エアコンクリーニングの頻度は?ベストシーズン・時期はいつ?

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エアコンクリーニングは年に1回業者へ依頼することで、1年を通して快適に過ごすことができます。年1回頻度でエアコンを内部まで掃除することで、嫌な臭いが出にくいだけでなく、カビ菌による健康への影響を抑制したり、節電にもつながるなど、様々なメリットがあります。

また、エアコンクリーニング業者の繁忙期である夏は、希望日での予約が取りづらく、割引キャンペーンもあまり実施されていないので、夏以外の春または秋が依頼するベストシーズンです。

【記事作成】おうちにプロ 編集部
年間数万台のエアコンクリーニングに携わることで、エアコンクリーニング業者を徹底分析。より多くの人が安心してエアコンクリーニングを利用できるように日々奮闘中。

エアコンクリーニングの頻度は年に1回

エアコンクリーニングの最適な頻度は、年に1回専門業者へエアコン内部を高圧洗浄によってクリーニングしてもらうことで、一年を通して快適に使用することができます。

ただし、生活スタイルやエアコンの使用頻度によっては、2年に1回でも十分な場合があります。リビングダイニングなど、1日中エアコンを使う場所は年に1回で、寝室や子供部屋など、1日の中で数時間程度だけ使用ような部屋は、2年に1回と、エアコンの設置場所によって、頻度を変えることも費用を抑えながらも快適に過ごす方法の一つです。

エアコンが汚れる原因は大きく分けて「外部からの汚れ」と「内部からの汚れ」の2つあります。

【外部からの汚れ】ホコリ、ダニ、花粉、ペットの毛、タバコの煙、料理の油煙

エアコンはお部屋の空気を吸い込んで、温かい空気や冷たい空気に変えて出す機械のため、エアコンを設置している場所によって、汚れ方が変わってきます。

特に使用頻度の高いリビングダイニングに設置されているエアコンの場合、人の行き来が多い分、ホコリやダニ、花粉等も空中を浮遊するため、エアコンは多くのホコリなどを吸い込んでしまいます。

ペットを飼っているお宅の場合、ペットの毛は人間の髪の毛よりも細いため、ふわふわと中を舞い、エアコンの中へと入り込んでしまいます。

ホコリやダニ、花粉、ペットの毛の多くは、エアコンのフィルターに引っかかるので、フィルターを月に1~2回、掃除機で吸い取ってあげることで、エアコンの目詰まりや汚れるスピードを抑えることができます。

しかし、タバコの煙やキッチンで料理をした時に出る水蒸気には油分が気化したもの(油煙)が含まれます。タバコの煙や油煙は粒子がとても細かいため、エアコンのフィルターを通り抜けて、エアコン内部までヤニや油分が行きわたってしまいます。

タバコの煙や料理の油煙を一度吸い込んだエアコンは、付着した部分がベタベタになるため、当然エアコンのフィルターも、内部もベタベタな状態となり、エアコンを使い続けることで、どんどん汚れが溜まってしまう悪循環に陥ってしまうのです。

【内部からの汚れ】カビ、細菌、ウイルス、微生物

冷房を使用すると、お部屋の中の空気を冷やす過程で、エアコンの仕組み上、内部に結露が発生します。

結露で発生した水は、ドレンホースを伝って外に排出される構造になっていますが、エアコンを使い続ける夏場は、エアコンの内部が常に結露によって湿っている状態となります。

湿った状態が継続すると、カビが発生し、そこにフィルターを通り抜けた油煙やタバコの煙が付着し、ホコリや花粉、ハウスダストをエサとして細菌や微生物、ウイルスが繁殖し、これらが作り出す粘液によって、エアコンの内部はネバネバとしたスライムのような汚れが溜まっていきます。

臭かったり、カビが見えたら、すぐにエアコンクリーニング

年に1回エアコンクリーニングを依頼すると、使用頻度によりますが、1年経つと「ちょっと汚れてきたかな?」というぐらいの感覚になりますが、下記のようなエアコンは、すぐに業者へエアコンクリーニングを依頼するべき状態です。

