網戸張り替えの料金相場は?料金を安くするコツや自分で行う方法

「網戸の張り替えにはいくらかかる?」「安くしたいけどどうしたらよい?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

網戸の張り替えは、業者に依頼すると自宅での出張作業か店舗への持ち込みかで料金が変わります。

安く済ませたい場合は、店舗への持ち込みや安い張り替えネットの購入、自分での張り替えなどを検討して料金を抑えましょう

本記事では、網戸の張り替えにかかる料金相場や安く抑えるコツ、張り替えに適したタイミングなどを詳しく解説します。

自分で張り替える際のコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

網戸を使い続けると性能が劣化するため、定期的に張り替えを行いましょう。
この記事でわかること
  • ・一般的な網戸張り替えの料金相場は、1枚あたり3,000〜6,000円程度が目安

  • ・張り替えネットの素材や網目の細さ、網戸の大きさなどで料金は大きく変動する

  • ・業者への依頼は自宅まで来てもらう「出張作業」と「店舗への持ち込み」の2種類があり、持ち込んだ方が1枚あたり500円から2,000円程度安くできる可能性がある

  • ・DIYに自信がある方であれば、網戸の張り替えを自分で行って料金を節約することも可能

  • ・網戸の汚れやたるみ、破れなどがある場合は網戸を張り替えるべきタイミング


【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

網戸の張り替えにかかる料金相場

網戸の張り替えにかかる料金は、サイズや使用するネットの種類によって大きく変動します。

一般的な目安としては、1枚あたり3,000〜6,000円程度が平均的な価格ですが、大型の掃き出し窓や特殊素材を使う場合には10,000円以上かかる場合もあります

まずは、代表的な網戸のサイズごとの料金相場を見てみましょう。

網戸のサイズ 料金相場
小窓(60cm程度) 3,000〜4,500円程度
中窓(130cm程度) 4,000〜6,000円程度
大窓(180cm以上) 5,000〜10,000円程度

また、張り替えネットの素材によっても張り替え料金は大きく変わります。


最も一般的な「通常タイプ」の網であれば比較的安価に張り替えられますが、防虫加工が施されたタイプは約1.5〜2倍、外から室内が見えにくいプライバシーネットは約1.3〜1.4倍、ペット対応の強化タイプは約2.5〜3倍に跳ね上がるケースもあります。

さらに、張り替えにかかる工賃は網戸のサイズが大きくなるほど高くなる傾向があるため注意しましょう。

たとえば90×90cm程度の小窓なら工賃は2,000円前後ですが、高さ210cm・幅135cm程度の大きなサイズになると3,500〜5,000円前後に上がります。

張り替えは複数枚まとめて依頼すると割引を受けられることもあるため、一度に張り替えた方がコストを抑えやすい点も押さえておきたいポイントです。

網戸張り替えの料金は、基本的に「サイズ・網の種類・工賃」で決まるため、依頼前に自宅の窓サイズを確認しておくと見積もりの際に想定とのズレが少なくなりますよ。

店舗に持ち込む場合

網戸の張り替えを依頼する際、店舗に直接持ち込むと出張サービスに比べて料金を抑えやすい点が大きな魅力です。

出張作業になると作業員の移動費や人件費が加算されるため、同じサイズの網戸でも1枚あたり500~2,000円ほど高くなることがあります

店舗に持ち込む場合は出張費用が不要になるため、純粋に材料費と工賃のみの支払いで済み、総額が安く収まります。

店舗に持ち込む場合の料金相場は、次のとおりです。

網戸のサイズ 料金相場
小窓(60cm程度) 2,500~3,000円程度
中窓(130cm程度) 3,500~4,500円程度
大窓(180cm以上) 4,500〜8,000円程度

