お風呂の換気扇の換気扇は自力で掃除できる?掃除頻度や注意点も解説

更新日:

お風呂の換気扇は、掃除していないとホコリが溜まり、換気の効率が悪くなってしまいます。湿気を十分に逃せなければ、カビや雑菌が増えることにつながりかねません。

できることなら定期的に掃除をして、清潔な空間を保ちたいですよね。しかし、「高い場所にあってなかなかできていない」「どうやって掃除すればよいのかわからない」という方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、お風呂の換気扇を掃除する方法と、掃除を行う際の注意点について紹介します。

この記事を参考に、ぜひお風呂の換気扇を掃除してみてください。
この記事でわかること
  • ・お風呂の換気扇を掃除しないと、換気の効率低下やカビの繁殖、異音の発生につながる
  • お風呂の換気扇にホコリや汚れが溜まると、浴室内の空気が清潔に保てなくなり、カビや雑菌の繁殖につながります。換気の効率が落ちてファンに負荷がかかり、電気代が余分にかかることも。ホコリが蓄積されて塊になると、異音が発生する場合もあります。

  • ・お風呂の換気扇の掃除方法は、ホコリを取り除いてから水洗いし、よく乾かすこと
  • お風呂の換気扇を掃除する場合、カバーやフィルター、シロッコファンなどのパーツを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります。中性洗剤と水で洗ったあと、よく乾かしてから元に戻します。掃除を行う頻度として、フィルターとカバーは週1回程度、内部の掃除は3か月に1回程度が目安です。

  • ・浴室乾燥機付きの場合や、作業に不安のある場合は、プロにクリーニングを依頼するのがおすすめ!
  • プロのお風呂(浴室)換気扇クリーニングに依頼すると、換気扇内部の掃除が難しい場合でも、すみずみまで綺麗にしてもらえます。高いところでの作業や、乾燥機の取り付け自体が不安な場合も安心です。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

【記事作成】おうちにプロ 編集部
ハウスクリーニングのプロが監修したお掃除や家事の時短アイディアや役立つアイテムをご紹介。毎日の暮らしをちょっと楽しく・ちょっと豊かにする情報を発信中!

お風呂の換気扇掃除が必要な理由

お風呂の換気扇は、定期的な掃除が必要です。ここでは、掃除が必要な理由について解説します。

【お風呂の換気扇掃除が必要な理由】

・カビや菌が繁殖する
・電気代が高くなる
・ホコリが落ちてくる
・異音が発生することがある

カビや菌が繁殖する

お風呂の換気扇に汚れが溜まり、十分に換気できない状態が続くと、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

カビの主な原因は、30度前後の「温度」と高い「湿度」、皮脂や石鹸カスによる「汚れ」です。浴室ではこの3つがそろっているため、カビが発生しやすい状況となっています。


カビを発生しにくくするには、浴室内や換気扇の汚れを落として清潔に保ち、換気扇によって湿った空気を外に出すことが必要です。

換気扇のフィルターやファン部分に汚れが溜まってしまうと、換気効率が落ち、十分に湿気を逃せなくなってしまいます。

電気代が高くなる

換気扇は、室内の空気を吸い込み、屋外へ排出するしくみとなっています。

お風呂の換気扇にホコリが溜まると、スムーズに空気が通らなくなり、換気効率が落ちてしまいかねません。


浴室内の空気を吸い込むのによりエネルギーが必要となるため、電気代が高くなる恐れがあります。

特に、浴室内は常に換気しておくことが勧められるので、24時間換気をつけている人はその分電気代もかさみやすいでしょう。

換気扇を効率よく稼働させるには、ホコリがたまらないよう、定期的に掃除することが大切です。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

