エアコン室外機を日よけ対策して節電!おすすめ日よけグッズと専用カバー

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エアコン室外機の日よけ対策をすることで、運転効率が改善されるため、電気代が安くなるなど節電・省エネが実現でき、家計の節約にもつながるかもしれません。室外機の日よけは、専用カバーやすだれ、グリーンカーテンなど、お庭やベランダのエクステリアやデザインにあわせて選択し、直射日光を避け、冷房の効きがよくなるように対策してみましょう。

【記事作成】おうちにプロ 編集部
年間数万台のエアコンクリーニングに携わることで、エアコンクリーニング業者を徹底分析。より多くの人が安心してエアコンクリーニングを利用できるように日々奮闘中。

エアコン室外機は直射日光に当たると電気代がかかる

エアコンの室外機は、冷房運転をしている時、室内にたまっている熱を熱交換器によって外へ放出する役割があります。そのため夏に冷房を使っていると室外機から熱風のような風が出てくるのです。

室外機に直射日光が継続的に当たってしまうと、金属で出来た室外機の内部は高温状態となり、室外機の周辺の地表も日光によって熱い状態となってしまいます。(特にコンクリートや金属で出来ているベランダ・バルコニーは、地表面が熱くなりやすいです。)

直射日光が当たった状態では、周囲の温度が高すぎて、室外機が熱を外へ捨てようとしても捨てきれず、多くの電力を消費しながら、運転を続けてしまいます。

特に猛暑の日等、外の気温が高い日は、エアコンの設定温度も低く下げがちなので、エアコンは設定温度になるまでに冷房運転を休むことなく続けるため、室外機に直射日光が当たった状態だと、運転効率が悪くなり、エアコン自体に大きな負担をかけてしまいます。

過剰な運転を繰り返すと、電気代が高くなることだけではなく、エアコンが故障してしまうなど長く使えなくなる可能性もあります。

直射日光が当たらない場所に置く

室外機を置く場所の基本としては「直射日光の当たらない屋外」を選ぶことです。エアコンを新規で設置する場合、美観的な要件から室外機の置き場はどうしても「目立たない場所」にすることばかりに意識がいってしまいがちですが、一番大切なことは室外機が本来の役割を担い、その力を十分に発揮できる日陰の場所に置いてあげることです。

しかし、家の設計上や設置場所が限られている場合などに、どうしても室外機を直射日光が当たる場所に置かざるを得ない場合があると思います。その場合は、夏場は、室外機の専用カバーやすだれを使って、室外機の放熱の妨げにならないような対策を検討してみましょう。

室外機周辺はスペースを空けておく

室外機は熱を出したり、取り込んだりすることが主な役割のため、常に風が通り、熱がこもらない場所が室外機にとって理想的な環境です。

住宅街を歩いていると、室外機の天板の上に植木鉢やプランターなどを置いているお宅を見かけることがありますが、室外機の上に物を置くと、上部から熱が逃げにくくなり、また風が吹いた時には、土汚れや枯れ葉が室外機の内部に入り込んでしまうため、室外機にとってはあまりよくありません。

室外機の周辺は、できるだけスペースを空けておき、特に風が出てくる送風口の前が塞がってしまわないように注意が必要です。

室外機の日よけ対策におすすめの専用カバーとグッズ

室外機を強い直射日光から守るためには、室外機専用のカバーを取り付ける方法と、すだれなどで日陰を作る方法の2つがあります。

室外機専用カバー(天板型)

天板タイプの室外機専用カバーは、室外機の天板に取り付けるだけで、手軽に真上から来る直射日光を防ぎ、室外機の放熱を促すことができます。

素材には様々なものがありますが、車のフロントガラスにつけるカバーと同じように、銀色のアルミシート(反射材)を用いたタイプやプラスチック製のカバー等が多く販売されています。

価格は500円~1,000円程度で室外機の天板に貼るだけなので、費用と手間をかけずに、簡単に日よけ対策をされたい方におすすめです。

一方で、簡易的な造りをしているため、見た目があまりよくないため、目立つ場所においてある室外機には、正直あまり向いていません。

また、強度のある素材ではなく、紫外線や風雨によって劣化もしてしまうため、基本的には毎夏ごとに新しいものを購入された方がいいでしょう。

室外機専用カバー(箱型)

室外機全体を木製やアルミ製の素材で覆う箱型タイプは、景観を重視するような玄関先やお庭などにおすすめです。

価格は5,000円~10,000円程度と少々高めですが、簡易的な天板型とは異なり、デザイン性が高く、室外機全体を隠すことができるため、ガーデニングをされている方など、エクステリアの一部として利用することも可能です。

見た目がいい箱型の室外機カバーですが、室外機の全体を覆うため、どうしても熱がこもりやすく、送風ファンの風通しが悪いため、室外機の運転効率を下げてしまう恐れがあります。

そのため、箱型の室外機カバーを選ぶ場合は、室外機のサイズに対して、余裕のあるサイズを選び、できる限り、カバーの中で熱が溜まってしまわず、風通しのよさそうなものを選ぶといいでしょう。

