加湿器の種類別の洗い方!重曹やクエン酸で清潔な状態をキープしよう
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加湿器は、乾燥しがちな冬でも室内の湿度を快適に保つことができる便利なアイテムです。室内の湿度を一定に保つことで、風邪やインフルエンザなどの予防にもつながります。
しかし、お手入れをせずに使い続けるとカビや雑菌などが繁殖して、健康被害が生じる可能性もある点に気をつけなければなりません。
本記事では、「加湿器の洗い方がわからない」という方に向けて、種類別や汚れ別に加湿器の洗い方を詳しく解説します。加湿器を洗う際の注意点や、おすすめのお手入れ頻度なども紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
- この記事でわかること
-
- ・加湿器を掃除せずに使い続けると、カビや細菌が繁殖して健康被害が生じるおそれがある
- ・加湿器にはカビや細菌、水アカやホコリなどのさまざまな汚れが付着する
- ・カビや細菌、水アカなどの汚れは、重曹やクエン酸などで落とすことが可能
- ・週に1回、少なくとも2週に1回は全体をお手入れするのがおすすめ
- ・加湿器を使う際は、カビや細菌の繁殖や拡散を防ぐために、塩素を含んだ水道水以外の水を使わないことが大切
目次
- 【記事作成】おうちにプロ 編集部
- ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!
加湿器は定期的なお手入れが欠かせない
「加湿器はお手入れをしなくても使い続けられる」と思っている方もいるかもしれませんが、実は定期的なお手入れが欠かせません。加湿器をお手入れしなければ、以下のような事態が生じるおそれがあります。
・カビや細菌が繁殖する
・細菌が室内に広がる可能性がある
・加湿器の故障につながる
カビや細菌が繁殖する
加湿器を定期的に掃除せずに使い続けると、内部に古い水分が残ったままになり、カビや細菌が繁殖する原因になります。特に、水を溜めるタンクや加湿器内の水が通る経路には水が溜まりやすく、雑菌が繁殖してぬめりが発生することもあります。
さらに、汚れやホコリなどが蓄積することで細菌の膜であるバイオフィルムが形成されることもあり、細菌がより定着しやすくなります。
このような状態で加湿器を使用すると、健康被害が生じるリスクも高まるため、少なくとも2週に1回程度は洗浄したうえで毎日必ず水を入れ替えるなどの日常的なお手入れも重要です。
細菌が室内に広がる可能性がある
加湿器に繁殖した細菌は、加湿する過程で室内に拡散される可能性があります。特に超音波式の加湿器は、水を細かいミスト状にして放出するため、水中に含まれる細菌やカビの胞子がそのまま空気中に飛散しやすい傾向がある点に注意しましょう。
加湿器の中で繁殖した細菌を吸い込むと、喘息やアレルギー性鼻炎などの呼吸器系の症状を発症する可能性があり、医療機関などからも注意喚起が行われています。
加湿器の故障につながる
加湿器にミネラル成分や汚れなどが蓄積されると、加湿性能が低下するだけではなく、故障の原因にもなります。また、汚れによって加湿フィルターの目詰まりが発生するおそれもあります。
フィルターに汚れが付着していると加湿性能が大きく落ちてしまうため、こまめなお手入れを欠かさないようにしましょう。フィルターや給水タンクに雑菌やカビが付着したまま使用を続けると、故障だけではなく健康被害が生じるおそれもあります。
加湿器に付着しやすい汚れ
加湿器には、主に以下のような汚れが付着しやすいといわれています。
・細菌やカビ
・水アカ
・ホコリ
最近やカビ
加湿器は水を使用するため、内部には常に湿気が存在しています。繁殖に必要な餌となる汚れもあるため、適切にお手入れをしなければ細菌やカビが発生するおそれがあります。
特に水を入れっぱなしにして長らく放置した場合や、ほとんど掃除をしていない場合などは、カビの胞子や細菌が急速に増えることがあるため注意が必要です。