ホコリが落ちてくる

換気扇は、室内の空気と一緒にホコリも吸い込んでいます。普段は目に見えないホコリも、掃除しない期間が長くなると塊になり、落ちてくる可能性があります。

ホコリにはダニのフンや死がい、カビなども含まれているため、ホコリが落ちてくるお風呂場は清潔とはいえません。

衛生的にお風呂を使うためには、換気扇にホコリが溜まらないよう掃除することが大切です。

異音が発生することがある

換気扇の掃除を怠ってホコリが溜まると、塊となって換気扇の動きを妨げ、異音が発生する場合があります。異音を放置すると、故障してしまうことになりかねません。

故障までいかなくても、換気扇のファンに余計な負荷がかかって電気代が高くなる可能性も高いでしょう。


正常に動かせていないため、浴室内を十分に換気できず、空気を清潔に保つことが難しくなってしまいます。

異音の原因はホコリだけでなく、経年劣化の場合や、錆びてしまっている場合もあります。掃除をしても治らない場合は、業者へ修理を依頼しなければなりません。

いずれにしても、早めに掃除する必要があります。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇の掃除方法

ここからは、実際にどのようにお風呂の換気扇を掃除すればよいのか、「カバーを外せるタイプ」と「カバーを外せないタイプ」に分けて手順を説明します。

カバーを外せる場合 カバーを外せない場合
1,カバーフィルターなどのパーツを外す
2,外したパーツのホコリを掃除機で吸う
3,外したパーツを水で洗う
4,パーツをよく乾燥させる
5,本体を掃除する
6,パーツを元の位置に取り付ける
1,フィルターを取り外す
2,フィルターの汚れを取り除く
3,フィルターを乾かす
4,本体カバーのホコリを掃除機で吸う
5,フィルターを元の位置に取り付ける

掃除を始める前に準備するもの

まずは、以下の道具を準備しましょう。

・中性洗剤(お風呂用、または台所用)、もしくは重曹
・バケツ(外した部品が入るもの)
・スポンジ
・掃除用ブラシ、または古い歯ブラシ
・雑巾(水拭き用と乾拭き用)
・掃除機
・ゴム手袋
・マスク、あればゴーグル
・脚立または椅子(換気扇に手が届くようにするため

床が濡れていると足元が滑って危険なだけでなく、湿気がこもってカビの原因になります。掃除中は換気扇を回せないので、浴室全体が乾いた状態で行いましょう。

感電のおそれがあるため、換気扇の電源とブレーカーは切ったうえで掃除を始めてください。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

