エアコンに虫が侵入する原因は?侵入経路や対策法、掃除方法を解説

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エアコンの内部には、場合によっては虫が侵入するケースがあります。「エアコンを稼働したら虫が落ちてきた」「エアコンから虫が動くような音が聞こえる」など、虫の侵入によってお悩みの方も多いのではないでしょうか。

エアコンの内部は虫が好みやすい環境であるため、対策をしなければ虫が居着いてしまう可能性があります。故障の原因になる可能性もあるため、早めに対策を行いましょう。

本記事では、エアコンに虫が侵入する原因や侵入経路、対策方法について詳しく解説します。

虫対策のため、自分でエアコンクリーニングをする方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
  • ・エアコン内部は暖かいうえに湿気がこもりやすく、隠れる場所もあるため虫にとって快適な環境になる

  • ・虫は、ドレンホースの排水口や室外機の隙間から侵入するケースが多い

  • ・侵入を予防するには、ドレンホースにカバーをつけたり開口部の隙間をパテで埋めたりするのがおすすめ

  • ・侵入した虫を放置すると、故障や漏電による火災事故などにつながる恐れがあり危険

  • ・虫が侵入した場合は、エアコン本体を軽く叩いて追い出したり、くん煙剤で駆除するのがおすすめ

  • ハウスクリーニングを依頼すると、エアコンの綺麗な状態を保てるうえに虫がいる場合は駆除してもらうことも可能
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エアコンの内部は虫が好みやすい環境

実は、エアコンの内部は虫が好みやすい以下のような環境が整っています。

・室内とエアコン内部の温度差によって結露が生じ、湿気がこもりやすい
・エアコン内部は電気が通っている影響で暖かい
・エアコン内部は暗くパーツが入り組んでいるため、虫にとって隠れやすい
・虫の餌になるホコリや汚れがフィルターやパーツに溜まっている

虫は、基本的に湿度が高いうえに暖かく、隠れやすい場所を好みます。また、エアコンの内部は汚れやホコリが溜まりやすく、餌も豊富にあるため虫にとっては居心地がいい場所なのです。


特に長期間エアコンを稼働していない場合は、エアコンの内部で大きな環境変化は起きないため虫にとっても居心地がいい環境となり、住み着きやすくなります。

そのため、対策をせずに放置していると気づかないうちに虫が侵入してしまい、エアコンを稼働すると虫が落ちてきてしまうのです。

エアコンに侵入しやすい虫の例

エアコンに侵入しやすい虫の例として、以下があげられます。

・コバエ
・ゴキブリ
・チャタテムシ など

ほかにも、カメムシなどが侵入する場合もあります。コバエやゴキブリなど、家庭で発生しやすい害虫は、エアコンが侵入経路となって室内に入ってくるケースがあるため注意しましょう。

また、この中でもチャタテムシは大きさが1mm程度のとても小さな虫です。侵入しても気づかず、放置してしまう可能性もあります。しかし、チャタテムシはダニの発生源となる場合もあるため、早めに対処しなければなりません。

どのような虫でも、エアコンからの侵入を確認したらすぐに対策を行いましょう。
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エアコンに虫が侵入する原因!侵入経路は?

エアコンに虫が侵入する経路や主な原因は、以下のとおりです。

・ドレンホースから侵入している
・室外機に隙間がある
・メンテナンス不足
・吹き出し口から侵入する

ドレンホースから侵入している

エアコンに虫が侵入する経路として最も多いのが、ドレンホースです。

ドレンホースは屋外とつながっており、エアコン本体に発生した結露水などを排出する役割があります。しかし、ドレンホースは基本的に排出口が塞がれておらず、無防備に屋外に置かれているため虫が侵入しやすいといえます。


ドレンホースの内部は結露水で湿気がこもっており、暗く隠れやすい場所で、虫にとっては居心地がいい環境が整っているのです。

ひどい場合には、ドレンホースの中に巣を作っているケースもあるでしょう。

ドレンホース内にとどまっている場合はまだ被害は少ないといえますが、室内機まで登ってくると室内に侵入される恐れがあります。

寒い冬を越えるために、ドレンホース内に虫が住み着くこともあるため注意が必要です。

室外機に隙間がある

エアコンは、エアコンの本体ともいえる室内機と、屋外に設置する室外機の2つに分けられます。室外機は屋外に設置するため、特に虫が侵入しやすい環境です。


万が一室外機が破損していたり経年劣化によって隙間が生じていたりすると、温かい空気に虫が誘引されて室内にまで侵入してくる可能性があります。

特にチャタテムシのような小さな虫は、ほんのわずかな隙間からでも入り込んでくる恐れがあるため、室外機を入念にチェックしましょう。

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メンテナンス不足

ドレンホースや室外機から万が一虫が侵入しても、すぐに出て行く可能性があります。しかし、エアコンのメンテナンスが不足しており内部が汚れていると、虫にとって居心地がいいことから居着いてしまう原因となります。


