洗濯機のエラーが表示される原因は?よくあるエラーコードや予防方法を紹介

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「洗濯機がエラーで動かなくなった」「見たことがないエラーコードが表示されている」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

洗濯機が異常を検知したり正常に稼働できない状況になったりした場合は、機種ごとにさまざまなエラーコードが表示されます。洗濯機の片寄りや傾き、フィルターや排水・給水ホースの詰まりなどでエラーが表示されてしまうため、洗濯機が動かなくなった場合は早急な対処が必要です。

しかし、洗濯機に表示されるエラーコードはメーカーによって異なるほか、数値によってエラーの内容にも違いがあるため一目で何が原因のエラーかを見分けることは難しいといえます。

そこで本記事では、洗濯機にエラーが表示される際のよくある原因や、よくあるエラーについて詳しく解説します。C04やE01、C02などさまざまなエラーコードの内容についても紹介しているので、困ったときはぜひ参考にしてみてください。

洗濯機の取扱説明書にもエラーコードの詳細が記載されているので、本記事と併せて確認してみてくださいね。
この記事でわかること
  • 給水や排水、脱水や乾燥などが正常にできない場合にエラーコードが表示される

  • ・「U◯」や「E◯」など、原因は同じでもメーカーごとに表示されるエラーコードは異なる

  • ・エラーが表示される際の主な原因は、洗濯物の片寄りやフタ・ドアの閉め忘れ、フィルターの詰まりなどがあげられる

  • ・エラーを防ぐためには、洗濯物を入れすぎないようにしたりこまめに洗濯機を掃除したりすることなどが大切

  • ・エラーが消えない場合は故障している可能性が高いため、メーカーや専門業者への修理依頼が必要

  • ・汚れやゴミが原因でエラーが表示されることも多いので、定期的な洗濯機クリーニングの活用がおすすめ
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洗濯機にエラーが表示される際のよくある原因は?

洗濯機にエラーが表示されると、「故障して動かなくなった」と不安になる方も多いのではないでしょうか。しかし、エラーが表示される原因は自分で解消できる場合がほとんどです。


基本的には洗濯機本体か洗濯物に原因があり、さまざまなエラーが表示されて運転が一時停止状態となります。

主に以下のような原因でエラーが表示されるため、エラーで運転が止まった際はチェックしてみてください。

・洗濯物が片寄っている
・洗濯機のフタが開いている
・洗濯機が傾いている
・フィルターが詰まっている
・排水口や排水ホースが詰まっている
・給水栓が閉まっている
・衣類の量が規定量を超えている

洗濯物が片寄っている

エラーのよくある原因の一つが、洗濯物の片寄りです。特にすすぎや脱水時に発生しやすく、洗濯機の回転の遠心力によって衣類が一部の場所に片寄ってしまい、エラーが発生します。


洗濯物が片寄ったまま運転を続けると、大きな振動が発生して洗濯機本体が転倒するおそれがあります。ほとんどの洗濯機には異常な振動を検知する機能が備わっており、転倒する前にエラーを表示して運転を一時停止する仕組みです。

運転が停止する前に大きな振動がするため、洗濯物の片寄りによるエラーは見分けがつきやすいといえます。万が一運転が一時停止したら、フタを開けて衣類をバラして片寄りを解消しましょう。

ほかにも、以下のような方法で洗濯物の片寄りを防げます。

  • 洗濯ネットに入れた衣類だけで洗濯しない
  • 洗濯ネットに入れる衣類の量を減らす
  • 洗濯物の量や種類を調整する
  • 厚手の洗濯物はほかの衣類と一緒に洗濯する

特に洗濯ネットに入れた衣類が多い場合は、洗濯物がバラけず一部に集まりやすいため、片寄りも発生しやすくなります。

洗濯機によっては片寄りが発生すると自動的に注水すすぎを行って、片寄りを解消しようとしてくれる場合もありますよ。

洗濯物のフタが開いている

洗濯機のフタが開いていると、正常に運転ができないためエラーが表示されます。特に縦型洗濯機で起こりやすいため、洗濯の準備が終わった際にフタを閉め忘れないようにしましょう。


フタを閉めた場合でも、洗濯物の一部が挟まっていたりフタをロックする部分にゴミや異物が詰まっていたりして、正常にフタが閉じられていないケースもあります。

フタをロックする部分には小さなゴミやホコリ、コインやボタンなどが挟まっていることがあり、ロックできなければ運転を始められません。ほかにも、何らかの衝撃によってフタが変形してしまっている場合もあります。