出張作業の際に比べて安く抑えやすい傾向にありますが、サイズが大きくなるほど料金も高くなりやすいといえます。

さらに、防虫タイプやペット用の強化ネットを選ぶと材料費自体が上がりますが、持ち込みにすることで負担をある程度軽減できます。


持ち込みのデメリットは、自分で網戸を取り外して運ぶ必要がある点です。

作業に慣れていないと手間がかかりますが、その分費用が安くなる可能性があるため、コスト重視の方にとっては十分メリットがあるでしょう。

総額を安く済ませたい場合は、持ち込みを前提にして複数枚まとめて依頼すると効率的ですよ。

網戸を自分で張り替える場合の料金相場

網戸の張り替えを自分で行うと、基本的には材料費のみの支払いで済むため、1枚あたり1,000円前後と非常に安く抑えられるのが特徴です。

張り替えネットや必要な道具はホームセンターや通販で手軽に手に入るため、コスト面だけを考えると業者への依頼に比べて大幅な節約が期待できるでしょう。

ただし、費用の安さだけに注目するのは危険で、自分で張り替える場合は仕上がりや作業時間の面でデメリットもあるため、総合的に判断する必要があります。

自分で行う場合と業者へ依頼する場合の違いは、次のとおりです。

自分で張り替えする場合 業者に依頼する場合
料金相場 約1,000円前後(材料費のみ) 約3,000~4,000円(材料費+工賃)
作業時間 約30分以上/1枚 約10分程度/1枚
仕上がりのクオリティ シワやたるみが出やすい

プロならではのきれいな仕上がり

メリット 費用が安い・自分のペースで作業が可能 短時間で確実に張り替えが可能・耐久性も安心
デメリット 作業に手間がかかる・隙間ができやすい 費用が高い・出張料がかかる場合もある

自分で張り替える場合、丁寧に作業してもネットがたるんだり隙間が生じたりする可能性があります。


そのため、完成後に虫が侵入してしまったり、短期間で張り替えが必要になったりするケースもある点に注意が必要です。

しかし、自分で網戸を張り替えると費用を抑えられるだけではなく、作業自体を楽しめるメリットもあります。

慣れてくると、1枚あたり15〜20分前後で作業できるようになる場合もあるでしょう。

また、自宅の窓のサイズや形状に合わせて自由に調整できるのもDIYならではの利点です。

自分で張り替える際の3つのコツ

自分で網戸を張り替える際は、次の3つのコツを意識してみてください。

  • 張り替えネットは縦横の枠に沿わせて置く
  • 押さえゴムは少しずつ入れていく
  • 余分なネットはハサミとカッターナイフで丁寧にカットする

まず、網を枠に合わせる際は、網目がフレームに平行になるよう意識します。

ゆがみやたるみを防ぐため、最初の1辺はクリップなどで固定しておくと作業が安定します


次に、押さえゴムを枠に入れる作業では、1・2辺目は網目に沿って少しずつ押し込み、ネットにつけていたクリップを取り外しましょう。

3・4辺目はネットの端を手で軽く押さえながら、ローラーで押さえゴムを慎重に入れ込んでいくことが大切です。急いで一気に押すと、ネットが歪んだりたるんだりする原因になります。

最後に、張り終えた余分なネットは四隅に斜めの切り込みを入れて、カットするネットの両端をハサミで1~2cmほどカットします。

もしネットがたるんでいる部分があれば、外側に軽く引っ張って押さえゴムを入れ直すことで、仕上がりを整えられますよ。

網戸を張り替えないとどうなる?

網戸は使用し続けると劣化していくため、定期的に張り替えなければ次のような問題が生じます。

網戸を張り替えないと起こる問題

・害虫が侵入しやすくなる
・ホコリや花粉が室内に入りやすくなる
・見た目が悪くなり部屋の印象を損ねる

まず、破れや劣化が生じた網戸は、外からの害虫の侵入を防ぐ役割を果たせません。

特に夏場は蚊やハエなどが容易に室内に入ってくるため、快適に過ごせなくなるおそれがあるでしょう。


また、網戸が破れていると外気とともにホコリや花粉も室内に入りやすくなるため、掃除の手間が増えるだけではなく、アレルギー症状を悪化させる可能性もあります。

さらに、長期間張り替えていない網戸はネットのたるみや色あせ、枠の汚れが目立って部屋全体の見た目に影響します。

特に来客時やベランダ周りでは、劣化した網戸が古臭い印象を与えてインテリアの雰囲気を損ねることもあるでしょう。

たとえ小さな破れや劣化でも、放置すると日常生活の質に影響を及ぼすことがあるため、定期的な点検と必要に応じた張り替えが必要ですよ。

網戸の張り替えはどこに依頼できる?

