お掃除機能付きエアコンとは?

2017年3月22日

◎フィルターお掃除機能付きの見分け方

エアコンの中でも、フィルターを自動洗浄する機能のあるエアコンを、主に「お掃除機能付きエアコン」と呼びます。メーカーにより「自動お掃除」「自動洗浄」「おそうじメカ」「お掃除ロボット」など呼び方もさまざまです。

カバーを開けたら、ダストボックスがついているもの、ロックボタンなどがあり、片手では簡単にフィルターが外せないものは、お掃除機能付きエアコンです。

また、リモコンのボタンに「お掃除」「手動お掃除」「フィルター掃除」といったボタンが付いていたらまず間違いなくお掃除ロボ付きのエアコンだと言えます。
※内部クリーン機能は、ここで言う「お掃除機能付きエアコン」とは関係ありません。

◎掃除するのはフィルターだけ

「自動でお掃除」と聞くと、まるでエアコンの掃除をする必要がないように聞こえます。しかし、掃除の必要なくなるのは、フィルター掃除だけなのです。熱交換器(アルミフィン)や送風ファン(シロッコファン)、ドレンパン周りの掃除はしてくれません。

フィルターだけを掃除をしても、臭いの原因になるカビが発生するのはエアコン内部です。当然ではありますが、内部の洗浄は必要となってしまいます。
※フィルターや、それを動かすローラーに、油汚れが付着してしまうと、フィルター掃除の機能が低下するため、エアコン内部にホコリやゴミが溜まりやすくなってしまいます。

◎ダストボックスの掃除は必要

当たり前の話ではありますが、掃除したゴミはどこかに溜めなければなりません。
どのメーカーもフィルターの近くにダストボックスがあり、こちらに集めたゴミを溜めていく仕組みになっています。

ダストボックスの掃除の時期は1年に1回程度、メーカーによっては10年間不要といった機種もありますが、ダストボックス内に溜まったホコリやゴミは、カビの温床とも言えます。
※ダストボックスの掃除を怠ると、中からホコリが溢れてしまうため、熱交換器(アルミフィン)に、ホコリが溜まってしまい、エアコンの吸い込みが悪くなります。

◎フィルターを外して掃除する必要も

キッチン近くのエアコンや、タバコを吸われるお部屋などでは、フィルターが油やヤニなどで目詰まりしてしまうことも考えられます。油やヤニが付着したフィルターは、お掃除ロボではキレイにできませんので、外してキッチン洗剤などで洗う必要があります。

通気性のなくなったフィルターを装着しているエアコンは、それでも頑張ってお部屋の空気を吸い込もうと頑張ります。その結果、フィルター面でない隙き間から空気を吸い込むことになり、熱交換器(アルミフィン)も、フィルターのように目詰まりしてしまうんです。

◎フィルター以外の掃除は逆に大変

日常のフィルター掃除が楽になる反面、業者にエアコンクリーニングをする際は、お掃除ユニットを外す手間が発生いたします。電装回りのコネクターを外したりと分解の工程や、お掃除ユニットなどのパーツ洗浄も増えるため、作業時間がスタンダードタイプよりかかってしまいます。その結果、料金も割高となってしまうんです。

業者さまによっては、お掃除ユニットを外さず、吹き出し口(シロッコファン)のみを高圧洗浄して、終了してしまうこともあるようですが、当店では、外せるパーツはすべて外し、熱交換器(アフミフィン)が全て、むき出しの状態で洗浄していきます。

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