万が一フタが変形している場合は修理が必要なため、一度メーカーに問い合わせてみてください。

フタが閉じられているのにエラーで動かないときは、フタを開けて一度電源を切ってから再度電源を入れたうえでフタを閉めて操作すると、正常に動くことがありますよ。

洗濯機が傾いている

洗濯機が傾いていると転倒のおそれがあるため、本体が検知してエラーを表示します。洗濯機の傾きが原因でエラーが表示された場合は、洗濯機が水平になるように位置を調整しましょう。


初めは水平に設置されているときでも、長年の使用による振動によって少しずつ洗濯機の位置がズレてしまい、傾きが発生することもあります。

特に脱水時は振動が発生しやすくエラーが表示される場合が多いです。振動による傾きを防ぐために、脚の下にゴムシートやスペーサーを取り付けたり、洗濯物の量を減らして少ない量に分けて運転したりするようにしましょう。

移動させることが難しい場合は、調整脚で高さを調節すると振動が緩和されることがあります。

洗濯機が傾いたまま運転すると、洗濯槽と本体の内側が接触して故障につながるおそれもあるので、必ず解消するようにしてくださいね。
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フィルターが詰まっている

糸くずフィルターや乾燥フィルターなどが汚れやゴミで詰まってしまうと、エラーが表示されて運転が停止します。なぜなら、フィルターが詰まった状態で運転し続けると排水ができなくなり、水漏れが発生してしまうためです。


特に排水時には必ず糸くずフィルターを通して排水が行われるため、洗濯中に出たすべてのゴミや汚れがフィルターに蓄積されていきます。

糸くずフィルターを一切掃除していなければ目詰まりを起こしてしまい、排水ができなくなるためエラーが表示されてしまうのです。エラーを防ぐためにも、洗濯機の各フィルターはこまめに掃除するようにしましょう。できる限り運転するごとに掃除するのが利用です。

また、ドラム式洗濯機の場合は、乾燥運転中に乾燥フィルターの詰まりでエラーが表示される場合があります。この場合は電源を切ってから乾燥フィルターを取り出し、水洗いするなどして汚れを取り除きましょう。

乾燥フィルターを掃除していないと、乾燥運転をしても洗濯物が生乾きになることがありますよ。

排水口や排水ホースが詰まっている

糸くずフィルターと同じく、排水ホースや排水口にも洗濯中のゴミや汚れが流されていきます。糸くずフィルターで取り除けなかったものが流されていくため量は少ないといえますが、長年の使用によって汚れが蓄積されると詰まりが発生します。


そのため、糸くずフィルターだけではなく排水ホースや排水口の定期的な掃除も欠かせません、

特に糸くずや髪の毛、洗剤や柔軟剤の溶け残りで詰まりやすいといえます。詰まりが発生している場合は、一度排水ホースを取り外して中を確認しましょう。もし汚れていれば歯ブラシなどで汚れをかき出して清潔な状態にします。

排水ホースが汚れていなくても排水口に汚れが溜まっている場合もあるため、必ずどちらも確認するようにしましょう。

排水口の汚れ具合がひどい場合は、パイプクリーナーが有効な場合もありますよ。

給水栓が閉まっている

給水栓が閉まっていると、給水ができないためエラーが発生します。運転するたびに給水栓を閉めている場合や長期間自宅を空けていた場合などは、給水栓を開けることを忘れてしまうケースが多いです。


給水栓の開きが悪い場合もエラーが発生するため、完全に開けるようにしてみてください。

ほかにも、給水ホースの詰まりや折れ曲がりなどが原因でエラーが表示されることもあります。万が一給水栓が開いているのに洗濯機が動かない場合は、給水ホースが折れ曲がっていないか、汚れが詰まっていないかを確認してみてください。

特に井戸水などを使用して洗濯する場合は、不純物が混ざる可能性があり給水ホースに詰まりが生じることがあります。

洗濯物の量が規定量を超えている

洗濯物の量が規定量を超えていると、エラーが表示されることがあります。特に乾燥時に生じやすいエラーです。


一般的に、洗濯時の上限容量と乾燥時の上限容量は異なります。そのため、同じ量を一度に乾燥できないことが多いため注意しましょう。

また、洗濯時でも規定量を超えていると洗浄力が落ちてしまいます。洗濯物をきれいに洗濯して効率よく乾燥させるためには、一度に洗濯する量は上限容量の60〜70%程度までに抑えることがおすすめです。