カバーを外せるタイプの場合

取り外しできる部位は、換気扇によって異なります。必ず取扱説明書を確認してから掃除に取り掛かりましょう。

ここでは、一般的な浴室換気扇の掃除方法を紹介します。

1、カバー・フィルターなどのパーツを外す

まずは、本体カバーを下に引っ張って外しましょう。V字型の針金で固定されている場合は、針金をつまんで引っ張ると取り外せます。

フィルター、プロペラ、シロッコファンを順に取り外していきます。

取り外しできそうなものでも、取扱説明書に外せることが記載されていないものは外さないようにしましょう。

2、外したパーツのホコリを掃除機で吸う

掃除機を使って、外したパーツのホコリを吸っていきます。


ホコリを吸わずに水で濡らしてしまうと、へばりついてとりにくくなるため、乾いた状態で取り除くことが重要です。

掃除機のブラシ付きノズルやハンディーモップ、乾いた雑巾などを使ってホコリを落としながら掃除機で吸うと落としやすいでしょう。

3、外したパーツを水で洗う

外したパーツをシャワーで洗い流していきましょう。


汚れが強い場合は、ホコリを取り除いてから中性洗剤、または重曹でつけ置きすると落ちやすくなります。

つけ置きする時間の目安は、中性洗剤なら30分〜1時間程度、重曹なら一晩ほどです。頑固な場合はスポンジや、やわらかい歯ブラシでこすって落とします。

洗剤を使った場合は、水でよく洗い流しておきましょう。

4、パーツをよく乾燥させる

水でよく洗い流したあと、乾拭きし、陰干しして乾燥させます。

水に濡れたまま取り付けると故障の原因になるので、十分に乾かすことが重要です。

5、本体を掃除する

パーツを乾燥させている間に、換気扇本体のホコリを掃除機で吸い取ります。パーツの掃除と同様に、乾いた状態でホコリを取り除くことがポイントです。


汚れが強い場合は、ぬるま湯で濡らして固くしぼった雑巾で拭きとりましょう。

直接水をかけたり、洗剤をかけたりすると故障の原因になります。

先の尖ったものや固いもので強くこすると、塗装面が剥がれてサビの原因になるのでやめてください。

6、パーツを元の位置に取り付ける

洗ったパーツが十分に乾き、本体の掃除も終わったら、パーツを外した逆の順番で取り付けて終了です。

ブレーカーと電源スイッチをONにして、異音がしないか確かめましょう。

近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

カバーを外せないタイプの場合

浴室乾燥機付きの換気扇は、カバーを取り外せないことがほとんどです。このタイプでは、カバーの外側とフィルターのみ掃除します。

掃除方法は製品によって異なるので、必ず取扱説明書を確認しましょう。ここでは、カバーが取り外せない換気扇の一般的な掃除方法について解説します。

1、フィルターを取り外す

換気扇の横にあるつまみを引っ張り、フィルターを取り外します。

形状が異なる場合は、取扱説明書にある取り外し方法を参考にしてください。

2、フィルターの汚れを取り除く

フィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。早く綺麗にするコツは、いきなり水洗いせず、ホコリが乾いた状態で取り除くことです。


ホコリが濡れてしまうと、へばりついて取りづらくなってしまいます。

乾いた状態でホコリを取り除いたあと、汚れがひどい場合は、歯ブラシに中性洗剤をつけて優しくこすりましょう。中性洗剤を溶かした水に30分程度つけておくのも効果的です。

強くこすったり、押さえたりすると網が破損する恐れがあるので注意してください。

洗剤を使った後は、水でよく洗い流しましょう。

3、フィルターを乾かす

フィルターが洗い終わったら、水気をよく切ってから乾かします。


早く乾かしたいからといって、ドライヤーは使用しないでください。熱で変形するおそれがあります。

乾いた布で水分を拭き取ってから、風通しのよい場所に置いておくのがおすすめです。

フィルターを外したまま換気扇を回すと、故障の原因になるので控えてください。

本体カバーのホコリを掃除機で吸う

本体カバーのホコリを掃除機で吸い取ります。

汚れがこびりついている場合は、ぬるま湯で濡らして、固くしぼった雑巾で拭き取りましょう。

5、フィルターを元の位置に取り付ける

フィルターが十分に乾いたら、元の位置に取り付けて終了です。

水に濡れたまま取り付けると、故障の原因になるので完全に乾くまで待ちましょう。

取り付けたら、電源とブレーカーを入れてみて、正常に運転しているか確認してください。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇掃除の頻度

お風呂の換気扇は、定期的に掃除することで綺麗を保てます。内部は3か月に1回程度、カバーとフィルターは1週間に1回程度が目安です。

外側から見てホコリが溜まっているのがわかるようなら、その都度拭き取りましょう。カバー外側やフィルターの簡単な掃除だけなら、5分もかかりません。


カバーとフィルターをこまめに掃除することで、内部にホコリが溜まりにくくなります。

換気の効率が落ちにくくなるほか、内部掃除も簡単に済ませられるようになるので、カバーやフィルターは週1回程度の掃除がおすすめです。

ただし、メーカーによって掃除の推奨頻度が定められているものもあるため、取扱説明書を確認しておきましょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇掃除の注意点

お風呂の換気扇を掃除する際には、以下の7点に注意しましょう。

【お風呂の換気扇掃除の注意点】

・取り扱い説明書を確認する
・掃除前に換気扇の電源を切っておく
・手袋やマスクを着用する
・パーツを洗う際は中性洗剤を使用する
・本体が水で濡れないようにする
・足元が滑らないように注意する
・難しい場合はプロに依頼する

