ベランダの苔を掃除する方法は？賃貸マンション・戸建てでの対策や予防

更新日:2025-09-03

ベランダに苔が生えていると、踏んだ際に滑りやすいほか胞子を吸い込むと健康被害が生じるおそれがあるため、掃除して除去しなければなりません。

しかし「掃除方法がわからない」「効率的な落とし方はある？」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ベランダの苔掃除に必要なアイテムや、具体的な掃除方法などを詳しく解説します。

苔が生えるのを予防する方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

• ・ベランダの苔は、中性洗剤・苔取り専用の洗剤・熱湯の3つを使い分けるのが最適


• ・熱湯を苔にかけて柔らかくすれば、ブラシで簡単に落とすことが可能


• ・頑固な苔には中性洗剤や苔取り用専用の洗剤が有効


• ・苔を放置すると、コンクリートが脆くなったり胞子を吸い込んで健康被害が生じるリスクがある


• ・落としづらい苔は、プロによるハウスクリーニングを依頼するのがおすすめ

【記事作成】おうちにプロ 編集部

ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中！

ベランダに苔が生える理由

ベランダに苔が生えるのは、単に湿っているからだけではなく、苔特有の繁殖方法や環境条件が大きく関係しています。

苔は根を持たず、空気中を浮遊する胞子が付着した場所で成長します。

そのため、コンクリートやタイルのように養分がほとんどない表面でも、条件が整えば繁殖が可能です。

ベランダは雨水や洗濯物の水分が溜まりやすく、苔の繁殖に必要な湿度が保たれやすい環境です。また、モルタルやタイル、石材のわずかな凹凸部分に水が溜まり、胞子が定着しやすくなる点にも注意しましょう。

ほかにも、風通しが悪く日光が届きにくい場所も苔の繁殖に適しており、建物の隣接部や高い塀で囲まれたベランダは、風が通りにくく湿気がこもりやすいため、苔が育ちやすい条件が揃っています。

さらに、苔の胞子は雑木林や川辺などの自然環境から飛来することが多く、郊外の住宅地では都会よりも苔の発生が発生しやすい傾向があります。

ベランダの苔は何で落とせる？

ベランダの苔には、中性洗剤・苔取り専用の洗剤・熱湯の3つが有効です。

それぞれの特徴やメリット・デメリットは次のとおりです。

	中性洗剤	苔取り専用の洗剤	熱湯
特徴	手や素材にやさしく、苔や表面の汚れを浮かせる	苔の胞子や菌に強力に作用	高温で苔をふやかして除去
メリット	素材を傷めにくく、皮膚や手にもやさしい	頑固な苔も短時間で除去が可能	化学薬品を使わず安全
デメリット	頑固な苔には効果が弱い場合がある	素材によっては変色や劣化のリスクがある	火傷や変形などのリスクがある