ほかにも規定量を超えていると異常な振動が発生したり、洗濯槽の底にあるパルセーターが故障したりする可能性もあるため、必ず規定量を守って洗濯しましょう。

洗濯物の量が多いときれいに洗えないだけではなく、衣類から悪臭が発生する原因にもつながりますよ。
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洗濯機でよくあるエラーコード

洗濯機に表示されるエラーコードは、メーカーによって大きく異なります。ここからは以下の場合のよくあるエラーコードを紹介するため、参考にしてみてください。

なお、ここで紹介するエラーコードは基本的に自分で対処が可能です。

・給水できない場合のエラーコード
・排水できない場合のエラーコード
・脱水できない場合のエラーコード
・乾燥できない場合のエラーコード
・フタ・ドアが閉まっていない場合のエラーコード
・フィルターに関するエラーコード

給水できない場合のエラーコード

給水できない場合は、以下のようなエラーコードが表示されます。

  • パナソニック:U14
  • シャープ:E01やE1
  • 東芝:C5
  • 日立:C01やC1

給水できない場合のエラーの原因は、給水栓が閉まっていることです。完全に栓が開いているかを確認して、エラーの解消に努めてみてください。

ほかにも、給水栓の折れ曲がりや詰まりでエラーが表示されていることもあるため、給水栓が開いている場合は給水ホースの状態も確認しましょう。

壁の中の水道管に異常が発生していたり、寒い地域で凍結していたりするときもエラーが表示されますよ。また、断水にも気をつけましょう。

排水できない場合のエラーコード

排水できない場合のエラーコードは、主に以下のとおりです。

  • パナソニック:U11やU18
  • シャープ:E03
  • 東芝:C1
  • 日立:C02

排水できない場合は、糸くずフィルターや排水ホース、排水口の詰まりが考えられます。これらのパーツは定期的に掃除しなければ汚れやゴミが蓄積されていくため、詰まりが発生してしまうのです。


糸くずフィルターは運転するたびに掃除して、排水ホースや排水口は月に1回程度は掃除することをおすすめします。

パナソニックでは、U11やU18の2つのエラーが表示されます。U18については排水フィルターがうまくセットされていないときに表示されるため、フィルターの設置状況を確認しましょう。

脱水できない場合のエラーコード

脱水できない場合は、主に以下のようなエラーコードが表示されます。

  • パナソニック:U13
  • シャープ:E04やE19
  • 東芝:操作パネルの「衣類片寄り」が点滅する
  • 日立:C04

脱水できない場合は、基本的に洗濯物の片寄りが原因として考えられます。フタを開けて衣類の片寄りを解消したうえで、再運転を行いましょう。


洗濯物を詰め込みすぎている場合は、一部を取り出して2回に分けて脱水する必要があります。

なお、シャープのE19は洗剤の量が多すぎる場合や排水ホースから排水口までの間で詰まりが発生している際に表示され、脱水時に泡が生じて脱水の回転ができなくなるためエラーが起こります。

また、糸くずフィルターや排水口などの詰まりが原因で排水できない際に表示される可能性もあるため、脱水できないときのエラーコードが表示されたら片寄りのほかに詰まりもチェックしてみてください。

洗濯機本体が傾いていると脱水できないので、傾きにも注意してくださいね。
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乾燥できない場合のエラーコード

乾燥できない場合のエラーコードは、以下のとおりです。

  • パナソニック:U-25
  • シャープ:U05
  • 東芝:COU25
  • 日立:C0やC19

乾燥できない原因は、乾燥フィルターの詰まりや乾燥時のドラム回転の異常などがあげられます。まずは電源を切ったうえで乾燥フィルターを取り外し、ゴミや汚れが詰まっていないかを確認してみてください。


シャープのU05や日立のC0・C19のように、洗濯物の量が多く乾燥運転ができない場合にエラーが表示されることもあります。

洗濯と乾燥の上限容量は、数値が異なるのが一般的です。基本的には乾燥時の方が上限容量が少なくなるため、洗濯物の量が多い場合は分けて乾燥しましょう。

フタ・ドアが閉まっていない場合のエラーコード

フタ・ドアが閉まっていない場合は、以下のようなエラーコードが表示されます。

  • パナソニック:U12
  • シャープ:E02やE21
  • 東芝:C2やC21
  • 日立:C03

洗濯機のフタやドアが閉まっていない場合は、安全を考慮して運転を開始しない設計になっています。そのため、上記のエラーが表示された際はフタやドアに洗濯物が挟まっていないか、ロック部分に異物が混入していないかを確認しましょう。