たとえば、フィルター掃除をほとんど行っていない場合は、汚れやホコリが大量に蓄積されています。このような状態になると、適度な湿度があり隠れやすく、餌となる汚れやホコリもあるため虫にとって好ましい環境になるのです。

そのため、フィルター掃除は定期的に行う必要があります。

エアコンの掃除は手間がかかるため億劫になりがちですが、汚れを放置すると虫が住み着く可能性があるのでこまめに掃除しましょう。

吹き出し口から侵入する

虫は、屋外からのみ侵入するとは限りません。玄関や窓などから室内に侵入していた虫が、エアコンの吹き出し口から内部に入り込んでしまう場合もあります。

室内は虫にとっては広々としている場所で、適度な湿度があり暗くて隠れやすく、餌がある場所は限られています。しかし、エアコン内部はこれらの条件が揃いやすく、虫を誘引してしまうのです。


定期的に掃除するだけでも、虫にとって大切な餌がなくなるため、侵入を防げる場合があります。

定期的に掃除をして綺麗な環境を保つと、エアコン内部は虫にとって居心地が悪い環境となります。

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エアコンに侵入する虫を放置するのは危険

「エアコンに虫が侵入したけど、怖くて触れない」「勝手に出て行くまで放置していてもいい?」と考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、エアコンに侵入した虫を放置するのは危険です。放置することで、基盤部分などに虫が感電してショートや故障を引き起こしたり、漏電によって火災が発生したりする恐れがあります。


虫の侵入によって基盤がショートしたり故障したりすると、内部のパーツを交換や最悪の場合は本体自体を交換しなければなりません。

また、火災事故は人命にも関わるため放置することは危険です。

エアコンには虫が侵入しないように対策をして、万が一侵入された場合は早めに対処するようにしましょう。

ほかにも、虫自体ではなく虫のフンなどが故障につながる恐れもあります。
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エアコンに虫が侵入するのを防止・対策する方法

エアコンに虫が侵入するのを防止・対策するには、以下のような方法が有効です。

・ドレンホースにカバーをする
・ドレンホースを掃除する
・開口部の隙間をなくす
・吹き出し口からの侵入を防ぐ
・フィルターをこまめに掃除する
・定期的にエアコンクリーニングをする
・ミントやハーブ系のアロマを設置する

ドレンホースにカバーをする

まず、虫の侵入経路としてよくあげられるドレンホースには、カバーをつけましょう。カバーをつけることで、物理的に虫が侵入できなくなります。


最近では、ドレンホースのカバーとなる「ドレンキャップ」がホームセンターや100均などで販売されています。

気軽に手に入れやすく、ドレンホースにはめ込むだけでカバーになるため、ほとんどの虫の侵入を防げるでしょう。

ドレンキャップが手に入らない場合は、排水口ネットをドレンホースの先端に取り付けて、輪ゴムなどで外れないように結びつけるのがおすすめです。

どちらの場合でも、水分が排出できる細かな隙間は空いているため、ドレンホースにカバーをしながら問題なく稼働できますよ。カバーはできる限りつけっぱなしにするのがよいでしょう。
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ドレンホースを掃除する

ドレンホースは屋外に露出しているため、落ち葉や泥、ホコリなどがホース内部に入りやすくなります。これらは虫の餌となり、虫を誘引する恐れがあるためこまめな掃除を心がけましょう。


ドレンホースの掃除は、排水口から掃除機でゴミを吸い出したり、専用のドレンホースクリーナーを使用したりするのがおすすめです。

ある程度の小さなゴミは、室内機から流れてくる水で押し出されることがありますが、大きなゴミは定期的な掃除で取り除く必要があります。

特にエアコンを長期間使用しない時期はドレンホース内に水が流れず、ゴミが溜まりやすいうえに虫がのぼり安くなります。そのため、エアコンの使用シーズンが終わる時期には掃除をしたうえでドレンホースにカバーをつけて、虫の侵入を防ぎましょう。