中性洗剤

ベランダの苔を落とす際、まず試せるのが中性洗剤です。中性洗剤は手や素材にやさしく、コンクリートやタイル、ウレタン防水など幅広いベランダ素材に使用可能です。

苔は表面に付着しているだけで根を持たないため、洗剤で胞子や表面の汚れを浮かせるだけでも十分に除去できます。

頑固な苔がある場合は、液を苔にしばらく浸透させてからこすると効率よく除去することが可能です。

中性洗剤は漂白作用が強くないため、ベランダ素材を傷める心配が少なく、日常の掃除としても取り入れやすい点がメリットです。

苔取り専用の洗剤

頑固な苔を確実に除去したい場合は、苔取り専用の洗剤を使うのが効果的です。

市販の苔取り剤は苔の胞子に強く作用し、短時間で苔を死滅させることができます。

苔専用洗剤は中性洗剤よりも洗浄力が高く、長年こびりついている苔にも有効といえます。ただし、ベランダの建材への影響には注意が必要です。

タイルやコンクリートであれば基本的に問題ありませんが、ウレタン防水や塗装面では変色や劣化などが発生するおそれがあります。

熱湯

苔は高温に弱いため、熱湯を使った掃除も効果的です。

1回では完全に落ちない場合もありますが、2〜3回繰り返すことで多くの苔を除去できます。

熱湯は化学物質を使わない点がメリットです。

ベランダの苔掃除に必要なアイテムは？

ベランダの苔掃除を行う際は、作業を安全かつ効率的に進めるために、次のようなアイテムを用意しましょう。

ベランダ苔掃除アイテム

・軍手
・たわし、ブラシ
・洗剤（中性洗剤や苔取り専用の洗剤など）
・熱湯
・雑巾　など

まず、軍手を着用して手を保護します。苔には菌が含まれることがあるため、直接触れないようにすることが大切です。

熱湯には苔を柔らかくして剥がしやすくする効果がありますが、火傷には十分注意しましょう。

最後に雑巾でベランダ全体を拭き取ることで、残った水分や汚れを取り除いて清潔な状態を保てます。

熱湯を使った苔の掃除方法

ベランダの苔を熱湯で掃除する際は、次の手順で行いましょう。

ベランダ苔掃除の手順

①苔が生えている部分に40〜50度程度の熱湯をかける
②ブラシやたわしで苔をやさしくこする
③再度熱湯をかけて、残った苔や汚れを流す

まず、熱湯の温度は50度程度を目安にしてください。

苔が柔らかくなったところで、掃除用のブラシやたわしを使い、軽くこすって苔を剥がしていきます。苔が少なめの場所では、ブラシをほとんど使わず熱湯だけで落とすことも可能です。

ブラシでこすった後は、再度熱湯をかけて残った苔や汚れをしっかりと流します。

洗剤を使った苔の掃除方法

洗剤を使ってベランダの苔を掃除する際は、苔の種類やベランダの素材に合わせた洗剤を選ぶことが重要です。

中性洗剤や苔取り専用の洗剤を用意して、次の手順で掃除を進めましょう。

洗剤を使ったベランダ苔掃除の手順

①掃除前に軍手を着用して、安全対策をする
②苔が生えている部分に中性洗剤または苔取り専用洗剤を適量塗布する
③ブラシやたわしで苔をこすりながら汚れを浮かせる
④水で洗い流すか、雑巾で拭き取る
⑤残った苔がある場合は、再度洗剤を塗布して同様に掃除する