エアコンの風が臭い

エアコンから出てくる風が酸っぱい臭いやカビ臭い場合、内部のアルミフィンや送風ファンにカビが繁殖している可能性があります。

フィルターを掃除しても、臭いが改善しない場合は、すぐにエアコンクリーニングを依頼して、内部の高圧洗浄で洗い流した方がいいでしょう。

※エアコンによっては、外が涼しいのにも関わらず、冷房運転をすると、嫌な臭いが出やすい機種もあるため、その場合は、一度エアコンを停止して、外の空気を取り込んで部屋を涼しくした方がいいです。

吹き出し口や風向きルーバーに黒い点々がついている

エアコンの吹き出し口や風向きを変えるルーバーに黒い点々がついている場合、それは内部で生じた結露水に黒カビが混ざって、風と一緒に吹き出て付着したものなので、すぐにエアコンクリーニングが必要な状態です。

黒カビがルーバーに付着しているということは、カビの胞子がエアコンの風に含まれていると考えられるため、健康にもあまりよくありません。小さなお子様や喘息の方がいらっしゃるご家庭では特に注意が必要です。

送風ファンやアルミフィンにホコリがたくさんついている

エアコンの内部の送風ファンやアルミフィンにホコリや黒カビがたくさんついているのが見える状態の場合、エアコンの汚れがかなり内部深くまで浸透してしまっている状態と考えられます。

送風ファンは、風をお部屋の隅々まで送り出すための装置のため、ここが汚れた状態で使用していると、お部屋中が汚れた空気で汚染されてしまいます。

また、アルミフィンは薄い金属の板が重なりあってできている装置のため、フィルターを外しても、手前しか見ることはできないのですが、アルミフィンの見える範囲にカビやホコリがついている場合、奥の方にも黒カビなどの汚れが広がっている可能性が高いため、できるだけ早い段階でエアコンクリーニングをすることをおすすめします。

定期的にエアコンクリーニングをするメリット

エアコンクリーニングをすることで、エアコンから快適な風が出るようになることをはじめ、健康や家計にもうれしいメリットがあります。

エアコンからキレイな風が出る

エアコンクリーニングをされると、多くの方が、掃除後に運転した時に出てくる風が、掃除前とは雲泥の差に感じるほど、キレイになっていることにとても喜ぶ方が多いです。

掃除前は、ホコリやカビ、そして、料理の油やタバコの煙、ペットのニオイなど、たくさんの汚れによって嫌なニオイが発生してしまっていましたが、高圧洗浄機でしっかり洗い流すことで、エアコンを購入した時に近い状態に戻すことができます。

エアコンの電気代が下がる

エアコンのフィルターや内部、室外機が汚れていると、エアコンの運転効率が悪くなり、エアコンが設定された温度に合わせるために多くの電力を使用するため、その分、電気代が多くかかります。

特に省エネ性能が低い古い機種ほど、エアコンの掃除を怠ると、汚れとともに消費電力が徐々に増えていきます。

そのため、エアコンクリーニングを実施することで、フィルターや熱交換器につまった汚れを洗い流し、空気の通りがよくなることで、エアコンにかかる電気代が下がることが期待できます。

エアコンの寿命を伸ばせる

エアコンの耐用年数は10年とされていますが、これは平均的な年数のため、エアコンの掃除や手入れをあまりしないと、10年も持たないことがあります。

エアコンクリーニングを行っていないエアコンは、汚れがどんどん溜まっていくことで、頑固な汚れになり、部品の破損や水漏れなどを起こし、結果的に修理や買い替えが必要な状態になるケースもあります。