開口部の隙間をなくす

エアコンのドレンホースは、壁の開口部に通っています。開口部はパテで埋められていますが、劣化によってヒビが入ったり剥がれたりして、隙間が空いてしまう場合があります。

もしパテが劣化して隙間が空いている場合は、新たにパテを塗り直して隙間を埋めましょう。


パテはホームセンターやネットショップなどで販売されているため手に入りやすく、自分で簡単に塗り直すことができます。

パテを塗る際は、以下のような手順で行ってみてください。

1、パテをこねて、指2本分くらいの大きさを目安に棒状に引き伸ばす
2、パテを引き伸ばしたら、開口部のホースに沿って丸い形になるよう押し当てる
3、指でパテを伸ばしながら、開口部の隙間を埋めるように伸ばす
4、2〜3日程度は触らずに放置して乾燥させる

もし自分で塗り直す自信がない場合や時間が確保できない場合は、プロの業者に依頼しましょう。

賃貸の場合は勝手に作業をするとトラブルになる可能性があるため、事前に家主や管理会社に相談しておきましょう。
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吹き出し口からの侵入を防ぐ

虫は、屋外だけではなく室内からも侵入します。

室内の虫は吹き出し口から誘引されて侵入するため、定期的に掃除をして虫にとって居心地が悪い環境を整えましょう。


吹き出し口に結露による水滴や汚れ、ホコリなどが付着していると、虫が誘引されます。内部を綺麗にすることも大切ですが、吹き出し口もこまめに拭き取って掃除しましょう。

また、そもそも室内に虫が入り込まないように対策することも重要です。窓や玄関から虫が侵入しないように、防虫グッズをぶら下げたり忌避剤を使用したりするなどの対策を行ってみてください。

フィルターをこまめに掃除する

エアコン内部に汚れやホコリが溜まっていると、虫の餌となり住み着いてしまいます。そのため、フィルター掃除はこまめに行いましょう。


フィルターが汚れているとエアコン内部に結露も生じやすくなり、湿気がこもってさらに虫にとって好ましい環境になってしまいます。

目安としては、2週間に1回程度はフィルターの様子を見て、汚れが溜まっていたら掃除しましょう。

フィルターを掃除すると虫を防げるだけではなく、冷暖房効率がアップしたり電気代の節約につながったりするなど、さまざまなメリットがありますよ。
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定期的にエアコンクリーニングをする

多忙のため定期的にエアコンを掃除するのが難しい場合や、手間をかけずに虫の対策をしたい場合などは、定期的なエアコンクリーニングの依頼がおすすめです。

プロの業者が専用の洗浄剤や掃除器具を使い、すみずみまで綺麗にしてもらえるため、虫にとって居心地が悪い環境が整えられます。


もし内部に虫がいる場合は、クリーニングの際に駆除してもらうことも可能です。

また、定期的にフィルター掃除を行っていても、細かなゴミは自分では掃除ができないエアコンの奥深くに溜まってしまう場合があります。プロの業者であれば、エアコンを分解して内部の奥まで掃除できるため、清潔な状態が保てます。

1年に1回を目安に、定期的に依頼するのがおすすめですよ。

ミントやハーブ系のアロマを設置する

ゴキブリなどの害虫は、ミントやハーブ系の匂いが苦手とされています。そのため、エアコン付近にミントやハーブ系のアロマを設置すると、忌避剤としての作用が期待できるため虫の侵入を防げる可能性があります。


ただし、エアコンの故障や火災を防ぐためにも、エアコン内部に直接ミントやハーブ系のスプレーを噴射しないようにしましょう。

なかにはエタノールなど引火性の成分が含まれるものもあるため、直接スプレーするのは絶対に避けるようにしてください。

アロマのよい香りで室内を満たしながら、虫の対策もできるので一石二鳥といえますね。
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エアコンに虫が侵入した場合の対処法