まず、苔の表面に付着したほこりやゴミを軽く取り除いてから洗剤を使用することで、汚れをより効率的に落とせます。

中性洗剤は比較的穏やかな成分で、ウレタンやタイル、コンクリートなど多くの床材に使用可能です。

一方、苔取り専用洗剤は市販のカビ取り剤に似た成分で、より頑固な苔を効果的に分解します。

ブラシでこする際は力を入れすぎず、苔を浮かせるイメージで丁寧に行うと床材を傷めにくくなります。

洗剤を塗布した後は、しばらく置いて苔を柔らかくしてからこするとさらに効果的です。

最後に水で洗い流すか、雑巾で拭き取って汚れを完全に除去しましょう。

ベランダの苔を予防するには？

ベランダの苔を予防するには、苔が好む環境をできるだけ作らないことが重要です。

苔は湿気が多く、日光が届きにくい場所や風通しの悪い場所で繁殖しやすいため、まずはベランダの環境を整えましょう。

物を置きすぎず配置を工夫することで空気の流れを確保し、湿気がこもらないようにすることが大切です。

また、排水溝の掃除を定期的に行い、水はけをよくしておくことも苔の発生を抑制するポイントです。

また、苔は表面だけではなく根も深く入り込むため、見た目がきれいになっても再発することがあります。

その際は、熱湯や苔取り専用洗剤で根まで処理することで、再発を防ぎやすくなります。

苔を落とすには高圧洗浄機の使用もおすすめ

ベランダの苔や泥汚れを、デッキブラシや雑巾でこすり続けて完全に落とすことは大変です。そんなときに便利なのが高圧洗浄機です。

水圧によって苔や砂、排気ガス由来の油汚れを一気に洗い流せるため、掃除の労力を大幅に減らすことができます。

特に苔は床の凹凸部分に入り込むことがあるため、手作業だけでは完全に取り切れない場合もありますが、高圧洗浄機であれば水流の力で根元まで洗浄しやすくなります。

また、最近の高圧洗浄機は水道直結式だけではなく自給水式のタイプもあり、水道がないベランダでも使用可能です。

ただし、マンションやアパートの場合はベランダでの水の使用や高圧洗浄機の使用に制限があるケースが多いため、事前に必ず確認しましょう。

高圧洗浄機の使い方

高圧洗浄機を使ったベランダ掃除は、次の手順を守ることで安全かつ効率的に行えます。

• ベランダ周辺の物を片付ける
• ほうきで大きなゴミや砂を掃き取る
• 排水溝の詰まりを確認し、ゴミを取り除く
• 床、手すり、窓、網戸、サッシの順で高圧洗浄機をかける
• 排水口に流れたゴミを再度取り除く
• ベランダ全体を乾燥させて完了