取り扱い説明書を確認する

この記事ではお風呂の換気扇掃除について、一般的な手順を説明しましたが、取扱説明書の手順に沿って行うのが原則です。製品によって、取りはずせるパーツや水洗いが可能な部位、取り付け方法は異なります。

特に、「どこまで取り外せるのか」「パーツを外す順番」「水に濡らしてはいけないパーツがあるか」の3点は、必ず確認しておきましょう。


取り外せないパーツを無理に外そうとするなど、メーカーが推奨していない方法で掃除を行うと、故障や破損の原因になってしまいます。

手元に冊子の説明書がない場合は、各社のホームページからダウンロードできることがほとんどです。

換気扇本体や、リモコンなどに書かれた品番とメーカー名をインターネットで検索してみてください。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

掃除前に換気扇の電源を切っておく

水回りの電化製品を扱う際には、感電しないように十分注意する必要があります。掃除前には、必ず換気扇の電源とブレーカーを切っておきましょう。

電源スイッチだけで十分と考える人もいるかもしれませんが、電気を供給しているブレーカーも切っておいたほうが安全です。


家族が誤って電源を入れてしまったり、スイッチが壊れていたりする可能性もゼロではありません。

確実に電源が切れていることを確かめるために、ブレーカーを切った上で、一度電源スイッチを入れてみます。スイッチを入れてみても換気扇が動かなければ、電気が流れていることはないでしょう。

電源とブレーカーが確実にOFFになっているのを確認してから、換気扇の掃除を始めるようにしてください。

手袋やマスクを着用する

お風呂の換気扇は高いところにあるため、ホコリやカビの胞子が落ちてくる可能性が高いといえます。


ホコリやカビの胞子を吸い込んでしまうのを防ぐために、マスクを装着しましょう。

ホコリが目に入るのを防ぐため、できればゴーグルやメガネも装着することをおすすめします。

また、ゴム手袋をつけておくと、洗剤による手荒れや、換気扇のパーツによるケガの防止に効果的です。

掃除に取り掛かる前に、目や口、手を保護するアイテムを身につけましょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

パーツを洗う際は中性洗剤を使用する

換気扇のパーツを洗う際には、中性洗剤を使いましょう。

換気扇のプロペラやシロッコファンなどのパーツは、プラスチックや金属でできているのが一般的です。


アルカリ性の洗剤やカビ取り剤を使うと、刺激が強くコーティングを剥がしてしまうおそれがあります。

金属であれば、サビが発生してしまうことにもなりかねません。

お風呂の換気扇は、基本的に台所の換気扇のような油汚れもないため、刺激の強い洗剤を使用しなくても十分綺麗になるはずです。

アルカリ性の洗剤やカビ取り剤は使用せず、中性洗剤と水で洗うようにしましょう。

本体が水で濡れないようにする

お風呂の換気扇本体に、直接水や洗剤をかけるのはよくありません。


本体は電気器具であるため、水に濡れると故障してしまう恐れがあります。

水に濡れた手でも触らないよう注意が必要です。水に濡らした雑巾で本体の汚れを拭き取る場合には、固くしぼったうえで行いましょう。

なお、取り外したパーツを洗って元に戻す際には、十分に乾かします。

水気が残っている状態で取り付けるのは、故障の原因になるのでやめましょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

足元が滑らないようにする

お風呂の換気扇は、基本的に天井にあるため、人によっては脚立が必要です。


脚立に乗り降りする際に足元が滑ったり、脚立自体が動いたりしてしまうとケガや事故のもとになります。

足元が滑らないようにするには、お風呂の床が乾いている状態で作業を行いましょう。滑り止め付きのお風呂用スリッパを使うこと、グラグラせず安定した脚立を使うことも大切です。