すでにエアコン内に虫が侵入している場合は、以下のような対処法がおすすめです。

・エアコンを軽く叩く
・くん煙剤を使用する
・毒餌をエアコンの近くに置く

エアコンを軽く叩く

虫がエアコン内にいる場合は、まずはエアコン本体を軽く叩いてみましょう。叩いた衝撃によって、エアコンから虫を追い出せる可能性があります。


エアコンを叩く際は、エアコンの電源を切ってコンセントも抜いてから行いましょう。

叩いた衝撃で虫が出てきたら、殺虫剤などで虫を駆除しましょう。ただし、エアコンに殺虫剤がかからないように注意してください。

エアコンに殺虫剤がかかると、スプレーのガスによって火災の恐れがあるため、エアコン付近では殺虫剤は噴射しないようにしましょう。
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くん煙剤を使用する

エアコンを叩いて虫が飛び出してくるのを避けたい方は、くん煙剤の使用がおすすめです。くん煙剤であればエアコンにかかっても火災の危険性はなく、安全に使用できます。


家具や家電などにくん煙剤の匂いが移るのを防ぐため、できる限りカバーをかけたりして対策を行ってみてください。

また、くん煙剤を使うとエアコンの内部で虫が死んでいる可能性があります。虫の死骸は掃除する必要があるため、カバーやフィルターを外して内部をしっかり確認しましょう。

毒餌をエアコンの近くに置く

殺虫剤やくん煙剤がない場合は、毒餌をエアコンの近くに置くのもおすすめです。この場合の毒餌とは、粘着テープなどで虫を捕らえるタイプを指します。


たとえば、エアコンの周りに粘着テープの毒餌を設置しておくと、毒餌の匂いに誘引された虫がエアコン内部から出てきて駆除できる場合があります。

しかし、毒餌に誘引されなければ虫はエアコンから出てこないため、軽く叩いたりして刺激しましょう。難しい場合は、くん煙剤や殺虫剤などで対処してみてください。

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エアコンへの虫の侵入で殺虫剤を噴射するのは絶対にNG

エアコンに虫が侵入した際、なるべく早く退治したいからといってエアコンの内部に直接殺虫剤を噴射するのは絶対に避けましょう。基盤など電気が通る部分に殺虫剤がかかると、故障につながる恐れがあります。


また、殺虫剤のガスによって火災事故が発生する恐れもあるため注意しなければなりません。

殺虫剤を使用する場合は、必ず虫をエアコンから追い出してから、エアコンにスプレーがかからないように注意しながら噴射しましょう。

もしエアコンの内部に殺虫剤の成分が残ってしまった場合、稼働した際に殺虫成分が風と共に送り出されて健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。
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エアコンに侵入した虫を駆除したあとの対策

エアコンに侵入した虫を駆除したあとは、再び虫がエアコン内に入り込まないように対策を行いましょう。たとえば、以下のような対策がおすすめです。

・すぐにフィルターを掃除する
・送風や除湿運転を行い、内部を乾燥させる

エアコンに虫が侵入していた場合、フィルターに卵を産みつけられている可能性があります。卵が孵って虫が発生するのを防ぐためにも、すぐにフィルターを掃除しましょう。

また、エアコン内部に湿度がこもっていると虫が好みやすい環境が整ってしまうため、できる限り内部を乾かして乾燥させましょう。

これらの対策を行ったあとに、予防法として紹介したドレンキャップの取り付けや、定期的なフィルター掃除などで虫の新たな侵入を防ぎましょう。

定期的なエアコンクリーニングでの虫対策が大切

定期的にエアコンクリーニングを行うことでエアコン内部の清潔な状態が保たれ、虫にとって居心地が悪い環境になります。

虫にとって居心地が悪い環境を維持すると、万が一侵入されてもエアコンに虫が住み着かなくなるため、定期的なエアコンクリーニングは何よりも虫対策になるといえるでしょう。

エアコンクリーニングは自分で行うことも可能です。業者に依頼するよりも安く済むため、まずは自分でできる範囲から行ってみてください。
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【虫対策もできる】自分でエアコンクリーニングをする方法

ここからは、業者に依頼せずとも自分で掃除できる以下の範囲の掃除方法を解説します。

・フィルター
・吹き出し口
・エアコン内部

フィルターの掃除方法

フィルターの掃除を定期的に行うだけでも、エアコン内部は清潔な状態が保たれやすくなります。フィルターの掃除はエアコン掃除の基本であるため、定期的に掃除してみてください。