網戸の張り替えを業者に依頼する場合は、主に次の2つがおすすめです。

網戸張り替えの依頼先

・ホームセンター
・工務店

ホームセンター

ホームセンターに網戸の張り替えを依頼する際の大きな魅力は、料金の安さと手軽さです。

多くの店舗では、網戸の持ち込みや出張で専門スタッフが張り替え作業を行ってくれるため、自宅で作業する手間を最小限に抑えられます


たとえば、カインズでは標準的な網戸の張り替えを1枚あたり3,580円から対応しており、サイズやタイプによって若干の差はありますが、一般的な住宅で使用される網戸であれば、手頃な価格で施工が可能です。

また、コメリでは幅88cmまでの18メッシュの網戸であれば1,700円からと、安い費用で作業を行ってもらえます。

このように、ホームセンターでの張り替えは、コストを優先して迅速に対応してほしい場合に向いています。

さらに、店舗に持ち込みの際はスタッフがサイズや破損具合を確認してくれるため、初めて依頼する方でも安心して利用することが可能です。

費用と利便性を重視するなら、手頃に依頼できるホームセンターがおすすめですよ。

出典:網戸張替え - カインズ
出典:網戸張替え サービス - コメリ

工務店

地元の工務店に網戸の張り替えを依頼すると、費用はホームセンターよりやや高くなる場合がありますが、その分サービス面でのメリットがあります。

工務店は地域密着型であることが多く、網戸の張り替えだけではなく、窓枠や周辺のメンテナンスについても相談できる点が魅力です。


たとえば、古くなった枠の補修や劣化部分の確認、今後のメンテナンス方法のアドバイスなど、単なる張り替え作業を超えたサポートが受けられます。

また、施工後のアフターフォローがしっかりしていることも多く、万が一不具合があった場合でも対応してもらいやすい点がメリットです。

工務店によっては出張対応も行っており、特に大きな窓や複雑な形状の網戸でも安心して依頼できます。

サービスの丁寧さや安心感を重視する場合には、ホームセンターよりも工務店に依頼するのがおすすめといえますよ。

網戸の張り替え業者を選ぶ際のポイントは?

網戸の張り替え業者は、次のポイントをチェックしながら選びましょう。

網戸張り替え業者選びのポイント

・料金が相場と同程度か
・実績は豊富か
・評判はよいか

料金が相場と同程度か

網戸張り替え業者を選ぶ際、まず確認しておきたいのが料金です。

あまりにも高額な業者は、作業費や材料費に上乗せが多く含まれている可能性があるため注意が必要です。


一方で、極端に安い料金を提示している業者にも気をつけましょう。安価な料金は一見魅力的ですが、使用する網戸の品質が低かったり、施工が雑になったりする可能性があります。