特に超音波式の加湿器は、水をそのままミスト化して放出するため、菌が空気中に飛散するリスクが高いです。カビや細菌を吸い込むと、咳やくしゃみ、アレルギー症状や肺炎を引き起こす可能性もあるため、衛生的な管理が欠かせません。
必ずタンクの水は毎日入れ替えるようにして、少なくとも2週に1回を目安に洗浄しましょう。
水アカ
水アカは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が、加湿器の内部に白く固着してできる汚れです。
加湿器の内部には常に水があるためミネラル成分が付着しやすく、長期間使用するうちにタンク内やヒーター部分、フィルター周辺などに固まりとなって付着します。
水アカは白っぽいザラつきがあり、放置すると加湿器が動作不良を起こしたり、フィルターを詰まらせてしまって加湿性能が低下したりするおそれがあるため、すぐに対処しましょう。定期的な掃除とあわせて水の入れ替えや乾燥もこまめに行い、清潔な状態を保ちましょう。
ホコリ
加湿器の内部や吹き出し口周辺には、空気中のホコリが少しずつ蓄積されていきます。
特にフィルターや吸気口、ミストが出るノズル部分などにホコリが溜まりやすく、ホコリが湿気と結びついて内部でカビや雑菌の温床となるリスクがあります。
タンクの開閉部や注水口などにホコリが入り込むと、水と混ざってぬめりや雑菌の繁殖を引き起こす原因にもなりかねません。
対策としては、週に1~2回程度柔らかい布やハンディモップで外側を拭くとともに、吸気口周辺をこまめに掃除機で吸い取ると効果的です。
【種類別】加湿器の洗い方
ここからは、以下の加湿器の種類別に洗い方を詳しく解説します。
・気化式
・スチーム式
・超音波式
・ハイブリッド式
気化式の洗い方
気化式加湿器はフィルターが水を吸い込み、水分を風で蒸発させて加湿する仕組みです。自然蒸発に近いので、過剰な湿度になりにくく比較的安全に使えますが、フィルターにカビや細菌などが繁殖しやすい点に注意しなければなりません。
特にクエン酸は、水アカに有効なので用意しておきましょう。気化式の洗い方は以下のとおりです。
- 1、電源を切り、タンクの水をすべて捨てる
- 2、タンクに少量の水を入れて振り洗いする
- 3、汚れがある場合はスポンジやブラシでこすり洗いする
- 4、水アカがある場合はクエン酸を溶かしたぬるま湯に浸けてこする
- 5、加湿フィルターを水洗いする
- 6、外側のフィルターを取り外してホコリを掃除機で吸う
- 7、取り除けないホコリは歯ブラシでかき出す
- 8、本体やタンクを布で拭き、すべて乾燥させてから組み立てる
気化式の加湿器は、フィルターの清潔さが性能と安全性に直結すると言っても過言ではありません。汚れたフィルターは加湿性能が落ちるだけではなく、カビや細菌が部屋に広がるリスクもあるため、定期的なお手入れを心がけましょう。
また、クエン酸を使った水アカ対策も忘れずに行うことで、より長く快適に使えます。
スチーム式の洗い方
スチーム式は水を加熱して水蒸気を発生させる仕組みで、カビや細菌が繁殖しにくく衛生的に使いやすいのが特徴です。ただし水アカが溜まりやすいので、定期的な掃除が欠かせません。
スチーム式加湿器は、以下の手順でお手入れを行います。
- 1、電源を切り、タンクの水を捨てる
- 2、タンクに水を入れて、軽く振り洗いする
- 3、タンクに手が入る場合は、柔らかい布で中の水分を拭き取る
- 4、ほかのパーツをスポンジや歯ブラシでこすり洗いする
- 5、汚れがひどい箇所は、ぬるま湯とクエン酸を入れてつけ置き洗いする
- 6、すべてを水でよくすすいでクエン酸を残さないようにする
- 7、よく乾燥させてから組み立てる
スチーム式は、加熱によってカビや細菌が繁殖しにくい反面、水垢が内部にこびりつきやすいのが注意点です。特にミネラル分の多い水道水を使うと水アカが硬化して、加湿性能の低下や故障の原因になることがあります。
定期的にクエン酸での洗浄を行うことで水アカを柔らかくして、取り除きやすくすることが可能です。汚れを落としたいからといって強くこすると、内部のパーツを傷める可能性があるため、やさしく洗うことを心がけましょう。