フィルターを掃除する際は、以下のような道具を用意しましょう。

  • 掃除機
  • ハンディモップ
  • 柔らかいブラシ
  • 雑巾
  • 薄めた台所用洗剤

そして、実際の掃除は以下の手順で行います。

1、エアコンのコンセントを抜いて、本体のホコリをハンディモップで取り除く
2、カバーを開けて、フィルターのホコリを掃除機で吸い取る
3、フィルターを外して新聞紙を敷いた床などの安定した場所に置き、再度掃除機でホコリを吸い取る
4、フィルターの裏面からシャワーで水洗いする
5、細かな汚れやホコリは薄めた台所用洗剤をかけて、柔らかいブラシで軽く擦る
6、しっかり洗い流して、フィルターを完全に乾燥させる

掃除機ですべての汚れやホコリが吸い取れない場合は、柔らかいブラシを使ってやさしくこすりましょう。また、水洗い後は乾いたタオルで水分をしっかり拭き取ってください。

水分が残ったままフィルターを取り付けると、エアコン内部にカビが発生する可能性があるため注意が必要です。
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吹き出し口の掃除方法

エアコンの吹き出し口は、フィルターに溜まったホコリや室内の汚れやホコリが付着しやすい場所です。汚れが溜まっていると虫を誘引するため、こまめに掃除しましょう。


吹き出し口を掃除する際は、ハンディモップと雑巾を用意しましょう。まずはハンディモップでホコリをある程度落としきって、そのあとに雑巾でやさしく拭き取ります。

力強く擦るとパーツが破損する原因になるため、やさしく拭き取るようにしましょう。

エアコン内部の掃除方法

エアコン内部には、熱交換器やファンなどさまざまなパーツがあります。しかし、業者以外がパーツに触れてしまうと破損させたり故障させたりする恐れがあるため、内部は基本的に触れない方がよいでしょう。


内部を掃除する場合は、乱雑に作業するのは絶対に避けて、無理に奥まで掃除しないようにしてください。

まず、内部を掃除する場合はフィルターを取り外しましょう。フィルターを取り外すと熱交換器があるため、見えている範囲だけにあるホコリを掃除機で吸い取ります。

たとえ奥に汚れやホコリが見えても、無理な作業は避けてください。こびりついていて落としづらい場合もあり、無理に作業するとエアコンの故障につながります。

エアコンの内部は、基本的にプロのエアコンクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
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不安な場合はプロのエアコンクリーニング業者への依頼がおすすめ

エアコンの掃除を自分で行うのが不安な方や、内部までしっかりと掃除したい方は、プロのエアコンクリーニング業者への依頼がおすすめです。

業者であれば、内部の各パーツを分解して洗浄し、すみずみまで綺麗にできます。熱交換器やファンなど、素人では触れない部分もしっかりと掃除してもらえます。

日常的な掃除は自分で行い、大掃除の感覚で年に1回程度の頻度でエアコンクリーニングを依頼するのがおすすめですよ。定期的な依頼によって、綺麗な状態を長く保てます。

エアコンクリーニング業者の選び方

エアコンクリーニング業者を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。

・料金で選ぶ
・賠償責任保険の有無で選ぶ
・作業後のサポート体制の充実度で選ぶ
・お掃除機能付きエアコンへの対応の有無で選ぶ
・実際の口コミの良さから選ぶ

料金で選ぶ

エアコンクリーニング業者は、相場よりも料金が高すぎず安すぎないところを選ぶのがおすすめです。相場よりも高い業者は必要以上に料金が請求されることがあり、一方の安すぎる業者はスキルやクオリティが期待できない可能性があります。

また、安すぎる業者はあとから高額なオプション費用を請求される場合もあるため注意しましょう。エアコンクリーニングの料金相場は以下のとおりです。

・基本機能モデル:8,000〜10,000円程度
・お掃除機能付きモデル:12,000〜15,000円程度

上記の料金から大きく乖離している業者は、なるべく避けた方がよいでしょう。

適正価格の業者を見つけるためには、複数の業者で見積もりを取って料金や作業内容などを比較することが大切です。
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賠償責任保険の有無で選ぶ

エアコンクリーニングは人の手で作業を行うため、破損や故障のリスクが一切ないとはいえません。賠償責任保険に入っていれば、万が一の事態が発生しても保険による補償が受けられます。