定期的なエアコンクリーニングを行うことで、エアコン自体の寿命を伸ばし、修理や買い替えの出費を抑え、結果的に家計への負担を軽くすることもできます。

エアコンクリーニングのベストシーズンは春と秋

エアコンクリーニングを検討される方が増えるのは冷房を多く使用する「夏」なのですが、実はエアコンクリーニングが最適な時期は「春」と「秋」です。

夏は、冷房を使い始めた時に嫌なニオイやエアコンの中の汚れに気が付く方が多く、エアコンクリーニング業界では繁忙期にあたる季節となります。

「繁忙期なのになぜベストシーズンではないの?」と疑問を持たれる方が多いと思うので、春と秋がおすすめな理由を説明する前に、なぜ夏のエアコンクリーニングをおすすめしないかを解説したいと思います。

夏のエアコンクリーニングをおすすめしない理由

繁忙期になると、エアコンクリーニング業者は、朝から晩まで掃除に追われる状況になります。そのため、すぐに来てもらいたいと思っても、予約が中々取れず、訪問日が1ヶ月後になってしまうこともよくあります。

また、割引キャンペーンなどは夏場は実施していなかったり、除外期間とされているため、結果的にややお得感にも欠ける期間とも言えます。

そして、何より、夏場のエアコンクリーニングは、掃除中はエアコンが使えなくなることで、室内がとても暑くなるので、業者さんだけでなく、立ち会うお客様も暑い中、お待ちいただくことになります。

春・秋のエアコンクリーニングがおすすめな理由

エアコンクリーニングの閑散期となるため、希望の日次で予約が取りやすく、業者によっては、当日や翌日にすぐ来てもらえる場合もあります。

また、複数台割引などのキャンペーンを実施している業者も増えるため、家の中のエアコンをまとめて依頼する場合にもおすすめです。

春と秋は、エアコンを使用しない時間帯が増える季節なので、エアコンクリーニング中、エアコンを停めていても、部屋が暑くなったり寒くなったりしません。

特に秋は、夏場の冷房によって発生したカビなどの汚れを季節が変わった早いタイミングで掃除することができるので、翌年の夏までキレイな状態を保てるので、多くのエアコンクリーニング業者がおすすめする季節だったりします。

冬のエアコンクリーニングは1・2月で寒さに耐えられるならおすすめ

冬はエアコンを停止すると室内が寒くなってしまい、また、11月~12月は、年末の大掃除に向けて混雑する時期のため、あまりおすすめしていません。

そのため、エアコンの他にも石油ファンヒーターや床暖房などの暖房器具があって、寒さに耐えられるのであれば、年明け以降の1~2月は閑散期なので、予約も取りやすく、キャンペーンなども行われている時期で、条件付きでおすすめではあります。

【まとめ】エアコンクリーニングは年1回、春か秋に依頼することがおすすめ

エアコンはホコリやハウスダスト、花粉をはじめ、ペットの毛や料理の油煙、タバコの煙などを吸い込んでしまった結果、エアコンの内部は1年間で黒カビや雑菌、ウイルスなどが繁殖し汚れてしまいます。

特に夏場に使用する冷房で、エアコン内部で発生する結露によって、カビや微生物が増殖し、エアコンから嫌なニオイや黒カビが見えるなど、掃除が必要な状態になってしまいます。

そのため、リビングダイニングなどに設置している1年を通してよく使うエアコンであれば、年に1回は専門業者によるエアコンクリーニングを依頼することをおすすめします。

夏場はエアコンクリーニングの繁忙期で予約が取りづらく、キャンペーンも実施していないことから割高になり、夏場のエアコンクリーニングは暑さとの戦いともなるので、できれば、夏が始まる前の春(3~4月)または夏が終わった秋(9月~10月)がおすすめの時期となります。

「寒くても平気!」という方は、大掃除シーズンが終わった1月~2月も、比較的空きがある業者が多いので、春・秋の次におすすめのタイミングです。

ただし、エアコンの送風口から黒カビが降ってくる状態や水がポタポタと垂れてくる状態の場合、今すぐエアコンクリーニングを実施した方がいいので、時期関係なく業者へ依頼しましょう。

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