まず、ベランダにある植木や物干し竿、雑貨などを移動させて、掃除の邪魔にならないようにします。

次に、落ち葉や砂など大きなゴミをほうきで取り除き、排水溝の詰まりも確認しておくことが重要です。

使用の際は、床、手すり、窓、網戸、サッシの順番で水をかけると、汚れが下に流れやすくなります。

苔は床や手すりの凹凸部分に入り込んでいることがあるため、角度を変えながら水圧をかけると効果的です。

最後に排水溝に流れたゴミを取り除き、ベランダ全体を乾燥させれば、掃除は完了です。

ベランダの苔を放置するとどうなる？

ベランダの苔を放置すると、次のようなトラブルが発生するおそれがあります。

ベランダの苔放置のリスク

・苔が大量に繁殖する
・コンクリートが脆くなる
・胞子を吸い込んでしまう

苔が大量に繁殖する

ベランダに生えた苔をそのままにしておくと、湿気や雨水を吸収しながら一気に繁殖していきます。

苔は日陰や水分の多い場所を好み、条件が揃うとわずかな期間で一面を覆ってしまうことがあります。

繁殖した苔は表面を常に湿った状態に保つため、ベランダ全体が滑りやすくなり、転倒のリスクを高めることが大きな問題点です。

さらに、苔の胞子は風に乗って周囲に広がるため、一度発生すると近隣の壁や庭などにも広がり、手入れの手間が増えてしまいます。

美観を損なううえに環境への影響も大きいため、苔の繁殖を防ぐためには定期的な清掃や乾燥を行うことが欠かせません。

コンクリートが脆くなる

苔を長期間放置すると、ベランダのコンクリートやタイルが徐々に脆くなる点に注意が必要です。

結果的にコンクリート表面にひび割れや剥離が発生し、建物全体の耐久性に悪影響を及ぼしてしまいます。

軽度のひび割れであれば補修可能ですが、放置が長引くと部分的な補修では済まず、ベランダや外壁全体の大規模な改修が必要になる場合もある点に気をつけましょう。

見た目の汚れとして軽視されがちな苔ですが、建材の寿命を縮める要因となることを十分に留意する必要があります。

胞子を吸い込んでしまう

苔を放置したままにすると、肉眼で見えにくい胞子が空気中に舞い上がることがあります。

胞子は風や人の動きによって簡単に拡散され、知らないうちに室内に取り込まれる可能性が高くなります。

苔の種類によってはアレルギーを引き起こす性質を持つものもあり、吸い込むと咳や鼻炎、皮膚のかゆみといった症状が出る点に注意しなければなりません。

苔は湿った環境に多く発生するため、胞子が繁殖しやすい条件が整うと症状が長期化するおそれもあるでしょう。

また、胞子はベランダだけではなく洗濯物や靴の裏にも付着し、室内へ持ち込まれるケースもあるため、影響が生活全体に広がるリスクもあります。

ベランダの苔を掃除する際のポイント

苔を掃除する際は、次のポイントを意識してみてください。

ベランダ苔放置のポイント

・やさしく掃除する
・熱湯の飛び散りに注意する
・排水溝も忘れずチェックする

やさしく掃除する

ベランダに付着した苔を落とすときは、力を入れすぎずやさしく掃除することが大切です。

苔は湿気を好んで広範囲にわたって繁殖しますが、強い力でゴシゴシとこすると、表面のコンクリートや防水塗装まで一緒に削り取ってしまい、ひび割れや防水層の劣化につながる危険性があります。

洗剤を使うときも、硬いブラシよりも柔らかいスポンジやデッキブラシを使い、汚れを浮かせるようにして落とす方法がおすすめです。

苔は基本的に深く根を張ることはないため、軽くこすっただけで十分に取り除けるケースも少なくありません。

熱湯の飛び散りに注意する

高温のお湯は、苔の細胞を壊して死滅させる効果があるため、薬剤を使わずに手軽に実践できる掃除方法です。

しかし、熱湯をかけて掃除する際は熱いお湯の飛び散りに十分注意しなければなりません。

熱湯が周囲に跳ねると、ベランダの壁や床を傷めたり、自分自身が火傷を負う危険性もあります。

排水溝に熱湯を直接流す際にも注意が必要で、熱湯が集中的に流れるとパイプが傷むおそれがあるため、必ず少しずつ時間をかけて流すようにしましょう。

また、下階の住戸への影響も考慮する必要があります。熱湯が排水溝から下階に漏れたり、飛び散った水滴が洗濯物にかかるとトラブルの原因になりかねません。

ほかにも、作業時は軍手や長袖で皮膚を保護して、やかんや鍋ではなく注ぎやすい容器を使うのも安全性を高められるためおすすめです。

排水溝も忘れずチェックする

ベランダ掃除で苔を落とす際に、忘れてはいけないのが排水溝のチェックです。

苔は床面だけではなく、排水溝周辺にも発生しやすい特徴があります。水分が常に流れ込む場所は湿気が溜まりやすく、苔が繰り返し繁殖する温床となってしまいます。

長時間水が溜まった状態が続くと、防水層の劣化やコンクリートのひび割れが進行してしまい、最終的には下階への水漏れにつながるケースもあります。

そのため、苔の掃除を行う際には必ず排水溝を確認し、苔のかけらや葉っぱ、砂などを丁寧に取り除く作業が欠かせません。

排水口に設置されている目皿も掃除しておくと、詰まりが起こるリスクを減らせます。

落としづらい苔はハウスクリーニングが最適

ベランダに繁殖した苔は、初期の段階であればブラシや中性洗剤を使って自分で落とすことも可能です。

しかし、長期間放置された苔は、表面だけではなくコンクリートやタイルの細かい隙間に入り込んでいることがあるため、家庭用の掃除道具では完全に除去するのが困難です。

無理にこすり落とそうとすると、床材を傷つけたり、逆に苔の胞子が飛散して繁殖を助けてしまうリスクもあります。

そのため、しつこい苔を安全かつ効果的に取り除くには、専門のハウスクリーニング業者に依頼するのが最適な方法といえるでしょう。

ただ苔を落とすだけではなく、再発を防ぐための処置を行ってもらえるケースもあるため、積極的に活用してみてください。

また、ハウスクリーニング業者に依頼すると、ベランダ以外にも自宅全体の掃除を一度に任せられる点も大きな魅力です。

たとえば、キッチンの油汚れや換気扇の掃除、浴室のカビ取りやトイレの水垢除去、洗面所の鏡や排水口のクリーニングなど、日常の掃除では落としきれない汚れにも対応してもらえます。