なかには賠償責任保険に加入していない業者もあるため、依頼する際は加入の有無を必ず確認しましょう。

また、保険に加入していると修理代金は保険会社から支払われるため、支払いのことで揉める心配もないでしょう。

作業後のサポート体制の充実度で選ぶ

エアコンクリーニング終了後に問題はなくても、実際に稼働してから故障が判明する場合もあります。そのため、作業後のサポート体制の充実度も確認しておきたいポイントです。

特に、作業後の連絡先を伝えてもらえる業者であれば、手厚いサポートが期待できるといえるでしょう。

業者側から連絡先の提示がない場合でも、こちらから確認しておくと安心ですよ。
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お掃除機能付きのエアコンへの対応の有無で選ぶ

自動で内部を掃除するお掃除機能付きのエアコンは、内部の構造が複雑です。そのため、一部の業者ではお掃除機能付きのエアコンのクリーニングを受け付けていないところもあります。


自宅で使用しているエアコンがお掃除機能付きの場合は、必ず対応してもらえる業者を選ぶようにしましょう。

お掃除機能付きのエアコンをクリーニングするには最新の技術や知識が必要となるため、対応している業者は技術力があるといえるでしょう。

実際の口コミの良さから選ぶ

業者の口コミを確認することも大切です。

Googleマップや口コミサイトなどから利用者の口コミを確認して、どのような点で良い評価や悪い評価がつけられているかをチェックしてみてください。

たとえば悪い評価の場合は、どのような点で悪い評価をつけられているのかを確認しましょう。内容が自分の許容範囲であれば問題なく依頼できるといえます。
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エアコンの虫に関するよくある質問

Q

なぜエアコンに虫が侵入するの?

A

エアコンの内部は湿度がこもりやすく、電気が通っている部分は暖かくなります。また、内部は暗くさまざまなパーツがあるため隠れやすく、汚れやホコリなども溜まっており虫の餌も豊富です。このような環境は虫にとって居心地がよく、過ごしやすいためエアコンに虫が侵入してしまいます。しかし、清潔な環境を保つと虫にとって好ましくない環境になるため、侵入を防げるようになります。



Q

エアコンに虫が入ったけど怖いから放置してもいい?

A

エアコンに入った虫を放置していると、基盤部分などに虫が感電してショートや故障を引き起こしたり、漏電によって火災事故が発生したりする恐れがあるため放置するのは避けましょう。虫が苦手な方にとっては辛いですが、大きな被害を防ぐためにもすぐに対処して虫を追い出さなくてはなりません。



Q

エアコンをつけてないのに音がするのは虫がいるから?

A

エアコンをつけていないのに音がするのは、内部に虫が侵入している可能性があります。疑わしい場合は、愛を軽く叩いて虫が出てこないかを確認しましょう。可能であれば、本体カバーを開けて内部も確認してみてください。もしエアコンの稼働中に音がする場合は、虫ではなくフィンなどのパーツの不具合や劣化で発生する動作音などが考えられます。



Q

エアコンに虫が入ったけど出てこないときはどうしたらいい?

A

エアコンに虫が入って出てこない場合は、根気強く虫が出てくるまでエアコンを軽く叩いてみてください。エアコンを叩く衝撃や刺激によって、侵入した虫を追い出せる可能性があります。どうしても出てこないときは、くん煙剤を使用してみてください。内部で虫が死んだ場合は死骸の処理が必要ですが、高い確率で虫を駆除できます。しかし、エアコン本体に直接殺虫剤を噴射するのは避けましょう。故障につながったり、殺虫成分によって健康に悪影響を及ぼす恐れがあります。

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【まとめ】定期的にエアコンを清掃して虫の侵入を防止しよう

エアコンの内部は虫が好みやすい環境が整っているため、気づかないうちに虫が侵入する可能性があります。特にエアコンのオフシーズンは虫が入り込みやすいため、ドレンホースにカバーをしたり開口部の隙間を塞いだりして対策しましょう。

また、すでに虫が入ってしまった場合は軽く叩いて追い出してみてください。どうしても虫が出てこない場合は、くん煙剤で駆除しましょう。

定期的なエアコンクリーニングは虫の侵入を予防できるため、自分でできる範囲からこまめに行いましょう。本格的な掃除を行いたい場合は、プロの業者に依頼してみてください。

プロに依頼すると、パーツを分解してすみずみまで綺麗にしてもらえますよ。

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