一度電源を切ったうえでフタやドアの開閉を行い、しっかり閉めてから再度電源を入れて運転します。

ほかにもロック部分の故障によってエラーが表示されることもあるため、故障している場合は修理を依頼しましょう。

フィルターに関するエラーコード

フィルターに関するエラーコードとして、以下のようなものがあげられます。

  • パナソニック:U04やU16
  • シャープ:E31・UF・U04
  • 東芝:C26
  • 日立:C16やC17

上記のエラーコードは、基本的にドラム式洗濯機で表示される場合が多いです。内容としては、糸くずフィルターや乾燥フィルターの詰まりや設置不良などを指します。

糸くずフィルターや乾燥フィルターが汚れていないか、外れたりせずにきちんと設置されているかを確認しましょう。
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洗濯機がエラーで動かなくなるのを防ぐ方法

洗濯機のエラー表示を防ぐには、以下のような点に気をつけましょう。

・洗濯物を入れすぎないようにする
・こまめに掃除する
・洗剤や柔軟剤を入れるのは規定量までにする
・防水性の高い洗濯物は入れないようにする
・洗濯機周辺は常に片付けておく

洗濯物を入れすぎないようにする

洗濯機にエラーが表示されるよくある原因の一つに、洗濯物の入れすぎがあげられます。

洗濯物の上限容量は、洗濯機ごとに細かく定められています。洗濯物を入れすぎてしまうときれいに洗濯できないだけではなく、大きな振動が発生して運転が停止してしまうため注意が必要です。


洗濯と乾燥では上限容量が異なる点にも気をつけなければなりません。

特に脱水時は振動が発生しやすいため、洗濯物は必ず規定量を守りましょう。きれいに洗浄して乾燥効率をアップさせるためには、上限容量の70%程度を上限に投入することをおすすめします。

脱水時の大きな振動を放置すると、洗濯機本体が転倒するおそれがあるため、洗濯物を一部取り出して2回に分けて運転しましょう。

こまめに掃除する

糸くずフィルターや乾燥フィルターが汚れていると、エラーが表示されやすくなります。そのため、可能な限り運転するたびにお手入れをして詰まりを防ぎましょう。


特に糸くずフィルターや排水フィルターは、洗濯中に出たゴミや汚れがそのまま流れてくるため詰まりやすいといえます。詰まりを放置すると、排水ができず水漏れの発生につながります。

なお、排水ホースや排水口のチェックも必須です。フィルターでは取り除けなかった細かなゴミや汚れが流れてくるため、次第に蓄積されて詰まりが発生することがあります。

排水ホースや排水口のチェックは、月に一度程度でも問題ありません。ゴミが溜まっていれば歯ブラシなどでかき出してきれいに掃除しましょう。

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洗剤や柔軟剤を入れるのは規定量までにする

洗剤や柔軟剤は、必ず規定量を守りましょう。入れすぎることで溶け残りが発生して、詰まりの原因につながります。


洗剤や柔軟剤を多く入れたからといって、洗浄力がアップしたり柔軟効果が高まったりするわけではない点に注意が必要です。

特に洗剤を入れすぎると、すすぎの際にすすぎ切れずに脱水時に泡が発生することがあります。一部の洗濯機では泡が発生するとエラーが表示されて運転が止まるうえに、洗剤を落とすために何度もすすぎをやり直さなければならないため手間がかかります。

規定量を守ることで衣類を十分きれいにできるほか、さまざまなトラブルを防げますよ。

防水性の高い洗濯物は入れないようにする

防水性の高い洗濯物は、洗濯機で洗わないようにしましょう。たとえば、防水性の高いレインウェアやサウナスーツ、スキーウェアや防水シーツなどは洗濯機に入れてはいけません。


防水性の高い洗濯物は洗濯槽の排水穴を塞いでしまい、大量の水を排水できなくなります。この状態のまま脱水すると、高速回転によって水が一気に抜けて洗濯機がバランスを崩し、異常振動や転倒を引き起こしてしまうため注意しましょう。

万が一転倒すると、洗濯機の重みによって壁や床に大きな傷がついたり洗濯機本体が大破したりして、大きな被害が出てしまいます。人がいた場合は大きな怪我にもつながるため、防水性の高い洗濯物は入れないようにしましょう。

