エコ洗剤とは?

2017年3月22日

◎他の洗剤とは、どう違うの?

●天然系素材タイプ
労働安全衛生法で指定されている、有害物質を一切含まない、主に植物性原料から作られた洗浄剤です。(天然に存在する物質を原料として化学合成されたもの)

特長としましては、植物性原料の油成分が主体なため、ゴム手袋などを使用しなくても、石けんのように直接手で触ることもできます。
人にも優しく設計されているため、エアコンクリーニングでよく使われている、強アルカリ性の洗剤と比較すると、洗浄力は落ちます。

●環境対応タイプ
労働安全衛生法で指定されている、有害物質を一切含まない洗浄剤です。

当店でメイン使用しているエコ洗剤「エコクリーナー(Kirei)」は、このタイプです。
強アルカリ性(pH13.5)の強力な洗浄力なのに、アルミフィンやパネルなどの樹脂を、全く傷めることはありません。特殊な界面活性剤を新配合した、「環境にもエアコンにも優しい」大手空調メーカー推奨の洗浄剤です。

× 水質汚染防止法のリン規制対象物質
× 労働安全衛生法の指定有害物質
× PRTR法対象の化学物質
× 有機溶剤予防規制対象物質
× 環境ホルモン対象物質

を一切使用していないため、エアコン洗浄後の汚水も、無害化処理をする必要がありません。そのまま廃棄することが可能となります。

◎なぜ、環境対応タイプなの?

当店では、エアコンの臭い・汚れの徹底除去や、作業の効率化に重点を置いております。
天然系素材のエコ洗剤は、お客様への耳当たりがよく、スタッフの安全面を考慮しても、魅力的なのですが、どうしても洗浄力不足が否めません。

洗浄力を高めるためには、洗浄剤の温度調整や、噴霧後の浸け置き時間が重要となってきますが、最低でも〜60分位の浸け置き時間は必須となってしまいます。(汚れ具合によってはそれ以上)
※過度の汚れ(カビ・油・ヤニなど)や臭いは、除去できないこともあります。

当店の作業時間は、二人体制で約90分(スタンダードタイプ)となっております。エアコンの汚れが軽度であれば、時間内での対応が可能な場合も考えられますが、当店の実績ですと、そのようなキレイなエアコンには、年に数台しか出会えません。
※かかる作業時間は、価格に加算することになりますので、お客様への負担増となってしまいます。

逆にもっと洗浄力の強い、強アルカリ性(苛性ソーダ系)の洗浄剤を使用するという選択肢もあります。しかし、洗浄後のエアコン内部の中和化(リンス作業)や、汚水の無害化処理(汚水持ち帰り)など、作業工程が増えてしまいます。

上記の理由から、“強力な洗浄力で、作業効率もよい”、且つ“環境にも優しい“、エコ洗剤「エコクリーナー(Kirei)」を、当店ではメインに使用しております。

一番大切なことは、洗剤成分と落とした汚れを内部に残さないことです。どんなに強い洗剤を使ったとしても、洗剤成分が残っていなければ、クリーニング後の人体への影響は全くありません。洗浄不足により、エアコン内部にカビなどの汚れが残ってしまい、その空気を吸い込む方が心配です。

当店のエアコンクリーニングは、洗浄剤を噴霧(1ℓ)してから、大量のお湯(20ℓ)で高圧洗浄(すすぎ作業)していきます。洗浄作業後に、エアコン内部に洗剤成分が残ってしまうことはありませんので、ご安心ください。
※天然系素材のエコ洗剤だと安心しても、高圧洗浄(すすぎ作業)が不十分で、洗剤成分が内部に残ってしまうと意味がありません。洗剤成分の一部と浮かして取れた汚れは、カビの格好のエサに成り得るのです。

日々ご使用する洗剤を「天然系素材」にすることは、お客様の安全面や、環境面を考慮するといいことだと思います、ただ、数年に1回のプロへのお掃除時依頼は、自分では落とすことのできない汚れです。 強い洗浄剤でしっかりと汚れは落としてもらいましょう。

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