目安として、標準サイズの網戸であれば1枚あたり3,000円前後で施工可能な業者が多いですが、業者によっては出張費や特殊サイズの追加料金が発生することもあります。

依頼前には、見積もり内容を細かく確認して、材料費・作業費・追加費用の内訳を理解しておくことが大切です。

料金が相場と大きく離れていないかを比較することで、安心して依頼できる業者を見つけやすくなります。

料金が適正な業者は、サービス内容や仕上がりの信頼性が高い場合が多く、長期的に見て満足度が高いといえますよ。

実績は豊富か

業者の実績も大切なチェックポイントです。

施工実績が豊富な業者は、さまざまなサイズやタイプの網戸に対応してきた経験があり、施工時のトラブルも少ない傾向があります


業者のホームページやパンフレットなどに掲載されている過去の施工事例や写真を確認することで、仕上がりのクオリティや作業の丁寧さを事前に把握できます。

さらに、実績豊富な業者は依頼前の相談段階で質問してもスムーズに答えてもらえるケースが多く、網戸の種類や素材に関する知識も十分です。

こうした知識があることで、依頼者の希望に応じた最適な提案が可能になります。

一方で、施工経験が浅く商品の知識も不十分な業者に依頼すると、仕上がりが不満足になるリスクがあります。

施工実績の豊富さと同時に、網戸の素材や特徴に関する知識を持っているかも簡単に確認しておくと安心ですよ。

評判はよいか

評判の良い業者かどうかを確認することも、業者選びに失敗しないためのポイントです。

口コミやレビューで注目すべきなのは、施工の丁寧さや対応のスピード、スタッフの態度など、具体的な評価が書かれているかどうかです。

また、仕上がりに関するコメントや要望への柔軟な対応についても確認すると、依頼する際の満足度を予測しやすくなります。


悪い評判が多かったり、対応が雑などの口コミが目立ったりする場合は避けた方がよいでしょう。

さらに、評判の良い業者は依頼者の要望をしっかりと聞き、網戸の材質や種類に関する専門知識を踏まえて最適な施工方法を提案してくれる傾向があります。

口コミや評判をチェックすることで、料金や実績だけではわからない実際のサービス品質を判断する材料になるでしょう。

網戸の張り替え費用が高くなる5つのポイント

網戸の張り替えは、次のような要素で費用が高くなる場合があります。

網戸張り替え費用のチェックポイント

・張り替えネットの素材
・網目の細さ
・網戸の大きさ
・網戸のタイプ
・出張費用の有無

張り替えネットの素材

網戸の張り替え費用は、使用するネットの素材によって大きく変わります。

一般的に使われる素材は、比較的安価で扱いやすい「ポリエステル」や「ポリプロピレン」です。

これらの素材は耐久性は標準的ですが、1枚あたり数千円程度で購入できるため、費用を抑えたい場合に適しています。

一方で、より耐久性や機能性を重視したい場合は、「ステンレス」や「グラスファイバー」といった高性能素材の網戸ネットがあります。


これらは寿命が15~20年と長く、強風やペットの引っかきなどにも強い特徴がありますが、1枚あたり3~4万円程度と価格は大幅に高くなる点に注意が必要です。

また、防虫効果やプライバシー性を高めるマジックネットや、キャラクターやデザインが入った装飾ネットも同様に価格が高くなる傾向があります。

このような素材は、見た目や性能を重視する方に人気がありますが、費用面では通常のネットに比べて数倍のコストがかかる場合が多いです。

依頼前には、見積もりを頼んで素材によって総額がどの程度変わるかを把握しておくことが大切ですよ。

網目の細さ

網戸の張り替え費用は、ネットの網目の細かさ(メッシュ数)によっても変わります。