脚立を使用して高いところで作業するのに不安な場合は、プロに依頼することも検討しましょう。

難しい場合はプロに依頼する

お風呂の換気扇掃除が難しい場合や、不安のある場合はプロにお願いするのも一つの方法です。


換気扇は高いところにあるため、足元が不安定になりやすく危険な場合もあります。

本体の奥まで手を伸ばそうとして、バランスをくずしてしまうこともあるでしょう。

また、浴室乾燥機付きの場合はカバーを取り外せず、自力で掃除をするのは困難です。内部のホコリを取り除きたいと思っても、外側から掃除機で吸う以上のことはできません。

浴室乾燥機付きでカバーとシロッコファンを外せない場合や、頑固な汚れで取れない場合などは、無理をせず業者に掃除してもらいましょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇汚れを予防するには

お風呂の換気扇を綺麗に保つためには、定期的な掃除が必要ですが、できることなら手間を減らしたいですよね。

ここでは、お風呂の換気扇掃除を楽に済ますためのコツについて紹介します。

【お風呂の換気扇汚れの予防法】

・使い捨てフィルターを使う
・こまめにフィルター・カバーの外側を掃除する
・換気扇を24時間回す

使い捨てフィルターを使う

市販の使い捨てフィルターは、簡単な方法のひとつです。換気扇の外側に貼り付けるだけで、使い捨てフィルターがホコリをキャッチしてくれるので、内部にホコリが届きにくくなります。

フィルターを使用しても換気扇掃除は必要ですが、内部に溜まるホコリの量は減らせるでしょう。


使い捨てフィルターが汚れたら、張り替えるだけなので手間もほとんどかかりません。

ただし、換気効率は落ちる点や、頻回に取り替えなければならない点には注意が必要です。

フィルターが一枚増えるため、換気扇が空気を吸い込むのに負荷がかかり、電気代があがる可能性もあります。

できるだけ通気性のよいものを選び、こまめに取り替えるようにしましょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

こまめにフィルター・カバーの外側を掃除する

1回の掃除にかかる時間を減らすために、こまめにフィルターとカバーの外側を掃除することも有効です。


カバーとフィルターの掃除を怠ると、ホコリが内部に入り込んでしまいやすくなります。

換気扇内部は構造が複雑になっていることも多く、自力で綺麗にするのは大変です。

フィルターとカバー外側だけなら、短時間で済みますし、それほど手間もかかりません。

週1回程度のカバーとフィルター掃除を習慣化し、内部にホコリが入りにくい状況にすれば、内部掃除も簡単に済ませられるでしょう。

換気扇を24時間回す

カビの発生を抑えて掃除の手間を減らすには、換気扇を24時間回しっぱなしにしておきましょう。


換気しない時間があると、湿気がこもり、カビが発生する可能性が高まります。

なお、24時間換気システムのある場合でも、入浴後は「換気モード」で運転させておくことがおすすめです。

「24時間換気」は弱風であることが多く、入浴後の湿気を逃すには不十分な場合があります。

3時間程度、「換気モード」や「強」などでしっかりと換気を行い、浴室内が乾いたら弱風で24時間回しておくとカビは発生しにくいでしょう。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇掃除をプロに頼むのもおすすめ

お風呂の換気扇掃除は、自分でできる範囲には限りがあります。

外したパーツの取り付けが不安な場合や、浴室乾燥機付きで内部掃除ができない場合などは、プロに頼むのもおすすめです。

ここからは、お風呂の換気扇掃除をプロに頼むメリットと、料金相場を紹介します。

お風呂の換気扇掃除をプロに頼むメリット

【換気扇掃除をプロに頼むメリット】

・業者によっては、浴室乾燥機付きでも内部の掃除が可能
・自力では取りきれなかった汚れ・カビ・菌も綺麗にしてもらえる
・取り外し・取り付けが不安な場合もプロに任せられる
・自分で掃除する手間がかからない
・足元が滑ったり、ホコリを吸い込んだりなどケガや健康被害のリスクが下がる