洗濯機ではなく、手洗いがおすすめですよ。

洗濯機周辺は常に片付けておく

洗濯機周辺に物を置いている方も多いのではないでしょうか。たとえば、排水ホースの上に物を置いていたり、何らかの原因で物が転倒したりして排水ホースの口が塞がれてしまうと、排水できずにエラーが表示されます。

このような事態を避けるために、洗濯機周辺は常に片付けておくことがおすすめです。

洗剤や柔軟剤などの容器も、洗濯機周辺に直置きするのではなく棚や別の場所に保管しておくとよいですよ。
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洗濯機のエラー表示が消えない場合の対処法

ここまで紹介した対処法を試してもエラー表示が消えない場合は、自分では対処できないエラーの可能性もあります。洗濯機の取扱説明書を確認してエラーコードの内容を調べて、対処法を確認しましょう。


洗濯機が故障している場合は、自分で対処することはできないため業者へ修理の依頼が必要です。

たとえば、パナソニックでは「U」から始まるエラーコード以外は故障を指しているため、自分で対処することはできません。修理が必要なときは、まずは保証の有無を確認しましょう。

保証期間内であれば、メーカーや洗濯機を購入した家電量販店に修理を依頼すると、費用が安く抑えられます。長年使用していて保証期間が過ぎている場合は、専門の業者への依頼がおすすめです。

まずは取扱説明書を確認して、対処方法をチェックしてみてくださいね。
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洗濯機の掃除はクリーニングの依頼がおすすめ

洗濯機のエラーコードは、糸くずフィルターや乾燥フィルター、排水ホースや排水口などの汚れが原因となっている場合が多いです。そのためこまめな掃除が必要ですが、仕事や育児などが忙しい方にとっては掃除の時間を確保できないことも多いのではないでしょうか。


洗濯機を掃除する時間がない方や手間を省きたい方は、専門の業者による洗濯機クリーニングの依頼がおすすめです。

業者にクリーニングを依頼すれば、一切手間をかけずにきれいな状態を保てます。洗濯機クリーニングを業者に依頼するメリットは、次の3つです。

・自分では掃除が難しい部分もきれいにできる
・洗浄力や乾燥力が高まる可能性がある
・自分で掃除するより故障のリスクが低い

自分では掃除が難しい部分もきれいにできる

基本的に、洗濯機の掃除は「槽洗浄コース」を利用します。漂白剤を投入すれば、自動で洗濯槽を掃除してもらえる仕組みです。

ほかにも給水ホースや排水ホース、排水口なども自分で掃除できますが手間がかかります。また、汚れは目に見える場所ではなく洗濯槽の裏側などの一目ではわからない場所にこびりついていることも多いです。


洗濯機クリーニングでは各パーツを取り外して掃除する「分解洗浄」が行えるため、自分では掃除が難しい部分もきれいにできる点が大きなメリットです。

目に見えない部分まで細かくきれいにできれば、詰まりが発生しないうえに雑菌やカビの繁殖も防げます。悪臭発生の予防にもつながるため、清潔で嫌な臭いがない状態の衣類を着用できるようになります。

分解洗浄をしない場合でも、市販の洗剤よりも強力なものを使用してクリーニングするため、高い洗浄効果が期待できますよ。

洗浄力や乾燥力が高まる可能性がある

洗濯機を長年使用していると、汚れの蓄積によって性能が劣化することがあります。しかし、洗濯機クリーニングで定期的にきれいにしていると、常に清潔な状態が保てるため洗浄力や乾燥力が落ちることもないでしょう。

長年掃除していないでも、洗濯機がきれいになることで洗浄力や乾燥力が高まる効果が期待できます。

「汚れが落ちにくくなった」「生乾きになる」などのお悩みがある場合は、クリーニングを試してみるのがおすすめですよ。

自分で掃除するより故障のリスクが低い

洗濯機の分解自体は、専門の業者以外の方も行えます。ただし、知識がない方が洗濯機の分解洗浄を行うと、分解時にパーツを破損してしまったり掃除後にうまく組み立てられなかったりするため、故障のリスクが高くなります。

プロであれば洗濯機の構造を知り尽くしているため、自分で掃除するより故障のリスクが低い点がメリットです。
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洗濯機クリーニング業者の選び方