超音波式の洗い方
超音波式は、水を超音波振動で細かい霧に変えて加湿するタイプで、省エネで静かなのが特徴です。しかし、タンクや超音波振動部に水アカやカビなどが発生しやすく、定期的な洗浄が必須といえます。
超音波式加湿器の洗い方は、以下のとおりです。
- 1、電源を切り、タンクの水を捨てる
- 2、タンクに少量の水を入れて、軽く振り洗いする
- 3、タンク内の汚れをこすり洗いで取り除く
- 4、水アカがある場合は、タンクにクエン酸水を入れて約30分ほどつけ置き洗いする
- 5、各パーツを分解して、スポンジや歯ブラシでこすり洗いする
- 6、十分に水で洗い流し、クエン酸や汚れを残さないようにする
- 7、よく乾燥させてから組み立てる
超音波式は、クエン酸を使った定期的な洗浄でミネラル分や水アカを除去し、清潔な状態を維持することが大切です。
すみずみまできれいにするために、分解できるパーツはすべて分解してしまいましょう。ただし、無理に分解すると組み立てられなくなる可能性があるため、できる範囲で分解して掃除するようにしてみてください。特に超音波振動部は精密機器なので、強くこすったり水を直接かけたりしないよう注意しましょう。
ハイブリッド式の洗い方
ハイブリッド式加湿器は、超音波式とスチーム式もしくは気化式とスチーム式を組み合わせたタイプで、効率よく加湿しつつ衛生面にも配慮されている点が特徴です。ヒーターによって発生した温風をフィルターに当てて、効率的に加湿が行えます。
ハイブリッド式は、以下の流れでお手入れしましょう。
- 1、電源を切り、タンクの水をすべて捨てる
- 2、クエン酸水をタンクの中に注いで、30分ほどつけ置き洗いする
- 3、柔らかい布でタンク内を丁寧に拭く
- 4、加湿フィルターを水洗いする(必要に応じてクエン酸水でつけ置き洗いする)
- 5、空気の吸い込み口に掃除機を当て、ホコリを吸い取る
- 6、外側のフィルターを取り外し、付着しているホコリを掃除機で吸い取る
- 7、全体をよく乾燥させてから組み立てる
ハイブリッド式は複数の方式を組み合わせているため、お手入れの際はそれぞれのパーツに適した洗浄が必要です。特に加湿フィルターは破れないように取り扱いに注意して、こまめに交換や掃除を行うことで加湿性能を維持できます。
もし加湿フィルターに嫌な臭いがある場合は、クエン酸を溶かした水に浸けてつけ置き洗いを行いましょう。
【汚れ別】加湿器の洗い方
次に、以下の汚れ別に加湿器の洗い方を詳しく見ていきましょう。
・水アカ
・カビ
・嫌な臭い
水アカの洗い方
水アカは水道水に含まれるミネラル成分が蒸発後に残るもので、白っぽい固まりやザラつきが見られます。放置すると加湿器の性能を低下させるだけではなく、衛生面でも問題が生じるため、こまめに取り除くことが大切です。
水アカの洗い方は、以下のとおりです。
- 1、電源を切り、タンクの水を捨てる
- 2、タンクに水とクエン酸を入れて、30分程度つけ置き洗いする
- 3、柔らかいスポンジや布、歯ブラシでやさしくこすり洗いする
- 4、十分に水ですすいで、クエン酸と汚れを完全に洗い流す
- 5、しっかりと乾燥させてから組み立てる
クエン酸の酸性成分がミネラルの固まりを溶かし、水アカを効率的に落とせます。放置しすぎるとこびりついてしまうため、汚れが気になる場合は週に一度程度の頻度でお手入れをするのが理想です。
また、月に1回程度はクエン酸を使って各パーツをつけ置き洗いするのもおすすめです。
カビの洗い方
加湿器内部にカビが発生すると、黒ずみやぬめり、さらには悪臭の原因となり、放置するとアレルギー症状や気管支炎などの健康被害につながることもあります。
特に、湿気がこもりやすいタンクやトレー部分にカビが繁殖しやすいため、定期的なメンテナンスが欠かせません。
重曹を使って、以下の流れで加湿器を洗いましょう。
重曹はアルカリ性で、カビ汚れを中和しつつ除菌効果も期待できるため、カビの掃除に適しています。仕上げにクエン酸を使うことで、嫌な臭いやミネラル汚れもあわせて除去が可能です。