カバーが外せないタイプの場合、換気扇内部は自力で掃除できません。


業者に依頼すれば、浴室乾燥機付きの換気扇でも分解して掃除することも可能です。

また、カバーを外せるタイプの換気扇の場合でも、細部の汚れが残っていたり、カビが繁殖してなかなか取れなかったりすることもあります。

日頃の掃除にあわせて、年1回程度プロに依頼すると綺麗な状態を保てるでしょう。

プロに任せることで、換気扇掃除に不安のある方も、手間をかけることなく浴室乾燥機を綺麗にできます。

お風呂の換気扇掃除の料金相場

お風呂の換気扇掃除は、お風呂(浴室)クリーニングのオプションサービスとして依頼できる場合と、単独で依頼する場合があります。

料金の目安は、お風呂(浴室)クリーニングが10,000円〜20,000円程度、オプションとして換気扇掃除を依頼すると、2,000円〜10,000円程度です。


お風呂の換気扇掃除を単独で依頼する場合は、7,000円〜10,000円程度が目安になります。

作業の範囲や、料金設定には業者によって差があるため、プランを比較して自分にあったものを選ぶとよいでしょう。

浴室乾燥機付きの場合だと作業が複雑になるため、高額になる傾向にあります。
近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

お風呂の換気扇掃除に関するよくある質問

Q

お風呂の換気扇掃除は簡単ですか?

A

浴室乾燥機付きか、そうでないかによっても異なります。カバーが外せるタイプであれば、自力で内部掃除をすることも可能です。浴室乾燥機付きのものは、カバーが取り外せないため内部を自分で掃除することはできません。また、日頃から定期的に掃除を行っていれば、比較的簡単に済ませられますが、汚れが蓄積してしまうと自分で綺麗にするのは難しくなります。



Q

お風呂の換気扇掃除には何の洗剤を使えばよいですか?

A

お風呂の換気扇掃除をする際には、浴室用もしくは台所用の中性洗剤を使用しましょう。アルカリ性洗剤やカビ取り剤は、換気扇のパーツのコーティングを剥がしてしまうおそれがあります。



Q

お風呂の換気扇の掃除を楽にするために、使い捨てフィルターを使った方が良いですか?

A

使い捨てフィルターを使用し、こまめに交換することで本体にホコリがはいりにくくなり、掃除を楽にすることもできるでしょう。ただし、吸気性が落ちることが注意点です。なるべく吸気性を落とさないために、こまめに使い捨てフィルターを交換するようにしてください。



Q

お風呂の換気扇掃除をしたいけど、カバーの外し方が分からない時はどうしたらいい?

A

お風呂の換気扇カバーは、下に引っぱると外すことが可能です。多くの換気扇ではV字型のワイヤーのようなもので固定されているので、V字をI字にするようなイメージでつまむと完全に取り外せます。なお、浴室乾燥機付きのものは自分で外せません。



Q

お風呂の換気扇は、どのような状態なら業者に掃除を頼んだ方がいい?

A

自分で内部掃除ができない浴室乾燥機付きのものや、自分で掃除することに不安がある場合は業者に頼みましょう。汚れが強い場合も、自分で落とすことは困難です。数か月から数年単位で掃除をしていない場合も、プロに任せるのをおすすめします。



Q

お風呂の換気扇は24時間回しっぱなしのほうがよいのでしょうか?

A

浴室内の空気を清潔に保つには24時間換気しておくことがおすすめです。換気を止めてしまい、湿気がこもってしまうとカビが発生しやすくなってしまいます。換気扇を回す際は、浴室のドアを閉めましょう。ドアを開けたまま換気扇を回すと、浴室外からの空気が入ってしまい、浴室内の湿った空気が吐き出すのに効率的ではありません。



Q

お風呂の換気扇の取り扱い説明書がない場合は?

A

お風呂の換気扇の取扱説明書がない場合、インターネットからダウンロードできるケースがほとんどです。多くの場合、換気扇のカバーや、浴室乾燥機のリモコンに品番が記載されているので、品番とメーカー名で検索してみてください。



Q

お風呂の換気扇掃除はどれくらいの頻度で行えばよいですか?

