待できます。

シャープ独自の「プラズマクラスター」を備えたモデルもあり、抗菌や消臭も行えます。

東芝

東芝は、洗浄力が高い「Wシャワー洗浄」を備えています。また、1kgの洗濯物を10分程度で洗濯できる「スピードコース」を備えたモデルもあり、時短したい方におすすめです。

銀イオンを含んだ「Ag+抗菌水」を使用できるモデルであれば、生乾き臭の抑制が期待できます。

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洗濯機の搬入や設置をする際の確認ポイント

洗濯機の搬入や設置を行う際の確認ポイントは、次のとおりです。

・洗濯機のサイズが設置場所に合っているか
・蛇口の形状が洗濯機に合っているか
・搬入経路は確保できているか
・洗濯機の設置場所は安定した場所であるか
・洗濯機の大きさと防水パンが合っているか
・排水エルボはついてるか

洗濯機のサイズが設置場所に合っているか

まず、洗濯機のサイズが設置場所に合っているかを確認しましょう。たとえば、次のようなポイントを確認しておくと安心といえます。

  • 洗濯機と壁の間に十分な隙間があるか
  • 蛇口の位置が本体より高いか
  • 排水ホースを設置するスペースがあるか など

十分なスペースがなければそもそも設置できなかったり、設置できた場合でも洗濯機の扉が開けなかったりするおそれがあります。

そのため、搬入前に寸法を必ず測って設置できるかを確認しましょう。

蛇口の形状が洗濯機に合っているか

洗濯機置き場の蛇口は、家によって異なる場合があります。主な蛇口の種類は次の3つです。
  • 万能ホーム水栓
  • 洗濯機用ワンタッチ水栓
  • 洗濯機用ストッパー水栓

蛇口の形状によって、給水ホースの設置のためにジョイントを使用したり、蛇口を交換したりする必要があります。

蛇口の形状が洗濯機に合うかわからない場合は、蛇口の形状をメモしたり写真を撮ったりして、家電量販店などのスタッフに確認してみてくださいね。
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搬入経路は確保できているか

洗濯機の大きさが設置場所に合っていても、搬入経路が確保できていなければ設置できません。そのため、搬入経路は確保できているかを必ず確認しましょう。

具体的には、次のようなポイントを確認してみてください。

  • エレベーターや屋外の階段、玄関の幅は十分にあるか
  • 屋内の廊下や扉などは狭くないか
  • 屋内の廊下の曲がり角に十分なスペースがあるか など

特にドラム式洗濯機はサイズが大きいため、搬入経路のスペースを十分に確保する必要があります。

洗濯機の設置場所は安定した場所であるか

洗濯機の設置場所が安定していなければ、振動によって騒音が発生したり本体が倒れたりするおそれがあります。そのため、次のような点を確認して安定した場所であるかをチェックしましょう。

  • 凹凸が傾きがないか
  • 滑りやすい場所ではないか
  • 床に強度があるか など

不安な場合は、床を補強したり防音マットを敷いたりするなどして対策を行いましょう。

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洗濯機の大きさと防水パンが合っているか

洗濯機と防水パンの大きさが合っていなければ、不安定になったり防水パンの効果を最大限発揮できなかったりする可能性があります。防水パンの一般的なサイズは、主に次の3つです。

  • 幅640mm×奥行640mm
  • 幅740mm×奥行640mm
  • 幅800mm×奥行640mm

事前に洗濯機のサイズと防水パンの大きさを確認して、サイズが合うモデルを選びましょう。

排水エルボはついているか

排水エルボとは、洗濯機の排水ホースと排水口をつなぐための部品です。排水エルボがなければ、水漏れや異臭が発生する恐れがあります。


一般的にはもともと排水口に取り付けられているものですが、賃貸の場合は前の住人が持って行ったりして取り付けられていないケースもあるため注意しましょう。

もし賃貸で排水エルボがなければ、管理会社に確認して設置してもらう必要があります。

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洗濯機の設置方法

洗濯機を購入後、業者に依頼せず自分で設置する場合は次の手順で行いましょう。

①電源プラグとアース線を取り付ける
②排水ホースを排水口に取り付ける
③給水ホースを蛇口に取り付ける
④試運転をして稼働チェックする

まず、電源プラグとアース線を取り付けましょう。アース線は取り付けなくても稼働できますが、感電の防止のために取り付ける必要があります。

その後、排水ホースを排水口に取り付けます。まずは排水エルボを排水口から取り外して排水ホースをつなぎ、その後排水口へ排水エルボを取り付けましょう。


取り付け後は、排水ホースが折れたり潰れたりしていないかを確認してください。

そして、蛇口と給水ホースをつなぎます。給水ホースの長さに余裕がない場合、何かの拍子で外れて水漏れする恐れがあるため、延長用のホースを用意することをおすすめします。