乾燥が不十分であれば再びカビが繁殖しやすくなるため、最後の乾燥の工程までしっかりと行いましょう。
臭いがひどい場合の洗い方
加湿器から嫌な臭いがする場合は、内部にカビや細菌、水アカが蓄積している可能性が高いです。臭いを解消するには、クエン酸や重曹などを使った掃除を行いましょう。
臭いがひどい場合の洗い方は、以下のとおりです。
重曹は消臭作用と除菌作用を兼ね備えており、臭いのもととなる汚れやぬめりを浮かせて落とすことができます。クエン酸は、水アカの残留を除去するのに効果的で、仕上げのすすぎに使うと清潔に保てるでしょう。
部品の劣化や故障を防ぐためにも、強い洗剤やアルコールなどは使わず、家庭用の安全なアイテムでお手入れを心がけましょう。
加湿器を洗うおすすめの頻度
加湿器は、パーツによって洗う頻度が異なります。タンクは基本的に毎日水を入れ替えながら洗って、加湿フィルターは週に1回程度を目安に洗うようにしましょう。
タンクは毎日洗う
加湿器のタンクは、毎日洗うのが理想です。タンク内の水は時間が経つと雑菌やカビが繁殖しやすくなるため、清潔な状態を保つにはこまめな洗浄が不可欠といえます。
ぬるま湯を使ってやさしくすすぎ、柔らかいスポンジで軽くこすって汚れを落としましょう。水を捨ててから毎日しっかりと洗うことで、細菌やカビの繁殖を防げます。
また、洗ったあとはしっかりと乾かすことも大切です。湿ったまま放置すると菌が増殖してしまうことがあるため、フタを開けた状態で自然乾燥させるのがベストです。
加湿フィルターは週に1回程度洗う
加湿フィルターは、週に1回程度の頻度で洗うことをおすすめします。加湿フィルターは汚れが蓄積されると、目詰まりや加湿性能の低下、嫌な臭いや雑菌の放出を招くことがあります。
汚れがひどい場合は、加湿器用の洗剤や中性洗剤などを使用して、つけ置き洗いを行いましょう。
洗浄後はタオルなどで水気を吸収したうえで、風通しのよい場所で十分に乾燥させてください。湿ったまま取り付けると、カビや細菌の温床になるため注意が必要です。
加湿器を清潔に使うためのポイント
加湿器を衛生的に保つためには、こまめなお手入れだけではなく使う水の種類にも注意が必要です。特に重要なのが、水道水以外の水は使用しないという点です。
特に、水を加熱せずにそのまま空気中に噴出する超音波式や気化式などは、カビや細菌がそのまま室内に放出されてしまうリスクがあります。カビや細菌は目には見えないため、気づかないうちに吸い込んでしまい、健康被害が生じる事態になりかねません。
加湿器をしまう前もしっかりと洗うことが大切
加湿器は主に冬に活躍しますが、使用期間が終わったあとに掃除せずに保管していないでしょうか。万が一掃除せずに保管すると、次のシーズンに細菌やカビが繁殖した状態で使用することになり、衛生面に大きな問題が生じるおそれがあります。
オフシーズンに入って加湿器を片づける前には、しっかりと洗浄と乾燥を行うことが大切です。
フィルターやトレーなどの取り外せるパーツも一つひとつ分解して、取扱説明書に従って洗浄やすすぎを行ってみてください。洗ったあとはすぐにしまわず、完全に乾燥させることが重要です。
わずかな水分でもカビが繁殖する原因になるため、風通しのよい場所でしっかりと自然乾燥させましょう。
加湿器を洗う際の注意点
加湿器を洗う際は、以下のような点に注意しましょう。
・安全対策を怠らないようにする
・洗剤は汚れごとに適したものを使用する
・消耗品の交換時期が来ていないかを確認する
安全対策を怠らないようにする
加湿器を洗う際は、まずは安全対策を徹底することが大切です。加湿器は電気を使うため、必ず電源プラグを抜いたうえで作業を始めましょう。
通電したままの状態で掃除を始めると、感電や故障の原因になります。
加湿器の種類によっては熱を発するパーツもあるため、使用直後の掃除は避けて、十分に冷えてからお手入れを行うようにしてみてください。各パーツを分解する場合も、取扱説明書の手順を必ず確認して、無理に外さないように心がけましょう。