A

お風呂の換気扇は、本体カバー外側とフィルターは週1回程度、シロッコファンやプロペラなど換気扇内部は3か月に1回程度行えば、綺麗に保ちやすいでしょう。



Q

お風呂の換気扇を掃除する際に気をつけることはありますか?

A

お風呂の換気扇を掃除する前に、取扱説明書を確認し、換気扇の取り外し方や外せるパーツ、お手入れ方法を確認しておきましょう。感電を防ぐために、電源とブレーカーを落としておくことも大切です。目や口、手を保護するために、マスクとゴム手袋、ゴーグルかメガネを装着してください。作業中は換気扇を止めなければならないので、浴室内が乾いた状態で行いましょう。



Q

お風呂の換気扇から変な音がする時は、ホコリが原因ですか?

A

お風呂の換気扇にホコリが溜まって塊となり、ファンの動きを妨げて「ゴー」「カタカタ」といった異音が発生する場合があります。換気扇の掃除を行うと解消される場合があるため、掃除してみてください。なお、故障の場合もあるので掃除をしても直らない場合は修理を依頼しましょう。

近所で安くて優良な
浴室クリーニング業者を探す

【まとめ】お風呂の換気扇掃除はホコリを取ってから水洗いする

お風呂の換気扇を掃除しないでおくと換気の効率が落ち、「カビや雑菌の繁殖」や「電気代の上昇」につながることをお伝えしました。

カバーやフィルターは週1回程度、シロッコファンやプロペラなどの換気扇内部が掃除できる場合は3か月に1回程度掃除を行いましょう。

取り外せるパーツは換気扇によって異なるので、作業前に取扱説明書を確認することが大切です。また、感電を防ぐために、掃除を行う際は電源とブレーカーを落としましょう。

改めて手順のおさらいです。

【お風呂の換気扇の掃除手順】

1、本体カバー、フィルター、シロッコファン、プロペラを取り外す。浴室乾燥機付きでカバーを外せない場合は、フィルターのみを取り外す。
2、各パーツのホコリを掃除機で吸い取る。
3、各パーツを水洗いする。汚れがひどい場合は、中性洗剤で30分〜1時間程度、もしくは重曹で一晩つけ置きし、汚れをこすって落とす。
4、各パーツをよく洗い流したあと、乾いた布で拭き取ってからよく乾燥させる。
5、本体に付着しているホコリを掃除機で吸い取る。汚れがついている場合は、ぬるま湯で雑巾を濡らし、固くしぼってから拭き取る。
6、各パーツが乾いたら、元に戻して終了。

この記事を参考に、ぜひお風呂の換気扇を綺麗にしてみてください。

↓↓自分の住んでいる地域で浴室クリーニング業者を探す↓↓

地域 都道府県
北海道 北海道
東北 青森県 岩手県 宮城県
秋田県 山形県 福島県
関東 茨城県 栃木県 群馬県
埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県
中部 新潟県 富山県 石川県
福井県 山梨県 長野県
岐阜県 静岡県 愛知県
近畿 三重県 滋賀県 京都府
大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
中国 鳥取県 島根県 岡山県
広島県 山口県
四国 徳島県 香川県 愛媛県
高知県
九州・沖縄 福岡県 佐賀県 長崎県
熊本県 大分県 宮崎県
鹿児島県 沖縄県

※本記事は、記事内で紹介している商品やサービス等について何らかの事項を保証するものではなく、いかなる組織や個人の意見を代表するものでもありません。記事内で紹介している商品やサービスについての詳細につきましては、当該商品やサービスの公式サイト等よりご確認いただきますようお願いいたします。
※記事内で紹介している商品の代金やサービスの代価等の額は一例であり、実際の金額とは異なる場合がございます。
※記事の内容は、記事の執筆ないし更新時点のものであり、現在の情報と異なる場合がございます。

この記事を読んだ方におすすめ

※本ページの内容については、正確な情報を掲載するよう努力しておりますが、情報の完全性、無誤謬性について、当社はいかなる責任も負うものではありません。暮らしのアイディアとして、自己責任のもとでご利用いただけますようお願いいたします。