メッシュ数とは、1インチ(25.4mm)内にいくつの網目の数があるかを示す単位で、「18メッシュ」や「24メッシュ」のように表記されます。

数字が大きいほど網目が細かく、より小さな虫の侵入を防ぐことが可能です。

しかし、網目が細かくなるほど製造コストが高くなるため、費用も上がる傾向があります。


たとえば、一般的な住宅のメッシュは18~20程度ですが、コバエや蚊などの小さな虫まで防ぎたい場合は24メッシュ以上が効果的です。ただし、費用は高くなります。

また、細かい網目は風通しが若干悪くなることがあるため、快適性とのバランスも考慮が必要です。

さらに、色付きやブラックネットのように視認性やデザイン性を高めた網も、網目が細かくなるほど費用が高くなる場合があります。

業者と相談しながら、自宅の環境に最適なメッシュ数の網戸を選んでみてくださいね。

網戸の大きさ

網戸のサイズは、張り替え費用に大きく影響します。一般的に大きな窓ほど張り替えネットの面積が増えるため、材料費が必然的に高くなります。

また、作業工程も複雑化する傾向があり、網を均等に張るために手間がかかることも少なくありません。

一般的な窓サイズの網戸であれば工賃は抑えられますが、掃き出し窓や縦横が広いタイプでは作業にかかる時間が増えるため、工賃も1.5倍から2倍程度になることがあります


さらに、網戸が大きいと押さえゴムやフレームも長さが必要になり、追加の材料費が発生します。

特に縦に長い網戸では、網を張る際にたるみやシワができやすく慎重な作業が求められるため、プロに依頼する場合でも費用が高くなることもあるでしょう。

自分で張り替える場合も、サイズが大きいほど作業時間は延びて仕上がりに差が出やすくなります。

そのため、サイズごとの料金目安を事前に確認しておくことが大切です。

大きさによっては、業者に依頼する方が短時間で確実に仕上げられるケースもあるため、作業効率と費用のバランスを考慮してどのように張り替えるかを決めてみてくださいね。

網戸のタイプ

網戸には、一般的な引き戸タイプのほか、ロール式やジャバラ式などの特殊なタイプが存在します。

これらの特殊な網戸は、フレームやサッシの構造に合わせて施工する必要があるため、材料費だけでなく作業費も高くなる傾向があります


たとえばロール式網戸は、巻き取り用のフレームやスプリングを組み込む工程が必要なため、通常の引き戸タイプよりも作業時間が長くなることが多いです。

また、ジャバラ式は折りたたみ構造なため、隙間なく網を張るための調整作業が必要です。

これらの追加作業によって、工賃が通常の網戸よりも2倍前後高くなるケースもあります。

また、自分で特殊な網戸を張り替える場合は、工程が複雑で仕上がりが不均一になりやすいため、プロに依頼する方が安全で確実といえます。

出張費用の有無

出張作業を依頼すると、作業員の移動や人件費が加算されるため、1枚あたり500円から2,000円程度高くなることがあります

複数枚依頼すると差額が積み重なり、総額が予想以上に膨らむ可能性がある点に注意しましょう。


一方、店舗に直接持ち込む場合は出張費用が不要になるため、純粋に材料費と工賃だけで済みます。

特に小型の網戸や標準的な引き違い戸であれば、持ち込みやすいためコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

ただし、大型の網戸や重量のあるフレームは自分で運ぶ手間が発生し、搬入経路の確保や店舗の混雑状況によっては持ち込み作業がスムーズに進まないケースも考えられます。

費用と手間のバランスを見極めて、出張か持ち込みかを選ぶことが大切ですよ。

網戸の張り替え費用を安く抑えるには?