ハウスクリーニング業者を選ぶ際のポイント

初めてハウスクリーニング業者を選ぶ際は、次の4つのポイントを意識しましょう。

ハウスクリーニング業者選びのポイント

・料金が適正価格か
・実績が豊富にあるか
・損害賠償保険に加入しているか
・口コミや評判はよいか

料金が適正価格か

ハウスクリーニング業者を選ぶときに最初に確認しておきたいのが、料金が適正かという点です。

料金体系が不明瞭な業者を選んでしまうと、作業が終わったあとに追加料金を請求されるなどのトラブルに発展する可能性があります。

そのため、事前に必ず見積もりを取り、作業内容と料金の内訳がしっかりと提示されているかを確認することが大切です。

相場よりも極端に安い料金を提示する業者には注意が必要で、実際にはオプション料金が加算され、結果的に割高になるケースも少なくありません。

また、料金だけではなくサービスの質もあわせてチェックする必要があります。複数の業者から相見積もりを取り、相場と比較しながら検討するのがおすすめです。

実績が豊富にあるか

経験豊富な業者であれば、さまざまな現場で培ったノウハウを活かし、汚れの種類や素材の性質にあわせて適した方法で掃除を行ってもらえます。

特にベランダはカビや苔、排気ガスの汚れなどさまざまな汚れが発生するため、実績のある業者に依頼すると仕上がりの品質に安心感があります。

大手業者の場合は教育制度やマニュアルが整っており、スタッフによる仕上がりのバラつきが少ないことが魅力です。

一方で、個人経営の業者を利用する場合は、作業歴や掃除件数、保有資格や研修の有無などをあわせて確認すると、信頼性を判断しやすくなります。

損害賠償保険に加入しているか

ハウスクリーニングはプロが行いますが、人が作業する以上は作業中に家具や家電を傷つけたり、水回りの部品を破損したりするといった予期せぬトラブルが起こる可能性があります。

特に、高価な電化製品やデリケートな床材がある家庭では注意が必要です。

そのため、依頼する業者が損害賠償保険に加入しているかどうかを確認することが大切です。

一方で、保険に加入していない業者に依頼してしまうと、事故が起きた際の修理費を自己負担しなければならない、もしくは業者とのトラブルが長期化するおそれがあります。

業者の公式サイトや見積もりの際に損害賠償保険の加入有無を必ず確認して、補償内容や範囲についても明確にしておくと安心です。

口コミや評判はよいか

最後に確認しておきたいのが、利用者からの口コミや評判です。

業者の公式サイトには魅力的な情報が並んでいても、実際の対応や仕上がりがそのとおりとは限りません。

そのため、Googleのレビューや口コミサイト、SNSなどをチェックして、実際に利用した人の感想を参考にすることが有効です。

しかし、悪い評価がある場合も内容を確認して、「作業が遅かった」「仕上がりにムラがあった」といった具体的な指摘が自分にとって許容できるものかを判断することが大切です。

また、一つのサイトだけではなく複数のサイトを比較することで、偏りのない評価を確認できます。

ベランダの苔掃除に関するよくある質問

ベランダの苔は洗剤できれいに落とそう

ベランダに生えた苔は、見た目が悪くなるだけではなく、雨の日に滑りやすくなる原因にもなります。ブラシでこすっただけでは残ってしまうことも多いため、中性洗剤や苔取り専用の洗剤を使うと効果的です。

洗剤を薄めて塗布して、しばらく置いてからやさしくこすり落とせば、コンクリートやタイルの奥に入り込んだ苔もきれいに除去できます。掃除の際は熱湯や洗剤の扱いに注意して、排水溝の詰まり防止も忘れないことが大切です。

どうしても落ちない汚れや広範囲に広がった苔は、ハウスクリーニングの依頼を検討してみてください。プロに任せれば、ベランダ以外にキッチンや浴室、トイレなど自宅全体の掃除もまとめて行ってもらえるため、快適な住環境を整えられます。

地域	都道府県
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