ドラム式洗濯機の洗濯槽の掃除は過炭酸ナトリウムで簡単ピカピカ!

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ドラム式洗濯機の洗濯槽は、すすぎで流し切れなかった洗剤や柔軟剤の成分、乾燥を使った時に衣類から出るわたぼこりなどで、使っているうちに洗濯槽には汚れが溜まってきてしまいます。

洗濯槽の内側が一見汚れて見えない場合でも、洗濯槽に空いている穴の中や洗濯槽の外側に汚れが溜まっているケースが多いです。

洗濯した後に、衣類に小さなホコリや糸くずなどが付きやすい場合は、洗濯槽が汚れているサインのため、洗濯槽を掃除する必要があるでしょう。

【記事作成】おうちにプロ 編集部
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ドラム式洗濯機の洗濯槽の掃除方法(所要時間:90分)

必要な物

必要な物は、ドラッグストアやホームセンター等で売っている白い粉末状の過炭酸ナトリウム、バケツ、50℃くらいのお湯です。

  • 過炭酸ナトリウム
  • バケツ
  • お湯(50℃くらい)

過炭酸ナトリウムとは
過炭酸ナトリウムとは、炭酸ナトリウムと過酸化水素でできている酸素系漂白剤です。使用後は水と酸素、炭酸ソーダに分解され、環境や身体への影響が少ないことが特徴です。

1洗濯槽にお湯を入れる

50℃くらいの熱めのお湯をバケツに注ぎ、洗濯槽へ入れます。お使いの洗濯機によって入れるお湯の量は異なりますが、扉から溢れない程度が目安です。

今回はパナソニックのドラム式洗濯機を掃除しましたが、15~20リットル程度入れました。

やけどに注意

給湯器のリモコンで、給湯温度を調整することで50℃のお湯を簡単に作ることができます。高温となるため、やけどに十分注意をして、お湯を注ぎ終えたら、すみやかに給湯温度を元の温度に戻すようにしましょう。(そのままの温度にしてしまうと、入浴時などに事故につながる危険があります。)

2過炭酸ナトリウムを計る

お湯10リットルにつき、100gを目安に過炭酸ナトリウムを計ります。(だいたいで大丈夫です。)今回は、お湯を20リットル入れたので、200g使いました。

3洗濯槽に過炭酸ナトリウムを入れる

洗濯槽に過炭酸ナトリウムを入れます。

過炭酸ナトリウムをお湯に入れると、ブクブクと発泡して白く濁ります。

430分間つけ置きする

このまま30分間つけ置きします。

5【30分後】洗濯槽を手で回転させて再びつけ置きする

30分経過したら、洗濯槽を1/3程度回転させて、再び30分間つけ置きします。
この作業を2回繰り返して、洗濯槽全体がつけ置きされるようにしましょう。

やけど・かぶれに注意
洗濯槽を回転させる時、洗濯槽はお湯によって熱くなっているため、やけどをしないように注意しましょう。また、過炭酸ナトリウムの溶けたお湯に直接皮膚が触れないように、ゴム手袋などを着用することをおすすめします。

6標準コース(洗濯・すすぎ・脱水)を運転する

つけ置きが終わったら、洗濯・すすぎ・脱水運転をしてください。この時に洗剤や柔軟剤を入れる必要はありません。

7洗濯槽の掃除完了

過炭酸ナトリウムによって洗濯槽がピカピカにキレイになりました。2~3ヶ月に1度を目安に洗濯槽の掃除をすることで、清潔な状態をキープできるでしょう。

掃除後は、排水フィルターや槽乾燥を忘れずに

洗濯槽の汚れがひどかった場合、排水フィルターにヘドロのような汚れが溜まる場合があるため、洗濯槽の掃除後に排水フィルターも洗っておきましょう。

(掃除中に排水フィルターを絶対に取り外さないようにしてください。お湯が漏れてきてしまいます。)