洗濯機クリーニング業者は豊富にあるため、どこに依頼するか迷った際は以下の選び方を参考にしてみてください。

・料金プランで選ぶ
・サービス内容の充実度で選ぶ
・口コミや評判から選ぶ

料金プランで選ぶ

業者を比較する際は、まずは料金プランを確認しましょう。基本的には費用相場から大きくかけ離れていない業者を選ぶことがおすすめです。

なお、洗濯機クリーニングの一般的な費用相場は以下のとおりです。

クリーニング方法 縦型 ドラム式
通常の除菌洗浄 14,000円程度 22,000円程度
分解洗浄 20,000円程度 30,000円程度

上記の相場から高すぎず安すぎない業者であれば、悪質な業者である可能性が低いため安心して依頼できるといえるでしょう。


たとえば、相場からあまりにも安い業者は作業完了後に高額な追加費用を請求されることがあります。

上記の費用はあくまで一般的な相場なので、依頼する際は複数の業者で相見積もりを取って適正価格を把握しましょう。

サービスの内容の充実度で選ぶ

業者によって、サービス内容は大きく異なります。たとえば、A社では縦型洗濯機の通常洗浄のみに対応しており、B社では縦型・ドラム式のほか分解洗浄にも対応している場合があります。


自分の希望に合ったサービスを受けるためにも、業者はサービス内容の充実度で選ぶのがおすすめです。

ドラム式洗濯機の場合はドラム式対応の業者を、分解洗浄を希望する場合は分解洗浄対応の業者を選んでみてください。

口コミや評判から選ぶ

業者の口コミや評判も大切なチェックポイントです。ホームページやSNSではわからない実際の対応や作業の評価を把握できるため、必ずチェックしておきましょう。

利用者の口コミは、Googleマップや各種口コミサイト、SNSなどから確認が可能です。

口コミは良い・悪いのどちらかに偏ることなく、総合的に確認して評価するようにしてみてくださいね。
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洗濯機のエラーに関するよくある質問

Q

C04エラー表示は何が原因?

A

C04は、日立の洗濯機で表示されるエラーです。原因は衣類の片寄りであるため、運転を停止したうえでフタを開けて片寄りを解消しましょう。衣類が多すぎる場合は、一部を取り出して複数回に分けて洗濯するのがおすすめです。



Q

E01のエラーの意味は?

A

E01はシャープの洗濯機で表示され、給水されない状態を指しています。E01が表示されたら、給水栓が開いているか、給水ホースに詰まりや折れ曲がりなどはないかを確認しましょう。



Q

エラーC02はどういう意味?

A

日立の洗濯機ではC02のエラーが表示されます。正常に排水できない場合に表示されるエラーなので、排水ホースや排水口に詰まりがないかをチェックしてみてください。エラー解消後も、こまめな掃除は欠かさないようにしましょう。



Q

E3のエラーはなぜ表示される?

A

E3は、シャープの洗濯機で排水がうまくできない場合に表示されます。糸くずフィルターや排水口の詰まりが原因である場合が多いため、運転を停止してからお手入れを行いましょう。



Q

C03のエラーの原因は?

A

C03は、日立の洗濯機でドアロックが正常にできていない際のエラーです。ドアがきちんと閉まっているか、ロック部分に異物が挟まっていないかを確認しましょう。



Q

エラーU13の原因は?

A

エラーU13は、パナソニックの洗濯機で脱水できない場合に表示されます。基本的に洗濯物が片寄っている場合に表示されるため、フタを開けて片寄りを解消しましょう。

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【まとめ】洗濯機のエラーが表示されたら早めの対処が必要

洗濯機には、U14やC5、E04やE19などさまざまなエラーコードが表示されます。原因は洗濯物の片寄りや糸くずフィルターなどの詰まり、フタやドアが開いていることなどがあげられます。

エラーが表示されると運転が一時停止して作動しなくなるため、迅速に原因を特定して対処しましょう。

エラーコードの中には、自分では対処できないことが原因で表示されるものもあります。その際は洗濯機の取扱説明書を確認して、正しい対処法を確認しましょう。場合によってはメーカーや業者に修理を依頼しなければなりません。

洗濯機の故障やエラーはお手入れ不足で発生しやすくなるため、こまめな掃除を欠かさないようにしましょう。専門の業者に依頼すれば、洗濯機クリーニングを代行してもらうことが可能です

おうちにプロでは洗濯機クリーニングのおすすめ業者を紹介しているため、口コミなどを参考にしながら自分に合ったところを選んでみてくださいね。

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