止水機能がある蛇口であれば、万が一給水ホースが外れた場合はすぐに水が止まるため安心です。

最後に、問題なく設置できているかを確認するため試運転をしてみてください。万が一の不具合に備えて、水量は少なめで設定して水漏れが発生していないかを確認しましょう。

洗濯機の設置を業者に依頼した方がよいケース

洗濯機は自分でも設置することができますが、以下のようなケースでは業者に依頼した方がよい場合もあります。

  • 排水ホースと排水口がつなげない
  • 排水口が排水ホースの位置の逆側にある
  • 洗濯機の位置をかさ上げする場合
  • 自分で設置後に水漏れしている
  • 特殊な場所に洗濯機を設置する など

ほかにも、家電の設置が苦手な方は業者に依頼した方がよいでしょう。洗濯機の設置は細かな作業が必要になるため、慣れていないと正しく設置できないことが多いといえます。


家電量販店では、購入後に設置まで行ってもらえるケースもあります。

家電量販店以外での購入や、自分で設置を依頼する場合は、口コミや料金、サービス範囲などを確認して業者を選ぶようにしましょう。

洗濯機は、正しく設置できなければ水漏れが発生したり故障につながったりする恐れがあります。怪我をする可能性もあるため、設置が難しい場合は無理せず業者に依頼することをおすすめします。
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おすすめの洗濯機に関するよくある質問

Q

一人暮らしにおすすめの洗濯機はどれ?

A

一人暮らしにおすすめの洗濯機は、容量が少なめのモデルです。一般的な洗濯量は「人数×1.6kg」で計算できるため、2日に1回洗濯する計算であれば少なくとも3.2kg程度に対応できるモデルがおすすめです。まとめ洗いする可能性も考慮して5kg〜7kg程度の縦型洗濯機を選ぶと、余裕を持って洗濯できるでしょう。ドラム式を選ぶ場合も、一番容量が小さいモデルを選ぶことをおすすめします。



Q

縦型とドラム式の洗濯機はどちらがおすすめ?

A

縦型とドラム式のどちらを選ぶかで迷っている場合は、必要な機能を比較してみることをおすすめします。たとえば、乾燥機能を重視するのであればドラム式がおすすめです。一方で、泥汚れなどの固形の汚れを落としたい場合や、購入費用を抑えたい場合などは縦型の洗濯機を選びましょう。また、ドラム式はサイズが大きいため、洗濯機の設置場所が狭い場合は縦型を選ぶ必要があります。設置場所も十分な広さを確保でき、さまざまな最新機能を使いたい場合はドラム式を選ぶとよいでしょう。



Q

洗濯機の寿命はどれくらいある?

A

洗濯機の一般的な寿命は、約6~7年前後といわれていますが、実際の寿命は使い方や使う頻度などに大きく左右されます。しかし、生産終了から約6年ほど経つと、メーカーの部品保有年数も終了して修理ができない可能性があります。もし使用中の洗濯機が生産終了から約6年ほど経っている場合は、故障する前に買い替えを検討するとよいでしょう。



Q

洗濯機を買い替えるおすすめのタイミングは?

A

洗濯機に異音や水漏れが発生していたり、給水・排水・脱水ができない場合は買い替えのタイミングといえます。また、電源が勝手にオフになるなど明らかに故障している場合も買い替えが必要です。故障していない場合は、セールやボーナスの時期、年末年始などは本体価格が割引されている場合が多いため、安く買い換えられる可能性があります。購入を検討している洗濯機がある場合は、通常時の値段とセール時の価格を比較して改めて検討するとよいでしょう。



Q

洗濯機を故障させないためのポイントは?

A

洗濯機を故障させないためには、洗濯物を詰め込んだり洗剤を入れすぎたりしないことが大切です。無理に洗濯物を詰め込んで容量をオーバーしてしまうと、モーターに負荷がかかって故障しやすくなります。また、カビの発生を予防するためにも定期的な掃除を行うようにしましょう。こまめにゴミ取りネットや排水フィルターを掃除したり、洗濯槽本体を掃除したりするのがおすすめです。洗濯槽は、本体に「洗濯槽洗浄コース」がついていれば簡単に掃除できます。

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おすすめの洗濯機まとめ

洗濯機は、主に縦型・ドラム式・二槽式の3種類があります。それぞれ特徴や魅力が異なるため、自分に必要な機能や予算などに合わせて最適なモデルを選ぶようにしましょう。

また、設置スペースの広さや静音性の高さなどもチェックポイントです。どれだけ優れた洗濯機であっても、搬入経路や設置スペースが確保できなければ設置できないため、購入前に寸法を必ず確認しておきましょう。

購入後は洗濯機を自分で設置することもできますが、不安な場合や特殊な作業が必要な場所に設置する場合などは、無理せず業者に依頼することをおすすめします。

本記事を参考に、自分に合った洗濯機を選んでみてくださいね。

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