洗濯槽掃除後は、中が濡れた状態のため、このまま扉を閉めたままにするとカビが発生してしまう恐れがあるため、中が十分に乾いてから扉を閉めるようにしましょう。(機種によっては、槽乾燥モードが搭載されています。)

機種によっては、酸素系漂白剤の使用を禁止のものもあるので、掃除をする前に必ず取り扱い説明書を確認しましょう。

ドラム式洗濯機の洗濯槽を汚れにくくする方法

普段のお洗濯の時に、ちょっと工夫するだけで、洗濯槽に汚れが溜まりにくくすることができます。

必要以上の洗剤や柔軟剤を入れない

洗剤や柔軟剤を多く使うと、どうしても洗濯槽に成分が残ってしまい、洗濯槽が汚れる原因になります。洗剤や柔軟剤は、洗濯物の量や水の量に応じたボトルに書かれている適切な量を使い、必要以上に多く入れてしまわないようにしましょう。

すすぎは2回する

洗濯槽の汚れは、洗濯の時に入れた洗剤がすすぎの時に流れ切れず、洗濯槽に残ってしまうことが原因の一つです。

特に最近の洗剤では「すすぎ1回でもOK」というタイプも増えてきているため、洗濯槽に洗剤が残りがちです。

実は、ドラム式洗濯機は、縦型に比べて使う水の量は少ないので、すすぎを2回行うことで、洗濯槽に洗剤が残ることを防ぐことができます。

槽乾燥モードを運転する

扉が上部についている縦型の洗濯機と異なり、ドラム式洗濯機の扉は横に開くため、どうしても洗濯が終わった後に邪魔になるため閉めてしまいがちですが、洗濯をした後は、洗濯槽には水分が残っていて、このまま扉を閉めてしまうとカビの発生の原因となります。

黒カビが発生してしまうと、洗濯の度に衣類へカビ汚れや臭いがついてしまうなど、衛生上よくありません。

洗濯をした後は、槽乾燥モードを使うなどして、洗濯槽をしっかりと乾かしましょう。

ドアのゴムパッキンはこまめに掃除する

ドラム式洗濯機のドアについているゴムパッキンは、ホコリや衣類の糸くずなどが溜まりやすく、放っておいてしまうと、ゴムパッキンの詰まった汚れによって洗濯槽まで汚れてきてしまいます。

洗濯をする度に、ドアのゴムパッキンをティッシュやタオルなどで拭いてあげることで、ホコリなどを取り除くことができ、洗濯槽が汚れにくくなります。

【まとめ】2~3ヶ月に1度、過炭酸ナトリウムで洗濯槽を洗うことでキレイを保てる!

ドラム式洗濯機は、洗濯から乾燥までを一貫してでき便利な半面、縦型の洗濯機に比べて、汚れが溜まりやすく、定期的な洗濯槽の掃除が欠かせません。

2~3ヶ月に一度、季節毎を目安に、過炭酸ナトリウムとお湯を使って洗濯槽を洗うことで、清潔な状態をキープすることができます。

汚れがひどい場合や面倒くさい方はプロの業者に依頼

何年も洗濯槽の掃除をしていなくて洗濯槽の汚れがひどい場合や、自分でやるのは面倒くさいという方は、プロの業者へドラム式洗濯機の分解クリーニングを依頼しましょう。

ドラム式洗濯機分解クリーニングの相場は、25,000~30,000円程度と、やや高めですが、洗濯槽だけでなく、普段掃除することができない洗濯機本体の内部に溜まってしまったホコリや洗剤残りも取り除くことができるため、洗濯機を徹底的にキレイにすることができます。また業者によっては、掃除と一緒に、モーターやベルトなどの部品の交換にも対応しています。

おうちにプロでは、全国のハウスクリーニング業者の中から洗濯機クリーニングを提供している業者を価格と口コミから検索して、ネットで予約ができます。ぜひご活用ください。

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