洗剤は汚れごとに適したものを使用する
加湿器のお手入れでは、使う洗剤にも注意が必要です。加湿器に付着する汚れはパーツごとによって異なる場合があり、汚れごとに使い分けなければ洗浄効果が得られない可能性があります。
一方で、塩素系漂白剤のような強い洗剤は、素材を傷めたり異臭の原因になったりすることがあるため、基本的には使用してはいけません。また、モーター部分に洗剤がかかると故障の原因になるので、洗剤の使用範囲や量にも注意しましょう。
製品ごとにメーカーが推奨する洗い方は異なるため、まずは取扱説明書を確認して、最適な洗剤を選ぶことが大切です。
消耗品の交換時期が来ていないかを確認する
加湿器には、定期的に交換が必要な消耗品がいくつか存在します。代表的なものとしては加湿フィルターや防カビカートリッジなどがあり、使い続けるうちに汚れが蓄積されて性能が低下することがあります。
特にフィルター類は加湿性能に直結するため、長期間使い続けると空気中に汚れた水蒸気を放出してしまう危険性があります。交換はメーカーが推奨する使用期間の目安を参考にしつつ、状態を見ながら柔軟に対応することが重要です。
加湿器の洗い方に関するよくある質問
加湿器を洗う際にクエン酸は使用できる?
加湿器のお手入れに、クエン酸は使用できます。特に水アカが発生している場合に有効で、酸性の働きで水アカを中和しながらきれいに落とせるようになります。ただし、クエン酸を使用する際は、使用量を守ってしっかりと水で洗い流すことが大切です。特に加湿器内部に金属部品がある場合は、クエン酸がかかると腐食のおそれがあるため気をつけて使うようにしましょう。使用する前に、取扱説明書にクエン酸使用の可否が記載されているかを確認すると安心です。
加湿器の赤カビはどうやったら落とせる?
加湿器の赤カビは、重曹を使ったつけ置き洗いがおすすめです。ぬるま湯に重曹を溶かして、汚れた部分を30分〜1時間ほどつけ置き洗いをしたうえで、最後にスポンジでやさしくこすって汚れを落とします。また、市販されている加湿器用の洗剤を使用することでも赤カビを落とす効果が期待できます。家電量販店やホームセンターのほかネットショップなどでも購入できるため、気になる方はチェックしてみてください。どちらを使用する場合でも、洗浄後はしっかりと乾燥させることが赤カビの再発防止として大切です。
加湿器を洗う際にスポンジは使用してもよい?
加湿器の洗浄には、柔らかいスポンジの使用がおすすめです。硬いブラシや研磨剤入りのスポンジは、加湿器を傷つけるおそれがあるため使用を避けましょう。柔らかいスポンジであっても、強くこするとパーツを傷つけてしまう可能性があるので、力を入れすぎず丁寧に洗うことが大切です。傷に汚れが入り込んでこびりついてしまうこともあるため、なるべく傷つけないように気をつけて洗いましょう。細かなパーツを洗う際は、歯ブラシのような小さめのブラシがあると便利です。
【まとめ】加湿器は正しい洗い方で清潔な状態を保とう
加湿器は、お手入れをせずに使用し続けると内部にある湿気や水分が原因で、カビや細菌が繁殖してしまいます。繁殖したカビや細菌が加湿器から噴出されると、健康被害が生じるおそれがあるため定期的な掃除を心がけましょう。
加湿器に発生しやすいカビやさまざまな汚れは、重曹やクエン酸などで落とすことが可能です。より丁寧に洗いたい場合は、加湿器専用の洗剤を購入して使用するのも良いでしょう。
少なくとも2週に1回程度は洗剤を使って洗うようにして、常に清潔な状態で使用できるようにしてみてください。
※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
※記事内で紹介している商品の代金やサービスの代価等の額は一例であり、実際の金額とは異なる場合がございます。
※記事の内容は、記事の執筆ないし更新時点のものであり、現在の情報と異なる場合がございます。
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