すだれ・よしず

夏になるとホームセンターなどで販売される「すだれ」や「よしず」は、昔からある暑さ対策グッズの代表的なアイテムです。

室外機に日陰を作るように設置することで、エアコンの室外機を夏の強い日差しから守ることができます。通気性にも優れているため、エアコンの放熱を妨げにくいことも特徴です。

植物の茎でできているため、雨に塗れて乾かない状態が続くと、腐ってきてしまうため、できるだけ雨に濡れにくい場所で使用されることをおすすめします。

グリーンカーテン

近年ではヒートアイランド現象の対策として、壁面緑化などのグリーンカーテンの普及が注目されていますが、お庭に室外機を設置している場合など、日当たりのいい場所であれば、グリーンカーテンで、室外機の日よけを対策するのもおすすめです。

グリーンカーテンに向いているのはつる性の植物で、プランターで栽培できるものも多くあります。「ゴーヤ」や「ヘチマ」、「きゅうり」「ツルムラサキ」などが育てやすく、ゴーヤやきゅうりは、家庭菜園を兼ねて栽培される方も多いようです。

グリーンカーテンで日よけをする場合は、4~5月頃から種まきなどの準備が必要となり、芽が出て伸びてきたら、誘導ひもやネットでつるを誘引して、日陰をつくっていきましょう。育てる喜びも感じながら、日よけ対策もできるので、ガーデニング好きの方にもおすすめです。

植木

1.5m~2mくらいの背丈の植木がある場合は、室外機の前に植木を置くことで、室外機に当たる日光を塞ぐ役割を担ってくれます。屋外用の植木の多くは、日光を好むものが多いので、植木には光があたり、室外機には日陰ができ、一石二鳥な関係ともいえるでしょう。

植木を室外機の前に置く場合、室外機から出てくる風が植木の幹や葉に直接当たってしまうと、枯れの原因ともなるため、注意が必要です。

室外機の日よけ対策の注意点

室外機を直射日光から守るために日よけ対策する際に、注意していただきたいポイントをまとめました。誤った方法で日よけをしてしまうと、かえって室外機の運転効率を悪化させてしまったり、故障の原因となることもあります。

室外機に水をかけて冷やすのはダメ

室外機の熱を取ろうと、室外機に水をかけて冷やすのは絶対にやめてください。室外機は、風雨に耐えられるような造りをしていますが、バケツで一度に大量の水をかけたり、ホースで内部を水浸しにすることは想定されてはいません。

そのため、室外機に大量の水をかけてしまった結果、内部の部品が破損したり、モーター周辺の潤滑油が流れてしまい異音が発生するなど、故障の原因となる場合があります。

囲い過ぎるのも熱が逃げないためダメ

室外機に日陰を作ってあげようとするがあまり、カバーや壁などで室外機の全体を囲みすぎてしまうと、放熱妨害が生じてしまい、室外機にますます熱が溜まってしまいます。

これでは元も子もない状態なので、室外機の日よけ対策をするときには、必ず風通しがいい状態をキープすることを意識しましょう。特に送風ファンからの風が出る送風口部分は、熱を外に逃がすために重要なパーツとなるため、カバーなどで塞いでしまわないように気を付けましょう。

室外機カバーは黒色を避ける

市販の室外機カバーには、様々な色や柄のものが販売されていますが、できるだけ黒っぽい色や柄のカバーは避けるようにしましょう。

黒は日光の熱を吸収しやすい色のため、熱がたまってしまい日よけ対策としてはおすすめできません。室外機カバーは、日光を反射しやすい白色や銀色のものを選ぶようにしましょう。ちなみに、室外機の本体が白色なのも同じ理由と考えられます。

冬は室外機カバーは不要

室外機カバーは、夏の強い日差しによって室外機の運転効率が悪くなることを防ぐために使用するため、冬場にカバーを付ける必要はありません。暖房運転をする時は、室外機は外の熱を取り込もうとするため、太陽光に当たった方が運転効率がよくなります。

一方で、降雪地帯にエアコンの室外機を設置している場合は、カバーではなく、雪によって室外機が埋もれてしまったり、送風口が塞がってしまわないように、地表面からエアコンを持ち上げるラックなどを使用した方がいいでしょう。(雪が降る地域のエアコン取り付け業者であれば、寒冷地にあわせた室外機の設置をすることが多いです。)

【まとめ】室外機の日よけは、放熱を妨げないカバーやグッズを使う

夏の直射日光から室外機を守るためには、室外機の日よけ対策が欠かせません。専用の室外機カバーを取り付けることで、室外機の放熱を促進することや、すだれやグリーンカーテンなどで日陰をつくってあげることで、エアコンに熱が溜まることを防ぐことができます。

日陰ができても、室外機の送風口が塞がれてしまっては、エアコン内部の熱が逃げにくい状態となってしまうため、放熱を妨げずに風通しがいい状態をつくってあげることが、室外機の日よけ対策をする時に大切なポイントとなります。

室外機の日よけ対策をしても、エアコンの運転効率が改善されない場合は、エアコン本体や室外機の汚れが原因とも考えられるため、エアコンクリーニングを依頼し、分解洗浄も検討してみることをおすすめします。

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