張り替え費用を安く抑えたい場合は、次の方法を試してみてください。

  • 店舗に持ち込む
  • 張り替えネットは安いものを選ぶ

店舗に持ち込む

網戸の張り替え費用を抑えたい場合、出張サービスを利用せずに店舗へ直接持ち込むのがおすすめです。

出張作業では、作業員の移動費や人件費が上乗せされるため、同じ網戸でも1枚あたり500円から2,000円程度高くなることがあります

特に複数枚の網戸を依頼する場合は差が大きくなるため、総額を節約するには店舗への持ち込みが適しています。


さらに、持ち込みであれば作業のスケジュールも自分で調整しやすく、混雑状況に応じて待ち時間を減らすことも可能です。

注意点としては、店舗の営業時間や持ち込み可能なサイズを事前に確認しておくことです。

大型の掃き出し窓や特殊な網戸は店舗で対応できない場合があるため、持ち込む前に確認することで自宅と店舗の無駄な行き来を避けられます。

張り替えネットは安いものを選ぶ

網戸の張り替え費用の大部分は材料費で占められているため、張り替えネットを安価なものにするだけでも大幅に費用を抑えられます。

一般的にはポリエステルやポリプロピレン製のネットが安価で手に入り、1枚あたり数百円〜1,000円程度で購入可能です。

一方、ステンレスやグラスファイバー、外からの視線を遮るプライバシーネットなどの特殊素材は耐久性や機能性が高い反面、費用が数千円から数万円になる場合があります

また、害虫の侵入をしっかりと防ぎたい場合はメッシュ数の多いネットが必要ですが、細かすぎると価格も高くなるため住環境に合わせてバランスを考えることが大切です。

コストを最優先したい場合は、標準的な張り替えネットを選ぶようにしてみてくださいね。

網戸を張り替えるべきタイミング

網戸を長く使用していると、ネットの劣化や汚れ、たるみなどによって本来の機能を十分に果たせなくなることがあります。

特に、網戸は害虫の侵入を防ぐ役割を持つため、張り替えせず放置すると快適な環境を維持できなくなる可能性がある点に注意が必要です。

網戸を張り替えるべきタイミングは、次の4つです。

網戸張り替えのタイミング

・ネットが破れている
・ネットにたるみがある
・ネットがひどく汚れている
・網戸を閉めても虫が入る

まず、ネットに穴や破れを見つけた場合は補修では対応できないこともあるため、基本的には張り替えが必要です。


特に補修してもすぐに破損する場合や、穴が大きい場合は早めに張り替えましょう。

また、ネットがたるんでいたり、汚れが目立つ場合も注意が必要です。

風や日光、排気ガスなどによる劣化で目立つ汚れは、掃除では改善できないことが多いため、ネット自体の張り替えを検討してみてください。

さらに、網戸を閉めているのに虫が室内に入る場合、網戸のネットやフレームが劣化している可能性があります。

このような症状が出ていると、網戸本来の性能が失われていることが多いため、早めに張り替えを行いましょう。

網戸張り替えの料金に関するよくある質問

Q
カインズの網戸張り替えはいくらかかる?
A

>カインズでは、1枚あたり3,580円〜で網戸の張り替えが可能です。料金には、メッシュやゴム交換なども含まれています。出張作業を行ってもらえますが、事前の現地調査はなく直接の施工となる点に気をつけましょう。なお、自分で張り替えたい場合はカインズオンラインショップから網戸本体や張り替えネットを購入してみてください。

Q
コーナンの網戸張り替えの料金は?
A

コーナンでは、3,850円(税込)〜網戸の張り替えが行えます。サイズやメッシュ数などで料金は大きく変動します。たとえば、小さいサイズの網戸は3,850円(税込)から交換が行えますが、大きいサイズであれば10,000円以上かかる点に注意が必要です。また、アコーディオンタイプやロールタイプなどの張り替えは行えません。そのほかの注意点として、網戸本体の費用のほかに工賃として一律3,850円(税込)が別途必要となります。

Q
コメリの網戸張り替えの料金は?
A

コメリでは、1,700円(税込)〜で網戸の張り替えが可能です。18メッシュ・20メッシュ・24メッシュなど幅広い種類からネットを選べます。ほかのホームセンターと比べて料金が安く設定されていますが、張り替え枚数が3枚以下の場合は別途交通費として7,300円(税込)が必要です。なお、張り替え作業は網戸1枚から依頼できます。実際の作業はコメリが行うのではなく、提携業者が張り替えを実施する点に留意しましょう。

Q
網戸の寿命はどれくらいある?
A

網戸の寿命は、使用状況や設置環境、素材などによって差があります。特にネット部分は紫外線や風雨、排気ガスなどにさらされることで劣化が進み、素材によって耐久性も変わります。たとえば、ポリエステルやポリプロピレン製の網戸は比較的安価で扱いやすい反面、日光や摩擦で5〜10年程度で張り替えが必要になる場合が一般的です。一方で、グラスファイバーやステンレス製の特殊なネットは寿命が長く、15〜20年ほど使用可能です。また、フレーム部分はアルミ製なら比較的長持ちしますが、木製の場合は腐食や反りが生じやすく、定期的なメンテナンスが必要となります。設置環境や使用頻度に応じて、ネットの破れ・たるみ・汚れなどを目安に張り替えを検討すると、網戸を快適に長く使うことができます。

Q
網戸の色による違いはある?
A

網戸の色によって、視界の見え方やプライバシーの確保に違いがあります。黒色の網戸は外から室内の様子を見えにくくしつつ、室内から外の景色を比較的クリアに確認できるのが特徴です。一方、グレーの網戸は室内から外をやや見えにくくする効果がありますが、プライバシー保護は黒色ほどではありません。ホワイトなど一般的な明るい色の網戸に比べると、黒やグレーはやや費用が高くなる傾向があります。また、キャラクターや柄入りのデザイン網戸は視覚的な楽しさがありますが、その分コストが上がります。見え方やデザイン性、費用のバランスを考慮して色を決めるとよいでしょう。

網戸は定期的に張り替えてメンテナンスしよう

網戸は外気やホコリ、紫外線などに日々さらされているため、時間の経過とともに劣化していきます。

ネットが破れたりたるんだり、汚れが目立つようになると、害虫の侵入を防いだり換気したりするなどの本来の役割が果たせなくなるため、定期的な張り替えが必要です。

特にフレームが歪んで隙間ができると、網戸を閉めても害虫が入り込みやすくなります。

一般的には、使用から5〜10年程度を目安にネットの状態を確認して、破れやたるみ、汚れが目立つ場合は早めに張り替えることがおすすめです。

寿命を延ばしたい場合は、ステンレスやグラスファイバーなどの高耐久素材のネットやフレームを使用するとよいでしょう。

定期的に網戸のメンテナンスを行うことで、害虫やホコリの侵入を防ぎ、快適な室内環境を維持できますよ。

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