エアコンから酸っぱい臭いがする原因と今すぐできる対策

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エアコンから酸っぱい臭いがした時、エアコンの中にはカビが大量発生している可能性があります。特に夏は冷房を使っている時にエアコン内部では空気が冷やされることで結露水が発生するため、この水分とホコリなどの汚れによってカビが繁殖し、酸っぱい臭いの原因となります。

エアコンの中の湿気や汚れが臭いの原因となるカビを作り出してしまっているため、まずは「乾燥」と「掃除」をしてみて酸っぱい臭いを解消しましょう。手間をかけずに根本的に解決したい場合は、プロの業者へエアコンクリーニングを依頼し、エアコンの中に溜まった汚れを高圧洗浄機で洗い流してもらうことで、エアコンをキレイな状態に戻すことができます。

エアコンから酸っぱい臭いがする原因

エアコンから酸っぱい臭いがする原因は、エアコンの中で発生しているカビと、生活臭やペット臭が混ざって発生している可能性があります。

酸っぱい臭いはエアコン内部のカビが原因

エアコンは冷房を使う時に、室内の暑い空気を取り込み、熱交換器で冷やすことで、涼しい風を送り出しています。空気を冷やすと、空気中に含まれている水蒸気が液体に変わるため、水が発生します。この水が発生する現象を「結露」といい、結露の水はドレンホースを通って外へと排出されます。

日本の夏は湿度が高いため、冷房を使うとエアコン内部には結露が発生し、常に湿った状態となります。多くのエアコンには、冷房を停止した後に、カビの発生を抑えるために「内部クリーン」という機能が搭載されていて、2~3時間程度、乾燥運転をするようになっていますが、冷房を連続で使い続けている場合、どうしても、内部が湿った状態が続くことでカビが発生してしまいます。

カビは一度発生すると、ホコリなどの汚れを養分として繁殖を繰り返すため、エアコンの中がカビだらけの状態になってしまいます。

カビは「メチルイソボルネオール」と「ゲオスミン」という物質を作り出し、メチルイソボルネオールは墨汁のような臭い、ゲオスミンは土臭いを発生します。カビが発生した直後は、墨汁や土臭いがしますが、エアコンを使い続けることで様々な臭いと混ざることで酸っぱい臭いに変化していくと考えられます。

タバコや料理の煙、ペットで臭いがさらに強くなる

カビが発生した状態でクーラーを使い続けることで、エアコンに溜まったホコリに生活臭が吸着することで、さらに臭いが強くなってしまいます。

カビが発生した直後は、カビ臭といわれるような墨汁や土のような香りがしますが、エアコンから酸っぱい臭いがしている場合、カビだけなく、タバコの煙や料理の時に出る油を含んだ煙、ペットの毛、花粉・ハウスダストなど、複数の原因がからんで不快な臭いが発生している可能性があります。

特にタバコの煙に含まれるタールという物質や、炒め物・焼肉をしている時に出る油を含んだ煙には、粘着性があるため、エアコンの中に入り込むと、熱交換器のアルミフィンや送風ファン、ルーバーなどがベタベタになってしまい、そこにホコリがくっつくことで、さらにエアコンの中が汚れていく悪循環になってしまいます。

エアコンの酸っぱい臭いを解消する方法

エアコンの酸っぱい臭いは、エアコンを酷使したことで内部が汚れてしまったことが主な原因ですが、今すぐに臭いを止めたい方は、送風運転やフィルター掃除によって、カビを死滅させることで臭いが軽減する可能性があります。一方で、自分で解決できそうにない場合や古いエアコンを使っている場合は、エアコンクリーニングやエアコン本体の買い替えも検討してみるといいでしょう。

【対策①】送風・暖房運転で内部を乾かす

冷房運転を続けているとエアコンの内部は常に湿った状態となってしまうため、カビが繁殖を繰り返してしまい嫌なニオイが出続けてしまいます。

送風や暖房運転を3時間程度行うことで、エアコンの内部を乾燥させ、内部に発生したカビを死滅させることができます。

なお、夏場に冷房を止めて送風や暖房運転を行うと、室内でも熱中症になってしまい大変危ないので、外出する時など、不在になる時に行うようにしましょう。

【対策②】フィルターを掃除してカビの増殖を抑制する

エアコンで発生したカビはホコリや花粉、ハウスダストなどをエサとして生きています。フィルターがホコリだらけになると、エアコンの中に清潔な空気が取り込みにくくなり、ホコリなどを含んだ空気がエアコンの内部まで侵入してしまいます。

これによってカビがさらに増殖し、同時に不快な臭いも増してきてしまうのです。そのため、カビの栄養源となっているホコリを取り除くために、フィルターを掃除する必要があります。

フィルターの掃除方法

1.エアコンのコンセントを抜き、前面カバーを開けます。
2.フィルターの取手を前に引き出し取り外します。
3.フィルターの表面を掃除機で吸い取ります。
4.掃除機で取り除けない汚れは、フィルターの裏からぬるま湯で洗い流します。
5.タオルで水気を取り除き、日陰で完全に乾燥させてからフィルターを元に戻します。

なお、お掃除機能付きエアコンの場合は、自分で簡単に取り外すことができないので、専門業者へエアコンクリーニングを依頼しましょう。

【対策③】業者へエアコンクリーニングを依頼する

乾燥してみても酸っぱい臭いが消えない場合や自分で掃除するのが面倒な方は、プロの業者へエアコンクリーニングの依頼することをおすすめします。

おうちにプロでは、全国の業者の中から口コミと価格から、評判がよくて安い業者を探し、ネットで予約を取ることができます。1台6,000円~提供している業者もあるので、ぜひ検討してみてください。

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【対策④】古いエアコン(製造から10年超)は買い替えも検討する

製造から10年以上経過しているエアコンの場合、エアコンクリーニング業者へ依頼しても故障のリスクや臭いを完全に取り除くことが難しいことから業者側から依頼を断られるケースがあります。

古いエアコンの場合、臭いの原因となっている汚れが内部で固着してしまい、高圧洗浄機を使っても取り除くことが難しい場合があるため、購入から10年を超えて同じエアコンをお使い場合は、酸っぱい臭いがしたこのタイミングで買い替えも検討してみてはいかがでしょうか?

最新のエアコンは10年前のモデルと比べると、快適性だけでなく省エネ性能も各段によくなっているので、買い替えや取り付けの費用はかかってしまいますが、電気代の節約も期待することができます。

【注意】エアコン専用クリーナーは安易に使わない方がいい

ホームセンターや通販でよく見かけるスプレータイプのエアコン専用クリーナーは、エアコンの内部の汚れを完全に取り除くことが難しく、スプレーの洗浄剤がエアコンの中に残ってしまうことで、さらにカビが繁殖して、より臭いが強くなってしまうケースがあります。

商品によっては消臭成分が含まれているものもありますが、一時的に臭いが軽減しても、内部のカビや汚れが残っている限り、臭いが再発する可能性があります。

【まとめ】エアコンの酸っぱい臭い原因はカビと汚れ!乾燥運転とフィルター掃除で解決しない場合はエアコンクリーニングを依頼

エアコンの酸っぱい臭いは内部で発生したカビやホコリ、生活臭などが混ざっていることが原因です。乾燥運転やフィルター掃除を試してみることで臭いが解消できることもありますが、臭いが強くて取り切れない場合や自分で掃除するのが面倒な方は、プロの業者へエアコンクリーニングを依頼して臭いを解消するのも一つの方法です。

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